のんびりてきとー日記です。
BGMは、特に日記の内容とリンクしてない
場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。
ちなみに、01/11/24までの日記はこっちです

初雪〜。
今日はえらい寒いと思ったら。ぱらりぱらりと初雪がちらつきました。まさか年内にふるとは。ホワイトクリスマス!・・・って喜ぶのもなぁ。単に寒いだけだし。すぐに雨に変わってホッと一息です。

仕事はあいかわらずドタバタ。神経切れそうになりながら仕事するはめに。
てなわけで、今夜は仕事が一段落ついたとこで強引に切り上げ、ひさびさにライブへ行ってきました。演目は梅津和時スペシャルセッション。いや〜、すっごく面白かった。いい気分転換になりました。感想はまたいずれ書かせて頂きます。

で、仕事の合間にひとつネタが。
昼休みに一息つこうとネットへアクセス。いつも見ているサイトのブックマークをクリック。・・・開かないじゃん。
表示されたメッセージを見て納得。会社のサーバでアクセス禁止されてるよ。

そのサイトは・・・「2ちゃんねる」。
まあ、わからんでもない。会社から書き込んだやつがいたんだろな。
しかし。見られないようにするとは。なんか、おとなげないぞ(笑)

今夜のBGM:Thelonious Monk"Bemsha Swing"(1956)

 今夜のライブでも演奏されてました。モンクのテイクで余韻を味わいたくて、さっきからこの曲ばっかり聴いてます。

 この曲はモンクも色んな盤で演奏してるんでしょうけども。ぼくが聴いてるのは"Brilliant Corners"収録のテイク。サイドメンはロリンズやマックス・ローチ、ポール・チェンバースなど。

 どっか不安定なコードによるモンクのピアノを、鳴りの深いローチのドラムが支えます。
 テーマのフレーズがとにかくかっこいい。ここでは上品に演奏してますが、サックスが強烈にブロウするアレンジも似合う曲です。
2001年12月22日 00時16分35秒

ふと
線路に飛び込みたくなることはありませんか?

いや、誤解しないでください。妙な気を起こしたわけではありません。もっとまぬけな話題です。

小さな駅なら、レール一本をはさんで向かいのホームが。複々線なら、ホームとホームの間に、何本もレールが並んでますでしょ。

ホームの端に立って、「ここからなら助走無しで、向こうのホームに飛び移れるかな?」とか、「列車一本分レールを飛び越して、あっちの線路に飛び降りられるかな?」って、思ったことありません?

年齢を経るにつれ、体力も運動能力も減っているとはいえ。まだ、列車一本分くらいのレールの幅は、ホームとレールの段差を活かせば飛び越えられると思うんですよ。いくらなんでも。
単線の駅なら、えいやっと向かいのホームへ飛び移れるんじゃないかな、と思うわけですよ。さすがのぼくでも。

電車を待つわずかな時間。そんなまぬけなことを考えながら、ぼやっと線路を見つめてます。でも、実行できないんですよね。
電車がくる寸前など、妙なタイミングで実行しなければ、ちょっと駅員さんに怒られるだけですむだろうし。実施してもそんなに迷惑はかけないと思うのですが・・・。

もし飛び越せなかったら。「こんくらいは運動能力が残ってるだろ」って、なけなしのプライドが破壊されます。その恐れもあって、なかなか勇気を振り絞れません。そんな大げさなこともでもないか。

とはいえ、わずか数メートルの距離を飛び越せるか飛び越せないか。
いざというとき己の力量を過信しないためにも、随時確認しておくべき項目だとも思うわけですよ。

そんなわけで電車を待ってる時は「飛び越せるかな・・」と、じっと自問自答しながら線路を見つめています。

今まで誰かに指摘されたことはありませんが。
電車がくる寸前まで、真剣な顔で線路を見つめてるんだから。

かなりあぶないやつに見られてるんだろうな・・・。

いや、駅員さんや周りの人に「考え直せ」って止められたことはありませんよ。ありませんったら。

今夜のBGM:Prince"She loves me 4 me"(2001)

