のんびりてきとー日記です。
BGMは、特に日記の内容とリンクしてない
場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。
ちなみに、01/12/21までの日記はこっちです
静電気バリバリ。
今年もキツいです。ドアノブでバチっとくるのは基本として。つり革下がってる鉄の棒握って「イテッ」。自動改札機に手を近づけて「ビチッ」。毎日通勤電車が静電気との闘いです。
一方的に、ぼくが負けてるけど。

今日タワレコの楽譜コーナーをなんのきなしに見てたら、JBの楽譜があった。フルスコアのバンド譜かな?とわくわくしてみたら、なんとピアノ弾き語り。

一体こんなアレンジで誰がひくんだ。おおまじめで「Hot Pants」の譜面があった。ほんとにこれをピアノ一台で歌うのかぁ?

恐るべし、アメリカ。

今夜のBGM:Marvin Gaye & Tammi Terrell"The complete duets"(2001)

 モータウンが年末にリリースしたマービンとタミーの完全盤。いいわ〜、これ。
 タミー・テレルって、単独で歌ってるときは二流の匂いがぷんぷんする。いまいち余裕がなくて、ストレートな唄いっぷりだし。
 ところが。マービンの甘くフェイクする歌とハモったとき、とびきりウキウキする雰囲気が醸し出されます。

 このデュオで好きな曲はいくつもあるけど。まずは頭から通して聴いてます。
 2枚組の上、一枚にそれぞれ25曲くらい入ってる。ボリュームたっぷり・・・てか、聴きとおすのも一苦労じゃ。ありがたや。
 そのうち好きな曲のことを、またこのコーナーで紹介しますね。
2002年01月18日 23時18分05秒

おやまぁ。
ここんとこ風邪気味なせいか、今朝起きるとどうも体が重い。「会社休もうよ〜」って甘い誘惑にかられるのを、なんとかテンション上げて出勤する。

たまたま今日は上司が出張でおらず、のんびりできるはずだったのに〜。げほげほ。朝からいきなりトラブル勃発。午前中いっぱい処理に忙殺。タバコ一本すえやしない。げほごほ。

なかなかのんびりできませんな。
今夜はそんなトラブルまみれな一日を清めようと、近くの酒屋で地酒を買ってきた。ひさびさに日本酒飲みたくて。ういぃっと締めくくらねば。

しかーし。すでに眠い・・・とほほ。せめて一杯、飲んでから寝たいぞぅ。

今夜のBGM:Eels"Susan`s house"(1996)

 ここ数日ずっと聴いてるアルバム、"Beautiful freak"に収録。昨年末にライブへ行ったらこの曲が休憩時間のBGMに流れてて、一発で気に入った。
 ギョロ目の写真を貼り付けた、シュールな少女の写真を使ったジャケは見たことあるが。イールズを聴くのは今回が初めてだ。

 もっとギターポップ風かと思ってたよ。バンド名と収録アルバムを教えてくださったヒロシさんに感謝です。

 デカダンな雰囲気の中、サンプリングの打ち込みビートが音像を支配する。
 メインはひしゃげた声のラップ。
 そしてサビになった瞬間にやはりサンプリングのピアノにのって、耳をひく優しい旋律が唐突に顔を出す。
 
 甘酸っぱくも青白いボーカルが面白い。
 全てが作り物っぽいサウンドから歌声へ急激にシフトする意外性が、なおさら魅力を強調するんだろう。

 アレンジの構造はBECKの「ルーザー」に酷似している。
 打ち込みによるリズム、サビ以外はラップで通すところ、サビのメロディが幾度も繰り返される点など。
 ただし、あちらはスライドギターで荒っぽさを強調してたのに対し、イールズの"Susan`s house"は、雰囲気がもっともっと頼りない。
 その繊細さが耳に引っかかったのかな。なんだかとても気になって、数日間で何度この曲を繰り返し聴いたことやら。

 本アルバムの収録曲では、タイトル曲も気に入った。このバンド、ほかのアルバムも聴いてみたいや。
2002年01月18日 00時15分51秒

ふにゃふにゃ
この3連休、ライブ三昧で過ごそうと綿密な計画を立て、そのほかにもいろいろ用事を入れたのに。風邪気味だったせいかなにひとつ達成せず、昨日今日は家でへろへろして時間がたってしまった。もったいなや。

