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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

大雑把とFragile?
Amazon経由で注文した海外のサイトからCDが到着。封筒の表面には"Fragile"の文字。
ワクワクして開けると・・・思いっきり、帯が半分に折ってある。
大雑把だなあ・・・帯をコレクトするとか、そういう発想ないんかな。まあいいけど。何のためのFragile表記じゃい。

前にテリー・ボッジオのサイトへCD注文した時も、封筒はホチキスでバチバチと口を止めただけできて、あまりの大胆さに呆れた。
出張のついでにピッツバーグのCD屋へ行ったら、裸のジャケもケースもない中古CDを1ドルとかで売ってて、「これでも商品になるのか」と驚いた。
でもまあ、こういう大雑把もありだと思う。

日本で中古CD売るときに「ツメ折れ」とか「ケース傷」で安く叩かれると、悲しくなるもの。まあ、ケース入れ替えない俺が、悪いんだけど。
2013年03月25日 21時29分43秒
最大級、への魅力
やたらデカけりゃいいってもんじゃないが・・・惹かれる。

元パチンコ店に古書30万冊、22店の底力結集
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130322-00000812-yom-soci
古書店22店が協力、約30万冊を扱う店舗「つちうら古書倶楽部」を31日、茨城県土浦市のJR土浦駅近くにオープン。という。

そもそも古書と新古書、は異なる。最大級のブックオフと違い、この店舗へ「安い」に軸足置いて目指すのは違うだろう。あくまで「掘り出し本」を目的にすべき。
となると、なにを探すか・・・思いつかない。つまり、ぶらっと見に行く形になりそうだ。としたら、土浦ってあまりにも遠いんだよな。
2013年03月23日 18時32分15秒
今年は7.39GB! SXSW 2013音源
ちょうど開催中のアメリカのイベント、SXSW(http://sxsw.com/)。
音楽の祭典って観点で興味あり。どっさりMP3の試聴音源がアップされ、ロック系のジャンル概観にちょうどいいのだが。どうも今年のWebは、どこにあるかよくわからない。

まとめて落とせるところないか、とチェックしたら引っかかったのがこの記事。
今年は7GB以上。1210曲あるそうだ。・・・聴かねえなあ、こんなに。
どっちみちtorrentで流通らしく、入手するすべもなし。
http://www.gizmodo.jp/2013/03/739_gb_sxsw_2013.html
(原文)
http://torrentfreak.com/sxsw-2013-on-bittorrent-7-39-gb-of-free-music-130310/
エッセンスを、とご希望の方にはこちらを。米のWeb雑誌SPINが、60曲を厳選したそうな。
http://www.spin.com/articles/sxsw-south-by-southwest-2013-free-download-mixtape-bbq

とりあえず上から聴いてるが、まだ気に入ったのは見つかっておらず。
2013年03月16日 12時42分10秒
節耳
今週は出張と花粉。そんなとこ。広島へ行きは新幹線、帰りは飛行機で移動してみた。よっぽど接続良く無い限り、飛行機でも別に速く無い。体力的には飛行機がいいけど、移動中に電話かけっぱなしって意味では、新幹線のほうが便利かなあ。

週末から花粉症が本格化。埃っぽいし痒い。くしゃみもとまらず、鼻水がすごい。
昨日から、鼻栓が登場した。もう、外出たくない・・・。今日はなんか熱っぽいし、すべての用事をつぶし静養中。本読んでは音楽聴く、寛ぎの日に決めた。

前半の出張中、改めて自分の耳がいい加減と痛感。デニス・ウィルソン"パシフィック・オーシャン・ブルー"って、めちゃくちゃ良いアルバムじゃないか。気づけなかったとは・・・。

ビーチ・ボーイズ兄弟の真ん中が、77年に発表したソロ。08年に未発表ソロ"バンブー"などの音源も加え、二枚組レガシー・エディションで出た。08年当時に買ったけど、「歌が下手だな」とほったらかしていた。
今回の出張で改めてイヤフォンで聴き、ブライアン直系ならではのアヴァンギャルド性とポップさを実に受け継いだ盤と痛感。末弟のカールが歌の才能へ軸足置いたとしたら、デニスは作曲の才能へ軸足置かれてた。

そもそもぼくはデニスっていい加減で大雑把、ブライアンの才能へ胡坐かいて金と名声を使いまくったってイメージしかなかった。
この盤でも楽曲クレジットはあるものの、共同プロデュースのCarli Muñozや共作曲クレジットのGregg Jakobsonがほとんどやってるんだろ、と思い込んでいた。
だが、本盤をじっくり聴いたら。何でこんなアレンジか、本当に分からない。突拍子もなく、ヘンテコ。だが、ポップさは失わない。こりゃ、デニスだわ。間違っても、職業ミュージシャンが、こんなアレンジしないだろ。