 プリンスの最新アルバム、"Rainbow Childen"収録曲。
 近年の彼は会員制のサイトを立ち上げて、そこからのDLを音楽活動発表の柱としている。常時回線環境がなく、いろいろと調整も面倒そうなそのサイトへ加入していないぼくは、いまいち彼の活動がつかめていない。
 雑誌などではいくつものアルバムが「発表予定」と告知され、消えているようだが・・・。

 本番は"Redline"レーベルからのリリース。ディストリビュートのみの単発契約だろうか。プリンスとレコード会社の軋轢内容は不明だが、こういう風に「流通のみ特定レーベルと継続的な契約」を結ぶのが彼にとってベターだと思う。
 過去数枚の単発契約では、個々の作品がばらばらな管理となり、新しいファンには全体像が見えにくい。だから顧客の新規獲得面から見ればマイナスと思うのだが・・・。

 ともあれ彼の活発な活動を祈ろう。だって、こんな素晴らしいアルバムをリリースしてくれたんだから。
 
 ここ数年、プリンスは打ち込みリズムにこだわってきた。
 ぼくは彼のリズムセンスは非凡だと思うが、音色のセンスはいまいちだと思っていた。妙に派手だったり、耳ざわりでサウンドに集中して聞けなかったから。

 ところが今回はドラムのみをジョン・ブラックウエルやザ・マグニフィセント(プリンスの変名?これ)にまかせ、管やコーラス以外はプリンス自演という、往年のパターンで攻めてきた。
 出来上がってみると、このパターンが大成功。とびっきり密室的なファンク・ジャズ風プリンスが聴ける。アルバム"Truth"(1998)を発展させたような感じかな。

 またもや前置きが長くなった。
 本曲はプリンスの美しいメロディが楽しめる、ミドルテンポの曲。
 冒頭からハイハットのきれいなリズムパターンがまず耳を弾く。
 一打ごとに微妙に音色を変え、ハイハットのフィルを寸分の隙もなく叩きわけるテクニックがすごいが・・・。これはサンプリングの打ち込みかもしれない。

 ゆらゆら揺れるオルガンがアレンジの基調。プリンスはエコーをマイクにほとんどかけず、小粋にメロディをつぶやいていく。
 けだるく軋むファルセットも健在だ。
 バックはギター・ベース・キーボードがねっとりと絡み合い、色気たっぷりなグルーヴで突き進む。 
 こういうプリンスを、ぼくは待ち望んでいた。何度聴いても飽きない。
2001年12月17日 23時47分03秒

いやはや
PCウイルスは年末にかけて次々登場するようですね。BadTransBやらGonerやら。もはやアウトルックを乗り換えて、IE6にするしかないらしい。はあ、めんどくさ・・・。ダウンロードするのもダイヤルアップなぼくには面倒だ。そろそろPC雑誌の付録で、IE6がくっついてないかな。

なおかつ、既にIE6もセキュリティ・ホールがあるとか(くわしくはこちら。ただし、英語です)いたちごっこどころの世界じゃありません。いいかげんにしてくれよ、まったく・・・。

今夜のBGM:Blind Leroy Garnett "Louisiana glide"(1929)

 イギリスのレーベル、マグパイが1990年にリイシューしたコンピ「The piano blues 1928-1932」に収録。さすがにSP盤を聴けるほど、充実した環境にはいません。

 ブルーズってのも、なかなか奥が深くて入りづらいジャンルです。なおかつコード進行とリズムに共通性があるから、ついどの曲も同じに聴こえて続けて聴いてて飽きるのが正直なところ。

 かれこれ十数年前、そんなブルーズの奥深い世界への入門書がP−ヴァインから出版されました。「ブルース・レコード・ガイド・ブック」(1988)。ぼくと同世代の方で、これを読まれた方ってけっこういらっしゃるのでは。大学時代、本書を読んでずぶずぶブルーズにはまったやつがいましたっけ。

 そのガイドブックで紹介されてたコンピLPへ、同発売元レーベルが4曲追加しCD化されました。
 とにかく音が凄いです。SP盤おこしでスクラッチノイズがバリバリ。90年盤だからマスタリングもぼろぼろ。だけど、音楽の内容は面白いんですよね。

 これはピアノのソロ。ラグタイム風のオーソドックスな演奏です。グルーヴ感がたまりません。似たようなフレーズをえんえん繰り出すだけなのに。音がこぼれだすと、聴いててうきうきしてきます。

