のんびりてきとー日記です。
BGMは、特に日記の内容とリンクしてない
場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。
ちなみに過去の日記はこっちです。
ぐたぐた。
今週は雨が降ったりやんだり。どんよりした天気が続いてましたね。仕事があれこれバタついて、めまぐるしく一週間が過ぎました。

なのに今日は、一転してピーカンでいい気分。公園を散歩したくなったよ。・・・うー、発想がおっさんくさい。やだやだ。
しかし、実際に過ごしたのは・・・。

起床が10時かそこら。夕べ寝たのは0時過ぎだから、すでに思いっきり寝てる。だけど眠いんだよ。
音楽聴きながらダラダラ過ごし、昼飯を食べる。またもや音楽聴きながらごろごろ。

眠たくなって、やっぱりうとうと・・・気がついたら5時!さすがに愕然。せっかくのピーカンなのに、太陽光をまったく浴びてないじゃないか。

ほんとは夕方、ライブ行こうと思ってた。でもパス。せめて今日、なんか一日やり遂げて、達成感味わいたいじゃないですか。
ライブ行ったらタバコ吸って、のんびりくつろいじゃうんだもん。

んで、この時間。さあ、今日の成果はなんだ?

・・・訊かないでくれ。
あ、疲れは取れた。さすがに。

今夜のBGM:James Brown"Come rain or come shine"(1967)
 朝から晩まで(昼間は寝てたが)音楽聴いてた。
 しかし最近買ったCDを真剣に(寝っころがってだけど)聴くから、あまりBGMに選びたい曲が頭に浮かばない。なんにしようかなー。

 1967年に出たJBのアルバム、"Cold sweat"に収録。タイトル曲以外は、過去の収録曲を集めた、評価に困るオリジナル盤だ。
 だけど売れたらしいね。ビルボードに14週間ランキングされ、最高位が5位、とある。

 この曲はミュージカル"St.Louis Woman"がオリジナルだそう。R&Bではレイ・チャールズのカバーもある、とライナーに書かれてた。
 録音は1967年1月にニュージャージー州にて。
 バックが思いっきりストリングスです。したがってファンクじゃありません。

 聴いてるCDは擬似ステレオをマスターにしてるのか、音がしこたまショぼい。JBの歌は左チャンネルに寄ったまま。
 アレンジは情けないし、ましてやグルーヴ感は皆無です。
 でも、なんで選んだかというと。JBのハイトーンなシャウトがかっこいいんですよ。
 
 彼のシャウトは他の曲でも存分に聴けるから、あえてこの"Come rain or come shine"を探す必要はないです。
 オーラスでこれでもか、と喉を震わせ叫ぶJBと、ストリングスのアンマッチが可笑しくって。どの客層を狙って、録音したんだろ。
2004年03月27日 23時16分37秒


ぷにぷに。
今日は落ち着いて仕事できてた。夕方まではね。
ライブ行けるかなーと思いつつ、込み入った件を電話で一時間くらい打ち合わせ。
やっとこさ終わった、と一息ついてメールをチェック。・・・なんで、こんな一杯来てるんだ〜。どたばたとメール処理してたら、結局残業でした。やれやれ。

最近、どうも腹が出てきた気がする。運動してないからな。
ただでさえ猫背なもんで鏡の前に立つと、ぷくっと腹が強調されるんだよ。

やっぱり鍛えるしかないでしょう。
となると腹筋運動だよな。・・・でも、職場で仕事中にいきなり床へ寝転がって、腹筋はじめるわけにいかないや。
事務所は土足だからスーツ汚れるし。そういう問題じゃないか。

とりあえず電車で立ってるとき、「ふんっ」と腹筋に力を入れ続けてみました。
でも、こんなの運動じゃないよな。

どなたか立ったまま腹筋運動できる方法、ご存知ありませんでしょうか。
なるべく楽で辛くなくて、でも腹筋は鍛えられるってやつ。

今夜のBGM:Ego-Wrappin`"Whole world happy"(2002)

 てなわけで、今夜はエゴ・ラッピンです。"Night Food"に収録。
 普段はこの分野を聴かなくて、まったく経歴を知りません。いやはや。

 音楽聴き始めたころ、仮想敵は邦楽でした。つまりは洋楽至上主義。
 理由を語ると長くなるけど、平たく言うと単なるスノビズムと外国コンプレックスですな。お恥ずかしい。
 
 あれから歳とって丸くなり、少なくともジャズとインディ系に関しては外国も邦楽も、まったく偏見がなくなった。むしろこのジャンルは今、日本製を聴いてる方が多い。

 とはいえこの曲を聴いたときはショックだった。歌詞が日本語か英語かって問題じゃない。
 そもそもサウンドを聴いて、邦楽だってまったく予想しなかったから。てっきりイギリスのホワイト・ソウルかと。

 初めて聴いたのは新宿の劇場にて。ある芝居のテーマ・ソングに使われていた。
 その演出家が選んだの頷ける、聴いてて元気が出てくる曲だ。
 エコー感がなんとなく物足りない。劇場ではリバーブをかけてたの?

