BGMは、特に日記の内容とリンクしてない 場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。 ちなみに、03/4/29までの日記はこっちです |
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連休中の癖で、夜更かしが抜けない。仕事明けの今週は思いっきり寝不足だった。電車の中でうとうとしたり、帰ってふっと30分くらい寝たり。ちょこちょこ睡眠とってるのが逆効果なのか。 寝るべき時間に、すっと眠気が訪れないんだよな。ということで、今日はなるたけ仮眠とらないようにしてました。電車の中で寝てないだけですが。 明日の朝は寝るぞっ。夕方に備えなきゃ。まちにまった山下達郎のライブだ〜。 今夜のBGM:Black Street"Before "(1994) 棚の隅から引っ張り出してきた一枚。当時リアルタイムで買ったはず。 4人組ソウル・グループで、ニュージャック・スイングなんて呼ばれた時代に活躍した。 この曲は彼らの1st"Black Street"に収録されている。 Black StreetはGuyにいたテディ・ライリーが次に起こしたユニットだが・・・チャートの実績を調べてびっくり。 1994年にR&Bのアルバム・チャート7位、この曲自身も2位までR&Bシングル・チャートでヒットしてました。 うひゃー、そんな売れたんだ。この頃はラジオをまったく聴かず、山勘だけでCDを買ってて知らなかった。 もっともここまでチャートヒットしたなら、買ってなかったかも。 なおこのアルバムから"Baby Be Mine"(ダンスチャート22位)、"Booti Call"(ダンスチャート3位)も、シングルとして切られた。 当時山下達郎がラジオで「最近の新譜で気にいってるのないですか?」ってはがきに対し、たしかこのグループの曲をかけていた。あれは2nd"Another Level"からだったかな。細かいとこまでは覚えてませんが。 しかしこの"Black Street"ってアルバム、とにかく盛りだくさん。平たく言えば長い。 73分みっちり収録され、全20曲(1曲はCDのボーナス)も入ってる。「インタルード」を4回挿入したり、真中あたりにスティーヴィー・ワンダーのカバー"Love`s in need"を置いたり。 選曲に気を使って、メリハリをつけようとしてるのはよくわかる。でも長いよ。アルバムの印象がなかなか頭に残らない。 このみっちり具合は当時の流行なんだっけな? この曲は11曲目。アナログで言うならB面1曲目あたりだろうか。 ボコーダーっぽいハーモニーのイントロにのって、リードとハーモニーが対話を繰り返す。王道のソウル・バラード路線で作られた曲。なかなかよい。 当時の流行だった、ぐしゃっと詰って平板な響きのハモりは控えめ。 いくぶん密室っぽい鳴りはするものの、ゆったりとした雰囲気はなかなかです。 お上品な空気や打ち込みのタイトすぎる演奏は、今聴くとちょっと堅苦しい。 でもまあ、こういう甘いバラードはなかなかなごめます。処分しようと思ったが、もうちょい手元においておこうかな。 あんまり期待しないで棚から出したのですが、じつはここ数日、何度もこれを聴いてます。 アルバム長すぎて、さっぱり全体像がイメージわかない。しゃあないから繰り返してるのも理由の一つですが・・・。 |
2003年05月09日 23時38分54秒
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蒸し暑くなってきましたね。薄手のスーツ着てるんですが、それでもなんか暑い。 本格的に夏になって行って、スーツ姿がうっとーしー時期がまたくるんでしょうか。 まだ春だってのに。そういや梅雨もまだか。 部屋にエアコンないので、寝るときも体温調節難しいです。パンツいっちょで寝たら、まだ風邪引く。難しいったら。 今夜のBGM:Wizzard"Angel fingers"(1971) イギリスにおけるポップスの鬼才、ロイ・ウッドが率いたバンド、ウィザード。 