 今の時代、こんなリズムは流行らないんだろうけど。鈍く響く音のうねりがかもし出すビート感は、大切に聴き続けたいです。
2001年12月16日 22時19分55秒

しこたま
仕事が揉めて、ドタバタな毎日が続いてます。
早く落着いて、のんびりライブへ行きたいもの。はたしていつになることやら・・・。

タバコ増税、決まりそうですね。以前ほどではないにせよ、それなりにタバコ吸ってるぼくにはきつい話題です。一本1〜2円の増税ってことは、一箱20〜40円くらい増。たぶん、一箱が300円弱になるんでしょう。

タバコと酒は嗜好品だから好き勝手増税してもそれなりに税収は見込めるでしょうが、足元見られて切ないです。どっかで喫煙者が団結して、タバコ購入ボイコット・・・って実現したら面白いのに。ま、絶対無理だろな。影でこそっとすう人は絶えないでしょう(笑)

こう高くなると、銘柄を買えようか思案中です。今はマイルドセブン・ライトを吸ってますが、安さを考えてエコーにもどそうかな。かなり辛いけど、味はけっこういけます。昔仕事で大阪にいたころ、寮の近くの自動販売機でエコーを売ってました。話の種に買ったら思いのほか美味くて。しばらくひいきにしてましたっけ。東京戻ったら、なかなか置いてなくて諦めちゃいましたが。

今夜のBGM:Midnight Oil"Dream world"(1992)

 CDの整理をしようと、最近棚の隅に眠ってたCDを引っ張り出しては聴いてます。ばたばたして、ちぃとも作業が進んでませんが(苦笑)
 これは当時リアルタイムで買った盤。ミッドナイト・オイルの名前をなんとなく覚えてて、好奇心で買いました。

 ミッドナイト・オイルはオーストラリアのバンド。ボーカルのピーター・ギャレットのスキンヘッド姿を覚えておられる方もいらっしゃるのでは。たしか弁護士の資格をもってたんじゃなかったかな。プロテスト・ソング中心の硬派バンドとして、80年代後半にちらっと話題になったはず。全米/英ヒットソングはなかったと思いますが。
 
 アルバム"Scream in bule live"(1992)に収録。タイトルどおり、各地で収録されたライブ音源をえりすぐった盤です。

 この曲は90年のブリズベーンでのライブテイク。リフで聴けるギターの切れと、サビでシャウトする瞬間の声が歪むところがかっこよくて、以前はちょこちょこ聴いてました。

 ただ、アルバムとしてはいまいち華に欠けるような気もします。こういうストレートなロックを、最近ぼくが聴いてないせいもあるだろうけど。
2001年12月13日 00時15分17秒

ふい〜。
寒いですね、毎日。
かたくなにコートを引っ張り出さず、スーツ一枚で震えながら出勤してます。やせがまんしてるとこもあるけど、電車の中に乗ると暑くって。ギャップの激しさに、ついついコートをためらってしまいます。

とはいえ、帰るときにはあったかくなりたい。普段は昼飯を食べないので、残業して夜中に帰る時はおなかがペコペコなせいもあるし。

今夜は帰りの電車でマンガを読んでいた。ラズウェル細木の「酒のほそ道」1巻。副題の「酒と肴の歳時記」が、内容を言い表している。
こんなのをすきっ腹で読んでると、晩酌したくなります。燗したお酒できゅうっとね。

とくにこの中に収録された「秋刀魚の心」って作品が気になった。一匹の秋刀魚をビールと日本酒を飲みながら、じっくり食べるさまを4ページで描写してる。くうー。帰りに一杯飲みに行って真似したくなった。

もうすっかり季節遅れだけど、さ。

今夜のBGM:Brian Wilson"Thank you"(1991 ?)

