BGMは、特に日記の内容とリンクしてない 場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。 ちなみに、03/1/14までの日記はこっちです |
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BGMのほうはすいすい書けたが、肝心の日記が思い浮かばない。
一日中仕事してたから(あたりまえだ)、あんまりほのぼのネタがなかったんですよ。 普段の日記がぜんぜんほのぼのしてないじゃないか、という真っ当なご指摘は横に置いてますが。 で、ネタ探しにネットのニュースを見てました。ネットだと「社会面」ってあんまり見つかりませんね。いわゆる三面記事で面白いネタを読みたいのに。 適当にクリックしてたら、コロッケ泥棒の記事を見つけました。タレントのコロッケじゃないですよ。食べるやつ。 37万個を詐欺で安く仕入れて、売りさばいたそう。よく売れましたな。学校や企業に売ったってそう簡単にハケないだろう。 ハンバーガー屋に「これは100%ビーフのバーガーです」とだました、なんてオチが付いたら、日記で紹介する価値もあるのに。 なんだかんだでこうして書いてますけどね。詳しい記事はここです。 で、やっぱり気になるのは芸能欄。デーモン小暮がミュージカルに出るらしいです。記事はここ。 脚本が鴻上尚史の書下ろしってとこに惹かれます。演出は残念ながら違う人ですが。第三舞台のスピード感で、彼が演出したらすっごく面白いミュージカルになるだろうになぁ。残念。 ・・・いつものまにか、普段の日記より長くなったな。とりあえずこの辺で切り上げましょうか(苦笑) 今夜のBGM:Prince"Alphabet Street" 元は88年の"Lovesexy"収録曲だが、これは先日リリースの3枚組ライブ・ボックスより。"Aftershow"に収録されている。 ボックスセットはまだちょっとしか聴いてないが、なぜプリンスが今までオフィシャルでライブ盤をリリースしなかったか、わかった気がした。スタジオ盤のほうが、圧倒的に面白いんだもん。でもまあ、まだ聞き込みが足りないので、別の機会にこのボックスの感想はまとめて書きます。 さて、"Alphabet Street"。リリース当時は"sign of the times"の二番煎じに聴こえ、あまりピンとこなかった。 でもこのライブバージョンはぐっと魅力が増している。さっきからリピートで聴きっぱなし。 なんといってもプリンスのこじゃれたカッティングが嬉しい。 イントロから軽快にキーボードが裏でつっこみ、プリンスのギターが爽やかに滑り込んだ。ホーン隊も一丸となって雪崩れるユニゾンのリフはザッパみたいなスリルがある。 鼻歌気分で歌うボーカルもばっちり。リズムを自由自在に操り、楽しそうにグルーヴをつむぐ。 掛け声一発、トロンボーンのソロを紹介するときのいさぎよさったら。 しかしこの曲、やっぱり聴きものはプリンスのギター。トロンボーンのソロ後にブレイク、無伴奏でシャカシャカとカッティングが刻まれる。 拍手をあおりつつ、ドラムを呼び出す。そのままエンディングへ・・・。 わずか3分足らずの快演だ。 かっこいいなー。やっぱり生で聴きたいぞ。 |
2003年01月30日 23時54分53秒
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今日はアケタで沖至(tp)のセッションだったが、時間があわず。サイドメンが渋谷毅(p)、荒巻茂生(b)、外山明(ds)と濃いメンバーで、はたしてどんな音か興味あったんだが。
途中からなら間に合ったかもしれない。でも中盤からってのもなんだかなぁ。夜8時って、ちょっとドタバタすると行けないや。 1ステージでいいから、夜9時スタート。その代わり1時間半のステージ。そんなセッションってだめだろうか。って、これ前も書いたかな?・・・まーいいや。 「かまくら」のテキストサイト論をひさしぶりに読み返した。ふっと思ったのが文中リンクについて。 HPを読むとき、リンクってばしばし貼ったほうが便利なんでしょうか。 ボブ・ディラン関係で「How to Follow Bob Dylan」というページがある。ここは多くのリンクで情報を網羅するコンセプトを取っており、すごくいいやりかただと思った。 