ぼくは1989年にEMIが出したベスト盤で聴いてます。いやー、マスタリングがしょぼい。 ところがひさびさに聴いて、この音圧にうれしくなっちゃった。 もう、露骨にフィル・スペクターへのオマージュです。ロネッツあたりかな。イントロの感じはロネッツの"Baby,I Love you"やダーレン・ラブの"A fine,fine boy"を連想したが、そこまで露骨に織り込んではいなさそう。 さらに後半ではビーチ・ボーイズみたいなハーモニーも。 いぎたないサックスやバイクの爆音も盛り込み、ホット・ロッドへのオマージュでもあるんでしょうか。 盛りだくさんに好きな音をぶち込んだ、愛情が伝わってきます。 しかもエンディングでストリングスが前面に出て、イギリスっぽさも忘れないという。 中間部ではきれいなインストの間奏が入る。スペクターらにこういう発想はない。 ポップでいいな〜。すごいや。 当時はシングルのA面で切られた。 イギリスでチャート一位を取ったらしい。 レココレ誌01年7月号の特集では、1973年7月発売とある。 ここで謎がひとつ。 同年同月にロイ・ウッド名義でシングル"Dear Elaine"も発売、とある。なんでこんなややこしいことしたんでしょう。 マーケットがかぶって、売上に悪影響及ぼすと思うぞ。記事にも特に言及ない。ロイ・ウッドの多才振りをアピールって戦略だったのか。 |
2003年05月08日 00時13分28秒
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新聞を見ててあきれちゃったネタをひとつ。 ふだん政治的(?)な発言をこのHPで避けてます。ま、たまには。もっとも今日はたぶん、政治的発言じゃないはず。 こういう話を飲みながらすると、いつも否定される。なんでだろう。・・・情け容赦ないから?。 あんまり長いので読まないほうがいいです(苦笑)たまには意見を言ってみたくなっただけですし。 明日からは通常日記にもどりましょう。いったい何が通常日記か、いまいち自分でわかってませんが。 渋さの「大地底祭」2日目の感想は、今しばらくお待ちを。いろいろ書いてる最中でっす。 今夜のBGM:渋さ知らズ"RED"(2003) やっぱり今夜はこれでしょう。5/4〜5/5にかけて行われた「大地底祭」の通し前売券購入者にのみ、プレゼントされたCD−Rに収録。 なお、3曲入り。あとは「ハートに火をつけて」「ハイウェイ・スター」。全てライブ・テイクだ。 渋さの掲示板ではそれぞれ、 「パナウェーブには赤を」 「心に火はいつついたんだっけ?」 「首都高速道路公団を潰せ★」と表記されていた。 上記が正式曲名と思ってたが、ジャケに記載された"略称"を記載します。 「Red」はたぶん、2002/12/27のバディにて。他の2曲はよく知らない。そもそも演奏されたってコメントを、ネットで見た記憶ない。いつのライブかご存知の方、ご教示頂けると嬉しいです。 公式に販売すると、大人の事情で手間かかる音源だろう。こういうゲリラ的な配布は嬉しい。CD化は経費かかるからムリと思ってた。 だからここでも主旨を尊重し、曲の詳細説明はご容赦を。 ・・・カバーなんかじゃありませんったら。 どうしてもわかんない人は、メールをくださいませ。 3曲中、一番楽しみにしてたのが「RED」。 アレンジは植村昌弘だと、ネットのどっかで噂を読んだ記憶ある。 植村の「せ〜の」ってカウントで始まる、和音の響きを聞いてぶっとんだ。あまりにもそっくりだ。 和音だけじゃない。ムードや音色の響きまで。ここまでアレンジ出来るんだ。 女声ハーモニーが、おどろなムードを盛り上げる。 アンサンブルが渾然となり、ギターがランダムにギターを唸らせつつも、曲のイメージがびたいちズレないところがすごい。 すばらしいアレンジだ。 ホーン隊は譜面と思うが、キーボードやドラム、ギターはかなり自由に弾いている。 オルガンをガシャ弾きしてるのは渋谷毅かな? ほぼフルコピーで進む。特にソロ回しはなし。 中間部、キーボードの和音が淡々と四つ打ちするところ。バックでドラム群がソロを取るさまが小さく聴こえる。 