 ブライアン・ウィルスンのソロアルバムには幻の一枚がある。それが"Sweet Insaity"。ほんとなら2ndとして1992年に発売されてたはず。
 
 お蔵入りになったのは、よくあるレコード会社との意見の食い違い。
 当時のリリース元レーベル、サイアーのレニー・ワロンカーが「歌詞が気に食わん」と二曲の改訂を要求。ブライアンが拒否したことで、本盤は闇に葬られた。

 その二曲のうち一曲がこれ。Beatleg vol9の記事によれば「自画自賛し、親兄弟を誹謗中傷する」歌詞らしい。もともと歌詞にまったく興味がなく、音が気持ちよきゃいいやって、気楽に聴いてるぼくには(英語がわからないせいもあるけどさ)共感しづらい話だ。

 今回縁あって"Sweet Insaity"を聴くことが出来た。本盤がお蔵入りになったのは本当に惜しい。
 なぜならば・・・とても素晴らしい音楽だから。

 ブライアンは長年にわたる隠遁生活の不摂生が祟ったか、天使のようなファルセットはすっかりさびついてしまった。ソロアルバム1枚目で聴く声は、すさまじく痛々しかったもの。

 ところがこの盤ではかなり声が復活している。(ちなみにソロ3枚目やヴァン・ダイク・パークスの共演アルバムでは声がボロボロなんだよね。不思議だ・・・)
 ふくよかさは幾分欠けているが、往年の甘いハーモニーを、多重録音で堪能できるのは素晴らしいことだ。

 問題のこの曲もアレンジは清らかで、とびきりの甘いポップスに仕上がってる。シンセの多用がちと耳ざわりなのが悲しいが・・・。
 ミドル・テンポで歌い上げる、甘いメロディ。サビで繰り返される"Thank you"のリフレイン。ばつぐんのサウンドが楽しめる。

 ここでブライアンがどんな歌詞を歌っているのか知らない。正直、知りたくもない。ブライアンの育った環境や、精神世界が複雑なコンプレックスになってるのは、ファンなら推測できるかもしれない。

 とにかく肝心なのは、いかしたメロディ。駆け抜けるハーモニー。素晴らしい演奏。
 音楽で一番重要なのは、そういったことだと思うけどなぁ。
2001年12月07日 23時07分31秒

ごきごきっ
肩凝りや首凝りがすさまじい。ちょっと油断してると首の後ろがガキガキに固まり、首が丸太になったみたいだ。首をひねるとメリメリ音がするし。寒くなってきたせいかなぁ。ここまでひどいのはひさしぶりだ。

よく四十肩っていうが、四十首ってのもあるんだろうか。「四十首」・・・俳句の句集みたいで、あんまり迫力ないな。
どうせなら思いっきり長生きして、
「いや〜。首が懲りまして・・・この年だと百人一首ですな」って言ってみたい。

・・・そんな年になるまで、首凝りで悩みつづけるのはやだけど。

今夜のBGM:Nobody Knows「続・スピーカーから」(2001)

 なぜか店頭から姿を消してしまった、スネークマン・ショーのラジオ番組復刻CD「Radio Snakeman show VOL.2」の収録曲です。
 スネークマン・ショーは、どの程度解説する必要あるんでしょうか。

 桑原茂一、小林克也、伊武雅刀の3人によるコメディ・ユニットと言えばいいのかな。70年代にラジオ番組を開始し、DJの喋りのかわりにコントでつなぐ番組をやっていたそうな。
 といっても、ぼくはその番組を聴いたことないけど。

 スネークマン・ショーを意識したのは、やっぱりYMO。「増殖」で共演した際のギャグを聴いてぶっ飛んだ。ぼくが中2のころだろうか。(あ、リアルタイムではないです)
 「不条理ギャグ」の概念がなかったガキにとって、とても不思議な魅力があった。
 「警察だ。開けろ」「だ〜れ〜」
 このギャグに何度爆笑したことか。音楽的なギャグなので、何度聴いても楽しめたっけ。

 さて、前置きがすさまじく長引いた。
 Nobody Knowsの経歴はまったく不明。日本語によるラップだ。数人で掛け合いをしている。「Vol.2」は70年代の音源を集めたものだが、たぶんこの曲は最近録音されたものだろう。
 当時ラップがあったとは思えないし、バックトラックのセンスも今風だ。

 日本語のラップは、ぼくにはいまいち馴染みにくい。英語圏のラップからアクセントをそのまま持ち込んで、日本語の歌詞がえらく不自然に聴こえてしまうから。
 今まで聴いた日本語ラップの中で、いちばんできがいいと思ってるのは「肉球みゃーみゃ」だし(笑)