けど作るときは・・・手間かかるので、つい手を抜いてしまう(笑) 「購入紀行」や「LIVE」のページで、たまにミュージシャンのサイトなどにリンクを貼ってみる。でも自分のページって、めったに参照しないからな。いまいち便利さの実感ないです。 しかしこのテキスト、今はメモ帳で作ってるから・・・眺めるとタグがいっぱいですごい読み返しにくいや(笑) 実際、文中リンク貼りまくりのほうがいいんでしょうか。ご意見いただけると嬉しいです。 ついでに、リンク押すと別窓開くほうがいいですか?それとも既存の窓をそのまま使うほうがいいですか? こういう細かい仕様が、つい気になってしまう。 今夜のBGM:Sherman"Ghost ship"(1993) AMPで調べたが、このアルバム"Taransparent Extender"一枚しか出してないみたい。 ニューヨークで当時、変人プロデューサーの異名をほしいままにしたクレイマーのレーベル、shimmyからリリースされた。 本体ではなくshimmy bootレーベルからの発売。どう切り分けていたかは謎。えらく安っぽいジャケで買うとき躊躇したが、中身はまあまあのサイケポップ。 ミュージシャンのクレジットはなにもなく、何人組のバンドかすらわからない。 この曲はエンジニアがお抱えのスティーブ・ワトスン、プロデュースをクレイマーが努めてる。 たぶん演奏には参加してないと思うが・・・パーカッションくらいか?ギターのテイストもクレイマーっぽい。 メロディが弱い曲はひたすらへなへなだが、一発取りで頭の悪いグランジをかまさず、それなりに丁寧に作ってる。頼りなげなサイケっぷりが、いかにもシミーです。 アレンジは3リズム+αくらい。さほど凝ってない。ダブル・ボーカルにしたりの小技は使ってる様子。 この曲はうわずり気味なボーカルラインと、エンディング間際のギターソロが気に入った。 ほんのりギャラクシー500テイストが漂う。 |
2003年01月28日 23時15分04秒
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夕べからなんか身体がだるい。風邪かなぁ。仕事ドタバタだから、平日に寝込むよりまし。が、休日を有効につかえないってのも納得いかんぞおー。
昨夜聴いたHAYAKAWAのライブで、ほんのり耳鳴り。風邪薬で頭がぼおっ。 目の前に薄いベールがかかった視野と、うつらうつらの状態でぼんやり聴くフリージャズは格別だった。 今月買った阿部薫や高柳昌行、それに灰野敬二。奇しくもソロ演奏ばかり。自らのタイム感で統一された空気は、熱があるときでも不思議と楽しめた。 癒し、とはちょっと違う。「ぼんやりして音についてこれる?もっとしゃっきりしろ!」って挑発されてる感じかな。 ちょっと熱が下がったら、平日に読めなくて溜まった新聞をぱらぱら眺める。ひとつの記事を見て、めちゃくちゃむかついた。 とっとと忘れようと思ったが頭から怒りが抜けないので、ここに書いて忘れることにする。 ある仏教宗派の財団法人が、自派の寺を「いのちの相談所」にするよう呼びかけたそう。ところが「相談にどう答えればいいかわからん。マニュアルをくれ」という僧侶が次々登場し、財団法人はマニュアルを作って希望の寺に配っているという(03/1/24:朝日新聞/夕刊/社会面)。 ためらう僧侶の理由がふるってる。 「檀家が多く対応できない」 (悩みを持った人に対して)「『"南無〜"を唱えれば救われる』、では通じない」 しかも「『死にたい』といわれたときは慌てず、対応できない場合は警察や自治体に助けを求める」とし、電話番号をマニュアルに記載してるという。 ざけんなよ。 つっこみどころ満載だ。 最初はぼくの意見もいろいろ書いたが、読み返したら罵詈雑言の塊だったので、さすがにここへUPは中止します。容赦する必要ない気もしますが、ね。 今夜のBGM:Youssou N`sour"Magninde"(1985) ユッスーの新譜は、西洋音楽との違和感がだいぶ和らいだな。今まではむりやりロック文化と融合を図るあまり、ときどきすごく「作り物」って違和感あった。 新譜は箱庭みたいにきれいな出来だ。複数のアフリカン・パーカッションをむちゃくちゃ重ねてるにもかかわらず、違和感なくがっちりした音像を作っててすごい。