のんびりてきとー日記です。
BGMは、特に日記の内容とリンクしてない
場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。
ちなみに過去の日記はこっちです。
ついに。
やっとこさ"Wanted"を見終わった。忌野清志郎が昨年から今年にかけて行ったツアーより、最終公演の渋谷公会堂を収録したもの。
フル収録ではなく、美味しいとこを約2時間、選りすぐった格好だ。

いやー、かっこいいわ。ちょっと喉の調子が悪そうな箇所もあるが、後半へ行くに従いぐいぐいテンション上がる。
おなじみの名曲群とともに、"Drive my car"での締まった感じがぱっと耳に残った。"Oh!Baby"もむちゃくちゃ好きなんだが、ちょっと声の調子が・・・惜しい。なにはともあれ、とても楽しめた。

このツアーは見に行ったが、曲によってDVDの映像と演出が違う
"モグラマン"ではDVDだと、ステージに出てきたのは清志郎と三宅に片山広明のみ。
ぼくが見たときは他のメンバーもサングラス姿で仁王立ちして、その間を片山がソロ取りつつ練り歩いたのにな。

当然っちゃ当然だが、カメラはほとんど清志郎を追う。片山の二人羽織やタンバリン・ミイラの演出はカットされてた。ちぇ。
DVDは便利だね。見終わった後にすぐ、曲単位で見たい場所へ戻れる。ビデオと違うなあ。"トランジスタ・ラジオ"や"雨上がり"をつい繰り返し見ちゃう。

だけどライブはやっぱり別物なんだ、としみじみ。
編集もシャープでよく出来たDVDだと思う。なのに見ていて集中力が切れてしまう。
ちょっと視線をずらしたら、部屋の日常が見えるのが拙いんだろう。そもそもパンツいっちょで寝転がって、見てるんだから。

ここんとこ見る暇なく、帰ったらすぐさま寝てた。2時間のショーを見るのに、4日間かけたことになる。そりゃ集中力も切れるわな。

かといって部屋で見るのに、大掛かりな再生装置を用意する気にはならない。たとえば部屋の明かりを消して、大画面で中断せずに見入るのは集中を強制されてるみたいで、なんかいやだ。

・・・とりとめない文章だな。
平たく言えばライブDVDは追体験じゃなく、まったく別のメディアだってしみじみしたってだけですな。

今夜のBGM:The Rip Chords"Three window coupe"(1964)

 蒸し暑い夜にはやっぱりサーフィン&ホットロッド・・・って書くと、なんだか自分が情けない。迎合してるみたいでさ。
 ま、聴いてて涼しげなのは間違いない。風鈴みたいなもんさ。・・・やっぱりなんか違う。

 この曲は今週の頭に聴いていた(今夜のBGMじゃないんかい)。
 とりあえず会社行く前に、ぱぱっとね。ほんのちょっと爽やかになって、一日頑張る気になるかなあ、と。
 
 リップコーズはテリー・メルチャーとブルース・ジョンストンの、スタジオ録音による擬似バンド。ビーチボーイズ好きならご存知でしょう。"Hey little cobra"がむちゃくちゃ有名・・・だと思う。
 この手のポップス好きな人じゃないと、知らないだろか。

 "Three window coupe"は彼らの4thシングル。"Hey little cobra"に次ぐシングルとしてリリースされた。
 1996年にリイシューされたサンデイズド盤で聴いている。英文ライナーを斜め読みすると、この曲は2回録音されたそう。最初の録音は音が悪いって没った・・・らしい。たぶん。

 発表されたバージョンは1964年3月半ばに録音。発売は同年4月の第一週。ペースがむちゃくちゃ早いな。
 バッキングはいわゆるレッキング・クルーたち。バックの演奏はかっちりしてるよ。ハル・ブレインのドラムが軽快にかきまわします。

 右チャンネルにコーラス、左にボーカルとすごい極端なステレオ・ミックスだ。
 これがオリジナルミックスなのか、モノを擬似ステしたかは知識なくて分からない。

 わずか1分56秒。あっというまに終わります。
 爽快なコーラスにせわしないリズムが組み合わさって、とにかく気持ちいい。当時はあんまり、売れなかったらしいけど。
2004年07月31日 23時26分24秒


