とるるる。 |
仕事がらみの電話で追っかけまわされた。携帯をカバンの中へ突っ込んだままがまずかった。気づいたら着信の山。焦りましたがな。
ドタバタ電話して、ガタガタ揉めて、ギャアギャア交渉。そんなもんです。
気分転換で、スタバのコーヒーを一杯。ぱっと呑めるかと、ラテを頼む。美味しいじゃん。ちょっと甘いか。 ・・・今気づいた。エスプレッソ頼めばよかった。あれなら一息で飲めそう。でも舌を火傷するかな。実は今も慌てて呑んで、ちょっと舌がひりひり。
今夜のBGM:Mojo Men"Sit down, I think I love you"(1967) 昨日の日記で書いたCD流してたら、聴き覚えあるメロディが・・・なんだ、この曲のカバーだ。オリジナルはバッファロー・スプリングフィールド。でもぼくは、モージョ・メンのバージョンに思い入れあり。 サンフランシスコのマイナー・レーベル、オータム出身。ワーナーに買収されたあと、傘下(?)のリプリーズから、モージョ・メンはこの曲を1stシングルでリリースした。 アレンジはたぶん、ヴァン・ダイク・パークス。ギターやマンドリンがおそらくライ・クーダー。キーボードはひょっとしたら、レオン・ラッセル? ベースは誰だろう。素敵にメロディアスな低音フレーズだ。
モージョ・メンのベスト盤CDも持ってるはず。でも、見当たんない。とりあえずライノが1991年にリイシューしたコンピ"San Francisco nights"で聴いている。
この曲の存在は1987年1月号のレココレ誌"バーバンク特集"で知った。前に日記で書いたっけ? 長門芳郎が書いた、2ページのレコード紹介記事を手がかりに、大学入ってから必死にレコ屋をあさった。ヴァン・ダイクにエヴァリーの"ルーツ”はエドセル盤のアナログが見つかった。でもこの曲がLP化された仏Eva盤が見つからなくて。ライノの本盤をレコ屋で見つけたときは、嬉しかったよー。
オリジナルの高音部分を強調した、えらくキンキンしたミックス。甘いアレンジなのに、どっかぶっ飛んでる。目がいっちゃってる感じ。 かなり楽器をダビングしてる。スペクターの影響かなあ。ぱっと聴こえるのはドラムにベース、キーボードにギター、マンドリン、コーラスとボーカルに手拍子くらい。でも、その奥にもいくつか重ねていそう。 過剰な刺激が嬉しいポップス。まさに、好み。大音響で聴きたい。 |
2005年09月30日 23時50分56秒
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おろろ。 |
菊地成孔の熱狂的なファンサイト、エスロピⅡがファン撤退を宣言した。どうやら、その前にさんざん巻き起こった、本人含む議論(というか・・・)が原因らしい。ログをざっと読んだけど、書き込みが一部削除されてるもよう。いまひとつ論旨がつじつま合わず、良く分からない。
いずれにせよ二重三重に考えさせられる話だ。出勤前にざっと見て、日記にあれも書こう、これも書こう、と考えを巡らせてた。 ところが仕事帰りには、そんな気力なし。へとへとです。日記書いてても、なにを書こうとしたかさっぱり。思いついたことをメモ、やらなきゃね。実現できたためし無し。
賢しいふりも隠喩も暗喩もしない。あるがままに。しかし記憶力と集中力は欲しい。
今夜のBGM:The growing concern"Edge of time"(1969) アメリカのサイケ・ポップバンドらしい。彼らの1stアルバム"The growing concern"に収録。イギリスからの再発CDで聴いている。 しかしなんとまあ、音が古い・・・聴いてて辛い。アレンジと、何より音色がだめなのかな。ギターのファズや、キーボードの音なんかが。メロディそのものは楽しめるのに。
この曲もそう。イントロのトラッド風のボーカルはいいのに。ギターが出てきて、妙にモタるドラムが来るとダメ。裏打ちなのに、躍動感皆無なのよ。でも当時はこういうの、最先端だったんだろうなあ。 |
2005年09月30日 00時03分07秒
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おおおお。 |
会社のキーボード、「O」のキーが取れそう。打ちにくいったらありゃしない。ローマ字入力だから母音の「お」にあたるこのキー、良く使う。 「お願いします」「おそれいりますが」「お許しください」・・・そんな言葉ばっか打ってて、壊れたのかなー。 「おいこら」とか「おらおら」とか「おととい来い」とか。どうせなら、そんな言葉打ったせいで壊れてほしいぞ。
いやはやバタバタです。ライブ狙ってたけど、とてもとても・・・七転び八起きで行きたいね、せめて。七転八倒はいやじゃ。とほほ。
