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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

司政官
今年の1月に出た「司政官 全短編」(眉村卓:東京創元社)をようやく読み進めている。
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3808

面白い。原本の『司政官』『長い暁』を読んだのは、おそらく20年以上前。すなわち「インサイダー文学」といわれても、全く実感が無かった頃合。馬齢を重ねた今読むと、興味深い視点が色々ある。突っ込みも含めて。

基本的に"論理"が本シリーズには通低する。ハプニングがあっても、根本はロボットとの"論理"や主人公自らのストイックさが足場となる。論理をベースにした価値観とは、残酷なまでに停滞と安住の香りがした。感情よりも論理が物語を進めるがゆえに。

ロボット官僚の思考ロジックを忖度する描写など、最たるもの。なんと羨ましく、贅沢なひとときだろう。論理の整合性を推測し、次の行動へ進むなんて。

さまざまなハプニングの対応で疲れた帰りに読むと、この論理が産む穏やかさは、妙に癒された。あとがきでも「ひとり突っ込み」と書く、時にくどいほどの自己心理分析の描写も含めて。

論理だけで毎日が過ごせたら、というある種のパラダイスを提示している。どんなに物語がディストピアやハプニングに覆われても。

まだ全部読んでいないけれど。基本的に一人称視点での三人称で記述している。主人公を一人称代名詞に置き換えても、ほぼ成立するだろう。あえてこの叙述方法を選択し、「〜である」と多用する文体もひっくるめて、本書では冷静さを強調していると感じた。

とはいえ本書での「インサイダー」は組織が"ロボット官僚"と同義になっており、厳密な「インサイダー」とは異なる。"組織"とは論理とは時に異なる、力関係とバランスが絡み合うまとまりともいえるはず。縄張りやポスト争い的なものを内外で垣間見てしまう。望まないのに、そんなものを感じる歳頃になったせいかもしれない。

ともあれ改めて、『消滅の光輪』『引き潮のとき』も再読したくなった。
ちなみに今年の7月以降に「消滅の光輪 上・下」創元SF文庫より上下巻で再刊だそう。
そして、他の眉村卓の作品も。彼の作品をまとめて読んだのは、中学のころ。「ねらわれた学園」を筆頭に、ジュブナイルは非常に楽しんだ。しかしちょっと固めのものは、さっぱりのめりこめず。無理やりページをめくったから、内容はさっぱり頭へ残っていない。たとえば"EXPO’87"とか、"ぬばたまの…"とか。今読んだら、どんな感想を持つだろう。

眉村卓のファンサイト、書誌はこちら。
http://wonder-tea.com/list/
2008年05月29日 21時56分07秒
今日もへとへと。
今日も面白そうなライブをあちこちでやっている。行く気満々だったが・・・まだまだ体力戻って無さそう。

ちょっと外を歩いただけで、信じられないくらいヘバってしまい、慌てて帰ってきた。たかが3時間くらい街をぶらついただけで、足がめちゃくちゃ重たい。足を前に出すのもめんどくさい。あまりのヘロヘロっぷりに、愕然とした。

今日も体力温存。明日から仕事もバタつくしなあ。困ったもんだ。
しかし居眠りしてたら、あっというまに一日が過ぎてゆく。

久しぶりにレコ屋を漁って、あれこれ購入。新譜で聴きたいのも色々あるが、今日はお預け。ネットではジャクリーヌ・デュ・プレ(vc)の17枚組ボックスを注文した。速く届かないかなー。
2008年05月25日 19時42分00秒
おう、夜だ。
結局今日は、静養の一日。英気を養った。
こう書くとすごくスマートに聴こえるな。食っちゃ寝で非生産的に過ごした、とも言う。

ネットを見てたら"Eventful"というサイトへ行き当たった。知らなかった。
http://eventful.com/

さまざまなイベントを共用するのが主目的のサイトらしい。特徴は「イベントをリクエストできる」点か。「***のミュージシャンがわが町に来てほしい」と投票できる。もちろん、日本の街でも登録可能。