しかし、一日家でグータラしてるだけなのに。午後になると急に眠気が襲ってきますね。・・・春眠ってやつかな。きっとそうだ。

今夜のBGM:吉田達也「Horizons」(1997)

 吉田達也の(ピアノ・ソロ盤を入れれば)4作目ソロアルバム「百万年」に収録。これまでの即興性や同時演奏の要素は控えめで、かなりポップな側面を追及したアルバムになっている。聴きやすさでは、一番だろう。

 この曲は、そんな中でも特にポップな(プログレの文脈の中で、だが)一曲。ギターとキーボードのユニゾンによるカッティングからベースが絡み、だんだん音が分厚くなってくる。
 大陸的なメロディがかもし出す開放感がたまらない。
 吉田のひとりデュオ・ボーカルも聴きものだ。

 ドラム以外はシンプルなフレーズを重ねているだけなのに。何度聴いても飽きないアレンジになのはさすが。
 もちろん、作曲・演奏・録音は全て吉田達也本人だ。

 中盤でブレイクして分厚いキーボードのソロが入ると、急にプログレっぽさが前回になる。ギターやピアノのアクセントも面白い。こういう路線の音楽も、もっと追求して欲しいもの。
 こういうほのぼのしたプログレって、あんまりほかにやってる人がいないでしょ。
2002年01月14日 23時43分44秒

ううむ。
せっかくの3連休。ライブへ行きまくるぞ〜。と勢い込んだのは昨日のこと。張り切って二本立てで楽しんできたけど。風邪っぴきでムチャしたのがまずかったのか、今日はいまいち元気が出ない。うとうと寝てたらあっという間に夕方だ。ちぇ。今夜は南博カルテットのライブやってたのにな。

昨日は街を歩いてると、献血参加を求めて、大声で勧誘してた。実は献血はけっこう好き。別に高邁な思想があるわけじゃなく、献血したあとに送付してくれる血液分析が、健康のバロメーターにちょうどいいかな、と思ってるくらい。
初めて献血したのは高校の頃かな。以来かれこれ10数年。累計50回くらいしたろうか。ここ一年くらい、風邪ひいてて薬飲んでるとかでしそびれてるけど。明日くらい、ひさびさに行ってみようかな。

成分分析見て、気になるのはコレステロール。高校のときは低かったのに。酒飲み始めてから、着実に増えてます・・・。

今夜のBGM:VINX"Just one dance"(1993)
今夜もまた棚の隅に転がってた一枚の盤から。

 この頃になると、CD屋へぶらりと行って適当にジャケ買いをするようになったので、どうもプロフィールがわからないミュージシャンが多い。これもそんな一枚。今となっては、なぜ買ったのかすら覚えてないしまつ。

 VINXは黒人の男性ソロ。I.R.S.系のレーベル、パンゲアからのリリースで、3枚目のアルバム"The Storyteller"に収録されている。
 基調はアフリカン・ソウル。そこへほんのりワールド・ミュージック(って、この言葉はもう死語だな)の要素をふりかけている。

 ゴスペル風の野太いアカペラをイントロに、打ち込みのリズムに切れのいいギターのカッティングが絡む。
 メロディがあくまで力強く、サビでは希望に満ちて歌い上げる。
 当時ぼくはひとりで酒飲みつつ、この曲聴いて会社のウサをはらし元気になってたのを思い出した。
2002年01月13日 23時32分05秒

なんというか
今週は長く感じます。仕事はじめたばっかでペースがつかめないのかな。ちょっと風邪気味なせいもありますが。

といいつつ、ライブへもマメに足を運んでます。全般的に正月気分が抜けて、本格的に忙しくなる前に行っとかないとね。一昨日は明田川荘之セッション、
そんで今日はイースタシア・オーケストラ。感想はいずれまた・・・。

昨日は会社の新年会だったので、毎晩毎晩帰るのは深夜近くばっかりです。
でも、まだまだ世間は正月気分なんですねぇ。帰りの電車の中、いつもより隙気味ですもん。
単純に、不景気で呑んで帰る人が少なくなったのかもしれんけど。

今夜のBGM:Prince"Muse 2 the Pharaoh"(2001)

 プリンスの最新アルバム"The Raibow Children"より。
 いいですねぇ、この盤。深夜に小さな音で聴いててはまります。プリンスのうさんくさいムードが、しっとりめのテンポだとぷんぷん漂ってくる。