ホーン隊がこれほど、曲にぴったりはまるとは思わなかった。 エンディング間際だと音に耳が慣れ、金管のハイノートがピッチ下がって聴こえてしまうのが残念。 ラストに鈍く単音を吹くのは、たぶん片山広明だろう。 くー。かっこいいな。最高です。 この曲、生で聴いてみたい!聴きどころ満載だぞ。 ついにあと2曲の感想も。 「ハートに火をつけて」は渡部のボーカル。歌詞は日本語だ。 「芳垣〜!」って観客の掛け声を受けて演奏。 リフをホーン隊が受け持つアレンジが素晴らしい。ときおりずれる音も厚みを出している。 エンディング間際、ユニゾンでリフが奏でられる部分の響きにぞくぞくきた。 「ハイウェイ・スター」はかなりメロメロな歌。歌ってるのはだれだろう。渡部かな?外人ぼい歌にも聴こえる。 冒頭に数分、語りみたいな声がボソボソえんえんと続く。舞台のBGMで演奏されたのかも。 中間部のキーボードソロは佐々木彩子か。スピード感あってかっこいい。社長っぽいギターソロも後ろで聴こえるな。 エンディング間際のツインギターがすごい。かなりユニゾンで突っ走る。一本は勝井のヴァイオリンかもしれない。 さて、以下は日記の続きです。 ■ 覆面レスラー議員が初登庁と新聞にのっていた。「政治家は喜怒哀楽が分かるべき」の発言を受け、開口部を広くしたと自慢げな論調。 馬鹿じゃなかろか。 最初に記事を読んだときもあきれたが、まだやってたんかい。 政治家として主張すべきことが「覆面をかぶる」という自己主張だけか。政治論の主張がそれか。あまりに矮小すぎないか? 政治家になろうとする人に、政治理念なんぞ求めるほうがまちがってるのかもしれない。 覆面政治家の公約は正確に知らないが、教育改革だそう。そんな姿勢でどんな改革が出来るのやら。 今なにげなく書いたが「覆面政治家」という言葉でも表現されうる、自分のイメージを理解しての主張だろうか。 なんとなくダーティなイメージがわくと思うけどなぁ。ヒールじゃなく、ダーティね。 ぼく自身の価値観から言えば、まずは「どうでもいい」。 覆面かぶろうがはずそうが知ったこっちゃない。政治論で語るべき話題じゃないからだ。 もしぼくがかぶるかの二者択一を迫られたら、「かぶらない」。 100人と会って、ただの一人でも「不快感」なり「異論」をはさむ可能性あるファッションなら。・・・なるたけ回避したほうがいいだろう、って営業マン的な発想だもの。職業病って言うのかな、こういうの。 ほんとはぼくも茶髪にしてみたい。ひげも伸ばしてみたいよぅ。 これは「個人の自由」で語る論題じゃない。今回の主張って、要するに茶髪みたいなもの。たんなるファッションだ。 「どこまでの茶髪なら、登庁にふさわしいか」って話題にしてるのと一緒でしょう。「品位を汚す」って言う人のほうが、まともな発想を持ってると思う。 ここまできた時代に、議会を「品位ある場所」って思ってるんだから。おめでたいことじゃないですか。 今はいい時代だ。こんなささいなことを「主張」するだけでリベラルっぽいんだから。あほらしい。「容認」する党も、この議論の本質に意味がないことを理解してるか、「覆面」って裏の意味に共感してるんでしょう。 ついでに要望をひとつ。せめてかぶるなら「開口部をあける」って妥協じゃなく、フルフェイスにしてこいよ。それこそが「主張」だろう。 あっさり妥協して、何の政治的主張だ。もし政治的主張じゃないなら、もっと建設的なことを論題にして欲しい。 覆面議員の公約が「教育改革」なら、学校がこの議員を真似したりするわけだ。 「生徒全員が覆面姿」「教師も覆面」「構内入門に覆面可能」「覆面入試OK」なんてことがありうるのか。 いやだね、おれはそんな学校。怖いな。セキュリティなんて何もなさそう。 極論かな。しかしこれを「極論」というなら、自分はOKで、他の人はNGという根拠があるのか? あるとすれば「自分は特別」って程度しか思いつかないぞ。やだやだ、そんな政治家。 「金融改革」や「政治改革」がこの議員の公約なら面白いのに。 繰り返そう。こんなつまらんことを論点にして、ワイドショー的な話題しか提示できない議員は即刻覆面を脱げ。無駄だ。 「会社の中で、どこまでの茶髪が許されるのか」と、暇人が議論してるのと一緒だよ。 せめてこの論点が「公約」と結びつくならいいのにな。 公約守るのが政治家の義務でしょう。そんな義務、説得力ないか。 あー、長くなってしまいました。最後まで読んでくださったかた、ごめんなさい・・・。 |