その分グルーヴがなくなったのはご愛嬌。 ダンスビートを廃し、じっくり聴く音像に特化したのが効果的だ。いっそ(10)あたりを抜いたほうが、統一感出たのでは。 ここ数年の現地盤は聴いてないが、へんに色気を出さない冷静な録音が正解だ。 美味く書けないが、これは誉めてるつもり。ぼくは現地向と海外向に同じ音楽を提示する必要は無い、と思ってる。マーケットを意識して作り分けるのは当然だ。むしろおもねるほうがつまらない。 異文化は異文化のまま受け入れるべき。希釈する必要なし。 相手と自然に溶け合い、違った表情が生まれたら素直に楽しめばいい。 今までの彼は自分のサウンドを、ヨーロッパで汎用的に聴かせようとしてた気がする。もちろんいい曲はいっぱいある。だが、現地カセットの音源に比べ、どうしても堅さが残った。 だが新譜はごく自然に自分の音世界を作れてる。 これはプロデューサーのHabib Fayeの手柄でしょうか。つくりが緻密で聴きこむほどに楽しめそう。 ぼくはどうやら、アフリカ音楽はそのものずばりのほうが好みみたい。 そういやユッスーの旧譜で、どれをよく聴いたかな・・・と棚を見返したが、やはり最初に手を取ったのはこれだった。 1985年にリリースされた"Nelson Mandela"に収録。ヨーロッパ圏では2作目かな?地元のセネガルではカセットテープが山ほどでてるから、「何作目」って表現にあまり意味がない。 この盤を買ったのはいつだろう。きっかけも覚えてない。 シンセの音色が妙に明るいことを除けば、ホーン隊もクールに決めた極上のアフリカン・ポップだと思う。 現在に比べれば垢抜けてないし、録音や演奏もツメが甘い。だが、それを補って余りあるパワーを封じている。 この盤で一番聴いたのはこの曲だった。シカゴあたりのソウルっぽいバラードがなんとも気持ちよくって。アフリカっぽさは少ないんだけどね。 ハイトーンを思うさま響かす、ユッスーの力技の歌声が素晴らしい。 バックの演奏も素晴らしい。シンプルなビートの合間をコンガのようなパーカッションが埋める。 グルーヴたんまりでたゆたう、繰り返しのフレーズが楽しいったら。 |
2003年01月26日 21時42分26秒
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掲示板へまえださんが書き込んでくださった「バンド名の略称って法則あるのでしょうか」
これ、レス書いてたら長くなったので日記にすることにしました(笑) まずは仮説をいくつか挙げてみましょう。 仮説1 アクセントの数 ナンバー・ガール=ナンバガを例にとってみましょう。ナンバー・ガールは日本語だと3箇所アクセントある。「ナ」ン「バ」ー・「ガ」ールと。 このアクセントが集中する部分だけまとめてみたという説はどうか。 今の若いやつは全て平板なアクセントで話すじゃないか、という突っ込みはさておいて。 スマパン=ス「マッ」シング・「パ」ンプ「キ」ンズ。 ああ、だめだ。「キ」が抜けてる・・・。 仮説2 文字数制限 雑誌などでレビューの文字数が少ない時、ムリヤリ短縮するって場合。レッチリなんかがありそう。 まえださんが例にあげられたドク梅は、フライヤーの文字制限ってのもありそう。実際は知りませんが。 レッド・ホット・チリ・ペッパーズなんて、長くて書いてらんないもん。字数を稼ぐにはいいかもしれんが。 しかしこの仮説だと、ナンバガが合致しない。大して字数減ってないし。渋さ知らず=渋さって略す例もあるけど、字数制限なら、なにもそこまで節約しなくたって。たぶん違う理由があるんでしょうね。 仮説3 母音連続 複数の単語で成り立つバンドは、冒頭の単語が同じ母音の場合、短縮される。あ、日本語の場合ね。 ナ(a)ンバ(a)ガ、ボニ(i)ピ(i)ン、スマ(a)パ(a)ン。 お、よさそう。レッ(e)チ(i)リ・・・だめじゃん。 この仮説だとグリーンデイをグリデイって略せそうだが、なんか座り悪いぞ。 ふら〜れんさんの「四文字省略」や「三文字省略」って傾向は、あらためて「なるほど!」と思いました。そういやそうですね。これを深く追求すると、俳句あたりと共通性がでそう。 「四文字」や「三文字」は極論すれば四拍子や三拍子。日本人の文化とこのリズムの関連は・・・と深めたら、本が書けるかも。ぼくは知識不足なんでできませんけど。 なんにせよ。