BGMは、特に日記の内容とリンクしてない 場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。 ちなみに、02/3/7までの日記はこっちです |
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急に気温が下がったせいか、唇がぴりぴりします。風邪かなぁ。 いつも使ってる大きな傘を、先日から会社に置き忘れてます。あんまり大降りにならなそうだし、折り畳み傘をもって出勤しました。 案の定、ほとんどが霧雨か雨が上がった状態。ほとんど傘を差さずに一日を過ごしました。あちこち外出で、でかいカバン抱えて歩き回ってたのに。さらに折り畳み傘でカバンが重たくなり、何ともはやな一日でした。 帰宅して、傘を干そうとカバンを開けたら気がつきました。 ・・・このカバン、もしものために折り畳み傘いれてたじゃん。 なんのために折りたたみ傘を持ち歩いてたんだ。二本も持ち歩いて何の意味があったんだぁぁ・・・。 今夜のBGM:Ray White"Biznis as usual"(1994) がぶるさんへのレスを書いていて、ひさびさに聴き返したくなった。 レイ・ホワイトは元フランク・ザッパ・バンドのメンバー。84年バンドでの活躍が、個人的には印象深い。やぼったいルックスなのが玉に傷だが、味のある歌声を聴かせる黒人ギタリスト/シンガーです。 この曲はアルバム"Should`a gone before I Left"に収録されている。発売はドイツのmuffinより。レーベル関係者がザッパのファンなのかな。たしかエド・マンのソロもここから出てたはず。ちがってたらごめんなさい。 ザッパ・バンドに参加するくらいだからたぶんテクニシャンだと思うのだが。あまり腕前をひけらかさないタイプみたいだ。 アルバム全体を通しても、オーソドックスな演奏が耳に残る。ところどころで変拍子みたいな変なリズムも使ってるけどね。 あえてザッパに例えるなら「ジョーのガレージ」や「ティンゼルタウン・リベリオン」あたりを連想させるサウンドだ。 ちなみに本盤には、ザッパバンドからアイク・ウィリスとアーサー・バローが客演。あとは若手の白人ミュージシャンが脇を固めている。 今回紹介するのはアルバムの一曲目。チャラチャラ鳴るシンセがしょぼいが、疾走感あるけっこう面白いアレンジだ。 喉を詰まらせぎみに歌うアイクのボーカルが、抑え気味に歌う。はじけないところがもどかしいぞ。 かっちりタイトに決めるバック・バンドの演奏もなかなかです。 本家ザッパの破天荒さを取り込められていれば、もっと楽しめる盤になったと思うが・・・。 |
2002年03月27日 00時11分43秒
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達郎のラジオを聴いた後、居眠りしてたらあっという間に夕方。うーん、一日が早いなぁ。 今夜は行きたいライブが目白押し。 ・リチャード・シンクレア+トリオ・ロス・オパビノス(鬼怒+芳垣+清水)@青山マンダラ ・川下直広、不破大輔、関根真理、清水くるみ@市川りぶる ・梅津和時"プチ大仕事'02" with山下洋輔@新宿ピットイン ・Tim Olive+Jeffrey Allport+大友良英+宇波拓@西荻窪BINSPARK そんな豪華な一日だけど、ぼくが選んだのはそのどれでもなく・・・(笑) さかな+ロンサム・ストリングス@マンダラ2へ行ってきました。今日は吉祥寺近辺へ行きたい気分で、大友良英が出演するライブとさんざん迷ったけど。 ポップスを聴きたくて、さかなを選んだ次第です。感想はまたいずれ・・・。 対バンのロンサム・ストリングスは初めてでしたが、面白かったです。音楽ジャンルは、カントリー&ウエスタンになるのかな。MCの中でブルーグラスの話題も出てましたが。要するに、アメリカ南部の白人音楽を演奏してました。あ、メンバーは全員日本人です。 聴いててしみじみ思ったのは、「BGM」の暴力性について。 ぼくは今まで、C&W系は興味なかった。前にラジオでタラタラと聴いてた時、浮ついたリズムが単調で、いまいち馴染めなかったから。 