 この曲も、ぼくにとって馴染みにくいパターン。音程が英語風に上下し、取ってつけたようなラップ。
 だけど・・・。
 なぜか耳に残った。リフで歌われるフレーズや、バックトラックから溢れ出す切なさが、仕事から帰った気分で聴くと、心に残るんだろうな。
 不安定な雰囲気の響きが、頭の中で何度も繰り返し鳴っている。
2001年12月05日 23時20分42秒

あれま
年末にかけて、なんとか一段落しようと思ったのに。すぐさまどかどかトラブルの嵐。うお〜。何とか一息つきたいな。

ここ数日来てなかったのに、ぽこっとまたウイルスメールが・・・。「re」としか書いてないタイトルなのに。思いっきりウイルスメールくさいのに。
好奇心に負けて、つい開いてしまう。力いっぱい、ばかです。

ちなみにこのウィルス、感染するとウイルスメールを感染したメーラーから勝手に送るそうですが。その際、自分のメーラーの「送信履歴」に送った記録が残るんでしょうか。
もしこのログが残らないとすると・・・。怖いな。もしかしたらぼく自身もウイルスをばら撒いてるんだろうか。

今日は渋谷オケ(ゲストが片山広明!)。明日はVincent's Trans Logic。どっちも聴きにいけないなぁ。あさってはルインズ。これもダメかなぁ。ちぇ。

今夜のBGM:Bill Withers"Hello like before"(1975)

 数日前の日記で、「BGM」として書こうと思ってた曲です。
 ビル・ウィザーズは南部の人かな?これはアルバム"Making music"収録曲。どうやらシングルカットはされていないようです。ぼくはベスト盤でこの曲を聴きました。

 彼のヒット曲は"Lean on me" (1972)。ぼくと同世代の人なら、クラブ・ヌーヴォーのカバーで聴かれたことがあるかもしれません。
 クラブ・ヌーヴォー版が苦手で、ビルも聴かず嫌いしてましたが、ひょんなことで彼のサウンドを聴いて、みなおしました。

 これは実に渋いバラード。ふかいエコー感を感じる音作りで、こもったハーモニー、暖かいストリングス。ヴァイブとアコギがアレンジに華を添え、実にリラックスできる演奏です。

 そのオケにのって、ビルが甘く歌い上げます。決して激しさに寄りかからず、都会の夜の奥へ沈んでいくような余裕ある声がたまりません。
2001年12月05日 00時08分15秒

やっとこさ
ネットにつないでます。一昨日から仕事がばたついて、さっぱりネットできませんでした。帰るのは両方とも午前様だったしなぁ。年末が近づいて、かーなりばたついてきました。

てなわけで、どうも寝不足。今日はひたすら昼寝して一日が過ぎる、とてつもなく生産性のない日でした。あ、午前中はちょいとPCをぱこぱこ。「CD」コーナーの番外編を書いてました。途中で眠くなってほおりだしたけど・・・。

でも、ストレス解消しないと来週仕事になりませんので。夕方には、うつらうつらしながら電車に乗り、スパンク・ハッピーのレコ発ライブへ行ってきました。いや〜、面白かった。感想はまたいずれ・・・。2時間半にわたって、大笑いしながら彼らの音を楽しんできました。

今夜のBGM:The Semibeings"I`m alone"(1994)
 
 下の日記でも触れた「書こうとした曲」は、本日聴いてないのでパス。そのうち書きましょう。・・・忘れなければ、ですが。

 これはクレイマーが主宰するシミーレーベルからリリースされた一枚、"Sickness and health"収録曲。クレイマーはプロデュースを担当している。詳細なバンドのプロフィールは不明。このレーベルは、たいがい一枚だけのリリースで終わるから。もしかしたら彼らもそのパターンかな。

 ギターが三人もいる、5人編成のサイケ・ロックバンド。せわしなく叩き込むギターストロークが気持ちいいです。ファルセットも織り込み歌い上げるメロディも、妙に耳に引っかかりますが。