 ヘッドホンで聴いたら、かすかにテープヒス・ノイズが聴こえた。ぼくのヘッドホンがボロなの?まさか今の時代に、アナログ録音じゃないよね。

 ボーカルのYoshie Nakano(すいません、日本語表記すら知りません・・・)による軽快なピアノをイントロに、伸びやかな歌声が乗っかる。この時点で、すでに気持ちいい。
 しかし一節、歌ったあと。
 ハイハットを軽く打ち、ベースとドラムがガッと突っ込んだ瞬間がかっこいいったら。
 
 1:10くらいで、うにょっと唸るベースも渋い。セッションっぽいアレンジだが、かなり細かいとこまで煮詰めてそう。
 70年代あたりな西海岸の白人ジャズを下敷きに、イギリスあたりのおしゃれな雰囲気を振りかけた、極上ポップスに仕上がってる。

 バタついたドラムとウッドベースによるグルーヴもなかなか。馬鹿でっかい音で聴きたい。
 だって劇場で大きく鳴ったこの曲が、素晴らしく胸に響いたんだもの。
2004年03月23日 23時23分24秒


しゃきしゃき。
この週末は、けっこう忙しかった。ふらふら出歩いてるせいだ。ほんとはちょろっと風邪気味だが、完治はぐっすり寝ないとダメだろなぁ。

といいつつ。今日は芝居を見に行ってきた。
KOKAMI@NETOWORK"ハルシオン・デイズ"。作・演出:鴻上尚史、キャストは辺見えみり、北村有起哉、高橋一生、大高洋夫です。
・・・芝居は上演中だから詳細は省きましょう。

が、微妙にネタバレかもしれないので、以下を読まれる方はご注意ください。



感想は・・・いやはや胸を揺さぶられました。
冒頭の「ごあいさつ」から共感するとこ多数ある。しかし実際は予想以上にポジティブ。ひさびさに見た大高さんの演技にも、存在感あってよかった。シャープな舞台演出もぜんぜん変わってない。

なんだか小道具が多かったですね。焼き肉、食べたくなったよ。
なにはともあれ、エンディングのシーンやタイトルバックのところ。でかく響く音楽と舞台に、胸が熱くなりました。

鴻上作品といえば、音楽も重要なポイント。開場すると"Love is life"が流れてて嬉しかった。この曲、いまだにCDが見つからないんだよ。廃盤なのかな。

芝居の中では気になったのは一曲だけ。ダンスシーンが皆無だったせい。
終演後、BGMで流れてたから曲名が知りたくてさ。てっきり、ソウルだと思ってた。

観客を送り出す、スタッフの人に聴いてみる。ところがよく知らないらしい。
「鴻上さんなら知ってるかも・・・」
と言い出し、焦った。こんなこと、本人に訊けるかよぅ。
止めるまもなく本人へ尋ねる。すぐ横で客だししてた鴻上氏は、にっこり笑って教えてくれた。

「Ego-Warppin`の曲だよ。タイトル忘れたな・・・ええと、紫色のジャケのやつ」

とりあえず厚くお礼を言って、そそくさと去った。
まさか「えー。タイトル覚えてないんですか。思い出してくださいよ」とか、「紫色のジャケってどんなやつです?色だけじゃわかんないでしょ。詳しく教えてくださいよ」などと言うやつ、まさかいませんでしょう。いやはや緊張した。

しかし邦楽だったとは。とりあえずそのあと、ユニオンやらレコファンやらで棚を見てみる。
や、たしかにセコハン狙いでしたよ。だけど新譜のコーナーも見たんだよ。一応弁解しておきます。

ところがどの曲か、さっぱり分からない。紫色のジャケねぇ・・・。試聴できるといいのに。
さんざんあれこれ、引っ張り出してはしまいこむ。
いちばん紫色っぽいのは「色彩のブルース」のシングル盤(?)だった。

流れた曲はライブテイクっぽくなかったし、どうせ聴くならアルバム(?)だよな、と黒っぽいジャケを手に取った。
紫じゃないよな、このジャケ・・・違ったらどうしよう。

ジャケ買いはさんざんしたのに、なんでCD一枚買うのにここまで悩むのか。つくづく自分が不思議だ。
で、帰って何よりも先にEgo-Warppin`を聴く。・・・イントロだけで分かる。一通りチェックしてみたが、どれも違う。あきらかに。

紫ですよね。違うじゃないですかー、鴻上さん。
・・・いや、悪いのはおれか。

このジャケットって黒だもん。シングル盤に入ってる、カップリング曲かなあ。頭を抱えた。
結局、ネットで視聴ページを見つけ、すぐさま曲は特定できました。即座にアマゾンへ注文。明日には届くかな。
最初から、こうすればよかった。確かにあのジャケって紫っちゃー、紫です。
2004年03月21日 23時16分45秒


おややっ。
「パフォーマンスを録音するということで私達にどういう影響が及ぼされると思う?
(中略)ミュージシャンが良いと思わず出ているものというのは、レイプと同じだ。」
 (略)
  ーー聞く側としてはBootlegであるとか、そうでないとかはあまり関係ありません。
オフィシャルだから聴くわけではないし、Bootだから聴くわけではないです。