もしビーチ・ボーイズじゃなかったら。デニスはこんな素敵な音楽を、おそらく作れなかったろう。才能って意味じゃなく、創作環境として。金とスタジオ、豊富な時間。アイディアの断片を組み立てる人脈。それらすべてがあったから、恵まれた環境ゆえの、優雅で貴族的な音楽って気がする。
本盤の楽曲は、あと一歩の詰めが弱い。ぎりぎりと煮詰めて、一曲に仕立てる執念が薄い。思いつくまま健やかに積み上げた大雑把さが、珍妙な前衛性を作った。
たぶんDTM環境がどんなに進化しても、気まぐれと趣味だけでこんな音楽は作れない。
逆に言えば。一曲を完成させる、それが既に才能なんだな。

試しに一曲、細かく感想を書いてみる。3曲目、"Moonshine"。最初はハープシコードっぽい音をバックに、鈍いメロディのバラード。弾き語り的なアレンジだが、デニスは30秒も集中力が持たない。始まって30秒でいきなり、大ストリングス入りのアレンジに変わる。
3拍子とも取れそうな冒頭の不安定さは、がっつり4拍子へ。このあと、歌のはいり方も自由奔放。正当な一拍めの頭からだけでなく、二拍目の裏や三拍目あたりも使って、妙な浮遊感を表現した。
リフレインからバック・トラックだけ残ると、響きは力いっぱいサイケデリック。ブライアン直系のドリーミーな広がりが漂う。
もしキチンとアレンジしたら、えらく味気ない楽曲だと思う。だが、拍を自由に使うデニスだからこそ、奇妙な前衛性を産み出した。
2013年03月09日 15時23分48秒
学生時代にやらなくてもいい20のこと
また、読んだ本の話をしよう。「学生時代にやらなくてもいい20のこと」朝井リョウ:著(文藝春秋:2012)について。

著者は"桐島、部活やめるってよ"で09年にデビュー、当時は大学生。本書は10年から12年に"別册文藝春秋"に連載エッセイへ書き下ろしを加えてまとめた。
予想以上に面白い。読みながら声を上げて笑ったのは久しぶりだ。

内容は大学時代のアホな話が中心だ。冷静に考えると、無軌道無鉄砲な大学生っぷりにムカついてくるが、妙に生硬で説教くさい文章がうまい。するするとギャグに乗れた。

話はぐんっと飛んで、"同時代性"。いわゆる思春期のころ、読む漫画やエンターテイメント小説を書いてるのは、当然ながら年上の人ばかり。それが、不満だった。目線、発想、文体、いずれもが同世代の価値観と微妙に違う。「早く同世代の人が、デビューしないか」。高校生や大学生の頃、そんなことを考えていた。自分でデビューを、と考えないあたり人任せであるが。

最初に「おお、同世代だ」って感じた小説は、笹本祐一"妖精作戦"だった。とはいえ氏は、ぼくより6歳ほど年上だが。マンガは誰だっけな。もう忘れた。
それから幾星霜、今日この頃は同年代どころか年下作家が当たり前。感性は逆に乖離を始めてる。それはそれで、興味深い。異文化とまで行かないが、違う発想読むのは刺激的だ。

著者は今、サラリーマン生活1年目。筆一本で食べず就職の道を選んだ。
"桐島、部活やめるってよ"は12万部くらいの売れ行きという。映像権や他の本出版合わせた印税はそれなりかと推測するも、微妙な金額といえばそれまでか。
とはいえ堅実というか夢が無いというか。こういう着実性って、バブルはじけた直後が大学卒業だった、俺の同世代には無い発想だよな。
2013年03月03日 08時53分45秒
ピアニストになりたい!
久しぶりの日記は、読んだ本の話でも。

「ピアニストになりたい!」岡田暁生;著(春秋社:2008年)を読んだ。
副題は「19世紀 もうひとつの音楽史」。19世紀のピアノ学習がいかなるものだったか、を分析した読み物。

冒頭で著者は「本格的にピアノを学ぶなら、まず指練習から」と定義される楽器は、ピアノだけだ、と定義する。管楽器ならロングトーンみたいな、基礎練習はある。弦は良く知らないけど、たぶん運指練習とかあるんだろう。だが確かにピアノには「指練習がいる」と、つい思ってしまう。
ハノン、ブルクミュラー、ツェルニー、などなどなど。楽曲を奏でる前に、まず指が回るように、と。

本書が非常に興味深いのは、ピアノの指練習本を分析することで、当時の欧州文化が伺えること。産業革命を経てメカニカルな動きをマスターすることが美学であり、楽曲解釈や表現力は二の次、って美学。すなわち工業的な標準化が基本、と。
もっとも本書は文化論まで踏み込まない。あくまでピアノ教本を基礎に膨大な引用を踏まえ論を進める。

自動ピアノや指矯正器具のヘンテコさ。ツェルニーがいかに「良い演奏」をマニュアル化したか。リストのタッチはかなり突飛な弾き方で、ツェルニーががちがちの指姿勢と相反するものという点(ただし当時のフォルテピアノは現在の鍵盤の1/8程度しか重さなく、丁寧に鳴らす必要があったそう)。
最後の章、20世紀転換へ向かうきっかけまで、滑らかに論が進んでいく。