 これもスローで、多重録音のボーカルがキモ。きゅんきゅんに絞ったファルセットもいかしてる。あいかわらず、ラップがいまいちだけど・・・。
2002年01月11日 00時40分02秒

ああっというま
正月休みも今日で終わりです。一週間と長い休日のはずなのに。ふと気がつくと何も出来ないまま一週間がたってしまった・・・。明日からがんばりまっす。

夕べは正月休の総決算をかねて、さっそくライブへ行ってきました。オールナイトなのに席を確保できず、一晩中立ちっぱなし。おかげで疲れて帰ってすぐ寝ました。今日も昼まで寝て。それでも眠くて夕方寝て。

休日は今日で最後なのに。なおさらああっというまに一日がたっちまったぜ。ちぇ。

行きたいライブのスケジュールを整理しようと、バンドルされたまま一度も使ってなかったアウトルックをいじってみました。使い勝手がわからず戸惑う。ヘルプをまったく参照せず、適当に操作してるぼくが悪いのですが。

で、整理した結果。1月〜2月はまさに毎日行きたいライブがある。もちろん毎日行ってたら生活が破綻しますが。・・・でも行きたいな〜。さて、今年は何本行けるやら。

今夜のBGM:The New Coloniy Six"Love you so Much"(1966)

 このところ恒例な「棚の隅に転がってたCDの虫干し」です。ぼくが持ってるのはライノのベスト盤。
 ニュー・コロニー・シックスはシカゴのローカル・ポップバンド。このベスト盤を見る限り、特に強烈なヒット曲はないみたい。

 一番のヒット曲が"I will always think about you"(1968年全米ポップチャート16位)かな。ただ、シカゴでは根強い人気があったようで、ライナーにはシカゴ発のAM局、WLSの番組チャート(当時全米38州ネットとか)もあわせて乗せている。

 本曲は今ならばソフトロックでくくられそうな、軽快なポップソングです。
 2ndアルバム"Colonization"収録で、全米ポップチャート61位(WLSチャート2位)まであがった小ヒット。

 ベスト盤でこの前後に収録された曲が、いかにも当時を象徴するファズギターを前面に出した平板なロックなのですが。唐突にこの曲で生き生きしたメロディや演奏を聴かせる。 
 なぜ本ズタイルでいきなり演奏したのかわからない。ベスト盤の中で、似たようなタイプの曲は特にないもの。

 だからこそ、本ベスト盤のなかでひときわ引き立つ曲だ。
 エレキギターの音色に時代を感じるが、その野暮ったさを押しのけて、はいトーンのボーカルとエコーのたっぷりかかったコーラスが響く。
 作曲はメンバーら自身。みずみずしく弾むメロディにハーモニー。名曲です。
2002年01月06日 23時53分45秒

なんとまぁ。
いきなりハプニングに出くわしました。
あれはレコ屋の帰り、電車にのって帰途についてるときのことです。ある駅の近くで、いきなり電車が急停車。
「なんか事故かなぁ」
のんきに構えつつ、マンガ読んでたのですが。車掌と運転手(?)の会話が聞こえてきました。
「線路に人が立ち入った・・・」
最後尾に座ってたので、よく聴こえたんです。

しょーがねーなー。のんきに構えていたのですが、そのまま耳に入ってる乗務員同士のやり取りを聴いてると。
「気をつけてください。包丁もってます」

なんともはや。近くにいた乗客らがざわめく。
若い車掌も少々パニック気味なのか、乗客へ不安がらせまいと声を潜めないので、内部の会話が筒抜け。
「警察呼んでください・・・。え、呼びました?」
あの〜。こういうときって不安感をあおらないように、中途半端な情報を流さないようにするのがセオリーだと思うのですが。

「怖いよ怖いよ〜」
一人で座ってた、若い女性がうろたえ、きょろきょろしだす。
気持ちはわかるけどね。あなたそれ、パニックあおるだけよ?

