ブルーノート・Tシャツ |
以前はECM柄を出したユニクロが、今度はブルーノートに手を出した。 http://store.uniqlo.com/jp/store/feature/ut/bluenote/1 ざっと写真を見たが、特徴あるロゴタイプのみを抜き出したりと、たんなるジャケ写真の貼り付けに終わっていない。結構かっこいい。買おうかな。 |
2011年01月30日 10時28分26秒
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神だと思うラッパー!? |
今、ハルバースタム「メディアの権力」を図書館で借りて読んでいる。 当時、かなり流行ったノンフィクションのはず。翻訳は筑紫哲也、ほか。
83年5月にサイマル出版会から出た版で、3分冊。各巻は4百ページ強で2段組。 この当時はまだバーコードがなく、それなりに詰まった活字組だ。
面白いことに、1巻はボロボロだが3巻は結構きれい、と、ほとんどの人が途中で読むのを挫折したのがよくわかる。 かくいう自分も挫折しそう。内容は興味深いんだけどね〜。 アメリカの当時の社会状況がよくわかってないのと、小説めいた大げさな語り口が馴染めない。いかにも「パワー・アメリカ!」なプライドみたいなものが、文章から漂ってる気がする。
さて、本題。ネットで見つけた。
神だと思うラッパー!? http://www.rbbtoday.com/article/2011/01/28/73834.html 1位:AK-69 2位:KREVA 3位:日高光啓(AAA) 4位:G-DRAGON(BIGBANG) 5位:エミネム
今の日本人の若者がよく聴いてるラッパー、ってことかな。アメリカでこの手のアンケートとったら、だれが上位に来るんだろう。
上位の人たちをYoutubeで聴いてみたが、なんか切ないJpopっぽい。エミネムもいまいち、ピンとこないしなあ。この中だと、テクノっぽいG-DRAGONが一番好みか。 |
2011年01月29日 08時30分17秒
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寺山修司論 |
BK-1で「寺山修司研究」なる本が出ており、面白そうなので内容を検索。 目次はこちら。 http://kokusaiterayamagakkai.web.fc2.com/page03_book_gakkai_mokuji.htm
出版元が『国際寺山修司学会』とあり、びっくり。こういう学会あるんだ。 http://kokusaiterayamagakkai.web.fc2.com/
僕は寺山修司の演劇を直接見たことはない。ハプニング劇ははたで見てる分には面白がっても、自分に降りかかったらたぶん、戸惑っちゃうんだろうなあ。 |
2011年01月26日 20時43分43秒
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日本人ラップの紹介を一枚 |
最近、日本人のラップを少し聴いている。そんな中で、一枚をランダムに紹介。 といいつつ、この盤はアプローチが興味深かった。
DARK RESIDENT"Monologue"(2009) 尼崎のMC,katsuyaによるユニットで、本盤が1st。 トラック作成まで含め、自分で行っている。My spaceはこちら。http://www.myspace.com/drresistance
聴いてみるとわかるが、ラップはダンス・ミュージックとは別のアプローチがあると、改めて気づいた。すなわち、ポエトリー・リーディング。演劇的な要素と言ってもいい。
ぱっとイメージしたのは尾崎豊。メッセージ性は私小説的で、ラップの畳み掛けもリズムやギャングスタ的な凄みとは違う。切々と訴えかける。 ところが早口でまくしたてるスタイルが、小気味よいクールネスを表現した。
ちなみにトラックのアレンジもかっこいい。ある曲ではサックスのロングトーンがスリリングに響いた。
日本人ラップの業界は疎いので、この後にどんな活動をしていくかよくわからない。でもこの手のスタイルは、アメリカのラップだと寡聞にして知らない。日本でもなじみあるアプローチなのか、も。
日本人的なメッセージ性で、この盤を聴いてて新鮮だった。 |
2011年01月25日 20時36分25秒
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まとはずれの勉強 |
とある本を読んでいて、アメリカ人が英語で文章を書くときの参考書として、"The Elements of Style, Fourth Edition "なる本があると知った。へえ、知らなかった。
ある程度英語の知識があって、きちんと読みこなせるならば、英語の勉強になるようだ。 基礎がないとダメってことね。 ざっとユーザーレビューを見ると、日常的に英語を書く人なら、役立つらしい。日常で英語って使わないからなあ。
とはいえ、amazonで検索すると結構安い。650円弱。円高なせいか。 http://tinyurl.com/4ry7x9x
ウンベルト・エーコ「論文作法―調査・研究・執筆の技術と手順 (教養諸学シリーズ) 」とともに、そのうち読んでみたい。英語で論文書く予定なんて、もちろんこれっぽっちもないけれど。
なんとなく、勉強してみたいのよ。今はじっくり勉強する機会ってないもので。 |
2011年01月24日 20時58分49秒
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さしさわりのある映画特集 |
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003768.php
物議を醸すような映画特集を、アップリンクで上映している。 どの映画もおもしろそうなものばかり。けれど、どうも足を延ばす気になれない・・・。 こういうの、ぼくはDVDで好きな時間に見るほうが好みなんだろか。