ところが今日ライブを聴いてたら、印象が違う違う。すごく説得力ある音楽だった。 ある程度の音量で、低音がしっかり効いてて。聴き手もちゃんと音楽へ向き合ってたら、音の魅力がきちんとわかるんだな。もちろん、演奏者のテクニックと音楽への愛情は言わずもがなですが。 ところがBGMだと聞き流すもんだから、よっぽどのことがない限り耳に残らない。音楽の魅力が、あたら無駄にされてもったいないなぁ。 ま、なんにせよ。いままで知らない分野の魅力を、新しく味わうって体験はいいもんです。脳みその使わなかった部分を刺激されるような感じだ。 今夜のBGM:Ween"Mister Richard Smoker"(1996) 手持ちのC&W系CDは何があったかなぁと思い、引っ張り出したのがこれ。ケイジャン系は持ってたかなぁ。記憶ないや。ザイデコはバックウィートを持ってたが、手放したはず。ちなみにコステロの「オールモスト・ブルー」は持ってません(苦笑) で、Ween。もともとはひねくれロック・バンドですが、これのみC&Wべったりのアルバム"12 Golden Country Greats"より。 なんでこんなアルバム作ったのかは謎。ルーツ探索でもなさそうだし。なお、曲は全てWeenのオリジナルです。 バックミュージシャンは、カントリー界のミュージシャンをずらりとそろえた、となんかで読んだ記憶ある。詳しくないので、コメントできませんが・・・。 聴いたことあるミュージシャンは、プレスリーのバックで弾いてたバディー・ハーマンやジョーダネアーズくらいか。 この曲は完全にカントリー寄り。アップテンポで軽快に流れていく。「ビュブリダブッ・ビュブリダブッ」ってボーカル・リフがかっこいい曲です。 うーん、C&Wはやっぱりボトムが軽い(笑)ぼくは黒人音楽の方が性に合うんだろか。 |
2002年03月25日 00時00分28秒
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グレイトフル・デッドはライブ音源こそ重要!・・・ってのがヘッズの評価らしい。テープ・トレードも盛んだが、CDでも"Dick`s Picks"シリーズがある。 要するにライブを一晩丸ごと収録したCDで、各タイトルは2〜3枚組。現在までにno.24までリリースされている。 "Dick`s Picks"はデッドのHP限定販売だと思っていたが、半年くらい前からユニオンで見かけるようになり、先日はタワーの新宿店でも売っていた。販路拡大したのかな。 ぼく自身はデッドってそれほど詳しくない。何枚か持ってるアルバムも、聴き込んでるとは言いがたいし。 ただ、この手の企画は好きなので、なんとなくHPを眺めていた。 すると、見つけちゃったよ。廉価版を。"Dick`s Picks"シリーズの各6タイトルをセットにしたもの。こんなものあるんだ。知らなかった。 で、今のところ廉価盤が3種類ある。vol.1からvol.18までがボックスタイプでも手に入るらしい。 このボックスは日本のレコード屋で見かけたことない。まだデッドのHP専用商品かな。海外通販はある程度まとめて買ったほうが送料の節約になる。買いすぎると税金かかるから、一概には言えないけど。 ともあれ、このボックスを3種類一度に買ったと仮定しよう。 単価合計が322ドル。なんだかんだ費用入れても、400ドルくらいだろ。日本円に換算して、今のレートで5万3千円くらいかな? 金額はどーんと張るけど、到着するCDはたぶん54枚。うおー。新譜なのに一枚が千円未満〜。ええなぁ。しかもどどどんって届くインパクトも楽しそう。ああ、心が揺れる・・・(笑) 今夜のBGM:Grateful Dead"Infrared Roses"(1991) せっかくなのでデッドの音源で、たまには日記本文と本コーナーを関連付けましょう。 これはアルバム"Infrared Roses"収録曲。デッドのライブで披露されていた、即興演奏部分のみを抽出した作品だ。 リズムはなく、サイケなアンビエント・サウンドが印象に残る。今の耳で聴くと、音響系テクノの味わいもあるな。ぼくの興味が広がったので、違うポイントからも楽しめるようになった。 シンセの音がふあふあ漂い、金物パーカッションが味付けをする。 ひたすら不安定なムードの曲だ。真夜中に聴いてるとリラックスするなぁ。 テンポらしきものは特になく、気分に任せたノリがシャボン玉のように震えます。 ジャケットには、どの日のライブで本テイクが録音されたか記述がありません。ご存知なかた、ご教示頂ければ幸いです。この日のライブ、ぜんぶ聴いてみたい。CD化されてるといいなぁ。 |