2003年05月06日 23時24分58秒
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・・・・・・・・・腰がイテェェ・・・。 渋さ知らズの2days、楽日から帰ってきました。 今日はなんか往年のキャバレーみたいなノリでしたね。行ったことないですが、歌謡ショーだったので、雰囲気がそれっぽくて。 終演は23時半。ライブ始まったのが18時でしたから、実に5時間半たちっぱなしです。くはー。 昨日よりは空いてたが、それでもやっぱりくたびれたなぁ。 ラストはやっぱり「本田工務店」でぐしゃめしゃに盛り上がり。終わった後、がぶ飲みしたビールがすごく美味しかったです。 明日に腰の疲れを残さないようにしなくては。思いっきりエアーサロンパスを腰に吹き付けてます。 さあて、これから今日買った渋さのビデオ見ながら、酒飲んで寝まっす。 今夜のBGM(その1):McCoy Tyner"The High"(1968) さて、今夜も昼間に書いておいたテキストをくっつけます。この書き方、楽でいいな。「今夜の」って表現が思いっきり形骸化するのが問題ですね。 ・・・こうして、自分でばらさなきゃいいのか。 コルトレーンのバンドから抜けたマッコイ・タイナーが、ブルーノートで2枚目にリリースした"Tender Moments"に収録。 本作をどういうきっかけで買ったか忘れた。 大編成のアルバムだから、渋さをイメージしたんかな。おお、日記のテーマとあっている。自画自賛。 マッコイのピアノにドラムとベース。あとはリー・モーガン(tp)ほかホーンが6人の9人編成だ。 録音はヴァン・ゲルダー。67年の12月1日に録音された。 なお、特に演奏で渋さと共通点ありませんので、誤解なきよう。 ジャズの分類だと・・・なんだろ。ビバップかな?よくわからない。 聴いててこの曲が、不穏な空気で面白かった。 大編成といいつつソロのときは休んでしまい、さほど編成の意味はない。パワーあるのはテーマ吹くときだけか。 作曲はマッコイ自身。ホーン隊はテーマでちょっとやりとりかますだけ。せっかくの大編成だから、もっと有効なアレンジすればいいのに。 ぶかぶか手癖っぽいベニー・モウピンのテナー・ソロより、リー・モーガンとボブ・ノーザーンのペット&フリューゲルのノリをずらしたソロ回しが面白かった。一瞬、ジョー・チェンバースがシンバルで煽る。 今夜のBGM(その2):Elton John"Cage the songbird(For Edit Piaf)"(1976) 何の脈絡もなく、エルトン・ジョンです。14作目かな?"Blue Moves"(邦題:蒼い肖像)に収録。 レココレ誌のレビュー(97/10号)によれば、日本での評価は高いが欧米では酷評とある。当時は3位まで上がった。 しかしエルトンのキャリアを俯瞰したら、本作はアルバム面では下降気味な時期の作品って気がする。 プロデュースはガス・ダッジョン。歌詞はバーニー・トーピンが絡むいつもの顔ぶれ。ベース・トラックはカナダで録音され、あとは曲によって西海岸でダビングされたみたい。 ぼくはもちろんリアルタイムじゃありません。彼を知ったのは80年代頭。「ブルースはお好き?」で復活した頃。「Sad Songs」がメチャメチャ好きでした。 昨日出かける前に「Sad Songs」を聴き返し、良さを再確認。何となく今日もこのアルバムをぽつぽつ聴いていた。 だけどこの盤、あまりにも冗長すぎ。化粧が厚い。朋友ポール・バックマクスターが弦アレンジした"One Horse town"なんて、もっと刈り込んだらいい曲になるのに。イントロ長すぎ。 他にも弦やクワイアをかぶせたり、ブレッカー・ブラザーズの管があったり。 