とにかく色んな基準が組み合わさって略される、ってのがここでの結論でしょうか。あああ、なんとつまんない結論だ(苦笑) 海外だとツェッペリンをZEPって略すくらい?略すのって、日本の文化なのかなぁ。 余談ですが。冒頭単語のみ略される場合とは限らない。話題に上がったHUNDRED REASONSをズンズってのがいい例でしょう。 あと、有頂天を「頂天」って略した例を見たことあります。 ま、わかる気がする。「うちょー」じゃなぁ。「うちょーってかっこいいよね〜」なんて喋ったら、なんともまぬけだし。 ちなみに末尾略称は、単純に面白がっちゃいました(苦笑) この例だと、デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンは「ガデン」になるのか。なんか道路工事みたいだ。わはははは。 ザイコ・ランガ・ランガは「ンガンガ」か。サザエさんだな、まるで。わはははは。 この「末尾省略の略称」って流行ったら、音楽雑誌の表記が部外者にはますます意味不明になりそうですな。 今夜のBGM:Carole King"It`s going to take some time"(1971) しみじみカラオケがストレス解消になるって実感しました。いや、ぼくカラオケってあんまり好きじゃないんですよ。 知らない歌ばっかり入ってるし。歌いたいのはないし。大人数で行くとなかなか歌えないし。接待だと手のひら痛くなるまで手拍子しないといけないし。 なにより、人が歌ってるときにみんなうつむいて、ひたすら次に歌う曲を探す姿勢がいまいち。あれでコミュニケーションになってるのやら。ひたすら疑問です。 と、カラオケ文句はさておいて。 今日は仕事をともかく終えて、家にやっと着いたらとにかく歌モノが聴きたかったです。 適当に棚から取り出したCDにあわせてメロディ口ずさんでたら、気持ちがすかっとするのを実感しましたよ。こりゃ、カラオケで思い切りガナったら楽しいはずだわ。 前置きがいつものように長いですね。 で、この歌。キャロル・キングが大ヒットアルバム「つづれおり」の次に出した3枚目のソロにあたる"Carole King Music"に収録。カーペンターズがカバーしてヒットさせたとか。 ミドルテンポで、ハーモニーが絡み合う瞬間がとても好き。彼女の滑らかなメロディが、すっと耳に染み込んでゆく。 所々、音質がビビるのが残念。もともとこういう録音なのか。たまたまぼくのステレオがしょぼいのか。それともCDがへたってきたのか。いったいどれだろう。 本人が弾くピロピロ鳴るピアノに、そっと寄り添うチャールズ・ラーキーのベースも効果的です。 しかしこのピアノのリフは、シカゴの「If you leave me now」をつい連想してしまう。 |
2003年01月24日 23時06分53秒
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仕事がドタバタ続きなので、ちょっと気分転換に屁理屈でもこねてみましょうか(笑)。とくに脈絡ないのですが。
「一晩中悩んで考えた」って表現がありますね。とても含蓄のある言葉です。 これはどういう状況をさすのでしょうか。本島に困って徹夜で悩み倒した、ということはもちろんあります。が、今夜の例からはずしましょうね。ちょっと深刻すぎるので。 今はあくまで屁理屈、4秒で読み飛ばして頂く話ですわ。 「いやー、昨日一晩中考えちゃってさ」と、飲み屋でさくっと笑い話する場合を考えてみましょうか。 まーせいぜい、夜の11時から考えて夜中の2時17分くらいまで・・・が標準の悩む時間というもんでしょう。 そしたら延べ時間にして約3時間強。 たとえ夜でなくとも。同じ時間悩んだら、やはりこれは「一晩中悩んだ」と同等の深い思索が行われた、と結論付けるのは屁理屈でしょうか。 いや、もともと屁理屈こねてるだけですが。 前振りが長いですね。 要するに今朝、会社行く前にアマゾンを眺めてたんですよ。なんか面白いCD売ってないかなって。 ふっと思いつき、検索して出てきたのがフォー・フレッシュメンのボックスでした。 50年代のキャピトル時代を集めて、なんと9枚組。全210曲入りで、24曲が未発表曲というしろもの。レココレ誌01年11月号にレビューが載ってるMosaic盤です。 