うとうと(その5)
実は下の日記書いた後、ちょっと居眠りしてました。
クリスチャン・ヴァンデ・トリオのアルバムが気持ちよくって。
目が覚めたとき、焦りましたな。ライブに間に合わなかったらどうしようかと。

目が覚めたとたん、ばたばたと出かける。シャワー浴びてほったらかした髪の毛は、まだほんのり湿っぽい。
「夏だからいいやー」と大雑把に考え、そのまま出かける。乾かす時間がなかったとも言いますが。

バスに乗ったら、クーラーがえらい効いててね。往生したよ。そういやライブ帰りの電車でも、クーラー効いてたな。通勤でスーツを着てると、車内は蒸し暑いのに。
乗り物の中で寒すぎず、外では暑さをしのげるってことを達成するには、どういう服を着たらいいんだろう。どなたかアドバイスありません?

「薄い上着持って歩く」ってのはおいといて。
あくまで着たままで体温調節したいんです。めんどくさいじゃないですか。

深夜のBGM(今日のその5):忌野清志郎"約束"(2003)

 今週、いちばん頭の中で鳴ってたのはこの曲かもしれない。アルバム"KING"に収録。
 先日のツアーでは、最終アンコールにキーボードの弾き語りで歌われた。

 清志郎の個人スタジオ"ロックン・ロール研究所"で吹き込まれた本盤は、エンジニアも清志郎自ら行っている。
 演奏のうち、ピアノとスネアのロールが清志郎。ギターやマンドリン、ベースが三宅伸治だ。

 めまぐるしく過ぎ去る日々で、ふっと一息をつくとき。しみじみ頭の中でこの曲が鳴ってました。
 本当は口ずさみたかったよ。

 だけど、会社や電車の中でそれやっちゃったら・・・どうなるんでしょう。まさか取り押さえられはしないはず。
 でも、怖くて実行できないなあ。
2004年07月24日 23時42分34秒


その4
す、すみません。企画倒れです。休まずに文章書くのくたびれた・・・(笑)
仕事でメールの処理続けるのと同じくらい疲れるな。好きな音楽のことと、くだらない雑文を書いてるだけだから、もっとひょいひょい出来るかと思った。

もう夕方だし、このアップを最後にしまっす。んじゃそろそろ、ライブへ行ってこよう。久しぶりだな。

今日のBGM(その4):Watikantya the golden boys"Willy mon tresor"(1998)
 爽やかなのを聴きたくなって、アフリカ音楽へ。暑苦しいですかね?リンガラは軽やかな印象あるんですが。

 ちなみにリンガラって有名なんでしょうか。
 ぼくのイメージは"ザイールのポップミュージック"ってとこ。

 大編成でアフリカン・ファンキーなダンス・ビートを繰り出し、キラキラ鳴るエレキギターがトレードマーク。
 代表的なミュージシャンはフランコとかザイコ・ランガ・ランガ(や、その一派でパパ・ウエンバなど)。せいぜいこのくらい。
 
 なぜザイールで産まれたのか、なぜリンガラって呼ばれるのか。ちっとも知りません。そういうの調べて勉強したいなあ。

 前振りしておいてなんですが。このバンドについては詳しいこと何も知らない。
 リンガラぽいけど、リンガラかどうかもわからない。
 ジャケ買いしたからな。アルバム"Coup de Manteau"に収録。

 ライナーにも録音場所の記載なし。EU録音だし、もしかしたらフランスで製作されたのかも。
 ミュージシャンとしてクレジット(?:フランス語でよくわからん)されたのは14人。
 
 イントロのリズムがひょいひょい変わるとこが楽しい。これって変拍子かなあ。いまいちリズムを把握できてません。
 明るい群唱でつんのめるようにビートが弾む。編成は多いと書いたが・・・バックの演奏はドラムにベース、ギターが2本、パーカッションが一人に・・・キーボードもいるかな?ぼくの耳じゃ、その程度しかわかんないや。
 
 つまりほとんどはボーカリスト。入れ替わりたちかわり、軽やかなコブシを効かせて掛け合いが始まっては消える。
 ライブ見たいなあ。こういうバンド、来日してるんだろか。海外ミュージシャンはほとんどライブのスケジュールチェックしてないので、こういう時困る。