"about"には本サービスが実現への草の根活動となる、みたいなことが書いてあった。効率的なマーケティング資料、とイベンターが捉えれば可能だろう。あとは情報の歩留まりしだい。あまりに簡便な投票機能だし、送る個人情報はメアド、性別、年齢のみ。

いざ実現したとき、何割くらいの人が実際に行くか。かといって個人情報のハードルあげても、誰も登録しないだろう。この按分を考えてたら、頭痛くなった。夜はまだ早いけど、今日はとっとと寝ます。
2008年05月24日 21時23分26秒
むー。
やはり風邪か。なんだかダルい。今日はおとなしくしてようかな。

目白バ・ロック音楽祭
http://i-debut.org/ba-rock/

クラシック関係のイベントで、5/30〜6/15に開催。

常味裕司が無伴奏ソロのステージで参加する。ちなみにこの演奏は6/4(水)14時〜と、6/11(水)。前者は働いてたら聴きにいけないよ。
他にも平日昼間の公演がいくつも。学生や地元のリタイアした人向けなイベントだろうか、これは。

肩にチェロをかけて弾くという、ディミトリー・バディアロフの公演は見てみたいな。
2008年05月24日 09時25分13秒
どかーん。どばどば。
いきなりすごい勢いで腹が壊れた。なんかへんなもの食ったかなあ。あんがい、寝酒で胃が弱っただけかもしれん。妙に頭がぼんやりする。風邪だろうか。

数日前に寝ぼけてベッドの端に足の甲をぶつけた。どうもいまだにしくしく痛むな、と思ってまじまじ見ると、すりむけるほどの傷と判明。寝ぼけるのは危ない。

「今日の早川さん:2」(著:coco、早川書房)を読む。こういうの読んでたら「いっぱい本を読まなくちゃなー」と思う。作者はそんな感想、欲しがらないだろうが。
あと、ウンチクを語れる記憶力もつけねば。二三日休んで読み進めた本を開いても、前のストーリーをすっかり忘れてるようではいかん。
2008年05月23日 22時43分15秒
しみじみー。
仕事用の携帯が、いきなり壊れた。データが飛んではいなく、ホッとする。携帯にだけ入ってるデータってのももちろん有るが、改めてイチから入力しなおすのって、無茶面倒だし。
新しい携帯は、今まで全く使ったこと無いメーカー。操作方法が全く馴染まず、すごい戸惑う。相変わらずマニュアルは分厚く、読む気もしない。あー、めんどくさー。

内蔵ゲームは面白そう。しばらく電車の中では退屈し無さそう。・・・といいつつ、今日もカバンには文庫本と仕事で読まなきゃいけない本と、気分で買った雑誌が入ってる。この、むやみやたらにカバンを重くする癖は何とかしたい。

今日はきちんと、移動中に音楽聴いていたよ。ERAからMASADA関連を。あと、達郎も。

ちなみに先日、雑誌で確率論の話が載っていた。

問題は『コインを二回投げて、両方とも表が出るのは何%か』
選択肢:� В横機鵝´◆В沓機鵝�さて、どちらを選びます?

正解は�△世修Α�1/2*1/2=25%かと思った。正解の式は、例えばここに載っている。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa555667.html

数学センスの無さを嘆くよりも、�△鯀�んだぼくはずいぶん悲観的な発想だな・・・と、しみじみしてしまった。しみじみしてばっかりだな、最近。
2008年05月22日 23時20分45秒
ふひ。
1泊の泊まり出張から帰ってきた。昨日は飛行機が凄まじく揺れた・・・5月に台風って来るのか。昨日はべろべろに酔って寝る。今朝は東京へ戻って仕事へ突入。帰りの電車で、どっしり疲れてる感じで驚く。この程度でなんで疲れるんだ。