この時期は彼らの活動初期にあたり、同誌88年4月号のフォー・フレッシュメンの記事によれば、キャピトルから28枚のレコードをリリースしてるそう。"5トロンボーンズ"など、名盤が発売され美味しい時期でしょう。 この盤は欲しかったんですよ。しかしさすがに躊躇しました。なんつっても9枚組の大ボリュームだし、値段も張るし。そのうえ昨日の日記で「アルバム買うの控えなきゃ」って大見得切ったばかりだし。 さらに前振りが長くなりました。 要するに、今日ずうっと悩んでたんですよ。電車乗ってるときとか、タバコ吸って休憩してる時とか。 で、たぶん延べにして3時間くらいは悩んでないかなって。通勤時間、片道1時間強かかるし。いや、ストップウオッチで悩んでる時間を計ってませんが。 なので、家に帰るなりPC立ち上げてこのボックスを注文したとしても。自分を正当化できますよねっ。 もちろんこれは屁理屈です。しかし、聴きたいんですよ・・・。 思いつくままタラタラ書いてたらすごく長くなっちゃった。すみません。 しかし。・・・おれ、だれに言い訳してるんだろう。しかもこの文、オチがないし。 今夜のBGM:Chico Buarque"Mar Y Luna"(1982) リラックスしたくて棚からボサノヴァを引っ張り出した。こんだけ引っ張ったから、フォー・フレッシュメンでもいいんだけど。なんだか今夜の気分はボサノヴァ。 本アルバムは4年くらい前に買ったと思う。アルバム・タイトルは"En Espanol"とある。編集盤じゃなく、オリジナルなのかな?輸入盤を適当に買ったので、いまいちよくわかりません。 見開きのライナーにはディスコグラフィらしきものがある。だけどポルトガル語でさっぱりわからない。ミュージシャンのクレジットもなし。 作曲は本人、シコ・ブアルキだってことだけわかる。 不思議なのは曲名の横に書かれてる数字。この曲で言えば「6169840」ってやつ。これ、なんなんだろ。マトリクス番号か?ブラジルの音楽って、たいがいこの番号を書かれてる気がするなぁ。 手持ちの資料には詳しい経歴が載ってない。1944年生まれのベテランだってことがわかるくらい。 わずか2分弱の短い曲。だが、きれいなメロディが耳に残った。 ほんのり歌い上げる旋律が、ストリングス中心のオケに溶けてゆく。 すっと背筋を伸ばして小粋に歌う感じ。・・・うん、リラックスできたぞ。 それにしても、間奏のリフがきれいだな。フルートの音が優しく響く。 |
2003年01月23日 23時10分04秒
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このところストレッチを少々やるようになった。身体が堅くなったのを実感してきたからだ。かといって、そんなムキに柔軟してるわけじゃない。ちょっと気がついたときに、身体を全屈させて筋肉を伸ばすくらいかな。
で、今日も職場の喫煙室でタバコを吸いながら、ちょっと身体を曲げてみる。 ぴきっ。 あれ?なんだか腰に違和感が。おそるおそる、今度は横にひねってみる。 ぴきぴきっ。 やだなー。まさかぎっくり腰の前触れじゃないだろな。 これって、ストレッチで予防できるんでしょうか。えびぞりでもして背筋鍛えなきゃダメかな。 ここ数日、ネットからあれこれ音楽ファイルをダウンロードしては焼いている。mp3が一般化して、色んなファイルが手に入るのはいいことだ。 問題は聴く時間が充分にないこと。先週末もむきになっていろいろ買ったはいいものの、ろくに聴けてやしない。 買っただけで満足しちゃってるんだろか。やだなー。音楽聴きたいなー。と思いつつ。今日も仕事がどたばたでへろへろ。さらに「ぴきっ」の付録まで。ああ、のんびりしたい〜。 |
2003年01月22日 23時25分55秒
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朝からあっち行ったりこっち行ったり。まあ、仕事のトラブルはいちおう方向性見えたのでよしとします。ライブへは行けなかったけど。・・・いや、気にしてませんよ。気にしてませんったら。ふん。
