のんびりてきとー日記です。
BGMは、特に日記の内容とリンクしてない
場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。
ちなみに、02/5/23までの日記はこっちです
ねむーい。
夕べ酒飲みながら、ネットラジオ聴いてました。
このメディアってずいぶん面白そう。個人でも放送が可能なんですね。知らなかった。

日記系テキストサイトみたいに、そのうちネットラジオ系サイトも盛り上がるんじゃないかな。それともすでに盛り上がってるんですか?
なにせ書き込みを見ながら、その場で喋ってレスをつけられる。容易に訪問者とコミュニケーション取れるから、お好きな人にはたまらないかと。

昔、声優がパーソナリティのラジオ番組を思い出しました。声が通って、喋りがうまい人なら、すぐにファンがつきそう。
もっとも回線が太くないと危なっかしい。ぼくはダイヤルアップだから、昨日はブツブツ音が切れてストレス溜まったもん(笑)

ただ、音楽は著作権の問題で流せないのがつらい。すごくマニアックな番組を、スポンサー確保といった商業的リスク無しで作れるはずなのに。惜しいなぁ。
日本のウルフマン・ジャックとかジム・ピューターとか。スネークマン・ショーみたいな集団とか。ぞろぞろ出てきたら・・・わくわくしてきます。
でも、現実にはありえないんだよな。あぁぁ。

今夜のBGM:?「?」(?)→つまり、なんにもわかりません(苦笑)

 夕べ聴いてたのはチクロプロセスのネットラジオ。このサイトはたろたまのリンクから飛んでった。

 このサイトでネットラジオやるにあたって、試験番組がアップされてる。
 そのテーマソングがすごく気になる・・・。おちゃめでポップなテクノが楽しくって。冒頭部分ばっかり、繰り返し聴いてしまった。

 しかし、誰の曲かわからない。うーむ、フルコーラス聴いてみたいぞ。
2002年06月14日 23時36分11秒

なんと。
メールを頂きました。とても意外な人からで、差出人の名前を見て目を疑いました。

インターネットである以上、当然誰からもアクセス頂く可能性があります。別にこのHPはサーチエンジン・ロボット回避のタグなんか入れてないし。

だけどこんなへなちょこHPへこられるとは。まったく予想してませんでした。遊びにいらしてくださり、本当にありがとうございます。

今日は完全にプライベートな日記です。意味不明な上に、えらくもったいぶった日記なのは十二分に理解してます。ごめんなさい(汗)
でもまあ、こういう嬉しさはそうそうあることじゃないし。管理人が舞いあがって血迷ったということで、見逃してください(苦笑)

今夜のBGM:John Lennon"(Just Like)Starting over"(1980)

 頭の中でふっと好きな曲が鳴るってこと、ありませんか?

 仕事に入るときや、仕事がえりに電車の中で揺られてる時。それぞれ頭の中に浮かぶ曲があります。もはやテーマソングになってるかも。
 この曲は仕事帰りに駅の階段を、よたよた上るときにヘビロなテーマソングです(笑)

 ゆったりしたテンポに落ち着いたメロディ。ふっとリラックスするのに最適な曲です。ストレスをやわらげてくれる、肩揉み器みたいな歌とでもいいましょうか。
 めったにCDで聞き返さないのに。
 
 帰宅途中、読んでたマンガにこの曲が引用されてて、よけい印象に残ったかもしれません。今この小文を書きながら、ひさしぶりにスピーカーで聴いてます。なごむなぁ。
2002年06月13日 23時13分42秒

あぢー。
そろそろ暑さ本格化ですね。
事務所で打ち合わせしてたけど、ある時間をすぎるとエアコンが切られます。
事務所って基本的に通気性悪いので、会議室にこもってたら熱が溜まって暑いこと・・・。オマケに電車の中も暑い〜。たまりませんな。

移動中、ほんの5分歩いただけで汗が吹き出ます。打ち合わせのとき、込み入った話だからスーツの上着脱ぎ、ワイシャツ姿でしたが。
許されることならズボンも脱いでパンツいっちょで打ち合わせしたいっす。

省エネスーツなんてものもありましたが。それよりTシャツとステテコ姿でびしりと決まるビジネス服ってないもんですかねぇ。

今夜のBGM:ルインズ"WANZHEMVERGG"(2002)