ハーモニーは曲によって、ブルーズ・ジョンストンやカート・ベッチャーらが華を添える。 内省的なイメージが強いわりに、異様に飾りが多い。4リズムで聴かせる曲が少ないんだよな。エルトンのピアノ弾き語り曲は7分もありやがるし。弦が思いっきりかぶさるし。アレンジがポールじゃないせいか、妙に甘ったるい。 なんかボロクソだな。ファンの方、すみません。 いい曲もあります。"Sorry seems to be the hardest world"は大好きな曲だ。 他の曲でもエルトンの声がよく出てて、ハイトーンが気持ちいい。 ひさびさにこの盤聴いたが、改めてエルトンの歌が巧いなって思う。 前置き長いね。今日はこの曲。エディット・ピアフに捧げられてますが、英語の歌詞はよくわからず。もともと歌詞に興味ないのですが。ごめんね、バーニー。 コーラスでクロスビー&ナッシュが参加。2コーラス目からべたっとエルトンのボーカルに寄り添い、なぞってゆく。 ストリングスのオマケもなく、シンセやメロトロンで厚みを出すアレンジだ。 クロスビー&ナッシュのサポートは心地よいし、エルトンの甘い歌声もいい。 だけど一番耳に残ったのは、サビで"and you can♪"と放り出す符割りの歌い方。 さりげなく、ほんのり掠れぎみに置くフレーズが印象深かった。 |
2003年05月06日 00時34分13秒
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・・・腰が痛ぇ。 渋さ知らズの2days、初日に行ってきました。やはりかなりの混みっぷり。渋さのライブが始まったら、フロアはえらいことになってました。 押し合いへしあい、モッシュも出来ないほどの混み方です。 ぼくは2階に陣取る。とてもフロアへ降りる元気ありません。しかし当然ながら座ることかなわず。 壁際でのんびりすることも出来たが、意地張ってずっと立って聴いてました。 そしたらもー、腰と足がばきばき。えっらい疲れましたよ。ラストは渋さの演奏にあわせて、身体を揺らしてたからまだしも。 すでに最初の30分くらいたった時点。18時半くらいの段階でしんどくなってました。 ありゃもう、じっくり音楽を聴く環境じゃないです。 特に冒頭に出た朱化計画や川下+山崎は静かな音楽だったのに、集中しづらくて困りました。 時にはライブハウスの堅い椅子ですら気になる時あるのに。立ち詰だと集中力低下が累乗しますね。 ぬくぬくのソファに埋もれてライブ聴いてみたいな。かなわぬ夢ですが・・・。 なんか腰の痛さに、すごくひよってます。明日もまだあるぞっ。ふぁいとぅ。おれ。 2daysの楽日は盛り上がるんだろうなぁ。「本田工務店」も明日に備えたか、今日は演奏せズでした。 今夜のBGM:ふちがみとふなと"お店やさん"(2003) 夕べに引き続き、この欄だけ出かける前の夕方に書いてます。 やっと手に入れたぜ。やっぱり今日はこれでしょう。 カバー集「アワフェイバリットシングス」(名盤!)についでリリースされた、ふちがみとふなとの新譜「ハッピーセット」より。 ふちがみとふなとはウッドベースのふなとの演奏だけで、ふちがみが歌うという、しごくシンプルな京都出身のユニット。 素朴な響きが醸し出す魅力で、なんともいとおしい。 この曲は初CD化のはずだが、以前よりライブで演奏されていた。 シンプルなリフに載って元気よく歌うAメロと、サビの対比がたまらない。 最初に聴いた時からすごくひきつけられた。 堂々と歌うAメロからベースがぼんぼんぼんっと上がって、囁くような二人のメロディ。 CMソングにしたらむちゃくちゃはまると思う。白っぽくてシンプルな絵柄に、淡々とサビが載ったらすごく印象にのこるはず。 オーラスに向けてサビが繰り返され、アカペラでするっとしめるアレンジも素晴らしい。 この曲はライブだとふちがみがサビ前に、ふなとへすっとサイン送るのもいかしてた。 (もっともこのサイン、真似は禁止だそう。大阪でライブやってるとき、観客が真似して、ふなとが怒ったってふちがみがMCで言ってたな) ふちがみとふなとはちょうど来京しており、明日吉祥寺でライブをやる。くー。聴きたいよう。しかしもう渋さのチケット買っちゃったし。体が二つ欲しいな。 |
