| 読む音楽。 |
i-tunes DJ、いいわー。i-tunesに取り込まれた楽曲をランダム再生する機能。中に入ってるのは、基本的に自分が好きな音楽だけ。ひたすら好みの曲を流し続ける、ラジオ局を見つけたようなもの。思い切りランダムだから、意外な曲の魅力に気づくこともある。
あと足りないのは曲紹介のDJ。そのうち出てこないかね。合成音声で曲名、ミュージシャン名を語るソフトが。何パターンか準備されてて、あるときは元気よく。あるときはセクシーに。あるときはしみじみと曲紹介するとか。すなわち、ミクのDJ版。売れると思うけどなー。
「読む音楽」(DJテクノウチ&VA:2008:999recordings)を読む。 公式宣伝サイト:http://www.technorch.com/tcnbk001.html 著者のweb:http://www.technorch.com/
20代前半の著者が「読むことで想像し、楽しむ音楽の入り口もある」をテーマに、同人音楽を中心に書いた本。これって同人誌かな?Amazonで買えたけど。 いわゆるレコ・ガイド本でないため、同人テクノのミュージシャンに詳しくはなれない。 けれども同人音楽の世界感がなんとなく伺えて興味ぶかかった。ヲタ芸ノリとか東方アレンジとか、まったく知らない言葉だった。
一方で世界のネット・レーベルへのインタビューが十数本載っており、こちらも好奇心をくすぐる。簡潔にまとめたレーベル紹介文も嬉しい。
いいかげん歳食った男としては、ネットレーベルを維持できるビジネス・モデルやキャッシュ・フローに興味あるけれど。世知辛い話題は無くて残念。夢を語る一方で、財布も思い切り語って欲しい。そんな本が出ないものか。
「読む音楽」の著者はDJや音楽活動のほか、ネット評論もしてるそう。 ガバテクノの話題が懐かしかった。今でも聴いてみたいけど、確かに情報ってぱっと手に入らないんだよな。
本書の冒頭に掲げたテーゼは「音楽を実際に聴いてる時よりも、聴いたことがない音楽を想像している時間の方が楽しくなってしまった」。 本書は途中から、本テーゼへの言及が曖昧になった感あるけれど。
この考え方へ、強烈に共感できる。ディスコグラフィやガイド本を読む楽しさは、この一行に尽きる。例えばこないだ買った"Pop アフリカ700"。700枚全部を聴くのは入手性から言っても不可能だ。でも、本書を読むのは楽しい。まだ見ぬ(聴かぬ)音楽へ想像を膨らませるのは、本当に楽しい。 |
2009年08月14日 22時56分26秒
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