 6/21だかに発売される新譜"TZOMBORGHA"からの一曲。昨日のライブ感想を書きながら記憶を呼び覚まそうと、BGMにしてました。
 夕べのライブでも感じたが、ドラムとベースのデュオ一辺倒だけではくくりきれない多様性を楽しめる一枚です。

 しかし本盤に限らず、インディ盤はどうしてマスタリング・レベルがいまいちなんだろう。ボリュームを上げないと、音に迫力が出てこない。
 先日リイシューされたルインズの初期音源ベストも、同じ磨崖仏レーベルにもかかわらず、ぐっと音に迫力出てたのに。不思議だ・・・。

 この曲は、比較的これまでのルインズに近い感触。
 しょっぱなから二人のボーカルが炸裂し、これでもかと畳みこむ。
 変拍子でぼんぼんフレーズが変化する。

 ところが中盤のスペイシーなサウンドが、新たな要素。
 シンセ風な音色がパンしつつ広がり、吉田のスキャットが甘く響く。

 確か夕べのライブでも、この曲を演奏してた。
 エフェクターを駆使して、きちんと同じ音像を再現してたっけ。
 もっともそこはルインズ。ライブを繰り返すうちに、どんどんサウンドがさらに複雑になるんだろうけど。あー、またライブ聴きたいな。
2002年06月11日 23時28分52秒

むにゃ。
結局今日ものんびり。音楽聴いてHP用のテキスト書いて本読んで居眠りして、充実してるわりにあっけない一日だった。
とりあえずこれで一週間のパワーを充電できたかな。

今日はタバコを一本も吸わず。基本的に家の中では吸わないし。
しかしこう書いていると無性に吸いたくなる・・・(笑)

今夜のBGM:Musiq"dontchange"(2002)

 たまには流行りものを一曲。ビルボードのPOPとR&Bチャートでどちらも一位を獲得した、MUSIQの2ndアルバム"Juslisen(Just listen)"より。
 とはいえもう何年もチャートを追いかけてないので、日本でこのアルバムがどう評価されてるか、よくわからない。
 ラジオで頻繁にかかったりしてるもんなんでしょうか。
 ・・・すごいマヌケな発言で情けないが。

 さて、この曲は本盤で数少ない「生演奏」だ。いや、ソウル全体を見ても珍しいのではないか。
 ソウルが打ち込み一辺倒になって何年経つだろう。マーヴィン・ゲイの"セクシャル・ヒーリング"のヒット辺りからかな。さらにヒップホップが流行して、一気に伴奏は機械のビート一色になった。
 必然的に聴くのは、ひたすらジャストなリズムばかり。だから生演奏の、揺れるノリが妙に新鮮だ。

 打ち込みリズムは別に嫌いじゃない。むしろ好き。だけど打ち込みは、センス一発で音のクオリティが一変する残酷さがある。
 生演奏ならごまかし効く所が、あからさまにタルくなってしまう。
 あんまりフォローになってないな。ま、いいか。

 リズム隊が生なこの曲の伴奏は、妙に気恥ずかしい。
 ちるちる揺れるビートのドラムが、微笑ましくも切なくなる。生のビートがおかしいわけじゃないはず。たとえばRZAのリアルタイムに刻む、ハットのビートはかっこいいのに。

 なんでこのドラムはだといまいちなんだろう。
 シンバルが幾度も、しゃぁんと鳴らされる音は好きなんだけどね。
 ちなみにドラマーはエリック・トリベット。ベースを弾いてるシャダウス・トリベットと兄弟なんだろう。

 テンポはミディアム・スローで。スティーヴィー・ワンダーの影響をほんのり見せつつ、甘く歌い上げた。
 メロディも奇麗だし、ストリングスをかぶせた音像はあくまで優しい。静かに聴くのにぴったりです。

 びしりと打ち込みで計算されたビートを聴きなれた耳には、こういうちぐはぐなノリが楽しい。
 たぶん伴奏は別々に録ったんだろうな。異様にドラムだけが浮いている。

 誉めてるんですよ、これ。
2002年06月09日 23時22分11秒

ぬぅ。
どうやら風邪が完治してないみたい。昨日は仕事を休めず、薬飲みつつごまかす。夜は早めに帰れたのに、頭がボーっとしててライブへいける体調じゃない。ひさびさにボンデージ・フルーツのワンマンあったのに。あー、もったいない。