2003年05月04日 23時53分25秒
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GWライブ三連荘の第一弾を聴いてきました。 灰野敬二ライブから、明田川荘之のピアノソロへ。さすがにしんどい・・・。 そもそも灰野のライブで耳鳴りしっぱなし。直後にピアノソロって、ちとムリがあったかな。 ペダル踏んだ音だと、微妙に響きが濁って聴こえる・・・とほほ。 もっともずっと聴いてたら、だいぶ治ってきました。耳鳴りはまだしてますが。 明日から渋さ知らズ2daysです。混むんだろうなぁ。 ほんとは明日の昼間、KIKIバンドも行こうと画策してました。とはいえ、さすがに体力持たない(笑)ぐっすり寝て夜に備えます。 さあて、GWもあとわずか。どっぷり音楽に浸かってきます。 来週は耳鳴りすさまじくて、電話してても仕事になるかどうか・・・不安になってきたわい。 今夜のBGM:Suresh Wadkar with Lata Mangeshkar"Chal Chameli Bagh"(1981?) 意表をついてインドの映画音楽を。ちなみにこの欄だけ、昼間に書いておきました。 今は耳鳴りして小さいボリュームだと、いまいち音楽が楽しめない・・・。 まったくぼくも詳しくないのですが、物の本によるとインドのポピュラー音楽は映画の挿入歌が大きな比重を占めていたらしい。すくなくとも15年位前は。今は知らん。 中村とうようなどがぽつぽつ紹介するのを見て、興味を持っても資料があまりに無い。一体どれを聴いたらいいのやら。 当時はけっきょく、輸入盤で適当に買った。部屋の棚の奥で放置プレイしてたのを、ひさしぶりに引っ張り出してみる。 持ってるCDは、たぶんインドEMIがリリースしたCDだろう。 Suresh Wadkar(読み方すらわからない・・・)のベスト盤より。 CDそのものがいつ発売されたかクレジットがなく、収録された12曲が、いつリリースかの記載もない。 なのに映画のタイトルとプロデューサー、作詩/曲のクレジットはあり。 丁寧なんだか不親切なんだか。「クレジットすべき」と考えるポイントがちがうんだろうな。 どの曲を選んでも良かったが、ラター・マンゲシュカールとデュエットしてるこの曲を。彼女は映画音楽の巨匠で、ギネスに「もっとも忙しい歌手」と載ったとか。 ためしにネットで調べてみた。とりあえずSuresh Wadkarについて書かれた記事らしきものはあったが、オフィシャルHPは引っかからなかった。 インドのヤフーで検索してもダメ。もっとも引っかかっても、読めません・・・。 とりあえずわかったのは、この曲が1981年に封切りされた「Krodhi」って映画の曲であること。 ラター・マンゲシュカールが彼の才能を評価し、すぐさま作曲家を紹介。デュエットすることで彼を盛り立てたということくらい。 Krodhi (1981)のクレジットはこんな感じ。書いてみたはいいものの、さっぱりわからない・・・。 Cast: Dharmendra, Shashi Kapoor, Zeenat Aman, Hema Malini Producer : Ranjeet Virk Director : Subhash Ghai さて、肝心の曲です。81年の曲だと今日知ったが、これまでその10年くらい前かと思ってた。 そのくらい録音がラフだ。ヌケが悪いしモコモコしてるし。 ボーカルばっかりやたら目立って、バックの演奏が取ってつけたよう。 このミックスはわざとかな。ボーカルがとにかく目立たせてる。 メロディラインはいかにもインド風。カレー料理屋のBGMで流れるようなやつ。これに馴染めるかどうかで、まずは評価が分かれるでしょう。 歌は悪くない。二人ともキャリアたっぷりに聴こえる、堂々とした歌い方です。 ハイトーンでころころ廻すラタのボーカルが、なかなかキュート。 Suresh Wadkarはなんつーか・・・非常におっさんくさい歌い方だ。 タブラあたりを強調したリズムが妙にくすぐったいのはぼくだけか。 エレキ・シタールの音色は、西洋音楽を聴きなれた耳だとズレて気こえる。 もっともストリングスのアンサンブルはきれい。丁寧に聴いてると良さが伝わってくる。 節回しは独特の文化だが、これに慣れたらもっと楽しめるんだろうな。 あとはこの極端なミックスか。 最初は文化(≒価値観)の違いでとまどっても、ちゃんと耳を傾ければ理解できるはず。 そもそもインド音楽って歌がうまいから、聴いてて安心できる。この伸びやかな喉がすごい。 |