電車は窓も閉まってるし、中に入ってくるこたないだろ。のんきに構えてマンガ読みつづける。でもまあ、まわりの乗客が窓に鈴なり。何が起こったのか確かめようとどたばたするので、いまいち落着きません。

隣に座ってた男と、さっき慌て始めた姉ちゃんがいきなり携帯持ち出しました。「お、警察に通報か?気がきくなぁ」と感心。ところが、

「ねね。今大変なの〜。なんか包丁騒ぎが起こってさ〜。怖いよ〜」
どっちも友達に状況を報告しだす。
「いますげー事件起こってるんだよ。テレビ見ろよ!・・・まだ放映してないか」
携帯の重要性をしみじみ感じてしまいました。

となりでは別の男が窓開けて覗き込む。わざわざ巻き込まれる機会増やしてどーすっちゅーねん。
そのうち、その包丁持った若い男がフラフラこっちへやってきた。
かなりパニクってるようす。「すみません!すみません!」と絶叫しながら最後尾のほうへ近づいた。さすがにマンガどころじゃなくなってきました。

車掌が冷静を装って「電車動かないでしょ。危ないから落着いて!」と説得しだした。
男は包丁を横において「すみません!警察は呼ばないで・・・」と線路に土下座しだす。
となりのねーちゃんの携帯実況がますます活発に。車内の緊張が一気にヒートアップした。

といっても、どたばたはここまで。初老の乗務員がやってきて優しく両手を抑え、線路の横へと連れ出した。包丁は車掌が受け取り、車掌席に持っていく。たったひとりで対処とは。りっぱだ。
まもなく電車は動き出し、すぐ駅に到着。

男はまだふらふらしながら駅員と線路脇でもみ合っているのが見えます。通りすがりの男が数人、押さえ込みを手伝ってるようでした。
車掌は包丁を預けに行ったので、しばし駅にて停車。最後尾付近は様子がよく見られるので、ほかの乗客も集まってきました。

「怖いわね〜。怖いわね〜」
おばさんがホームに下り、包丁男の方を眺めながらしきりに言う。おばさん、あなた顔笑ってますよ?(笑)

そんなハプニングのあと、やっと電車は正常に動きました。さっきしきりに怖がってたねーちゃんは、もくもくと手鏡でまつげを治してます。おいおい・・・。

この一幕、たぶん10分くらいかかってました。最近の日本警察のレスポンスタイムって、いったい何分なんでしょ。とうとう最後まで警官の姿が見えませんでしたが・・・。

2001年12月29日 17時12分17秒

ふぃふぃ〜。
いちお今日が本年度の仕事納めです。ぼくの勤務先は、定時後に簡単な打ち上げを事務所のメンバーでやって、一年の締めをするのが常です。が、その打ち上げをやってる横で、電話でガタガタ仕事の打ち合わせを続けてるはめに・・・。そんなドタバタな一年でした。てか、確か去年もこんな感じだったな(笑)不景気ってのは厳しいもんです。ま、これで一年も終わったし。来年頭までのんびりします。

さてさて、そんなろくでもない前振りはさておいて。
その打ち上げの席で、違う部署の上司に聞かれて困った質問がありました。

「音楽好きなんだってね。どんな音楽好き?」

この質問って、困りません?まさか素直に「いや〜、メルツバウのノイズが最高です〜」とか「次のエアポート5のアルバムが楽しみでして」って、言いはなったが最後。一秒後には「なんだこいつ・・・」って目で見られ、いきなり会話がストップします。ちっともそこからコミュニケーションが生まれません(笑)

マイナージャンルを聴いてるからまずいんでしょうなぁ。ヒット曲を聴いてれば、素直に好きな音楽言っても、話が盛り上がるだろうに。だからといって、売れ線音楽中心に聴こうとは、あんまり思ってなかったりしますが。

とっさに「ええと・・・」と口ごもって、相手に「最近なんかお薦めあります?」って聴いちゃいました。その返答で、だいたいどの程度まで趣味を爆発させていいか読めるし(笑)

今回は「最近はピンクフロイドのベストよく聴いてるなぁ」と言い出したので、そっち系の話題でなんとか話は盛り上がり、事なきを得ました。難しいのぅ。

てか、この話題は単に笑い話のつもりなのに。ざっと読み返すとかなり切ない愚痴になってますね。とほほ。・・・できたら、笑い飛ばしてくださいませ(苦笑)

今夜のBGM:The Chordettes"Mr.Sandman"(1954)

 CDを整理しようと、普段棚の隅に転がってる盤をちょぼちょぼ聴いてます。困るのが、ストライクゾーンぎりぎりの音。たとえばドゥ・ワップです。ハーモニー系がツボなもので、かなりB級な音でも処分まで思い切れません。

 The Teen Queensのベストを聴いてました、もう明らかにB級。そこそこ楽しめますが、かといって「二度と聴かないな」とまで思い切れなくて。難しいな〜。

 おまけに、「まあツボかな」程度の音をしみじみ聴いてると疲れてきます。なんでこんなしんどい思いをしてるのか。つくづく切なくなってきました(笑)