今朝も、いまいち喉の調子悪し。タバコ控えめ、ライブもパスして一日のんびりしてました。ひたすらぐーたら居眠り、とも言いますが。

アメリカに注文したメルツバウの新譜が、ずうっと「在庫切れ」。どっかで手に入らないかな、とネット検索したら3店舗ほどネット・ショップを見つけた。

わくわくしながらメールして、新譜を中心に10枚くらい注文する。だけどすでに何枚かは「在庫ないよー」の返事が・・・。なんで今年発売したCDが手に入らないんだ。とほほ。

メルツバウはどれを買っても一緒かもしれない。だけど「まだぼくが知らない、刺激的なノイズがあるんじゃぁ・・・」と考え、ついどれも聴きたくなっちゃう。
CDを聴き漁る原動力ってこの好奇心につきる。

風邪をとっとと治したくて、夕べは10時くらいに眠ってた。ふっと眼がさめた夜中3時頃、喉が渇いたのでお茶を飲む。何の気なしにつけたテレビで、吉祥寺の喫茶店を紹介していた。

中国茶の専門店らしい。店名は「Tea Magic」。スターバックス風のお店で、店内は完全禁煙だ。

面白そうなので、さっそく今日行ってみた。場所はタワレコ前の道を、西へまっすぐ行ったとこです。タワレコから徒歩1分。「タワレコを起点にするな」って声が聴こえそうですが。

そこそこ混んでましたが、静かでいいですね。ただ、くつろぐには椅子が固いかなぁ。
飲んだのはお茶とグレープフルーツ・ジュースを混ぜた飲み物。あんがい違和感なかった。ただ、飲んだあとに喉が渇く・・・(笑)
次に行った時は、正統派の中国茶を飲み比べてみようかな。

今夜のBGM:Les Claypool & The Flying Frog Brigade"Thela Hun Ginjeet"(2002)

 先日ネットから落としたMP3を聴いていた。
 プライマスのレイ・クレイプールが組んだバンドのライブ音源です。継続的な活動をしてるバンドかは不明。

 演奏日は今年の5/25。つい2週間前だ。タイムラグのなくなりっぷりに時代の流れを感じる。
 AUDらしき音はいまいち遠いし、エッジも甘い。3リズムは聞き分けられるが、もこもこした「B-」レベルの音質だ。MDの1マイク録音かな?ステレオ感ほとんどない。

 アップされてたのは1stセットだけみたい。最後で「20分後にまたくるぞ〜」って言ってるから、まだ続きがあるのかな。

 曲はクリムゾンのカバー。うわずりがちなレイのボーカルが、曲に不安定さを与えて、よく似合ってる。
 全長12分かけてギターとベースのソロもたんまりあります。短めながらヴィブラフォンのソロも。

 この曲、リフが大好きです。新宿の「ロフト・プラスワン」が休憩時間に、でかい音でクリムゾン版を流してたっけ。今でもBGMに使ってるかはよく知らないけど。
 
 レイの演奏はスリリングさに欠けるけど、グルーヴが気持ちいい演奏。
 こういうのってCD化されないんだろなぁ。その場のステージでプレイされては消えてくライブの多いこと。なんともったいない。
2002年06月08日 23時18分04秒

どうだ。
都心への通勤で避けられないのが電車のラッシュ。なので「オフピーク通勤」って言葉があります。
要するに「ラッシュの時間を避けて、ばらけて乗りましょうよ」ってこと。

フレックスが一般化したのか、今は多少分散しつつありますが。以前はすげえ極端だったもの。
ひどい時にはラッシュの時間をほんの15分ずらすだけで、がらりと混み方が変わったことすらあった。

乗車率300%くらいで身動き取れない電車だったのに、ほんの15分くらい経ったら雑誌が楽勝で読めるくらいに密度が下がる。あまりの急変にあきれたものだ。

で。話はワールド・カップにつながる。

ワールド・カップそのものは、サッカー詳しくないのでよくわからないけど。
今夜は仕事に手がつかない人が多数。
とっとと帰宅する人あり、会議室のテレビつけて眺める人あり。みんな仕事しろよぉ。