2003年05月04日 02時49分39秒
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連日続いたライブ行脚も今日は休憩。明日からハードな三連荘だし、体力温存します。 といいつつ、自転車で吉祥寺へ。献血しようと思って。血を抜いたらやっぱり体力、無くなるよなあ。 腹が立ったのは自転車止めるとこがどこにもないとこ。 有料駐輪場を3ヶ所くらい知ってるが、ぜんぶ満車。自転車でくるなってか?20分くらい、駐輪場探して吉祥寺の街を探し回った。 もっと用意しとけや、駐輪場を。路駐輪してるスペースも、つめればまだまだ入る。だが腕章した定年後のじいさんが、そこかしこに立って睨みをきかせる。 そんな人件費投入する余分な金があるんなら、もうちょい駐輪スペース確保しろ。 明らかに長期間放置と思われる自転車が何台もあり、そこをちょいとつめればもう数台は入れ込める。 なのにそこは「路上だから」という理由で止めようとすると注意が入る。納得いかない。 「放置自転車管理人(だっけ?)」はいかにも定年後の人ばかり。市の雇用施策の一環なんだろうな。 しかし。あの「管理人」たちは居丈高で尊大な対応をする上、せっかく置いた自転車を乱暴に扱って強引にスペースを作る。仕事振りは、どうしても好意的に見られません。 気持ちはわかるよ。これまであなた達がしてた仕事に比べたら、自転車の管理なんてアホらしくてやってられないだろう。 しかしサービス業なんだよ、これは。理解してよ、ほんと。 話を戻して。 駐輪場の増強ったって、なにも大層なやつを準備する必要ありません。路上に放置されてる自転車を撤去して、そのスペースを一時利用者に開放すればいいんです。なんなら有料でもいいじゃない。 ぐるぐる回ってるとき、20人くらい「管理人」を見ました。 管理人の数が多すぎるよ。2〜3人で充分だ。 削減した人件費から、放置自転車撤去の軽トラ代輸送費くらい捻出できるんじゃないの? 今夜のBGM:Jim O`Rouke"Eureka"(1999) アルバム"Eureka"に収録。聴くのは初めてですが、ポップなんですね〜。びっくり。 さんざん話題になった盤だから、いまさらなんか書くのは恥かしいなぁ。 ジム・オルークの評判は読んでたし、ステレオラブくらいは聴いていた。 だけど手元にあるジムの音源はメゴからでたトリオによるラップトップ・ノイズとか、KK.NULLのギター・ノイズのコンピ盤へ参加したCD。 てっきりもっと、電気音響な路線かと想像してた。 で、一曲め。さわやかなアコギのイントロに惹かれた。 しかし聴いてて、あまりに素直すぎるアレンジにふきだした。 曲のメインは3行ばかりの詩を歌ったフレーズ。12小節くらいか。 このモチーフを、ひたすらひたすらひたすら繰り返す。 バックの演奏はゆったり変化するが、音の景色が移る程度。大げさに曲調は変わらない。 しかも9分弱、これが続くんだ。一見聴きやすいが、かなりヘンテコなアイディアだと思うぞ。 本音は知らない。だがあっけらかんとしたポップ・ミュージックに、ジムが拘った作品に聴こえた。 「曲ではサビが一番気持ちいいんだ。そればっかり繰り返して何が悪い」 そんな無邪気な思い入れが、作ったんじゃないかな。 爽やかな曲調は、自転車でゆったり緑の中を走っていくようだ。 変化する風景を眺めながら、のびのびと。 駐輪場なんか気にせず、軽々と。(強引に今日の日記のテーマと結び付けてみました) |
2003年05月02日 23時49分32秒