しかし移動の時間も長かったので、つい電車の中でウトウト。最寄の駅ですぱっと目がさめたときは、自分を誉めてやりたくなりました。 電車の中で居眠りする人はおわかりだと思いますが、普段乗らない電車で降りる駅間近でうまく目を覚ますのって、あんがい嬉しくありません? 通勤電車だと、慣れると降りる駅で目が自然にさめますけど。 ま、これを過信すると気がついたら乗り過ごして、朝っぱらから大汗かくんですけどね。 われながら今日の日記は、すごく一日をあらわしてる気がします。 だけど読みようでは「こいつは要するに一日中、電車の中で寝腐ってたわりに『ライブ行けなかった〜』ってほざいてやがる」とも読めますな。日記って難しい〜。 今夜のBGM:ROVO"SUKHNA"(2002) 先日リリースされた"Flage"より。 ぼくにとってROVOはJBとイメージがかぶります。 タイトなダンスビートなとことか、同一リズムを積み重ねてグルーヴだすとことこ、みたいな音楽的なとこじゃありません。 告白します。・・・ぼやっと聴いてると、全部同じ曲にしか聴こえないんです(汗) 別にROVOが嫌いなわけじゃない。もちろん好きです。でも、彼らの曲ってなかなか覚えられない。なんでだろう。不思議だ。 で、この曲は好き。曲が覚えられないんだけど、流しっぱなしで聴いてて「お、このフレーズかっこいいな」ってデッキを見ると、この曲が表示されてることが多かった。 10分強の長い曲だが、じわじわと盛り上がっていくとこがいい。 特に好きなのは、サビ部分で勝井祐二のバイオリンが冴え渡るとこかな。 たぶん左が岡部洋一のパーカッションで、芳垣安洋は右でドラムセットを叩いてると思う。 中央にもリズムが配置されて、ややっこしくなってるが。 クネクネとバイオリンがフレーズを刻み、一瞬ブレイク。 じわっとシンセが漂い、助走をつける。そして・・・ふわりと舞い上がる音。 2ドラムが左右で煽って、軽やかなバイオリンが広がる瞬間がすてきだ。 一番かっこいいのはやはり大サビ。なんと10分8秒くらいでやっと登場する。 この疾走するシーンが訪れると、聴いてて心が熱くなる。 10分間のイントロが合ってこそ、この盛り上がりが引き立つんだろう。 |
2003年01月21日 00時03分51秒
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昨日のライブの感想ページを作ってた。そのときつい、日付を「02年」って書いてしまう。まだ03年になったんだ、って実感があまりないんだよ。
そもそも21世紀ってのにも慣れてない。21世紀の未来社会はどこ行った。 会社で書類書くときもそう。つい日付を02年って書いちゃう。03年に慣れるのはいつ頃だろ。3月くらいまでには慣れたいなぁ。 しかし時間ってあっというまにたつんですね。日曜日もみるみるおわっちゃったもん。さて、明日からまた頑張るぞぅ。 今夜のBGM:The Lovin` Spoonful"Do you Beleive in magic?"(1965) レココレ誌最新号に、ブッダ/カーマストラ音源の再発広告があった。 ラヴィン・スプーンフルなど再発が5枚に、コンピが一枚。ちなみにコンピに入ってるヤングブラッズってブッダでしたっけ?かれらはワーナーってイメージが・・・。まあいいや。 このあたりの音、最近はあまり聴いてないな。ソッピーズ・キャメルなんて、80年代後半にエドセルが1st/2ndをリイシューして、ちらっと話題になったとき買いそびれたまま。だってお金なかったんだもん。 で、まずは手持ちのラヴィン・スプーンフルを聴いてます。 ラヴィンといえば、これか"Summer in the city"ですね。カラオケに入ってるのは。 どうせ歌うならソフトロック系で有名になった"Didn`t want have to do it"や"Darlin` be home soon"、"You didn`t have to be so nice"、"Coconut grove"あたりをカラオケにしてくれたらなぁ。いったいだれが歌うんだ、って気もすごくしますよ、そりゃ。 ぼくが彼らの曲で好きなのは、こういったロマンティックなやつ。 もともとラヴィンはカントリーやヴォードビル調が強く、馴染みづらい。アレンジによって好き嫌いがでちゃうみたい。 だってメロディは、どの曲もいいと思うもの。 たとえば"Daydream"は、もっと甘いアレンジだと好みなのに・・・。カントリーっぽさがいまいちです。 微妙なのが"Younger generation"。