持ってた文庫本もi-podも気分でなく、帰りはMM誌を読む。宇多田ヒカルが新譜出したんだ。んで、急に聴きたくなって1stをBGMに。流行に背を向ける性格なので、当時聴いたときも「へんっ」って思ってた。今、「いいじゃん」と思うのは勝ちだろうか負けだろうか。

なんか妙にしみてしまい、うろたえている。なぜだ・・・。ちなみに今は"Time will tell"が流れてる。歌も伴奏も好みじゃないのになあ。ブラコン風味では確かにあるんだが。
2008年05月21日 23時03分10秒
とりあえず、音楽を。
今週はバタついたー。ライブへ行けるかな、と思える日も定時寸前に急ぎの仕事がどっさりで、残業突入まみれの日々。ふう。とりあえず今日はのんびりするぞー。昨日は晩酌したかったが、横になったらあっという間に爆睡。

『ライブを聴きにいく。気が付いたら終演。酔っ払って寝てた。くやしー!』という夢を今朝、見た。ものの見事に昨夜出来なかったことが投影された夢で、微妙に情けない。ちなみに出演はERA+バックに何人か、って編成と記憶する。夕べ、ボンフルや青ダラへ行けなかった悔しさが滲み出たか。せめて夢で音楽聴きたかったなー。

さて、恒例の「レココレ誌最新号見て買いたいCDのメモしかし実際はほとんど買っちゃいない悔しいぞ」コーナーを。
スティーブ・ウィンウッドも聴きたくなった。世代的に"Back in the high life"ですね、やっぱり。CDでソロを持って無い。i-tunesで買えばいいんだが、躊躇う自分もいる。まだ配信へ頭が完全移管してないな。

エルヴィス・コステロ"モモフク"
ザ・コンプリート・コブラ・シングルス(4枚組ボックスでコブラ・レーベル等のコンピ)
スティーヴ・ウィンウッド"Arc of a diver"(1980)(実は未聴です)
Browing Bryant"Browing Bryant"(1974)(アラン・トゥーサン:prod.)
William D.Smith"A good feelin'"(1976)(同上)
James Andrews"Satchmo of the Getto"(1998)(トゥーサンがらみ。tp奏者の1st.)
Arsenio Rodriguez"El Alma De Cuba"(アルセニオ・ロドリゲスの6枚組ボックス伊盤)山下洋輔"木喰"(1970)
George Duke"Faces in reflection"(1973)(dsとkeyのデュオらしい)
ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツ"Black and Blue"(1973)
Art Zoyd"未来なき世界"(1980)
ヴァン・モリスン"魂の道のり+1"(1974)(実は未聴です)

今日のBGM:Brian Jones"Take me with you my darling,take me with you"(1971)
 ブライアン・ジョーンズがモロッコでフィールド録音、エフェクト処理を加えた"JaJouka"より。CD再発はジャケットも変わって"The pipes of pan at Jajouka"のタイトルにて。LPのシンプルなジャケのほうが好み。といいつつ、雑誌でジャケ写を見ただけですが。
 最近の日本語メディアでは"ジャジューカ"って表記される。でも"ジュージューカ"っていう以前の表記のほうが、語感的に好き。こういうの、論理でうまく説明できない。

 本盤は折に触れ聴いている。酩酊感がとにかく心地よい。ジェットマシーン・・・かな?フィルターかませたような音像は、ぼおっと聴いてたらふらふら来る。泥酔してで聴いてるの、こんな感じだな。

 特にこの3曲目が好き。足元があやふやで半空へ浮いたまま。しゅわしゅわとエフェクターが全面を覆い、パーカッションは淡々と響く。ボーカルも同じフレーズを執拗に繰り返し、ゆらりゆらりと音楽が揺らぐ。陶酔をうまいこと作品へ封じ込めた傑作。
2008年05月17日 11時00分16秒