BGMは、特に日記の内容とリンクしてない 場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。 ちなみに、03/8/15までの日記はこっちです |
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ちょっと不注意で、手のひらを軽く火傷しちゃった。ほんのりぷくっといくつか水膨れができてます。 とりあえず家に帰って、馬油をぺたぺた。 しかし両手のひらに油を塗った状態は、なにかと不便ですな。 手のひらがぬるぬるで、うかつに何かへ触れやしない。 今夜のBGM:The Rascals"Love was so easy to give"(1969) ラスカルズの音楽が登りつめ、頂上を過ぎた頃・・・といっては言い過ぎか。 たんまりアレンジに凝った2枚組アルバム、"Freedom suite"より。 popで1位を取ったシングル"People Got To Be Free"を収録し、アルバムはPOPで17位、Blackでは40位まで上がった。 ちなみにもしラスカルズを薦めるなら、初めて聴く人には"Groovin`"にする。完成度なら"Once upon a dream"も捨てがたい。 そういや山下達郎の"Rarities"のジャケは、"Once upon a dream"の影響を受けたようにも見えます。考えすぎかなぁ。 で、この曲は別にシングル・カットされたわけじゃない。 その"People Got To Be Free"の露払いとして、さくっとアルバムに入ってる。 でもひさびさにこのアルバムを聴き返し、キュートさにしびれた。 作曲したジーン・コーニッシュが自ら、甘く軽やかに歌う。 ギターの弾き語りでアレンジしてもはまりそう。 "Groovin`"や"Beautiful morning"を継ぐ曲に位置付け、黒っぽくアレンジしても面白かったのでは。 実際には分厚く塗って、コーダではストリングスまで飛び出す。 ギターとハイハットだけのシンプルなイントロから、一気に膨らむドラマティックなアレンジだな・・・。 小品だがいい曲だよ。何度聴いても飽きない。 |
2003年08月31日 23時34分12秒
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昨日買った焼酎がうまかった。ふだんはロックでコップ一杯ぐいっと飲んだら、いい気分で寝ちまうぼくですが。これはコップ2杯飲んでもほどよく酔って、翌日もそんなに残らない。 さあ、今夜も呑もう。 ちなみに銘柄は「玉露」。鹿児島の(有)中村酒造場が作ってます。 芋焼酎って苦手だったのにな。 昼公演を見に行った後、ワルシャワへウルリッヒ・シュナウスの1stを探しに行くが見つからず。8/29のオールナイト・ライブはパスするので、せめてCDが欲しかった・・・。 しかたないので、小腹も空いたし「やけラーメン」をした。 入った店は改装したのか、ちょっと店の雰囲気変わってる。 カウンターに貼られた案内文に首をひねる。 「スープが見えなくなるほど胡椒を振ってください。パンチのある味に変わります」 別にグルメぶるつもりありませんが。店として、そういう味つけ方の推奨ってOKなの? 今夜のBGM:The Lounge Lizards "Wangling"(1981) ジョン・ルーリー率いるラウンジ・リザーズの同名1stアルバムより。もっともかれら、アルバム一枚残して プロデューサーは中期マイルスの片腕だったテオ・マセロ。 いかにもニューヨークらしい、きっちり計算された青白いジャズが魅力だ。 即興じゃこれは出来ない。かなりきっちり譜面があるはず。 2曲のカバーよりもモンクっぽい"Au contraire arto"へも惹かれたが、今夜の気分はこっち。 威勢良く駆ける"Wangling"のほう。 構成はシンプルだが、とにかくイキがった彼らの熱意が楽しくって。 細身のネクタイをちょいとルーズにきめ、衣装はあくまでスーツ姿。目つき鋭く気取り、しかし音は熱っぽくジャズをかます。 こういうライブやる20代って日本にいないのか。喜び勇んでライブ聴きに行くんだが。 いちおうコード進行を意識した音楽の上で、あえて異物をぶちこむアート・リンゼイのギターが若いなー。 細っこいジョン・ルーリーのアルト・サックスもいかしてる。 タイトなアントン・フィアのドラムも聴きもの。 ふっと思ったが、ドラムは別録り?シンバルの音がいやにきれい過ぎる・・・。 (*1) すみません、実際は何枚もCD出してます。ぼくの勉強不足でした。ご指摘頂いたGさんに感謝します。 |