ピアノの弾き方から、こんな面白く論じる読み物が書けるとは。
2013年02月28日 22時30分10秒
お買い得情報:Mohamad Abdel Wahab"Kolleda Kan Leh"
中東/欧州あたりのワールド音楽に強い、アオラのネットショップのセール情報「近代アラブ音楽黄金期のスター特集」をつらつら見てた。
http://www.ahora-tyo.com/

その中で表題曲収録のアルバムが紹介されてた。
http://www.ahora-tyo.com/feature/featurefix.php?fid=15&row=1
Mohamad Abdel Wahab"Kolleda Kan Leh"は日本語表記だと、ムハンマド・アブデル・ワッハーブ「私の人生に起こった全てのこと」、らしい。前にル・クラブ・バシュラフのライブで聴いたことあるかもしれない。

原曲は30分のライブ音源という。へー、と思いAmazonで何となく検索してみた。すると。
アルバム全体のMP3で1500円。http://alturl.com/qpc2b
こっちだと、アルバム全体で200円。http://alturl.com/7db83

つまり下のリンクでは一曲100円でも買える。一曲=100円と機械的な値付けの弊害であり奇妙な現実。とはいえ、いつでも買えると思った瞬間に買わない。これまたデータ販売における、落とし穴。
しばらく前の日記で書いたAcid mothersと同様ケースだ。この大雑把さがAmazonだな。
2013年02月23日 17時16分23秒
購買本をまとめて
企業相手に営業の仕事してると、値段がらみは客先の購買部門と行う。だが、あんがい「購買部門」ってのが、なにをしてるか分からない。設計とかがたいがい値段を決め、あとの細かいところで購買が口出してくるってケースも多い。そもそも、購買が売り込み内容を把握しておらず、仕事にならない例も多い。

すなわち、購買部門って何を考えてるのか、日々仕事してる割に分からない。
本屋のビジネス書のコーナーに、営業向けのハウツー本は山ほど売っている。けれども購買について触れた本は、意外と見ない。

だが、ネット書店をうろうろしてて、たまたま面白そうなの見つけて、まとめて買ってみた。

「製造業の現場バイヤーが教える だったら、世界一の購買部をつくってみろ!」
「大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―これからのほんとうのリスクヘッジ」
「調達・購買の教科書」

著者はどれも坂口孝則が絡んでる。もと購買で、株式会社アジルアソシエイツを立ち上げて購買系のコンサルタントが今の仕事。さらに勉強会の「購買ネットワーク会」幹事を務めてるとWikiにあった。http://alturl.com/ctpcx

これが、面白い。購買なりの悩みが、ようやく分かった。まあ、だからって売り上げ拡大につながるわけじゃないんだが。
上記3冊の感想を簡単に書いておく。

「製造業の現場バイヤーが〜」
小説仕立て。こんなうまくいくかい、とは思うが。「**の女子**がドラッカーの〜」みたいに、妙なライトノベル風の演出が無い分、楽しめた。
最後はきれいにまとまり過ぎだな。でも、部下との恋愛要素みたいなのが強引に押し込まれてないのが、好感もてる。
交渉先の設計部門が薄っぺらいが、例示されてる問題点指摘は、確かに購買部門として気持ちいいよな、と感じた。

「大震災のとき!企業の調達・購買〜」
これを最初に読んだ。あの震災直後、社外といろんな調整してて、確かに考えてることが良くわかる。震災レベルのリスク管理は、一企業のやるもんじゃないって言い切りは小気味よい。
その一方で、あえて意見を統一させず羅列式の編集なため、読後感はいまいちスッキリしない。

「調達・購買の教科書」
これもまとまってて良い。まず一冊、ならこれかな。ちょっと薄っぺらいが。

どれもこれも根本に「営業側の視点」が欠けてるのが、逆にもどかしい。
「購買が考えてる一方で、営業が考えてるのはこれなんだよ〜!」と。
この調達部門の勉強会、営業の視点で出席したいよなー。議論したら、いろんな面白い意見交換になると思う。
あと一冊、『調達・購買戦略決定入門 あと10年を生き抜くための、決定版!調達・購買・理論本』ってのを、これから読む。さて、どんな内容かな。
2013年02月21日 22時51分38秒
CDソフトケース
ひさしぶりにタワレコのショップへ。CDソフトケース見てたら、タワレコのオリジナル版を使ってみたくなった。これね。http://alturl.com/sz87d

これまではもちろん、フラッシュ・ディスク・ランチ製のソフケを使用。微妙に改良もしてるようで、初期タイプの不織布がCDに張り付いたりとか、ジャケットがビニールケースに張り付いたりも、だいぶなくなってるようだ。

が、このタワレコ式CDソフケのいいとこは、入れやすいとこ。ぺなぺなした構造ははっきり言って、好みだろう。上が空いてるところからジャケのポケットにどのくらい埃はいるか、あと数年たてばわかるだろう。

一番ありがたいのは、フラッシュ製より安いとこ。次に買うのは、500枚入りにしようかな。http://alturl.com/7vqd4
2013年02月17日 21時18分31秒
Алексей Айги и ансамбль
たまたまYou tubeで見つけた。アレックスG. Aigiと読むらしい。後半はうまく翻訳されず。ロシアのバイオリン奏者で、バンド"4'33."を率いてるらしい。Wikiによると結構アルバムも活発にリリースしてるようだ。
http://alturl.com/zfoqd
翻訳ソフトで読んでるため、確かな情報は不明だが・・・少なくとも、情感あふれる演奏なのは間違いない。You tubeで検索してみてください。