これってアコギの弾き語りでしょうか。バックに薄く、ストリングスの幻聴がするんです。 もし分厚くアレンジしたら、好きな曲になりそう。 話がそれましたが、"Do you Beleive in magic?"。 「魔法を信じるかい?」ですな。大ヒット曲なので、解説は省略します。手元に資料がなく、詳しいこと書けないとも言いますが。 今聴いてるのはイギリスの廉価盤レーベルCastleが1988年にリリースした盤。当然、マスタリングはめろめろです。 デモテープみたいに音はこもってて、安っぽいったら。 そんな音でも魅力があるあたり、名曲の証明ですね。 もともとのマスターがどんな音か知らない。きちんと残ってるなら、リマスターしたらメリハリ効いて、すごく魅力が増すのでは。 で、わくわくしながらレココレの広告を見てみる。 ・・・あれ?スプーンフルだけ「24bitマスタリング」の文字がないぞ?昔のデジタル・マスター使いまわしかな。 さて、真実はいかに。かといって、どうやって確かめよう。 ためしに買って、へなちょこマスターだと「家にあるのと一緒じゃん」ってメゲるしなー。 |
2003年01月19日 23時18分27秒
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仕事がばたついて、一日がびゅんびゅん過ぎていきます。まあ、土日出勤がデフォルトにならないだけマシですが。平日はライブへ行くにも時間がなく、さらにいまいちしんどさが身体に残ってます。
掲示板にも書いたが、来週の月曜日は面白いライブがてんこもり。 だけど今は70%の確率で聴きにいけない可能性高し。ううう。 てなわけで、すっかりオッサンな休日です。要するに朝から音楽聴いてぐーたらしてました。気分はてれれれモード。 このまま昼寝したら一日が終わるな、と危機を感じてレコード屋へ。普段は自転車だけど、ちょっと贅沢してバスで行く。ところが眠さ倍増で、どんどんうすぼんやりしてくる。だめじゃん。 CD眺めてたら気が晴れるかと思ったら、なんとまぁ。 欲しいCDがいろいろ見つかり、すぐさま購入モードへ。ちょっとすっきりした。 しかしまだまだ気分がへこたれてます。今夜もいろいろ面白いライブあるが、出かける気になれず。部屋で音楽聴いて気分転換、と思ったらついうとうとと・・・。だめだこりゃ。 とはいえ、このまま土曜が終わるのもつまらない。 さて、これからアケタへ深夜ライブに行ってきまぁす。 今夜のBGM:緑化計画"Beethoven 悲愴ソナタ2M"(1988) 翠川敬基率いる緑化計画は2月にCDを出す。こないだ掲示板でぼくが盛り上がってたやつです。 CDはどうやら1stらしいが、緑化計画はかなり前から活動をしていたそう。その当時の音源をカセットで、ひょんなことから聴かせて頂けました。 1988/8/22に「アケタの店」でのライブ・テイク。第二セットの1曲目に演奏された。 今は翠川のほかに片山広明(ts)、早川岳晴(b)、石塚俊明(ds)のカルテットだが、このときは8人の大編成だった。 翠川がチェロを弾き、片山広明(ts)、吉田哲治(tp)、故・板谷博(tb)、石渡明広(g)、望月英明(b)、藤井信雄(ds)、馬場高望(per)。すさまじくそうそうたる顔ぶれだ。 今でも同じメンバーは片山だけ。がらっとかわってる。 同年4月の段階では、これまた編成が違ってメンバーは5人。 編成を増化させた直後のライブかもしれない。 それとも突発的に増えたのだろうか。当時のアケタのチラシには石渡と吉田は告知されてないし。 いずれにせよこの編成で半年ほど演奏し、翌年には5人編成へ変化している。 常に立ち止まらず、さまざまな音楽を聴かせていたようだ。 88年って、ぼくはつい最近の気分だ。でもよく考えたら15年も前か。ひええ。 緑化計画は今でも飛び入りがよくある。音楽が常に自由でありつつ、どんな編成であれ独特のムードを漂わせるのが楽しい。 そうそう。今はかなり自在なリズムの緑化だが、この音源ではシンプルに刻むパターンが多い。これは新鮮で面白かった。 音源の中で、真っ先に目が行ったのがこれ。大所帯こそのアレンジだ。 「イントロなし、ど頭」 アレンジを翠川が指示。片山のテナーを筆頭に、ホーン隊がベートーベンのメロディをふわりと膨らませた。 チェロは、テーマの裏で軋んだフレーズを鳴らし、そのままフリーなソロへ突入。 続いてソロを取る片山のテナーも素晴らしい。奔放に吹きまくったあと、朗々と吹くテーマの力強いことといったら。 石渡のソロに片山が絡み、混沌とした中でエンディングへ。 波が漂うように幾度も、テーマのメロディが顔を覗かせる。 美しさを保ちつつ、甘さに流れぬ構成がたまらなくきれいだ。 今の編成でこの曲も聴いてみたいけど。ムリかなぁ・・・。 |