2002年03月23日 00時27分31秒
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今日はすごい風が吹きまくりな一日だった。休日出勤で家を出たのは昼前くらい。駅へむかう途中にびっくり。空気が黄色いんだもん。 ・・・もしかしてあれ、ぜんぶ花粉か? ・・・ぼくはこれからあの花粉の中を突き進むのか? 悲壮な覚悟で駅まで向かいました。もー、目が痒いって言うより痛い。開けられないくらいなんだもん。 電車を待つ間、タバコ吸っててもいまいち体調悪いし、埃っぽいし。まいりました。 線路では強風で飛ばされたか、ゴミ袋や新聞紙がくるくる舞っていた。昔の西部劇みたいに、寂莫なムードにひたろうとしたが・・・無理。 単純にビンボくさいだけだ。 職場のオフィス街へつくと、風が強いのは変わらない。ただ、空気の色は普段と同じく透明だった。 どうやら家の近所では公園の砂でも飛んだか、埃っぽかっただけみたい。 今夜のBGM:Kevin Ayers"Clarence in Wonderland"(1970) ずいぶんケヴィン・エアーズを聴いていない。棚を物色してる時、ふと目に止まった。そういやこないだ来日もしてたっけ。 ケヴィンは数枚持ってるが、整理が悪くて出てこない・・・たしか処分してないはずなんだけどな。 この曲はアルバム"Shooting at the Moon"に収録。ただ、この盤は持ってないけど。 今聴いてるのは92年にリリースされたBBCのライブ盤。いまいち演奏は下手だし、録音もしょぼい。処分しようかな、と聴いてたら、この曲が耳に残ってハマった。 ミドルテンポで、ソプラノサックスのへろへろなオブリがアレンジのキモになっている。低音を生かしたボーカルが、いかしたメロディを歌う。弾むベースもかっこいいな。 特に好きなのが、サビ部分のコード進行。シンコペーションを生かしたシンプルなバッキングから、一気に雪崩れ込むあたりの進行がむっちゃきれいだ。 ケヴィンの歌では"May I"も好き。そういやこれも"Shooting at the Moon"に入ってるんだよな。 |
2002年03月22日 00時10分28秒
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明日はほんとなら国民の祝日。のんびり休めるはずが・・・仕事のドタバタで休日出勤する羽目になりました。 今週は月曜休んだし「夢の週休4日〜」ってうきうきしてたけど。人生それほど甘くないみたいです(笑) じっくりHP更新ネタを書こうと思ってたけど。週末までおあずけかな。 この季節は人事異動の季節で、いろいろ動きがありますね。いやー、4月からドタバタしそうですわ。 今夜のBGM:Michael Bohannon"Maybe"(2001) イギリス出身(?)の黒人男性シンガーの、多分デビューアルバム"Build a fire"に収録。リリースはインディレーベルCafe de soulより。 マイケル・ボハノンって読み方でいいのかな? ジャケにクレジットらしきものはまったく無し。裏ジャケに"All songs written,produced and performed by Michael Bohannon"とあるだけだ。 家内制手工業っぷりが、初期のプリンスを連想させる。こういうタイプのミュージシャンは大好き。 もっともバック・トラックは全部打ち込みみたいだけど。 ボーカル・スタイルはマーヴィン・ゲイ風。同種のミュージシャンで、ぼくが大好きなイーフレイム・ルイスよりは、ちょっと歌い方があっさりしている。でも、そのぶんグルーヴはねばっこいかな。 今回紹介する曲は、ミドルテンポのダンディな雰囲気が漂う。 ときおりファルセットを盛り込みながら、多重コーラスを引き連れてふわふわと歌声が揺れる。浮遊感がたまらない。 アルバム全体でみたら、まだちょっとピントがボケたところがある。曲の出来もばらつきあるし。 今後キャリアを積んで「マイケル・ボハノン節」を築き上げたら、いいミュージシャンになるはず。次のアルバムが楽しみだ。 |