 てなわけで、耳直しに引っ張り出したのがコーデッツです。The Teen Queensの代表曲、"Eddie my love"をカバーしてるつながりということで。
 コーデッツは白人4人の女性グループ。かなり洗練されたムードで、本来ならば趣味じゃないのですが。この高音を強調した流麗なハーモニーがとても耳に残り、たまに聴き返してます。

 本曲はイントロからいきなりいかしてます。素朴な手拍子にのって、絶妙のハーモニーで階段を跳ねるボールのように、かろやかなイントロが転がるところが、特に好き。

 前半はほぼ手拍子とベースのみ。ときどきオブリでマリンバ(ピアノかな?)が少し味付けするくらい。
 これが2コーラス目からはホーンも加わり、賑やかに盛り上がっていく。そんな編曲の妙も素敵です。
 上品であくのない音ながら、きっちり構築された面白さかな。

 似たようなボーカルアレンジの、"Lolipop"もいい曲です。
 ぼくが持ってるのはライノが89年に出したベスト盤。廃盤・・・かなぁ。もし聴く機会があったら、ぜひ。テクノが完全に普遍化した今の耳で聴くと、妙にタイトに聴こえ、あんがい新鮮なのでは。
2001年12月28日 23時21分54秒

う〜む・・・2連発。
う〜む(その一)
 朝起きると、どうも頭が重い。肌がぱさつく。どうやら風邪ひいたみたいだ。これから年末にかけてばたつくというのに・・・。今夜はライブ行きも中止しよ。何とか今日中に治さにゃ。

う〜む(その二)
 ひさびさに本屋へ。レココレとMM誌の最新号を買ってないことに気付き、慌てて購入。もう23日だぜ、おい。どちらもこれまで発売日は気にかけてた雑誌なのに。そこまでここ最近は、脳みそにゆとりなかったのかなぁ。ちょっと反省。

で、今日の本題です。MM誌は2002年1月号。恒例な各ジャンル「ベスト10アルバム」の記事が載っている。普段はチャートに興味ないからこそ、あんがいこの記事が楽しみだ。シーン全体を見回して、流れを総括するのも興味深いでしょ。

だけど、今年は愕然。今年聴いてきたアルバムと、選ばれた各ジャンル10枚との乖離が激しすぎる。ぼくがいいなと思うアルバムは、世間(少なくともMM誌の評論家ら)が考えるベストアルバムと、すさまじくかけ離れたものになったらしい。

なにせ、各ジャンルともにぼくが聴いたことない盤ばかりだもの。具体的にあげてみようか。各ジャンルの10枚中、()内がぼくが聴いたことある盤の数ですだ。
ロック(アメリカ)→(1)、ロック(イギリス)→(0)、
ロック(ヨーロッパ)→(0)、日本のロック→(0)、
ジャズ→(2)、ソウル→(1)、ヒップホップ→(0)、
テクノ→(1)、ワールドミュージック→(0)

う〜む、MM誌選盤90枚中、既聴盤はわずか5枚とは。趣味のすれ違いっぷりに苦笑するばかり。

今夜のBGM:Alexander Balanescu"Later,The sky is still clear"(2001?)

 ドイツの音響系レーベルかな?Staubgoldがリリースしたサンプラーに収録されてた一曲。
 このサンプラー、買ってしばらくほったらかしてたのだが。今日何の気なしにプレイヤーにぶち込んだら、とってもかっこよくって。朝からこればっかり繰り返し聴いている。

 サウンドはダブ風に処理されたオーケストラやオルガン(かな?)が、波のようにたゆたうトラックをベースに、バイオリン風の音色が淡々とゆったりしたメロディを奏でていく。
 そしてときおりブレイクに挟み込まれる、弦のガチャ弾き。シンプルで楽しい。

 シンプルな構成ながら、クリスマスのこの時期にぴったりなゴージャス感がたまらない。
 このコンピ、本曲以外にも刺激的な曲が多い。日本でこのレーベルの盤は手に入るかな。どうも通販で買うのは手間取りそうだし・・・。

 音響系がお好きな人は、このレーベルって一聴の価値ありますよ。MM誌で特に紹介されていませんが・・・(って、まだ言うか)
2001年12月23日 20時47分04秒

お帰りはこちらでございます。