しかし、上映される映画はどれも興味深いものばかり。 |
2011年01月23日 11時10分36秒
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ザッパ関係の色々 |
本屋へ寄ったら、ザッパのムックがレココレ誌増刊で出ていた。 http://musicmagazine.jp/published/rcex-201102zbdg.html1 ビーフハートの逝去がきっかけだろうか。ぱらぱら見たが、あれこれレコードレビューがいっぱいで、そこそこ楽しめそう。その本屋にあったのは、ちょっと汚れた状態だった。 古本ならまだしも、新刊でよれよれはちょっと悲しい。別の機会に買うことにする。
帰ってネット書店の「あとで買う本」にチェック入れるついでに、ザッパで検索してみる。 すると、CDでも関連盤が出てると知った。 http://tower.jp/item/2828234/Frank-Zappa's-Classical-Selection わざわざザッパのs写真をジャケにまで使うか。こういう企画が通るのか・・・なんだか隔世の感だ。
ついでに検索すると、なにやら怪しいDVDも。中身を調べるのにてこずったが、要するにテレビ出演時の音源と映像の再発らしい。 http://www.hmv.co.jp/product/detail/3854627
ザッパのwikiで、紹介があった。 http://wiki.killuglyradio.com/wiki/The_Broadcast_Archives:_Classic_Performances
ザッパも改めて聞き直そうかな・・・と思いつつ。今日は帰りにプリンスを聴いてたら、すっごく面白かった。頭の中にプリンスについていろいろ浮かぶ。もう少し整理してみたい。 |
2011年01月20日 22時42分32秒
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Social Networkとグールド |
二つに特別な関係はありません。念のため。
まず、映画"Social Network"。週末に見た。 早口のまくしたてる英語に圧倒されつつ、原作本よりキャラクターがくっきりしており、興味深く見られた。しかし、長かった・・・。 特に女性弁護士の役が、登場人物の個性を見事に引き立てたと思う。
音楽がかっこいい。アッティカス・ロスとナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー。時にノイジーで、時にアンビエント。そしてハードエッジなテクノが、ドラマの緊張感を盛り立てた。 サントラも出てたし、ここでも聴ける。 http://www.thesocialnetwork-movie.com/awards/#/music
映画を観終わった時に、音楽が印象に残ってちゃだめだと言った、映画音楽家は誰だったろう。とはいえぼくは最近、なるべく映画では音楽を聴くようにしてる。単純に、どんなふうに音楽で盛り上げてるかに興味あるから。
そして話は変わって、グールド。「グレン・グールドは語る (ちくま学芸文庫) 」ジョナサン・コッド:著。 ちくま文庫から去年、改訳で出た文庫本。ずっと部屋で積んだままだったが、ようやく読んだ。 グールドのこだわりっぷりがインタビューから透けて、とても興味深い。早く読めば良かった。
リハーサル中に座る椅子の高さが気に食わず、さんざん調整し続けたグールドへ、 「君のケツを削ったら、我々はリハーサルを始められるんだが」 と告げた、セルとの逸話をグールドの意見で語った末尾のエッセイも楽しい。
グールドの演奏って、よく考えたらちゃんと聞いたことがない。 本書を読んでたら、むくむくとグールドを聴きたくなった。とりあえず、You tubeを検索してみた。 グールドの80枚組ボックスを買う決断はまだしてない。
本書でハイドンのピアノ・ソナタをグールドが激賞していた。とりあえず、今はハイドンのピアノソナタ集を聴いています。 |
2011年01月17日 20時45分51秒
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古本 |
最近は新古書を買うことあっても、古本をしげしげと眺めたり探すことがなかった。 背面にバーコードが書いてない本。もはやバーコード付きの本に慣れて幾星霜。しかし昔バーコードが付いた本が出始めたとき、工業製品みたいで違和感あったことを思い出す。 昔の本は裏表紙がつるっとして、すがすがしかった。
ターミナル駅前で古本市をやっており、ちょっとじっくり覗いてみた。 CDを探すときもそうだが、なにかを掘るときはまず、一つ手に取ってみる。なんでもいいわけじゃない、ちょっと気になったもの。それが呼び水となり、面白そうなものを棚にふっと見つけることがよくある。 これをまさに、呼び水という。いわないか。
で、古本市。昔の雑誌を二冊、見つけた。もちろん背後にバーコードなんて無粋なものはついてない。
「ジャズ批評 no.55」(1986):@550円 特集は「ジャズはお祭りだ」。世界各国のジャズ祭なんかの様子をまとめた特集みたいだ。現地の、当時の様子をうかがえるのは貴重なレポ。 ボンペイの様子を山下洋輔が、ヨーロッパの様子を梅津和時(D.U.B)や副島輝人が書いている。
「カイエ」8月号(1979)@350円 ユリイカと同じ判型。雑誌そのものを知らなかった。 特集はキース・ジャレット。 これとは別のテーマで、筒井康隆、相倉久人、山下洋輔の鼎談や、村上春樹のインタビューもあり。面白そう。
両方ともまだ、読んでいない。これからじっくり時間かけて読むつもり。 |
2011年01月16日 18時54分29秒
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