2002年03月20日 23時39分13秒
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ちょいと風邪気味だったので、そのまま会社休むことに決定。明日はちゃんと働きまっす。って、だれに言い訳してるんだ、ぼくは(笑)先週金曜から事務所に行ってないし、けっこう明日はバタバタするんだろな。ふう。 GbVのサイトで、またもや新譜情報発見。バンド名義はAcid Ranchで、過去の発掘音源らしい。メンバーはボブにジムのポラード兄弟と、ミッチ・ミッチェル。アナログ2枚組で、37曲入りだそうな。うーむ聴きたい。 しかしリリースはアナログのみ。しかも500枚限定〜(><)なんでこんなリリースするのさ。・・・いや、限定なのはわからんでもないよ。マニアックな音源だし。でもさー。CDで出してくれたっていいじゃんよぅ。 今夜のBGM:Elvis Costello"Pony ST.(Bonaparte Room ver.)"(1994) アルバム"Brutal Youth"に収録。先日リイシューされたリマスター音源で聴いている。 いまさらながら、生き生きしたロックロールがつまったアルバムだったんだな、と感じた。リマスターの成果か、音のヌケが向上して録音レベルも上がっている。 当時はひたすら荒っぽい盤だと思ってたけど。丁寧に歌ってる曲がけっこう多いや。 といいつつ、選んだ曲は思いっきりアップテンポな曲。サビで畳み掛けるメロディが大好きです。 アトラクションズのドタバタな演奏にのって、コステロのダブル・ボーカルが効果的だ。 今回紹介するのは、再発にあたってボーナスで収録された「Bonaparte Room ver.」です。ピート・トーマスのホーム・スタジオでデモ録音されたらしい。 イントロも無しでいきなりコステロのボーカルが炸裂します。 仮歌とは思えないニュアンスたっぷりの歌声が嬉しい。 バックはニック・ロウのベースにピート・トーマスのドラムのみ。 サビの部分でピートが入れまくりのフィルが、さりげない連打フレーズだけどすばらしくかっこいい。 オフィシャルはロール中心のフィルだったけど、こっちのテイクのほうがドラムが目立ってて好き。だからこそ曲のピントがボケると判断して、コステロがボツらせたのかもしれない。 |
2002年03月18日 23時09分50秒
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妙に体がぞくぞくします。風邪のひきかけなのかなぁ。 ひさびさにライブへいってきました。ゆったり椅子に座って、ほのぼのとジャズを聴くのは楽しいです。ストレス解消にぴったり。 家へ帰る途中、暖かい風がふわっとコートを揺らしました。そろそろ春本番かな。これから日々、あったかくなっていくんだろうな。 今夜のBGM:Nara Leão"Desafinado"(1971) ナラ・レオンが71年に発売したアルバム"Dez Anos Depois"(邦題「美しきボサ・ノヴァのミューズ」) ボサ・ノヴァは98年くらいに色々買い込んでは聴いていた。ボサノヴァ40周年ってことで、いろいろ再発されてたから(って、これは前も書いたかな?) 基礎知識がないので、なんとなく「名盤」らしきものをてきとーに買っていた。本盤もそんな一枚。 亡命中のナラが、フランスで録音したらしい。 この曲はアントニオ・カルロス・ジョビンとネウトン・メンドンサの共作。タイトルの直訳は「音痴」らしい。 当時ではかなり斬新なメロディだったようで「ジョアン・ジルベルトの初演レコード(58年)は、本当の音痴が歌っていると思った人もいた」とのエピソードが、ライナーで紹介されている。 今聴くと、ドリーミーな優しいメロディの 楽器クレジットがないので、演奏者は不明だが。パーカッションとアコギにベース、それにフルートかな? シンプルな伴奏にのって、ナラは鼻歌気味に優しく歌う。 ボサノヴァにはときどき、驚くほどしっとりリラックスできる録音がある。 これもそんな一曲。アルバム通して聴いてても、ふっと音が浮き上がって印象に残った。 |