 やっぱり、パンキッシュなギターの爽快感がキモかなぁ。
2001年12月01日 23時58分01秒

タイトル思いつかず。
この日記のタイトル、いっつも書く前にてきとーに思いついた言葉を書き連ねています。したがってまったく意味のない言葉が多いから、昨日はタイトルを抜いてみた。するとどうもレイアウト的に落着かない。メリハリをつけるためにも、なんかタイトルがあったほうがいいのでしょうか。ご意見お待ちしております。

今日は珍しく早く仕事がひけた。
「嵐の前の静けさ」
そんなことばが頭の隅をよぎる・・・。

今夜のBGM:スパンク・ハッピー"French Kiss"(2001)
 今日書こうと思ってた曲は別にあったけど。このCDを入手できたので、急遽予定変更します。

 菊地成孔が主宰するユニット、新生スパンク・ハッピーの3曲入り初シングル「インター・ナショナル・クライン・ブルー」が、ついにリリースされた。スパンクスに参加するまでは、いっさい音楽経験がなかった素人OL、岩澤瞳と組んでいきなりメジャー・デビューで攻めるとは。
 しかもこの音楽で・・・。どこまでマジなのか戸惑ってしまったのが正直なところ。

 スパンク・ハッピーの音楽的な主導権は菊地が握っているが、歌声は岩澤が主体。コケティッシュで浮遊感のあるポップスになっている。
 スパンクスがかっこいいなと思ったのは、バックトラックに長い譜割りのメロディが絡みつくところ。だから正直、このシングルはちと好みと違う。
 3曲収録されているが、いちばん趣味に近いのは2曲目の「ジャンニ・ヴェルサーチ暗殺」かな。
 
 で。この曲はシングル用の書下ろし曲かな?3曲目に収録。バックトラックは菊地が主宰するもうひとつのバンド、DCPRGのメンバー(坪口昌恭、栗原正己、高井康生)らがサポートしている。

 イントロからいきなり弾むエレドラの音色が、まるでYMOだ。初めて聴いた時から苦笑してしまった。ボーカルも微妙に電気処理して揺らせている。バックトラックはあくまで明るく、おっそろしく空虚な色が漂う。

 ちなみに菊地はこの曲でサックスも担当。いつもなめらかなテナーを聴かせる菊地にしては珍しく、フリーキーに音を震わせる。
 メロディはいまいち面白くないんだけど。スパンクスのコンセプトにぴったりあってる気がする。
 
 スパンクスは確か来年中にシングル2枚とアルバム一枚出すはず。がんがん売れて欲しいな。彼らの次回ライブは12/1。聴きに行けるといいなぁ。
2001年11月28日 23時36分07秒

なんだかすっごく仕事がばたついてます。忙しいってよりトラブルたんまり。神経疲れるなぁ。のんびりリラックスしたい今日この頃です。歩いて5分くらいのとこで、温泉でも開業しないかな。

さて。ヤフーのサービスの一環にページャがあります。基本的には二人きりの会話ですが、今のバージョンは複数でチャットも可能。もともとぼくはジオのチャットからネットにハマったんですが、このヤフーページャも、ジオチャットがダウンしてる時、連絡用に使ったりしてました。

で、最新バージョンのページャの機能を見て気付きましたが。なんとボイスチャットってサポートしてるんですね。テレホやフレッツでお互い使用すれば、事実上電話代に制限ないじゃない。ぐいぐい進歩してますな。さすがに双方向同時会話までは対応できないみたいだけど。

実際に使用するには当然ながらマイクが必要。なのでまだボイスチャットを試したこたないです。けっこう手続きに手間かかるのかな、とマニュアルを見ていると、こんな文章が。

   ボイスチャットをしようとするとコンピュータが
   フリーズしたりクラッシュすることがあります。

・・・クラッシュするんかい。

今夜のBGM:Lou Reed"Metal Machine Music A-4"(1975)

 ルー・リードのファンからはぼろくそに言われることが多い、同名タイトルのアルバム収録曲。ヒロシさんのご好意で、今回はじめて聴いてみた。

 いや〜、おもしろい。
 メルツバウなどノイズ系を聴きなれた耳だと、かなりポップに聴こえる。一般的な意味でのポップではないけどね。
 ギターにエフェクトをたんまりかけて、最低7〜8回オーバーダブしているようだ。