バンドのサイトはこちら。もちろん、ロシア語。
http://aigui433.com/ou.html
2013年02月17日 00時10分44秒
メビウス
コンビニでたばこ買ったら、ようやくメビウスに出会った。
マイルドセブンからブランド変更したメビウスの発売は、たしか2/1。既存流通在庫を使い切ってからメビウスにランニングチェンジだけど、結構時間かかったかな。
開けてみると、内箱パッケージのデザインがちょっと違う。

だいぶ前からメビウスのブランド宣伝で広告が山ほど。このパッケージデザイン変更とかも金かかってるんだろな。240億円、変更や宣伝費用に掛かったらしい。そのぶん、安くしろよな。
味は多分、変わってない。ちょっと軽いかなあ。咥え心地も、ごくごくわずか細くなった気がする。多分気のせいだが。でも万が一、微妙に減ってたら嫌だぞ。

デザイン変更から、著作権に発想が飛んだ。
ふっと気が向いて、水樹奈々のシングル情報を検索。うわ、山ほどある。売れてると次々シングルが出て、いっぱい声が聴けるんだな、と改めて実感。

違法DL規制でめっきり厳しくなったが、ストリーミングはセーフ。だが、ファンになったら多分買うだろ。なんだかんだ言って、「ネットで無料視聴で飽き足らない」と「ネットにない」の二極化で、ビジネスは成立する。今の時代、50〜60年代のラジオ中心、シングル中心時代に雰囲気が戻ってるのではないか。

なお「ネットにない」だが、無いものは本当に、ない。今でも金出さないと聞けないものはある。
一方でYou tubeだとレア盤の洋楽をせっせとアップしてくれる人が多く、本当に有難い。権切れの関係か。ドゥ・ワップなんて、ほんと色々あるもん。

おまけ。権切れで少々検索してみた。ポップ系でこういうサイトないかな。
山田耕筰やヴィラ=ロボスって、まだ切れてなかったんだ。
http://music-bells.com/?mode=f12
一方でホルスト"惑星"は厳格に編曲を許さん、って富田勲"惑星"(1976)のLP盤ライナーで当時に読んだ(富田勲は正式な認許済)。でも今はもう権切れか・・・時の経過を感じる。
2013年02月16日 22時16分16秒
MAINSTAY 3600(非常用食品)を試食。
会社から防災袋で支給された非常用食品の期限が、そろそろ切れる。入れ替えた古いやつは持って帰ってもいいよと言われ、一つカバンに入れた。結構重い。

それがこのMAINSTAY 3600。http://survivorind.com/foodr.html
15センチ四方くらいのアルミラミネートで3日分、9食対応を想定のシリアルバー。がっちり真空パックだが、スムーズに指だけで切開けられたとこがさすが。中身は要するに、カロリーメイトの大型版です。

1食400キロカロリー。必要最低限ってとこみたい。ただし難点は小分けされてない点。大きな一つのブロックに切がけ入ってて、9個に簡単に分離できる。しかし、残った分の一時保存に困った。クルクルと開封口を巻くには、最低一日分を食べきらないとやりづらい。
いざ緊急事態の時には、もちろんそんな細かいことを気にしない。だから不要なパッケージを省き、コンパクトにまとめた商品設計は素直に評価したい。

肝心のお味は・・・かなり甘いが、水が無くても食べられた。ほんのり果物フレーバー。もちろん、食べた後に水飲んだほうが口のパサパサ感は無い。口の中に甘い味が残るので、山登りとかにも重宝しそう。美味いもんじゃないから、あくまで非常食だが。

ひとかけらで物足りず、ふたかけらをいっぺんに食べてみた。計800カロリー。うう、胃にもたれる・・・。運動せねばダメか。まあたぶん、しないけど。
2013年02月10日 09時41分37秒
ウォーホール
仕事はまあ、いろいろある。体調は・・・まあ、風邪を引いている。
ということで、まったく脈絡なくウォーホールの話題を二つ。

1.米NYのComplex Magazineでウォーホール・ジャケット10選の記事あり。
http://amass.jp/16964オリジナル記事はこちら。http://www.complex.com/art-design/2013/01/10-album-covers-designed-by-andy-warhol/

ひょっこりとラッツ&スター"Soul Vacation"(1983)が上がっててびっくり。これって、プロデュース大滝詠一なんだよな。といっても、アルバム通して聴いたことないが。
コメントで大滝に言及も期待したが、さすがに無かった。

 ちなみにストーンズは"Sticky Fingers"(1971)でなく"Love You Live"(1977)。何でだろ。ジッパーのほうがインパクトあるのに。

2.“バナナ・ジャケ”使用を巡り、ルー・リードらがアンディ・ウォーホル財団を告訴http://amass.jp/422
 著作権の具体的取り決めがなかったという。うわー、おおらか。今では考えられぬのう。ぼくがウォーホール・ジャケットでぱっと思い出すのは、やっぱりこのバナナ。