2003年08月24日 23時14分16秒
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残暑じゃないですよ、これ。夏本番だ。あぢー。 「心頭滅却すれば・・・」なんて気概があるわけもなく、暑さで何もする気がせずにごろごろ。 午後はいいかげん耐えかねて、むりやり買い物へ出かけた。 帰ってやっと涼しくなったと思ったら・・・うとうとしちまった。ちっ、せっかくのすごしやすい時間だったのに。 しかたない、明日こそ。あ、しまった。図書館行くの忘れた。 明日も暑そうだし、涼みに行ってこようかな。 今年の横濱ジャズプロムナード、渋さが出演中止になったみたいですね。 理由は"諸般の事情"とか。まー、内情は知るよしもありません。 野外でのんびり聞けるかなーと期待してただけに、ちょっと残念。 この調子だとギリギリまでスケジュール変わるんでしょうか。 なんかどんどん聴きたいバンドが今年は出ないなぁ。 アマゾンの輸入盤ストアで「輸入盤1000円セール」をやっている。 ロックのラインナップを見てると、かなり渋い盤もあった。どうしよっかなー。 中古盤でAランク盤をこの値段で買えることはまずない。「いずれ買うだろ」と思うなら、安いんだよ、まちがいなく。 でも、とりあえず買って積んどくって状態がなんかイヤ。ただでさえ、ろくに聴いてないCDがあれこれあるのに。 どうしよっかなー。 ちなみに8/26までです。ご興味ある人はアマゾンの「輸入盤ストア」コーナーへレッツ・ゴー。 今夜のBGM:BECK "Ramshackle"(1996) ベックのメジャー2nd作にして、大傑作"Odelay"に収録。 ぼくはこのアルバム大好きだし、「90年代を代表するアルバムは?」と聴かれたら、本盤をあげることに何のためらいも無い。 だけどよく考えたら、この盤は前半ばっかり何度も聴いて、後半を聴く回数は圧倒的に少ないんです。正直なとこ。 あまりに濃密なアルバムなので、前半でおなかいっぱいになっちゃって。 ・・・言い訳になってるのかな。 情報量をこれでもかっと詰め込んだ盤の中で、例外的に静かなバラードがこれ。 どっか歪んで不安定なアコースティック・アンサンブルを従え、ベックが呟くように歌う。 アンサンブルが調子っぱずれにひっくり返るとこまで含め、全てがベックの計算なことは間違いない。 ダスト・ブラザーズに支えられ、一秒たりとも弛緩せずとことん目配り効いた音楽だ。ふー、やっぱりおなかいっぱい。 |
2003年08月23日 23時29分21秒
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いきなり週の半ばに寝込み、回復したらカカッと暑い日が続く。 なんだかひーふーバタバタくるくるしてたら、もう金曜の夜。わーい。 水曜日は休暇を取ってぐっすり休んだ。熱でボーっとしてつぶれたのは色んな意味で痛い。 だが、週の半ばで休みは気分的にいいね。 会社で同僚と話して思うが、どうもみんな休みといえば「連休」にこだわるようだ。それが普通の発想かなぁ。 連休すると、仕事がよけいたまるんじゃないの?休みボケでリハビリに時間が多少要るし。 ぼくは飛び石で週の半ばにぽこっと休むのが好み。 週の半ばに休むと、体内時計が一度リセットされるんだ。 つまり仮に水曜日に休んだとしようか。 そしたら体内時計では、今は「火曜の夜」って感覚。たった二日働いて、すぐ休みに入れるって寸法だ。 これが気分的に楽なのよー。 週休3日がいつか導入されたら、3日目の休みは水曜日にしたいな。ぜひとも。 とはいえ週後半はへとへとだった。 今も頭がぼーっとしてる。 今夜は国立で片山広明の「ドライ・シェリー」セッションがあったのに。 体力が持たずで泣く泣く諦めた。盛り上がったんだろうなぁ。 今夜のBGM:Orpheus "By the size of my shoes"(1969) オルフェウスはボストンで60年代後半に活動してたバンド。売れ行きでみたらさほど派手じゃない。 ただソフト・ロックファンにはかなり熱狂的なファンがいるみたい。 