01/7/7の日記の続きです。
たいした内容ではありませんが、ご容赦を。

(続き)

 肩の痛みはいまひとつ治りが悪い。筋肉が引き攣れるような痛みだから、たぶん炎症でも起こしてるんだろう。つまりは筋肉痛。これがすぐさま治らないってことは、ようするに歳なんだろか。とほほ。

昨日は午前中に医者へ寄ってみた。「痛い痛い」とこぼしているとムチウチの治療に使われるようなコルセットを準備された。多少首を固定されて、痛みが和らぐ。それをつけて会社へ出勤。同僚には「なんだそりゃ〜」と笑われるし、暑くてたまらんし。
しかも首を締め付けられるから、圧迫感で夕方には気持ち悪くなってくるし。さんざんだった(苦笑)

今朝になっても、痛みは増すばかり。なんともはや。
しかたなく、今日は一日家でCD三昧。いい機会だからCDを整理しよう。絶対的にスペースがなくなってる。そろそろ聴かないやつを、本格的に処分しなきゃ。

棚を眺めながらどれを処分するか考えてみる。やっぱり決まらない・・・。
だいたい、ぼくの処分の基準は5種類ある。てか、今思いついたのはこの5種類だった。

1)つまんないやつ。僕の趣味に合わないCD。
2)今は聴かないけど、資料的な側面もあって置いてあるCD。
3)今は良さがわからないけど、そのうち理解できる予定のCD。
4)あんまりたいしたことないけど、そこそこ楽しめるCD。
5)つまんないアルバムだけど、一曲だけ(数曲だけ)いい曲があるCD。

1)のタイプ。これはほとんど棚に残ってない。棚の奥に埋まってて、見かけた段階で「これは処分だな」と取り出しちゃうから。
だから、悩むのはこれ以外のタイプだ。

2)の場合が苦しい。例をあげれば、サン・ラとか、ジョン]ーン。けっこうつまんないアルバムもある。だけど、処分できない。
ヘタに処分しちゃうと、将来もいっぺん買いなおさなきゃいけない可能性あるし。別にコンプリートにしよう、なんて思ったことないんだけど。
実はネイキッド・シティって、以前処分したことがある。だけど、また聴きたい。とはいえ買いなおすのが悔しい・・・なんてこともある。

ソウルのコーラス・グループ盤もこのタイプ。よっぽど気に食わない盤でもない限り、どうも処分できやしない。このジャンルは、見かけると適当に買いあさってるから、すでに自分が何を持ってるかも怪しくなってきてる。
これは近いうちに棚の一列を確保して、ソフトケースに全部入れ替えてABC順に並べ替えようかと思っている。近いうちに・・・できるといいなぁ。

続いて3)。このタイプは学生時代だと、けっこうあった。耳のキャパシティが少なくて、自分の判断に自信が持てなかったから。べつに、今は自信があるってわけじゃないけど。
ただ、自分の好みくらいははっきりしてきたから、「将来これは聞くかなぁ」って言う程度の基準なら、もう迷わない。処分する。だって、ほかに「今聴きたいもの」がいっぱいあるんだもの。

それによく考えてみると。3)のタイプで、「このCDは愛聴盤だ」に昇格したのって、ぱっと思いつかない。どっかで見切りをつけて処分しちゃってる。こういうCDは、処分しようかどうしようか、自分の中で迷ってるだけなんだろうな。

さて、4)だ。悩みの種はこれ。火事になったとき、持ち出すか・・・といえば、持ち出さないだろ。でも、聴いててそこそこ面白いんだよね。評価が妙に中途半端。耳なじみがいいけど、愛聴するってほどでもない。

自分のテンションが高いときだと、このタイプは処分できる。
「つまんない!だめ!」って即断即決できるから。だけどテンション低いときだと、次の機会に希望を残して保留してしまう。

しかも、4)にくくられるのって、インディ盤が多い。つまり一度手放すと、二度と手に入らない可能性が高いやつばっか。中古市場でプレミアムがつくやつならまだまし。そんな貴重盤、もってないけど。
単純に時の流れに消え去っていきそうなやつ。こんなのばかりだから始末が悪い。

処分済のものが、ひょっこり話題になって聴きたくなっても、もう手に入らない。もどかしい・・・あんまり悩まないようにしてるけど。
一度処分したあと、「インディ・ポップ・マップ」などで好評価されてるのを見て、ほんのりがっくりきたこともあった。とはいえ、本当にぼくにとって必要な盤なら、そのうちまた手に入るだろう。

そんでもって、5)。あ〜、これが頭痛い。ほとんどの曲はつまらないから処分したい。でも、何曲か好みな曲があるからダメ。処分できない。
その曲だけピックアップしてCD−Rに焼きなおし、後は処分・・・ってのも考えたけど。そこまで手間をかけるほどのもんでもないしなあ。

 そんなこんなで、だらだら書いてしまったけれど。
今日は半日かけて、処分しようとするCDを選んでいた。だけど、ふっと虚しくなる。
なんで、「このCDつまんないよな・・・処分してもいいかな」って、マイナス思考で音楽聴かなあかんのやぁ!って。
こういうのってやっぱり、平日にBGMで鳴らしていて「これつまんないなぁ」って思ったくらいの時がいいのかもしれない。あんまり真剣に「このCDは残しておくべきか・・・」と考えてると、ぐいぐい煮詰っちゃう。

それにそれに。今まで何度もチェックを繰り返してきた盤だから、「あ、これ処分しよ」って決断できるのがさっぱりない。けっきょくたらたら楽しく音楽を聴いた一日・・・って言えるのかなぁ。

たとえば、今日悩んでいた一枚。ディキシー・ジャズのコンピ盤だ。
ビーチ・ボーイズの「ペットサウンズ」に入ってたボーナス曲、「トロンボーン・ディキシー」を聴いてディキシーを聴いてみたくなり、何枚か買ってみた。

なのに「トロンボーン・ディキシー」以上にぐぐっと来た曲はない。でも、処分できずに置いておいた。流して聴いて、そこそこ楽しめるから。上の基準で言えば4)にあたるやつか。
じっくり聴き倒して、けっきょく処分することにした。また聴きたくなったら、もいっぺん買えばいいだろ、と自分に言い聞かせてみる。
一枚判断するのに、なんでここまで自問自答しているんだろう。ううむ。

やっと一枚処分するCDが決定。しか〜し。新しく買いたいCDの置き場がないことには変わりない。最低300枚くらい処分したいなぁ。選び終わるのはいつになることやら・・・。

省略終わり。本編(?)に戻ります