今のBGM:Musica Transonic"Swing Strong Mod"(1999)
 先日色々入手したAcid Mothers Temple音源は、i-podで通勤中に聴いている。つい轟音にしてしまう。迫力考えると、やっぱりね。ドラムやギターがシンプルに刻む分、高揚感を煽られる。テンション挙げるのにいいな。

 ふとムジカ・トランソニックを聴きかえしたくなった。ごしゃごしゃの濁った音質で、前に聴いたときは辟易したのだが。今聴きかえすと、記憶よりも分離は増し。まあ、ノイジーで割れまくっているけれど。ディストーションまみれなら平気なのに、音質悪いと不満に思うのは何故だろ。

 ムジカ・トランソニックは河端一、南條麻人、吉田達也。河端がACIDがらみ。この"Swing Strong Mod"(1999)が1stだっけかな?
 即興サイケ。吉田の乱打がグルーヴをねじくって、ひっかきまわす。つかみどころ無いのは、やっぱりだなあ。
2013年01月29日 21時51分12秒
150円のAcid Mothers Temple
せせこましいですが、今日は値段の話を少し。
Acid Mothers templeに興味出て、先日にネットであれこれ注文。そうだ「MP3ではどうだ」と検索したら驚いた。Acid mothersは限定盤多いから、いつでも買えるMP3は有難い。

Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O.名義の"Nam Myo Ho Ren Ge Kyo"(2007)をAmazon MP3では150円で売っている

目を疑ったが、どうやら全1曲のためらしい(1曲=150円)の計算。i-tunes日本は本盤の取り扱い無いが、米i-tunesだと$9.99と普通の値段だ。レーベル側とAmazon側、どちらの値付けだろ?
さっそくAmazon mp3で買おうと思ったら、先日に注文済だった・・・無念。
ちなみに発売元レーベルの米Ace Fuのサイトは、セキュリティ・ソフトから強烈な警告がかかったため、確認しておらず。

なおAmazon MP3ストアでは同名義のアルバム"In C"(2001)も、450円で買える。全3曲のためみたい。
その割に"The Penultimate Galactic Bordello Also the World You Made"(2003)はAmazon MP3で¥6,000と強気の値付け。アルバム4枚組だから、ってことか。在庫なしとはいえ、CDは\4,454でAmazon自身が売ってるというのに。
どうも値付けは色々とややこしい。
2013年01月24日 23時30分40秒
タギング本末転倒
気が向くと、i-tunes立ち上げてタグ整理をしている。PCオーディオへほぼ移行して2年くらいか。ミュージシャン名やアルバム名を忘れたら、探すヒントが無い。少しでも検索率を上げるべく、サイドメンの名前を入れたりが主。鬼怒無月であれこれの盤を紐づけてる最中、90年代で持って無い盤が何枚もありと気づく。これらが今でも手に入るか、探す楽しみもあったりする。

あれこれ検索してる途中で、ZORN,HORVITZ,SHARP,PREVITE"Downtown Lullaby"(1998)を聴きたくなった。これは間違いなく過去に買った。
だが、手持ちファイルを検索しても出てこない。リッピング忘れかと、置いた棚を探し回るが見つからない。間違えて売ったかなあ。
無いとなると、聴きたくなる。しかし、聴いたら聴いたで「なんだ、こんなもんか」と思う可能性が高いのが、この手の盤。
とりあえずさっきJohn Zorn & Bobby Previte"Euclid's Nightmare"(1997)を聴いていた。
ああ、もうこれでいいや。大して変わんないし。

ちなみにi-tunesでタグ整理は聴きながらだと、ちょっと操作性が悪い。HDDにも負担高いかもしれない。ということで、動画サイトやIAで別音源を流しつつ編集する。これがまた、さらに本末転倒。手持ち音源を色々聴きたいからデータ整理してるのに。

今気になってるのは、Acid Mothers Temple。

AMTの混沌サイケは積極的に聴いてこなかったが、こないだ高円寺の円盤で入手した小冊子読んで気が変わった。
タイトルは「円盤で売れ続けているもの、円盤で売りつづけたいもの50タイトル」コピー誌本。300円だったかな。これが、めちゃくちゃ面白かった。
冒頭でAMTをべた褒め。99年以降に東京でライブしないスタンスとは(例外一回だけあり)知らなかった。マニタツなどで派生ユニットのライブ見た記憶あったため。

AMTは派生ユニットめ、膨大なアルバムあり。どれも基本的に売り切りの限定盤。試しにIA見たら、色々と音源あるじゃないの。80公演以上聴けるみたいだ。楽しみ。ストリーミングでも聴けるから、あえて落とすも必要ない。
こうして、本末転倒が深まっていく。
2013年01月22日 22時29分49秒
図書館の利用法
「図書館を使い倒す!」千野信浩:著(新潮新書:2005年)を面白く読んだ。
キーワードは「あいまいに探し、鋭く手に入れる」。約10年前の本だが、情報鮮度は別にして、方法論は現在でも刺激的だ。