頭にきたので、今日はぼくも残業せずとっとと帰ることにした。
会社出たのが7時半すぎくらいかな。ちょうど後半戦の真っ只中。

電車来たら・・・空いてやがるんだよ、あきれたことに。
さすがにガラガラって程じゃないけど。もー、明らかに混み方が違う。
いつから日本人はこんな、みもふたもないほどサッカー好きになったのさ。

「オフピーク通勤」を促進するには、朝と夕方にサッカーやればいいんじゃないの?できれば一年中。そしたらちっとはラッシュも軽減されるだろ(笑)

今夜のBGM:大陸男VS山脈女"King of caffeine"(1994)

 東京ライブハウス・シーンが誇る「脅威の変拍子ドラマー」吉田達也(ルインズ)がベーシストとして参加してるバンドがこれ。
もっともアルバムは98年から出てないし、最近はライブの噂も聞かない。活動休止状態かな。
 他のメンバーは勝井祐二や津山篤など。面白いバンドだけに、また活動してほしいもの。

 大陸男VS山脈女の個性は、プログレの王道路線を意識しつつも、どこかメロディがとぼけた余裕を見せてるところ。
 その特徴がよく出たのが、この曲だと思う。

 これは1stアルバム"Perfect Hell"収録で、作曲は吉田達也。
 キャッチーなメロディラインが、まず印象に残る。ほんのりか細く旋律を奏でるバイオリンが、切なくおどけている。

 そして7分あまりの演奏時間の中で、メロディが二転三転する。まるでメドレーを聴いてるみたい。
 混沌さは控えめで、くっきりしたフレーズの奔流に身を任せよう。
 
 プログレの既成概念な「荘厳さ」をいともたやすく破壊しつつ、粋に構築されたアレンジで軽々と駆け抜ける。自分らの音楽に自信を持った、芯の強さがすがすがしい。
 
 吉田達也のバンドで言えば、高円寺百景みたいな押しの強さはあえて控えめ。
 変拍子を笑い倒すゆとりを感じる。
2002年06月04日 23時14分34秒

ぐう。ぐう。ぐう。
夕べ帰るとき雨に濡れたのがまずかった。どうも昨夜から熱っぽい。風邪かなぁ。
冷えピタ貼ってバファリンと風邪薬飲んで。パジャマはしっかり着込み、タオルは首へ。汗かく万全体制取って寝た。おかげで今朝方はちょいと楽になりました。

もっとも仕事してたら、またもやふらりふらり。午後は半休とって寝ることにした。帰りつくなり、ぶっつづけで5時間半。
バファリンでムリヤリ眠ったから、目がさめた瞬間は頭がボケボケ。今が朝か夜かすら一瞬わからない。目覚めてぼーぜんとしちゃった。
さて、明日からまた頑張るかな。

今夜のBGM:Everly Brothers"Leave my girl alone"(1966)

 アメリカン・ポップスの創始者として話題に上がるエバリー・ブラザーズだが、あんがいサウンドが語られることは少ない。
 
 10年前はリイシュー作品も、ほとんど全てが初期音源に集中。
 かれらがデビュー当時に所属したケイデンス時代ばっか。
 "Bye Bye Love","All I have to do is dream","Let it be me"あたりはカラオケにもある。前に飲み屋で歌ったら、すげー変な顔されたけど。

 この時代もいいけど、エバリーはワーナー期だって面白いと思う。
 ドリーミーなポップスをベースとしつつ、どこか青臭い。
 厚化粧しても素朴さを失わぬ、滑らかなデュオが楽しいぞ。

 ヒット曲はケイデンス時代が多く、キャリアを概観したらワーナー時代は「低迷」もしくは「試行錯誤」かもしれない。
 だけど今の時代でも楽しめるポップスなのは、間違いなくワーナー期だ。

 この時代の音源は、いまは幸いにして稀少盤じゃない。
 ライノが94年に"Heataches & Harmonies"という素晴らしい4枚組ボックスセットを出し、ワーナーも最近、2種類(だっけかな?)2on1で再発、そこそこ容易に聴ける。

 その4枚組ボックスのブックレットを、改めてつらつら眺めてた。なんとなくアメリカでの位置づけが浮かんできた。
 基本はナッシュヴィル。要するにC&W。ほんのりプレスリーの後継者ってとこもあるのかな。
 本国では生音中心のバッキングで、溌剌と歌うデュオに価値を認めてるんだろう。だからケイデンスばっか強調されるんだ。