  「・・・君らは無神経だ。」

 
 Beatleg誌(1999年:vo.3)に掲載された、ロバート・フリップ翁のインタビューから引用しました。
 いや、ここでBootleg(海賊盤)の是非を述べたいわけじゃありません。

 「完成品」を前提にする創作者と、「鑑賞」を追求する受け手の論理は、たぶんいつまでたっても噛み合わないでしょうから。
 論議が成立するとしたら、レベルはふたつだけ。著作権ってレベルと、ビジネスってレベルだけでしょう。
 あとは創作者が「完成だ」とした、決断ポイントを明確にする。それくらいじゃないでしょうか。

 で、ここで言いたいのは「自分が『良し』としないパフォーマンスが発表されるのは、たまらんだろうなー」ってこと。通勤のときにしみじみ思ったんですよ。

 最近、山手線でモニターが着いてる車両ってあるじゃないですか。今朝、あのモニターをボーっと眺めてたんです。
 ミュージカル「ライオン・キング」の宣伝が流れてました。激しい群舞のあと、びしっといっせいに静止するシーンがあるんですよ。

 ところが。向かって左奥の女性だけが、わずかに身体を揺らすんですよね。あれが残念ながら目に付いちゃう。

 パフォーマンスに影響はないとはいえ、あのダンサーは山手線へ乗るたびにむかつくんじゃないかなー、とふと思ったんです。
 こういうの、Bootlegとは言わないかもしれませんが。なんとなく翁のインタビューを
思い出しちゃって。むりやり日記にまとめてみました。

今夜のBGM:Caetano e Gil"Wait until tomorrow"(1993)

 カエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジルが組んだ2作目のアルバム、"Tropicalia2"に収録。この曲はジミヘンのカバーです。
 トロピカリズモも語り始めたら長いけど、残念ながらぼくにそこまでの知識はない。

 この曲はやっぱりリフがかっこいいです。アルバムを流して聴いてて、ふっと耳にとまった。
 アレンジはほんのりボサノヴァ風。アコースティック感を生かしたアレンジになってる。さりげないクラベスが効果的だ。
 名曲はどんなアレンジしても、名曲ですね。
2004年03月17日 23時40分46秒


がしがし。
頭をかいてる音です。ここんとこ仕事でストレスたまると、頭をかきむしってる。金田一耕介じゃあるまいし。禿げないといいなー。

人間、日々勉強です。
どういう知識であれ、新しいことを知るってのはいいこと。

仕事してて、いきなりPCがトラブった。会社ではいまだにwin98を使ってます。
買取じゃなくてリースしてるせいみたい。上手く行けば、今年の春から新PCになるとか、ならないとか。

会社で使ってるPCは、かれこれ4年選手。あのときもうNTは出てたはず。MEもリリースされてたっけ?セキュリティが不安だからって理由で、98が選ばれた、って教わった記憶ある。
が、4年もたつとかなりがたがくる。会社のだから、酷使してるしね。

で、仕事してていろんなソフトを並行して立ち上げてたら、いきなり固まったんだ。ハングならいい。慣れてるもん。・・・慣れたくないけど。
だが、今回はたちが悪い。リソース使いまくって変なモードに入ったらしく、なんど再起動してもなおりゃしない。

しかたないので詳しい人に見てもらい、四苦八苦で直してもらった。
横で見てたから、「PCがトラブルのとき、どうすればいいか」って多少は分かったよ。

人間、日々勉強です。
しかし、いまさらWin98のトラブル対処方法を覚えたってなぁ・・・。

今夜のBGM:Sean O'Hagan"Pretty Boy"(1990)

 マイクロディズニーが解散し、中心人物だったショーン・オヘイガンがリリースした1stソロ"High Llamas"に収録。翌年、ショーンはHigh Llamasをバンド名にして活動することになる。

 ついこないだまで、かれはアメリカ人だと思い込んでた。
 あまりにブライアン・ウィルソンっぽい音楽をつくってたせいだろう。
 先日出たムックで、イギリス人って知って驚いたよ。

 この曲のアプローチは、アメリカのフォークだと思う。イギリス人ならにじみ出ても不思議じゃない、トラッドの感触はほとんどない。
 テネシー州あたりのAORだって言われても、ぼくは聴き分けられないだろう。

 ところが逆にここでは、アメリカっぽさが感じられない。まったくグルーヴしないんだもの。
 拍の頭でリズムを刻み、裏で動くのはピアノくらい。
 別にアメリカだろうとイギリスだろうとかまわない。音楽さえ良ければね。

 ただひさびさに聴いて、音でルーツがぴんとこなかったの悔しくてさ。ついつい野暮なことを書いてるしだいです。
 曲自体は良い。メロディは甘く、ほんのりカントリー調のアレンジも悪くない。ボーカルの線がちょろっと細いかな。聴いててなごめます。
2004年03月16日 23時28分29秒


ちなみに過去の日記はこっちです。

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