ターゲットはビジネスや調べもので、いかに図書館を利用するか。著者は週刊ダイヤモンドの記者。視点はマスコミの「にわか調査」。インターネットはノイズが多く精度に欠ける。概要を手っ取り早くつかむには、と図書館を推奨した本。

何かを調べるには(1)まとまった情報(2)調査目的の中心ならびに周辺を的確に探す(3)一次資料、灰色資料がある。あたりをポイントとした。"灰色"とは国会図書館に収蔵無い書籍、すなわち地方のみで発行、取次通さぬ本などを指す。

著者はあとがきで「ベストセラーは保存と貸出2冊で十分。図書館の役目は、利用者が驚くような資料を収蔵せよ」と説く。まったく同意。
例えば。練馬区の図書館で予約率ナンバー1は三浦しをん「舟を編む」(2011)。確かに楽しく読める小説だった。「舟を編む」は、練馬区の図書館合計の複本が54冊。予約件数は1048件。買えよ。千人以上の予約者のうち、買えない困窮な人は何人だろう。
定価1575円。新古書店だと1050円売りの400円で買い取りとあった。つまり650円で読めるぞ。どうだ。(http://www.furu1online.net/ItemDetail?cmId=1000145361)

話を戻そう。本書は調査が目的で、読書ではない。知らなかった探本手法が、Webcat Plus(http://webcatplus.nii.ac.jp/)。文章から類推本を検索できる仕組み。

試しに以下表題のニュース本文の全文で検索してみた。
「力の限り安全確保」=社長らアルジェリアへ―日揮、懸命の確認続く」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130119-00000009-jij-soci

すると、こんな本が引っかかる。「新たな安否確認システムの開発と試行的な安否確認実験報告書」岩手県社会福祉協議会編(2009)
調べる目的によっては、まったく予想外で有効な探書になるかも。新鮮な切り口で取材が必要な場合、役に立ちそうなサイトだ。
2013年01月19日 13時25分20秒
クレジット、(本人)の連発が面白いな。
出演:ニール・ショーン(本人)/ジョナサン・ケイン(本人)/ロス・ヴァロリー(本人)/ディーン・カストロノヴォ(本人)/アーネル・ピネダ(本人)

http://amass.jp/16256
ジャーニー(Journey)のドキュメンタリー映画『Don't Stop Believin': Everyman's Journey(邦題:ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン)』が日本でも公開に。
2013年01月14日 14時15分47秒
全曲集:アーカイビング、極まれり。
i-tunes Storeを見てたら、スティーヴィー・ワンダーの全曲集を売っていた。05年のリリースらしい。
全624曲のボリュームで3万円、全キャリアをカバーしてる。モータウンから移籍してない、スティーヴィーゆえに成立する企画だ。
試し聴きだけでも1曲あたり1分前後。としたら、10時間ずっとスティーヴィーがかかりまくる計算か。これだけで店とかのBGMが成立しそう。
余談だが、店のBGMに試し聴きを流し続けるって法的にどうなんだろう。

さて、本題。はるか昔、萩原健太はハードディスク売りを予言してた。プレスリー全曲集とか、63年ヒット曲集、みたいな企画で。値段の高ささえクリアすれば、十二分に成立する慧眼だと思ってた。

今回、配信でスティーヴィーの全曲が3万円。これは、お得だ。変名インスト集"Eivets Rednow"はもちろんのこと、なにせシングルや12インチ・テイクまで全部入ってる。
"ミュージック・エイリアム"はさすがに無く、同盤収録の当時の新曲は別のくくりで収録。これ以上のレア曲あるか、寡聞にして知らないが。
いや、ぼくは買わないよ。いくら珍しいのがあるとはいえ、20代以降の代表作はあらかた聴いてるし。
だが。スティーヴィーのこわいとこは、このほかに未発表曲が山のようにあること。もしアルバム一枚分くらい未発表テイクが入ってたら・・・買うかもしれんなあ。

レコード会社は、この企画の恐ろしさに気づかないといいな。既存のアーカイビングだけで客単価を上げられる、おっそろしい商品なんだから。
再発業界は年によって流行り廃りがある。ある時はリマスター、そのあとにボックスセット、紙ジャケ、とか。去年の流行りは洋盤だと5in1の廉価ボックスか。コンプリートする気は無くても、商品として興味惹かれてお布施のように、買い続けてしまうこともある。誰とは言わないが、ビーチボーイズとかコステロとか。JBもそうだな。

レコード業界は不況という。その通りだろう。だが。一人当たり1枚の100万枚で10億円の売り上げよりも、一人当たり10万円で1万枚の売り上げを狙う方向に行かないことを祈る。企画によっては、成立するもの。
だから類似商品がi-tunesにあるか検索は控えとく。欲しくなったらまずいし。
2013年01月14日 08時36分29秒
JAZZ×アニメ=ジャズメルカ!!!!!!!!!! vol.2
13/01/09、渋谷Uplinkで開催のトークイベント、ジャズメルカvol.2に行ってきた。
出演は『アニメルカ』編集長・高瀬司、吉田隆一、吉田アミ、さらに大谷能生、そして菊地成孔。http://www.uplink.co.jp/event/2012/5863
目当ては吉田隆一+大谷能生+菊地成孔のトリプル早口鼎談だったのだが、逆に菊地が参加する前の、第一部に興味深い話題が多かった。