 ワーナーへ移籍しても、多くの音源はナッシュヴィル録音。
 だけどハリウッド作品も楽しもうよ。ゴージャスに録音された曲を、さ。

 ライノのボックスを続けざまに聴いてると、妙にエバリーの歌声へ違いを感じた。いまいち精彩ない。
 ナッシュヴィル作品はのびのびしてるのに、ハリウッドだと声が「素材」としてオケに溶け込む。
 そこで作品に整合取れた美しさが生まれた。
 だからこそ、けっして消し去れない歌声の瑞々しさが、個性として強調される。

 実験室的でいびつな感想だけど、夢や幻想の量産工場たるハリウッドの録音らしくないかな。

 で、この曲。すさまじく前置きが長くなりました。
 作曲者は"Kenny Lunch/Bill Giant/Barny Baum/Florence Kaye"。勉強不足で知らないが、当時の作曲チームなんだろか。
 1966/2/3にハリウッドで録音された。シングルとして発売が同年4/2(この曲はB面)。特別早くもない録音〜リリース・ペースかな。

 バックのミュージシャンはギターにグレン・キャンベル他、キーボードがラリー・ネクテル他。
 ハル・ブレインとジム・ゴードンがドラムと、見事にぶあついハリウッド・サウンドを作り上げた(プロデューサーはディック・グラシャー)。
 地味ながら、低音をぶいぶい言わせるチャールズ・バーゴファーのベースもよい。

 歌声に若造のもどかしさを感じる。はじけたいけどかなわぬ苛立ち。
 ごそごそもぞもぞっと戸惑うエネルギーを、甘いメロディに載せて歌い上げた。
 ハーモニーはほぼサビのみ。あとは個々がじっくりつぶやく。
 
 爽快感がありそうで、ない。フレーズの節々で微妙に震える音程にゾクっときた。
 もっとも得意で好きな曲調の、素朴なC&Wを歌えぬエバリーの苛立ちがもっとも表出した歌だ・・・と評価するのは強引すぎるだろうが(笑)
 
 にしても、エバリーのしっかりした評論記事を日本語で読んでみたい。レココレ誌で特集やってくれないかな。はぁ。
2002年06月03日 23時15分13秒

日記といえば。
日記系サイトを見るのが好き。新しいサイト見つけて過去の日記を読み進むのは、晩酌のいいツマミになります。

ああいう文章書いてみたいなー。まだまだ修行が足りません。
文章力もさることながら、ネタを逃さぬ鋭い視点がさすが。笑って読みつつ感心するばかり。

で、なんでこんなろくでもないこと書いてるかというと。
下の「今夜のBGM」はすんなり書いたけど、日記に書くこと思いつかない。
うーん、今日はどんなことがあったかなー。

今夜のBGM:Dino,Desi&Billy"Kitty Doyle"(1967)

 ディノ・デシ&ビリーは60年代にそこそこ活躍したらしいキッズ・グループ。有名人の息子らしいけど、よく知らない。
 資料によれば、この曲はガレージバンドから脱皮するきっかけになったらしい。
 アルバムは出さず、シングル各種を出して解散したみたい。

 なんか今日は、あやふやな表現ばっかりだな。
 ぼくが持ってるのはサンデイズドが96年に出したリイシュー・ベスト盤。詳細な解説がついてるけど、英語なのでビタイチ読む気しない。

 この時代の曲は、どうにも野暮ったい場合が多い。特に苦手なのがびよーんと揺れるギター。あれって何のエフェクターなんでしょ。ファズかな?
 さび付いたバネみたいにギターが鳴ると、いきなり古めかしさを感じるのはぼくだけかな。

 で、この曲。クラリネットとチェンバロみたいな音のキーボードによるイントロで始まる、やさしげでハッピーな雰囲気のアレンジがたまりません。
 切れのいいドラミング(ハル・ブレインらしい)を始めとして、演奏もしっかりしてる。
 少々とろい手拍子もご愛嬌。
 