2003年01月18日 22時56分59秒
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TZADIKのHPを見てたら、3月にクレイマーのソロが発売の情報あり。待ちかねたぜ、まったく。
シミーが倒産し、クレイマー関連の新譜はまったくレコ屋で見かけなくなった。インディ中心の活動だから、ぼくが見落としてる可能性も高いが。 HPによれば、ミュージカルだかを作曲してたって情報もあったような・・・。 彼の名前をひさびさに見たのは、LUNAのライブ盤"LIVE"(2000)にて。ニッティング・ファクトリーのエンジニアとしてクレジットされていた。専属PAマンでもやってたんだろうか。 今回クレイマーのソロが出るなら、たぶんTZADIKの"Let me explain something to you about art"(1998)ぶり。 このアルバムはいわゆるサントラ(ただし、架空の)で、彼の持ち味が充分に出ておらず物足りなかった。 今回はどんな音かな。またぜひ、あのヘロッた歌声でいかれたサイケ・ポップをたんまり聴かせて欲しいもの。 さて、仕事の移動でタクシーに乗ったら、おっさんの運転手はBGMにど演歌を流してた。妙にボリューム上げてたので、なんとなく聴く。 ソウルが好きなわりに、演歌ってどうも苦手。なんでだろう。 歌を耳から追いやり、演奏へ気持ちを集中する。アレンジの編成がだいぶ様変わりして面白い。 ぼくのイメージだと演歌って、ストリングスとか三味線みたいなエレキギターとか。そんなアレンジで情念たっぷりに盛り上げる、って固定観念あった。 でもいまはだいぶ多様化してるんでしょうか。 今日聴いたのは、リズムはすげえ安っぽいシンセドラム。 サビ前でかろうじてフィルが入るが、あとはひたすら同じリズム。 ベースが淡々と刻み、たしかギターが乗っかってたな。すげえ安っぽかったです。 打ち込みかどうかまでわかりませんでしたが、たしかにこのアレンジならすぐにレコーディングできそう。予算ないのかなぁ。これも時代の流れなんですねぇ。 ・・・よけいなお世話か。 今夜のBGM:坂本龍一"Poesia"(1995) 年始に買ったアルバム"Smoochy"に収録。気に入ってここ数日よく聴いている。 前作"Sweet Revenge"は気取った香りが馴染めなかったが、この盤は傑作だ。 メロディが耳なじみいいのはもちろん、アレンジもきっちり。おまけにキュートな雰囲気がたまらない。 坂本の音楽に特有な、深みあふれる心地よい和音の響きも堪能できる。 打ち込みのリズムがちと古臭いのはご愛嬌だろう。 彼の音楽聴くたびに思うが、たとえば細野や大滝と違ってリズムへの執着が希薄に感じてならない。 それを補って余りあるハーモニーや音色のセンスにはしびれるが。 あんまり坂本って、リズムに執着ないんだろか。特にダンス・ビートに。 で、この曲。 メロディはほのぼのしたラウンジ風インスト曲。CMで使われたの?すごくすんなり耳に馴染む。 チェロでジャキス・モレレンバウムが参加してる。ギターは佐橋佳幸。コーラスのポーラ・モレレンバウムはジャキスの娘かな? 坂本はキーボートと打ち込みを担当。リズムは"Toshihiko Mori"とある。だれだろう・・・。 無機質に刻むビートの上を、こじんまりした旋律が流れる。時に小粋に、そして優雅に。 彼のピアノ曲みたいなロマンティックな雰囲気は控えめ。陳腐なイメージだが、リゾート地の昼下がりに似合う、くつろげる曲だ。 ぼくはそんなゆったりしたバカンス過ごしたことないから、ムードを実感できないのが玉に傷。のんびり南の島で寝転びたいなー。外は寒いから、なおさらそう思う。 |
2003年01月16日 23時30分46秒
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