今夜のBGM:明田川荘之"My Favorite things"(1998) 仕事帰り、なんかリラックス出来るのないかなーとi-podをあれこれいじる。ぱっとこれを聴くことにした。アルバム"Neaness of you"収録。1993年のライブ音源を収めた盤だ。
この曲はコルトレーンで知った。ソプラノ・サックスとピアノの、のちょっととぼけた響きのイントロが好きでね。 明田川は雄大に音を揺らがせる。とても心地よかった。 ああ、電車の中で聴いてて「xxx」って形容を思いついたんだけどな。思い出せないよう。なにをおれは考えていたんだろう。 |
2005年09月29日 01時08分58秒
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ぺーらら。 |
通勤中に筒井康隆「大いなる助走」を読む。今月末にちょっと出張行く予定だったから、移動中に読もうと、軽い本をあれこれ買っといたんだ。 いやー、面白い。20年ぶりくらいに読み返す。あらかた筋は忘れてたし、文章も今の歳になって読み返せば、違った味わいある。
しかし唯一、覚えてるシーンあり。主人公が選考委員と一夜を過ごすとき、選考委員がぐるんぐるん首を回して近づいてくるところ。よっぽど印象に残ってたんだなあ。
あっというまに読めちゃう。昨日あらかた読んだため、帰りの電車では読むもの無し。しかたなく雑誌を買った。いかんな。明日はちゃんと計算して持っていかねば。読まないと、単にカバンが重いだけだが。
The original Harmony Ridge Creek Dippers"Eyes Are The Window"(1997) こないだタワーのバーゲンで買った一枚。ネットで調べたとこによると、元ジェイホークスのMark Olsonが結成したトリオ・バンド。同名のアルバムに収録。これが1stかな。
かなりレイド・バックした音。寛いだときに聴くなら、和めるかも。ぎすぎすした気分で聴くと、だめですな。メロディが中途半端なので、心底ハマれなかった。 カントリー・フレーバーの素養ないので、馴染み辛いのか。
これはあんがい気に入った曲。バイオリンの多重録音にアコギとベース。シンプルなアレンジで、素朴な歌が乗る。もうちょい、歌が上手かったらなあ。思い切り喉歌いで、へなへなと力が抜けてしまう。 |
2005年09月27日 23時49分14秒
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すいっ。 |
台風のせいかめっきり涼しい。こうなると洋服に迷う。 クローゼットにドレスがいっぱいあって、「どれにしようかしら」って迷うのとは違いますよ。私服は、ほとんどもってないもん。
半そででは寒いし、きっちり着込むと暑い。さあて、どういう服装がいいかなーと悩みます。基本は寒くない格好。でも、汗かくのは嫌だ。そんなとこ。 秋はやせ我慢すると、すーぐ風邪引くし。難しい問題です。もう何も考えず、ジャケット引っ掛けて外を歩くかなあ。
夜ももう、パジャマが要ります。昨夜は薄着で寝てたもんで、起きたら喉がごろごろ。危うく風邪引くところでした。 あーあ、パンツいっちょで寝るのも来年までお預けか。
今夜のBGM:The Fortuens"Someone is standing outside"(1973)
棚から引っ張り出した一枚。BGOから出た2in1のCD"Storm in a teacup/Here comes that rainy day feeling again"に収録。 玉石混交な盤だし、セミ・アダルト向のポップスはあまり必要としていない。だけどいい曲もあるんだよ。うー、処分できんなあ。気に入ったのがこの曲。別にシングル・カットはされてないはず。
資料本によるとフォーチュンズは63年にバーミンガムで結成された。当時のビート・グループより一世代上か、もっとスクエアな趣味の客層がターゲットな音楽だ。
ちょっと癖あるけど、ボーカルはなかなか甘い。作曲はクック/グリーナウェイがいろいろ提供してる。プロデュースも、あらかた彼ら。"You've got your troubles"はこのバンドがヒットさせたそう。彼らのテイクは持ってないんだよな。
で、この曲。ジム・ウエッブのペンによる。いかにもな陰のある一味ひねったコード進行が気持ちいいです。ストリングスべったりなアレンジだけど、嫌味もない。 らせん状にメロディが浮かび、ストリングスとハーモニーがおずおずと歌声を支える。豪華なアレンジなのに、雰囲気は小粒です。
ちなみにドラムはエンディング間際でフィルを決める。叩いてるの、ハル・ブレイン?しかしフォーチュンズってイギリスのグループだよな。オケを西海岸で録って、ボーカルだけイギリスでダビングってありうる?