2002年03月14日 23時47分30秒
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月曜日から仕事がいろいろもめている。落ち着くのはいつになるのやら。 電車の中で、西澤保彦「夏の夜会」(2001)を読み上げた。 本格推理小説の前提となる「事実関係」をあいまいにすることで紡ぎ上げていく、異色の推理小説だ。 ひさしぶりに会った小学生時代の同級生。酒の席で当時起こった「殺人事件」について語り合うが、どうも話が二転三転する。無理もない、なにせ30年前のことなんだから・・・。 著者曰く「人間の記憶の確実性」をわざとずらすことにより、犯人はおろか事実関係すらあやふやになるスリリングを楽しむ小説。人物造型はあいかわらずみごとだが、ちょっとストーリーが暗くてのめりこめなかった。 往年の筒井康隆にこの手の小説書いて欲しかったな。たぶん昔の彼なら、もっと幻想的に、もっと不条理にこの手の小説を書いていたと思うが・・・。 そういや先日、半村良が他界しましたね。星新一に続き、日本SF黎明期の巨匠がまたひとり鬼籍に入りました。つくづく、時代の流れを感じます。 全80巻を目指した「太陽の世界」が未刊に終って残念です。 超一流のストーリーテラーに惹かれ、中学の頃に片っ端から彼の作品を読み増したっけ。 今夜のBGM:The Rolling Stones"Too Tough"(1983) ストーンズがヒップ・ホップに色気を示した、83年の"Undercover"収録曲。ぼくが彼らをリアルタイムで聴いたのはこの頃から。 10代前半のガキだったぼくには、すでに当時のストーンズはカンオケに片足突っ込んだような風貌に見えた。ふてぶてしくシャウトするミックの姿に、やけに凄みを感じたっけ。 この曲はB面3曲目に収められた。妙にダカダカと甲高く響くドラムが耳につくサウンドの中で、この曲だけが安心して聴けた。他の曲も、好きな曲あるんですけどね。 ストーンズにしては異色な本作の中で、"Too Tough"が数少ない「70年代ストーンズ・サウンド」だったと知るのは、さらに10年くらいたった後だと思う。 今回ライナーを読んで知りましたが、この曲って75年にはすでに存在してたんですね。当時は"Cellophane Trusers"と呼ばれていたとか。 唇をぐいんって突き出してひきずるミックのボーカルも、どこかだらしないキースのギターも。どこもかしこもかっこいい佳曲です。 ぱっしゃんぱしゃんなチャーリーのドラムもいかしてるなぁ。 ライブで演奏したら映えるだろうにな。ストーンズがライブでこの曲を演奏してるって話は寡聞にして知りませぬ。 |
2002年03月11日 23時05分42秒
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ひさびさに散髪へ行った。 ぼくのいきつけは、近所の美容院だ。日曜はいつも兄ちゃんひとりで店を回している。 兄ちゃんとはいえ、多分ぼくより2〜3歳上じゃないかな。(ぼくを含めて、もう「おっさん」と呼ぶ年齢じゃ・・・ってツッコミには耳をふさぎます(笑)) たった一人で接客している以上、ちょっと客が立て込むと1〜2時間は待つことになる。手持ちぶさたは嫌なので、事前に図書館へ行って本を借りて出向いた。 「これでちょっとくらい待っても、時間を無駄にしないぞ」 ほくほくしながら店内へ入ると、ちょうど客足が切れた時間らしくて誰もいない。待たずに刈ってもらえた。 勝ち負けで言えば、これは勝ちでしょうか。 料金払うときに割引券を差し出したら「期限切れです」と言われたので、差し引きゼロでしょうか。 そもそも、この程度のことで一日の運を計ってることじたい、すでに何かに負けてる気もするなぁ・・・。 