 ノイズの文脈で書くならば。ハーシュ系、インダストリアル系のかわいらしいタイプかな。ギターノイズが暴力的な地平までつっぱしらず、あくまでキラキラした高音中心で構成されている。細かな電子音が四方八方飛びまわる音色は、むちゃむちゃ楽しい。
 音の展開はわずかだが、おもむろにフィードバックが我が物顔で飛び出したり、ハム音が風を切って駆け抜けたりと、ちょこちょこ細かい音の変化がある。

 サウンドの全体像がちょいとつかみづらい。ルーはあまり深く考えずに、片端からチャンネルを埋めていったのかな。
 そのわりには、個々のノイズは分離されて、聴きやすいノイズ・オーケストラを作り上げてるんだけど。

 耳へ神経質に飛び込んでくるノイズは、まっさきに馬鹿でかいパチンコ屋を連想した。よくあるでしょ、ホールのあちこちで大当たりしてる最中だと、複数の電子音が重なり合って、すさまじく落着かない音像をつくりだしてることが。

 もしこれをあえて「つまらない」と評価するならば。アイディア一発で、LP2枚を押し通しちゃったことかな。発表が1975年だって割り引いて考えなきゃいけないけど。
 でも、いまやCD時代。全一曲のノイズなんてさほど驚くべきことじゃない。今の時代にこそ、マッチする音楽かもしれない。

 このサウンドを到達点にせず、出発点としていたならば。いまのノイズ界はかなりルーのおかげで、さらに過激に様相が変わっていたと思う。

 ノイズが好きな人は、ぜひ一度聴くべきアルバムだ。けっして後悔しませんよ。
2001年11月27日 23時36分56秒

今日もまた
ぶらぶら外出したくらいで、のんびり一日。あんまり成果はないものの、いいリフレッシュになったことはまちがいない。さて、明日からまた日常が始まる。

がっぷ獅子丸の「悪趣味ゲーム紀行2」を購入、だらだらと寝っころがって読む。1が出たのは3年前。ちょっとゲームに飽きかけていた頃だが、爆笑しながら読み進んだ記憶がある。
ところが今はさらにゲームとは疎遠。伏字で入ってるメーカー名もさっぱり想像つかない。文章を区切らずダラダラとつなげていくがっぷ氏特有の文体もゲーム業界に共感をもてなくなっているせいか、読み進めるのがちとつらかった。内容そのものは面白いんだけどね。裏話もここまで豪快だと、酒場での会話もしこたま盛り上がるだろうな。

菊地成孔オフィシャルサイトの構成が変わってくれた。えっちな写真もなくなり、大手をふって会社で見られそうだ(笑)しかし、どうにもIEだとメニューが見づらい。ネスケだとばっちりなのかな。会社で確かめてみよう。

明日はいよいよ新生スパンクハッピーのデビュー盤発売。レコード屋に行けるかなぁ。週末までおあづけの予感も。

今夜のBGM:Tot taylor & Mick Bass"Sidewalk Symphony"(1990)

 ひさしぶりに聴いたな、これ。当時新譜で買ったはず。
 実はトット・テイラーもミック・バスも、詳しい経歴って知らない。

 ただ、トット・テイラーのサウンドが妙に気になっていた。いま手持ちにある彼の盤は"Box-office poison"(1986)だけ。
 エルあたりのおしゃれなポップスとテクノの一体化に興味があり、YMOの展開としていろいろ聴いたうちの一枚。発売は当時愛読していた「クロスビート」のレコード評で見つけた。そのくらいは覚えている。

 本盤は日本で製作、WAVEが出資しているようだ。アルバム"Music for the left-handed"に収録されている。タイトルどおり「左手のための音楽」。二人とも左利きなのかな。
 
 音楽的に「左手」をどのように意識して作ってるかは不明。特に低音部を強調してるわけでもなさそうだし。
 
 この曲はインストのテクノ・シンフォニー。ドラマティックなイントロに続き、低音の旋律が曲を盛り上げていく。
 そしててくてくとミドルのリズムが弾む上を、軽快なメロディがつぎつぎ登場。そうとうポップなインスト曲だ。

 こういう音楽を聴いてると、しみじみバブルを想像するけど・・・今はじめてこのサウンドを聴く人は、どんなことを連想するのかな。
2001年11月25日 23時25分40秒


お帰りはこちらでございます。