他の曲でも、ドラムやストリングスの感じは似てるが。クレジット見ても、録音はイギリスってある。ちなみにこの曲、プロデュースはビリー・デイヴィスとノエル・ウオーカーだそう。不勉強にして知らん。すまぬ。 なお、アレンジはM・ヴィッカーズ。・・・ごめん、知らん。羅列すればいいってもんじゃないね。 |
2005年09月26日 00時20分16秒
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どさっ。 |
渋谷の塔で見切り品処分のバーゲンをやっていた。全4日間。CD1枚、どれでも300円。初日は混んだろうね。 ぼくは3日目の昼に行った。選り済みのクズ盤しかないだろうなーと思いながら。やっぱりすいてたよ。整理券を元に並ばせる列の表示が寂しいっす。
メジャー盤の見切り品を期待したけど、そんなもんは残ってるわけない。でも、点在した棚にCDぎっしり。1万枚くらい置いてたのかな。 おもむろに棚をあさり始める。
・・・実際は、一つの棚でくたびれた。とてもじっくり見る気力続かない。 宝の山ならまだしも、、知らない盤ばっかなんだもの。 プリンスの「カオス&ディスオーダー」や、ウータンがらみの盤。「カパドンナ」の1stとキラアーミーの1stがあったかな。メン・アット・ワークの1stや、マーク・ネヴィンの盤なんかも、さりげなくある。ただし、全部持ってる・・・初日にきたらもしや、ほんとに掘り出し物あったのかな。 いや、考えまい。考えたら負けだ。あるものから選ばなきゃ。
とりあえずカンを頼りに、30分くらいで二千枚ほどチェック。17枚をジャケ買いした。 あと1時間くらいかけたら、もう30枚くらい選れたかも。次の用事あるので、適当に切り上げる。きりがない。 しかし横では若い兄ちゃんが、どさっと50枚くらい買ってて悔しい。宝を見落としてる気分なのよ。この気分、どのくらい共感いただけるものやら・・・。
今のBGM:山下達郎"Midas Touch"(2005) いっぱいCD買っても聴いてません。今はこれです。達郎の新譜"Sonorite"。買ったとき「この日記で毎日感想書いて、全曲紹介しようかなー」と思った。思ったままで終わってます。・・・言わなきゃ誰にも分からないのか。
今年の1月、"Forever mine"のカップリングでシングル・カットされた。"Midas Touch"もなんかのドラマのタイアップだっけ? カーティス・メイフィールドなアプローチのボーカル・スタイルでクールにシカゴ・ソウルを決める。 どっか明るい基調もあるけど、マイアミ・ソウルあたりの影響?何年かあとで、達郎が細かな解説するのを待ちます。
元はがんがんに喉を張って歌う予定だったとか。録音機材のせいで雰囲気出ず、アレンジ変えたという。 張ったらどんな印象だろう。ライブでやって欲しい。まあ、たぶんアレンジ変えないんだろうなー。
シングルで聴いたときの印象は、2005年版"Paper doll"だった。あの当時、ほんのり陰あるミドル・テンポなシカゴをやらせたら、達郎の右に出るものはいなかった。リアルタイムで聴いちゃいないけど。 その思い入れを今のキャリアで発表したら、"Midas Touch"になるんだろうって推測してたんだ。大きな誤解でしたな。
ギターのカッティングがとにかく気持ちいい。シングルのときより、ぐっと前へ出た気がする。 中間部の打ち込みドラム・リフとサックスの組み合わせが、すっばらしくクールで大好き。 直後のベースが、打ち込みで残念。ぼくの好みだと、どっか芯が甘いんだ。エレベの生音をぶち込んで欲しかった。どぶーんって。
ちなみに最後、数秒だけ街の雑踏らしき音が響く。たんなるスクラッチ・ノイズかな?あまりに短すぎて、いまだに聴き取れてない。あれは余韻だろうか。 |
2005年09月19日 11時29分29秒
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