会場は80人弱、満席。しかしトークショーなのに一番前がなかなか埋まらないのが面白かった。けっきょく1席だけ開演ぎりぎりまで空き、当日券と思しき人がサクッと腰かけていた。ラッキーだなあ。
しかしアップリンクの椅子は、ぼくの図体には小さくて低い。途中から腰がめちゃくちゃ痛くなり、雑談爆発の第二部はぼんやりと聴いていた。

第一部は菊地以外の4人による対談。吉田アミの参加が意外だったが、アニメファンに加え、今はUplinkのブッキング担当の一員だそう。なるほどね。
ほとんど吉田隆一と大谷能生が喋りまくる第一部だった。生の大谷は初めて見たが、雑誌写真などと印象がだいぶ違う。てっきり老成した人ってイメージ持ってたが、生だと若いなあと思う。

さて、第一部の会話。アニメ音楽とジャズの歴史をルパン三世にひっかけて語った。
印象深い話題を、キーワードで残しておく。
・フュージョンはラテン。ルパン・ジャズもラテン。ディスコもファンクでなく、ラテン。
・リズムの分解能は昔だと甘い。
・カウボーイ・ビバップはジャズではない。鬼警部アイアンサイドである。
・フレーズが頭打ちの菅野と、裏からでも成立するフォーバス(ミンガス)。

こんなとこかな。詳しく書くと長くなるので、割愛します。
あと、ウルトラセブンがジャズであり、ベースがダンバインで進化するってとこ。帰ってすぐ、You tube見たよ。

第二部で菊地成孔が参加。第一部を聴かずに直前に開場入りしたようで、最後までどことなく、借りてきた猫状態。丁寧にインタビューへは応えていたが。アニメゆえの特異性を聴きたがる高瀬司の質問と、普通に仕事として受けていた菊地の会話がいまひとつ噛みあわなくて面白かった。

ただ、このイベントは厳密にいうと司会者に欠ける。それぞれが脱線すると、たちまち違う話題へすっ飛んで行っていた。
話題はジャズとアニメを行き来する。アニメはあんまり詳しく無く、ぽかんと聴いていた。

菊地の話で面白かったのは、マーニー・エドガーと峰不二子の関係。橋本一子の語りが直喩すぎてカットされたってとこかな。

さて、物販でミニコミ「反=アニメ批評」の2012夏と秋号も買って、ざっと読んだ。前者は本イベントのきっかけという、吉田隆一の「坂道のアポロン」論が掲載され、後者は第一回ジャズメルカの書きおこしあり。

特に、吉田隆一の「坂道のアポロン」論が素晴らしい。「坂道のアポロン」は見たことない。ロトスコープでミュージシャンの演奏そのものをアニメ化してるという。

音楽家の視点で語り、ディティールを見落とさずに作者の意図を見つける。第三話の譜面がコード譜でなくすべて音符を書き譜な点から、登場人物のジャズ観を定義する注意力がさすが。
吉田が言うエヴァンスでもタイナーでもない、「マイ・フェイバリット・シングス」ってどんな演奏だろう。確かに本論読むと「坂道のアポロン」を見たくなる。
これこそが、ぼくが読みたい評論スタイルの一つ。必読です。
2013年01月11日 21時19分40秒
アナライズの愉しみ
矢萩秀明:著「Jazz Standard Analyze〜名曲誕生の謎を紐解く」(シンコーミュージック:2012)を読む。とても面白い。
コード進行などで楽曲アナライズにとどまらず、作曲者の志向まで理論から想像しよう、との試み。
アナライズは基礎知識が無く、ぼくには無理。だからこそ自分にない切り口の論点が、興味深い。

理論ゆえの杓子定規さを突き抜けた評論スタイルに、好奇心をくすぐられる。手元に鍵盤用意して、鳴らしながら読みたくなる。手元に鍵盤は無いけれど。小さいMIDI鍵盤、買っちゃおうかなあ。

本書は22曲をアナライズした。例えば、"枯葉"を著者は、こんな風に論じてる。

・キーはGマイナー。Gマイナーの--気畔孫堋皇瓦B♭メジャーの--気能侏茲董E♭M7をピボット・コードにした。
・メロディはコードの3rdと7th、ガイド・トーンを軸に作曲。
・A,A',B,C構成の曲で、Bの6小節目のハイポイントでFを使う。しかしGマイナーでFは中心音になっていない(らしい。この辺、良くわからない)。
・メロディの30〜31小節めの終止はGの3音上からの女性終止と、属音Dからの4度上向がくる。

ここからが、本書の面白いところ。

このメロディ処理が『主人公の悲しみだけでなく、悲しみを胸に秘めつつ生きていこうと決意を感じさせる。』と読む。『女性終止の物悲しさに、属音からの終止で力強さがある』を理由にして。
つまり、救いを持たせるメッセージが込められている、というのだ。