 メロディはあくまで甘く、猫なで声で歌われる。ハーモニーがサビだけってのが惜しいぞ。
 妙にボーカルが揺れるけど、ダブル・トラックかな?
 主義主張はさておいて、たった2分間の短い間。
 のんびりリラックスにぴったりな音楽です。
2002年05月29日 23時17分42秒

なんでだ。
電車の中で携帯もてあそぶ姿を日常的に見ます。メールする人、いきなり電話かかってきて、こそこそ喋る人。もう老若男女かたっぱしから。

なのに、なんでだ。
夕方6時に高田馬場駅の公衆電話が、なんで片っ端から使用中なんだよぅ。

改札に2台、改札出てすぐに6台、すぐ近くの信号そばに2台。こんだけ公衆電話があるのに。
携帯が普及しまくり電話ボックスは縮小傾向にもかかわらず、ターミナル駅なせいか、比較的この駅は公衆電話が多いのに。ぜーんぶ使用中。

しかも電話してる人たちは、学生風(♀)や中年サラリーマン(♂)などなど。
どーみても自分の携帯もっていそう。
こっちは会社にすぐ電話入れないとまずいのに。なんでこのご時世に公衆電話探して、さんざんうろつかなくちゃいけないんだよぅ。

ちなみに自分の携帯は仕事に使ってないです。会社には「携帯持ってません」って言ってるし。番号教えたら、四六時中電話かかってくるの目にみえてるし。

・・・もしかしたら。いま公衆電話使ってる人たちって、みんな同じこと考えてるのかな。

今夜のBGM:Licorice Roots"Oh Love"(1997)

 ここんとこ音楽に飽きるバイオリズムみたい。たまーにあります、今の気分。なにを聴いても、いまいちつまらない。
 そのうちビビっと脳みそへ響く音に出会い、また好奇心が溢れるのですが。
 
 とはいえBGMは欲しい。適当に棚から引っ張り出した一枚がこれ。
 数年前に買ったアルバム"Melodeon"(1997)に収録されています。
 ちょっと調べたけど、彼らがリリースしてるのはこの一枚だけみたい。

 g,key,dsという変則編成のバンドで、発売レーベルはmoodfood。ノース・キャロライナのレーベルみたい。といっても録音はニュー・ジャージー
 そう、本盤を買ったのはプロデューサーがクレイマーだから。

 いや、クレジットはありません。でも録音がノイズ・ニュー・ジャージーだし。エンジニアはクレイマーやスティーブ・ワトソン。
 曲によっては、クレジットないのにベースが聴こえるもん。きっとクレイマーがいろいろ口出してるさ。

 おもいっきり病んだサイケ・ポップがいっぱいなアルバムですけど、今回紹介するのはアップテンポの楽しい曲です。
 だけどアレンジがとことんひねくれてる。
 
 連打されるピアノの音色はひしゃげ、隣の部屋から録ったかのよう。やみくもにコードを叩きつける。
 うっすらとハーモニカが聞こえ、ドラムとベースが一気にリズムを盛り立てた。

 アコギは爽やかにストロークをしてるようだが、かなり薄くミックス。さらにときおり、唐突にエレキギターが顔を出す。
 うすっぺらい音像ながら、ずいぶん多重録音みたい。
 ハーモニカとベースは、クレイマーの演奏では。
 
 後期ビートルズっぽい勢いがあるし、歌いっぷりもジョンとディランの影響を微妙に感じる。
 甲高い声は女性っぽい。リーダーのエドワード・モイスが歌ってるはずだけど。

 メロディはサビにキャッチーさがあると、もっとよかった。
 バンドとしての自己主張は、楽器編成だけって感じ。でもクレイマーがしこたま料理したおかげで(って、決め付けてますが)、一筋縄では行かない癖を備えた音に仕上がった。

 時代に残るアルバムとは言わない。でもサイケポップが好きな人は、聴いて損しないはず。
 別の曲ではメロトロンがみゅおんと鳴る。録音されたの97年だろ? 時代を超越してるな・・・。30年前に録音されたって言われても信じそう。
 もっともどこかコジャレたアレンジは、あきらかに今の音か。
2002年05月28日 23時27分46秒

ふぅ。
急遽発生した、泊りがけの出張から帰ってきました。かーなりどたばたしたのでへろへろです(笑)今日明日と、横浜で「横濱ジャズ・プロムナード」が開催されます。一年に一度のことだし、聴きに行きたかったけど・・・しんどいのでパス(笑)
でも、あしたはせっかくだし行ってこようかな。