95年に出たベスト盤を聴いたが、なんでだか理由がよくわからない。 もっといかしたソフト・ロックバンドっていっぱいいると思うがなあ。 ずいぶん聴いてないので、処分しようと取り出した。最後に聞いてたら、ちょっと耳に残る曲がいくつか。・・・もうちょっと置いとくか(苦笑) この曲は彼らの3rdアルバム"Joyful"に収録。 アルバムの出来なら、3rdが一番まとまってそう。 不思議なのはベースの音。ジョン・エリック・ガリックセンがベーシストだが、アルバムごとでまったく弾き方が違う。 2ndアルバムでのみ、異様に指数が多い。メロディもきれいなベースを弾くのに。 前後のアルバムじゃ、そこまでの自己主張してない。なぜだ。別人じゃないの? 単純に2ndはスタジオ・ミュージシャンを使っただけ、というしごく芸能界ぽい想像も浮かぶが・・・。詳しい方、ご教示いただけると幸いです。 オルフェウスを聴いて萎えるのは、メロディが弱いとこと。 さらに演奏に覇気がないこと。 アレンジが古臭いのは時代の流れで理解できるが・・・。 でもこの曲では若干生き生きしてる。 当時はシングルのB面としてもリリースされたみたい。ヒットはせず。 収録された3rdアルバムじたい、69年に198位に一週だけランクされ、すぐにチャート外に落ちた。 売上を考えると、今この時代に再発されることが脅威か。 根強いファンがいるんだな。 こもった音ながら、ベースはまずまずの動きで音を支える。 ボーカルがトロいが、サビではハーモニーに支えられて軽やかに跳ねた。 むー。どうも素直に誉められない。もっとガーッとやる気出してくれないかなぁ。うすぬるいんだ、とにかく。 |
2003年08月22日 23時47分13秒
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冷夏真っ只中な今年ですが、地下鉄のホームだけが異様に蒸し暑い。スーツ着てたら汗があっとゆうまに噴出した。 何とかしてほしいのう。トンネルの天井ぶちやぶって、外の涼しい空気入れるとかさ。 今日から早川岳晴のライブ三連発ですが、初手から参加できず。 まー、仮に都合が何とかなっても、体力持たない気もする。 土曜にオールナイトした傷いえじ。明日のバディは行きたいなぁ。 風邪は治ったような治らないような。はっきりしろい。てやんでぃ。べらぼうめぃ。 ・・・連休、明けましたね。頭、ぼけてます。 これだけで終るのもアレなので。アレといったらアレですが。ええと・・・あ、そうだ。 帰宅途中に公園の中を通ると、サカリついた猫が追いかけっこしてました。 ギャーギャーわめきながら走り回り、すぐ横の木の幹を駆け上がった。しかも垂直に。 あんな技を持ってたんですね。目の当たりにしてびっくりしました。 いかん、やっぱりオチがないなあ。 今夜のBGM:The Blue Mink "Stay with me"(1972) ブルー・ミンクは1969年から1974年までイギリスで活動したバンド。擬似バンドだろうか。 メンバーの一人がロジャー・クック。作曲クレジットでCook & Greenawayのコンビ名を、ポップス・ファンなら見かけたことあるはず。 バンドの主導権はクックかな。ボーカルはクック本人と黒人女性シンガー、マデリン・ベルの二枚看板。 バックのミュージシャンは腕利きセッションメンらしい。 CDのライナーにあるメンバーは、Alan Parker(g),Roger Coulam(key),Barry Morgan(ds),Herbie Flowers(b)の4人。 さらにAnn Odel(key)が後に加わり、Ray Cooper(per)が準メンバーとある。 イギリスのスタジオ・ミュージシャンは詳しくない。他にどんな盤へ参加してるか不明です。 ぼくが持ってるのは1993年に出たへなちょこベスト盤。ライナーは英語なのでろくに読んでません。 ご興味ある方はイギリスのサイトを検索したらもっと情報入るはず。 で、この曲、"Stay with me"。 ロジャー・クックのサイトによれば、1972年にUKチャート11位まで上がったヒット曲。 ブルー・ミンクのヒット曲は"Melting pot"が有名だが、それよりもこっちの曲が好き。 ストリングスが甘く耳を撫で、ワルツでゆったりメロディが展開する。 静かにかき鳴らすエレキ・ギターの音は時代を感じるのぅ。 リバーブかけて飛んでくとこは、サイケ時代の影響ぷんぷんだ。 二人のボーカルは何のギミックもなく、ピタリすいついてメロディをなぞる。 "Melting pot"に比べたら、曲構成も陳腐だろう。 でも曲の雰囲気を構築した点は、この"Stay with me"が優れてるよ、たぶん(ちょっと弱気)。 |