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先日アメリカにネットで注文したCDが到着しました。およそ4週間かかったか。 たいがい発送後1〜2週間でとどいてるので、今回は郵便事故にあったかとはらはらした。 大手ならまだしも、中小業者だとどういう発送してるかさっぱりわからない。 今年の頭にNPGからボックスがなかなか届かず、挙句の果てに「住所違わないか?もいちど連絡おくれ」とメール貰って以来、どうもナーバスになってます。 たまりかねて数日前「まだ届かないんですよ。確認してくれません?」とメールを送ってみた。もちろん英語で。 そらで書けるほど英語力ないもんで、PCの翻訳ソフトや辞書と首っ引きです。 そしたら数日後。入れ違いで荷物が到着した。いやー、きまずい。 単純に遅れてただけみたい。あと一週間待ってから催促メール送ればよかった。 せめて、お詫びのメール出すか。 書こうとして、はたと困った。どういう風に詫びたらいいんだろう。 たぶんこれまでのメールでは「あんたの責任だ!探せ〜!」と高圧的には出てないはず。相手も感情的になってないだろう。 とはいえ「欧米ではやたらに謝るな」と聞いたことあるし、へたに「Sorry for my question」とか書いたら、よけいこじれるんだろうか。 こういうときは翻訳ソフトだ。 「すみません」・・・英語でなんて言うんだろう。「I beg your pardon」かな。「Excuse me」かな。 "It is not finished" ・・・・ん? これって、英語のお詫びの表現なわけ? 単純に「すみません≒済んでません≒終了してません」と直訳してないか? バカ正直にこれを書いて送ったら、相手は混乱するだろうな。 謝るつもりなのに、言ってる内容は、 「まだ終わっちゃいないぜ」 今夜のBGM:Lo-Key?"26¢"(1994) 棚の奥に埋まってたのを引っ張り出した。こういう盤は売っても買い叩かれるだろうな。 ジャム&ルイスが設立したレーベル、パースペクティブから発売された2nd、"Back 2 da house"に収録されてる。ビルボードのR&Bチャートで64位まであがった。 ちなみにジャム&ルイスは金出しただけで、音には関知してない模様。 Lo-Key?男性4人組の黒人ボーカルグループ。 ひさびさに聴いたが、低音が予想以上にバカかくミックスされてて驚いた。このときの流行だろうか。ぶおおんとウーハーが震えた。 クレジットにはミキサーに"Prince Charles"Alexander、マスタリングにJohn Matousekとある。 ミキサーはメンバーのひとりでプロデュースもつとめ、演奏も作曲もかなりの部分でタッチしてる。 音質関係はマスタリング段階と思うが、この低音センスはAlexanderの意志かな。 アルバム全体は中途半端なミディアムが多くて、いまいちな内容。 ほっぽリ出そうと思って、この一曲が耳に残った。 メロディはたいしたこと無いが、不穏な空気とヒップホップっぽいノリが面白くって。 基調は打ち込み。Alexanderがほぼ全てバックを作り、ギターだけKevin Pierceが弾いている。 このギターがかっこいいんだな。サビでくいくいっと煽るんだ。 AMFで検索してみたら出てきた。Kevin Pierceはスタジオミュージシャンらしい。 ちなみにこのLance"Prince Charles"Alexanderは、このあと何枚かでプロデューサーとして活躍したようだ。 NEXTのデビュー盤も手伝っており、ギターにKevin Pierceも参加してた("Sexitude"にて)。 初めて知ったよ。AMFって便利だな。 さて、話を戻します。 こいつはほぼ、語りのような歌。サビだけほんのりと鼻歌気分で口ずさむ。 サンプリングしたら、ラップにはまりそう。 いわゆる名曲ってやつじゃありませんが、なんだか耳に残る曲です。 |
2003年05月02日 00時41分44秒
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