だが、今夜はライブへ行くぞ〜。スパンク・ハッピーのインストア。さあて、どんな感じかな。

今朝、東京へ帰る飛行機の関係で朝5時起きでした。ホテルで出かける準備をしながらつけたテレビで、やってましたよテレホン・ショッピング。番組名はわかんないけど、アメリカの商品CMをしつこくしつこくしつこく繰り返して、売り込む番組です。

買おうとはさらさら思わないのですが、「すごいよマイク!これは便利だ!」って大げさに喜ぶ演技とか「あなたの家庭にこれ一台。ほーら、こんな便利!」と執拗に繰り返される構成が面白くって。

今までに売ってた記憶があるのは、なんかの洗剤と、車洗い機と。あとなんかあったな〜。番組が好きだって言う割に覚えてないぞ。

今朝はミニ掃除機の宣伝でした。商品名覚えてないけど。
金色の小さなボディで、「タイガー何とか」って言ってたな。ウリは「軽くて吸引力強い。しかもアタッチメントを付け替えることで、さまざまな掃除に役立ちます」かな。

「吸引力の強さ」を宣伝するのに披露したパフォーマンスが大笑いでした。
テーブルの上に、16ポンドのボーリングのボールを二つ。二又に分かれたホースの先に吸盤があるアタッチメントを取り付けて、掃除機のスイッチ・オン。

ぐぐっとテーブルが、ボーリングのボールごと持ち上がります。
確かにすごい。しかし、そんなに吸引力あったらゴミを吸い取ろうとして、床のカーペットが引っ付いて離れなくなりそうだけどな。

値段は確か9800円くらい。あの手の通販にありがちなオマケは、さまざまなアタッチメントでした。
さすがにテーブルを持ち上げるパフォーマンスに使った、二又吸盤はなし。
あれがついてたら面白いのに〜。たとえばテレビをえいやっと吸い上げて、その隙に下を吹き掃除するとか。つかいみちあるじゃない。ほほほ。

今日のBGM:Tower of power"We come to Play"(1978)

 もともとは昨日の朝聴いてました。出勤前に景気つけたくって。
 デッキの中にほおりこみぱなしで、そのまま続けて聴いてます。

 彼らの9作目になるのかな。コロムビアに移籍して2枚目"We come to Play!"収録曲。
 このアルバムには、ぼくはさほど思い入れがない。全体的にピントが甘く、メロディもいまいちだと思う。
 
 いやー、でもかっこいいや。メンバーチェンジの激しいタワー・オブ・パワーで、リズム隊はロニー・ベック(ds)とビクター・コンテ(b)。ガリバルディもロッコもいません。
 とはいえ、粘りづよくぶりぶり弾むグルーヴを意識して弾いている。

 でもホーン隊はきっちり、黄金のタワー・オブ・パワー。レニー・ピケット(sax)も、エミリオ・キャスティロ(sax)もスティーブン・クプカ(sax、ミック・ギレット(tp)にグレッグ・アダムズ(tp)と勢ぞろいだ。
 
 まとわりつくほどにタイトなフレーズを、ホーン隊がすがしく決めてくれる。これだよ、これ。かっこいいなー。高音部が、きゅうって軋む音が気持ちいいです。
 ちなみに管アレンジはチェスター・トンプスンとレニーです。
 
 歌詞らしきものは特になく、リフのコーラスをバックにボーカルがラップ風に盛り上げるパターンの曲。
 擬似ライブ形式で録音されてるが、たしかにコンサートで盛り上がりそうだ。

 中盤で聴こえる、ぶかぶか鳴るパーカッションの音も面白い。
 リズムが甘くなければ、すげえ名曲になってたと思う。
 たっぷり織り込まれた、ホーン隊のブレイクを楽しむ曲なのかも。
 
 余談ですが。レニーは87年にボルネオ・ホーンズ名義でソロを出している。目の前にアナログがあるんだけど。プレイヤーがぶち壊れてて、聴けない。
 あんまり面白くなかった記憶があるんだけど。せっかくだから聴きなおしてみたいな。
2002年05月25日 12時07分45秒

お帰りはこちらでございます。