2003年08月18日 23時53分15秒
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夕べのオールナイト・イベントで、体力消耗。ひたすら今日は回復に努める。 目がさめたらちょっと風邪気味で焦った。明日から仕事だしなー。 夜まで寝まくり、やっと頭がすっきりしてきた。このままだと深夜眠れないんだろうか。 本末転倒だな。ま、酒かっくらって寝ますか。ういいっ。 メーリング・マガジン「d-information」によると、ペリー・ローダンの2200話から新サイクル、Der Sternenozean「スターオーシャン」が始まるらしい。いまは2190話代を刊行中。 あいかわらず予告読んでて、なんの話だかさっぱりわからん。 トラドム帝国とかコスモクラートの代理人とかハンガイ銀河とか。 アトランとかアラスカ・シェーデレーアって名前が平然と出てくるのが、かえって妙だ。 もっともローダンは400巻くらいから、ちゃんと読んでませんが。そのうちまとめ読みしようっと。 今月刊行が292巻だから・・・594巻まで刊行済か。 2200話のサイクルを日本語で読める日まで、僕は生きてないだろうなー。 今夜のBGM:Sherrick "Lady you are"(1987) 80年代ソウル好きなら、このミュージシャンに思い入れある人多いらしい。 デビュー盤"Sherrick"に収録。 「素晴らしい歌唱力だ!」と絶賛されるが、なぜか馴染めない。どういう風にうまいんだろう。 ハイトーンが出るとか声量があるって意味?(3)あたりでディープに歌い上げるとこかなぁ。 もともとかなり素直な歌い方。 どっかひねった歌が好きなぼくは馴染めないのかも。たとえばプリンスとかマーヴィンとか。 ぼくはこの盤、何となく棚の隅に転がしてる。処分しそびれた。 あれだけソウルの評論家が騒ぐのは、ぼくが分からない魅力あるに違いない。 それを掴むまでは棄てられるか!と意気込んでる。 今回もざっと聴き流したが・・・うーん、わからん。でも処分するのがなんか悔しい。 で、ここでは以前から耳に残ってる曲を紹介します。 思わせぶりなドラムとベースのコンビネーションに、キーボードが薄く入る。テンポはミドル。 低い声で男の語りが入り、女性コーラス。ボーカルが絡む。 スウィート・ソウルの定番アレンジでしょう、これは。 で、サビでいきなりシャウトする。 ここでぴーんと張る声は、ぼくの好みでは「スウィート・ソウル」の掟破り。 だけど嫌味なく、素直に聴ける。 難は、このアイディア一発なとこ。サビに飽きたらそれまでだ。 しかしアルバム全体を通して、打ち込みのリズムが古臭いったら。 当時はカッコよかったはずなのに。時代の流れは残酷じゃ。 |
2003年08月17日 23時58分12秒
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まだ雨降ってますねぇ。これからライブ行きたいのに。やんでくれないかな。 ライブハウスだと、傘もてあますんですよ。 いや、それだけなのですが。あまりに降りつづける雨に、愚痴ってみました。 今夜のBGM:Pe'z "I'm gettin' sentimental over you"(2001) 棚をひっくり返してたらPe'zが出てきた。今はだいぶ有名になったかな。 これは彼らのデビューEP。ぼくがジャムバンドに凝ってた頃、その流れで買ったはず。たしか。 5曲収録中4曲がオリジナルかな。ホーン隊が威勢良く暴れる"Hey! Jordu!"もかっこいいのですが、この曲の甘酸っぱいメロディがなんか好きです。 これでもかってタイトに刻むハイハットが、逆に気持ちいい。 エンディング部分で一丸となって走る勢いも心地よい。FOで終わるのがもったいない。 |
2003年08月16日 15時19分48秒
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