今夜のBGM:Blu Cab"Promises"(1996) アルバム"The Wilson Verdict"に収録された曲。 レコードじたいがCD−R、ジャケットは紙ぺら一枚なありさまなので、クレジットから何も推測できない・・・。 以前オフィシャルサイトへコメント書いたとき、返信でプロフィールを貰った。そのメールによるとGap Bandのメンバー、Ronnie Wilsonの息子3人によるファミリー・グループらしい。 基本的に打ち込みリズムによる演奏。歌声は線が細めかな。 この曲はキラキラしたアレンジが妙に気にいった。朝っぱらから、なんどもリピートして聴いている。メロディが印象にのこるけど、基本的には盛り上がらずに終ってしまう、数分の小品なんだけどね。 スローテンポで歌い上げる、落ち着いた雰囲気のソウル。こういうサウンドがツボなんですよ。 |
2002年03月10日 23時18分33秒
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仕事がトラブルてんこもりで、しこたまばたつく毎日です。ぶじに土日休むべく、夕べはひーひーいいながら終電間際まで仕事してました。 その反動か、今日はひたすらのんびり。というよりぐーたら。ストレス解消してみようと、すっごくひさびさに「バーチャコップ」を棚から引っ張り出しました。サターンの内臓電池が切れて過去のデータが飛んでおり、少々へこんだけど。 先日医者に行ったさいに処方された薬をまだ飲んでいる。 そのなかに眠気を催すものがあるんですね。いわゆる「この薬は運転前に飲まないで下さい」って書いてあるタイプ。 今週は会議も多く、居眠りする危険性があったのでその薬は昼間は飲まずにパスしてたのですが。今日は別に居眠りしてもいいや、と思って朝から飲む。(こういう飲み方がよくないの、わかってるんですが) 午後になると、やっぱり相当眠い。とはいえ、何とか眠気をやり過ごせた。せっかくの休日の午後、居眠りで終わらせるのはもったいないしー。 無事、一睡もせず(?)に午後を過ごす。やた。薬に勝ったぞ。 ところが晩飯後に、寝っころがって音楽聴いたのがまずかった。油断したな。 気付いたら23時過ぎ。居眠りしてるじゃん。あうう〜。しかも2時間くらい。もったいないな。 すっげーくやしい。いわゆる二勝一敗ってやつか?明日は負けるもんか。うっしゃ。 Toni Childs"Walk and talk like angels"(1988) トニ・チャイルズはアメリカの女性シンガー。この曲はデビューアルバム"Union"(1988)に収録されてる。もしかしたら、シングルカットされたかも。ヒットしたか、さだかではありませんが。 彼女はほかにアルバム"House of Hope"(1991)や"The Woman's Boat"(1994)をリリースしたが、ぼくが期待した出来ではなく、処分してしまった。だけどこのデビュー盤は気に入っている。 ちなみに96年頃には4thアルバムを作成中に結婚、そのまま家庭に入ってキャリアを中断させたようだ。 たまたま今夜はこの曲を紹介したが、他の曲もいい出来が多い。 打ち込みリズムに嗄れ声。ミドルテンポのしっとりリズムに、アフリカを思わせる濃密な肌触りがするサウンドだ。ミュージシャンは普通のアメリカ人だと思うが、音像はけっこう不思議な鳴りをしてる。 キーボードの白玉で隙間を埋めて、ギターがアルペジオでゆったりリンガラ風プレイをしてるのがアレンジのキモかな。ずしんと馬鹿でかいエレ・ドラムのミックスが邪魔。当時の流行だろうし、しかたないけど。 ボーカルスタイルは、あえてカテゴライズするならジョニ・ミッチェル+ユーリズミックスだろうか。ハスキーで癖のある歌い方が、ちょっと似てる。喉を張り上げる歌い方が、少々トゥー・マッチだけど。静かなビートの曲だと、緩和されるから問題なし。 だからメロディがきれいで、リズムがゆったりなこの曲あたりはしみじみ聴ける。 |
2002年03月10日 01時08分08秒
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