こういう分析が過去になされてたのか、不勉強にして知らない。また、作曲者が上記のメッセージを込めてたかは、この際どうでもいい。
とにかくロジカルなアナライズを通して情感を推測するって手法が、新鮮で刺激的だった。良質の推理小説を読んでるかのよう。続刊、出ないかな。
2013年01月05日 22時57分38秒
佐々木敦「批評時空間」
寒い寒い寒い。数日前は温かったのに。今年の冬は、寒暖の差が激しいな。

ドキュメントもフィクションであり、評論も小説である。メタな意味でなく、作者のフィルターがかかった時点で既に、それは現実から加工されている。
そんなテーゼで書かれた評論集が、これ。

佐々木敦「批評時空間」(新潮社:2012)を読む。

2011年1月号から16ヶ月にわたり文芸誌「新潮」誌で連載の批評を単行本にまとめた。
語られる対象は映画や演劇、そして音楽。あえて文学を外した。だが、一筋縄ではいかない。
章ごとに文体や時制、切り口を変えた。顕著なのが第4章。唐突に二段組みとなり、上下で別の対象を同様のテーマで評し、対の形で論点を広げた。最後はきれいに相関を取る。
あいにく佐々木が本書で論じる対象を、ほとんどぼくは実体験として知らない。解釈はあくまで佐々木のフィルターを通している。
各章は引用がふんだん。植草甚一みたいに引用と地の文は溶け合あわさない。サンプリング的な引用で、論旨を隠喩とし読者に解釈を委ねるかのようだ。
そもそも丁寧に読んでも、非常にわかりづらい個所がしばしば。ぼくは幻想文学を読むように、たらたらと読み流した。
一から十まで咀嚼するべきか。いや。評論の読者は論者の思想に相対であり、同意ではない。

毎月書かれた本書は当然、11年3月11日も通過する。だが佐々木は確実にその時を記しつつ、必要以上に触れない。この日を上映中止になったクリント・イーストウッド監督の「ヒア アフター」に絡めて論じた。
そして11章で、改めて3月11日に着目する。
本書は頻繁に、書かれた時を記している。真実かは別として。そう。既に記述が事実か、佐々木しか知らない。

力強い"批評"への道筋が、非常に興味深い本。
2013年01月05日 14時29分48秒
Z3
検索の途中で見つけた、ザッパのオマージュ・バンド、Z3。
無理せぬ、ユルいアプローチが気楽に聴ける。別にザッパのみにこだわらず。12年12月9日のライブではスティーヴィー・ワンダーやJBの曲も演奏してた。

メンバー;
Beau Sasser- hammond organs/ synthesizers/ vocals
Tim Palmieri- guitar/ vocals
Bill Carbone- drums/ vocals

UstやIAにライブ音源あり。さっき見てたのはこれ。12年6月25日の音源。   
http://www.ustream.tv/recorded/23571072
(1)からザッパ風のギターの音色が、いかにもで良い。ギターのフレーズは次第に、Phishあたりを通過したジャムバンド系の大らかなものに変化する。だが別にザッパの複製を望まないし、これはこれでアリ。父親の財産で食ってるようなZPZより親しみわく。
変拍子やスピード感でなく、ザッパの味そのものを咀嚼したサウンドで、無理にカバーしようとしないところが楽しい。

この日の音源はIAでも聴ける。セットリストがマニアで渋い。
つまみ食いで"Black page"を聴いたが、ジャズ風にテーマを解体してる。後半のテーマ演奏でも頑張るのはギターだけ。ドラムとオルガンは最初からあきらめたか、ひたすらスクエアな刻みっぷりが可笑しい。
http://archive.org/details/z32012-06-25.akg483Matrix
2013年01月04日 15時23分19秒
マフィアへの挑戦
年末の灰野ライブでブチ壊れた耳も治りました。本年もよろしくお願い致します。

さて、昨日はブクオフへ。しかし一冊100円以下でも、そろそろ売り出してくれないモノか。やったら古い文庫本とか、さ。最近は創元推理の100円棚を見るようにしてる。
マルコが落ちてないかなーと。今回、"マフィアへの挑戦"があった。86年の25版だった(73年が初版)。
当時、創元文庫はデス・マーチャントやデストロイヤーなど、ハードボイルドをどばどば翻訳してた。読みたいなと思いつつ、さすがにあまりお金出す気にはなれない。読み捨てだろうし。

今回、1巻と2巻を入手。間とびでもう数冊あったが、なんとなく買わず。続きものだろうし、途中の巻が無いとわかんないかなって。はたして間の巻が見つかるのか、と帰ってから気が付いた。とりあえず買っておく手があったかも。

で、"マフィアへの挑戦"。中学生の頃に図書館で読んだかもしれないが、もちろん内容はさっぱり覚えてない。全10巻くらいだっけ・・・とwikiで検索。http://alturl.com/6vbu6
「全334巻あり」。うげー。日本は60巻まで翻訳されてるらしい。ああ、もういいや。とりあえず、適当に読もう。
2013年01月03日 23時09分07秒