 8分ほどの程々な長さ。もともとダンス・ミュージックだし、果てしなく長丁場で聴いたって違和感ない。 
 キラキラ跳ねるエレキギターは、後半で音を歪ませる。軽やかさにほんのちベールがかぶさって、色合いが変わるのが気に入った。

 あくまで重たいファンクまで行かない。サウンドの牽引力が強まるくらいかな。リンガラにこの演出が新鮮でした。
2004年07月24日 17時16分20秒


その3
ずいぶん暑かったのに。こんな時間になると、だいぶ日が傾いてきましたね。風も出て涼しくなってきたし、どっか遊びに行こうかなあ。

窓から見ると、夕方が近づいた太陽に照らされて、外の風景がほんのり赤く色づいている。
「XXX色に」とか「XXXと」とか。なんでもいいから描写したい。しかし言葉が出てこない。ボキャブラリー貧困って悲しいですね。

今日のBGM(その3):The Beach Boys"Your summer Dream"(1963)

 夕方になろうという時期に書くとなんか気分とずれがあるな。木曜くらいに、頭の中でずっと鳴ってた曲。

 今朝起きたときも、無性に聴きたくなった。
 さわやかな夏の早朝、アルト・サックスの無伴奏でこのメロディが流れたら気持ちいいだろうな。

 この曲、有名かつ代表曲だと思ってたのに。ビーチボーイズの4枚組ベスト盤に入ってなくてショックだった。アルバム"Surfer Girl"に収録。

 63年の7月16日に録音された。この日はほかに"Catch a wave"、"Hawaii"のようなアップテンポ、"The surfer moon"のようなミドルまで、10曲が録音された。なんというハイペース。
 超名曲、"In my room"もこの日に録音された。

 ・・・物理的に可能なのか、こんないっぱい録音するのって。
 "The surfer moon"には弦まで入ってるし。リズム録音もしくは最終ダビングの日かもしれない。
 90年に米キャピトルから出た2on1のCDで聴いてます。

 "Your summer Dream"はビーチボーイズとして、凄く異様な曲だ。
 入っているのはブライアンの声だけ。売りであるはずの、ハーモニーはまったくない。 
 
 いちおうダブル・トラックで声はダビングしてある。でもユニゾン。左右のチャンネルにミックスして、広がりを出すだけ。
 夏が過ぎ去る寂しさを、表現したかったのか。

 ちなみにこのCDではボーカルがセンターに定位してない。
 中央はぽっかりあけ、ギターのストロークだけが鳴る。オリジナル盤で聴いたことないが、もともとこういうミックスなんだろうか。
 
 楽典はわからない。だけどコードの変化が、むちゃむちゃ心地いいのは分かる。
 夏=ビーチボーイズって決め付けは好きじゃない。だけど夏に聴くとハマるのも間違いないんですよ。
2004年07月24日 16時43分28秒


その2
ったって、別にネタがそうそうあるわけありません。ひたすら音楽聴いてるのみです。
今週もバタバタして、ろくに音楽聴けなくって。あれ聴きたいなー。これ聴きたいなーってのを、今日はとっかえひっかえです。
頭に浮かんだ感想をそのまま書いて、それをまあ、順番にアップするのもいいかなと。

昼のBGM(その2):Jackie McLean"Poor Eric"(1965)

 まだ昼間なのに、いきなり夜が似合う曲ですが。

 水曜の夜だったかな。夜中にとぼとぼ家へ歩きながら、i-podでこの曲が流れたとき。掛け値なしにぞくぞくっと来ました。すっごくいかしてて。

 そのままバーでウイスキーを引っ掛けたくなりましたよ。眠いし疲れてるし翌朝もあるので、断念しましたが。

 ブルー・ノート時代の作品"Right now!"に収録。ピアノトリオをバックに、ジャッキーが存分にアルト・サックスを吹き鳴らす。
 この曲はエリック・ドルフィーの追悼だそう。作曲は本盤にも参加してるラリー・ウィルスによる。

 ブルーノート時代でも、この期間の彼はスランプだったのか。それともレコード会社とそりが合わなかったのか。
 なんだかリリースの頻度がヘンテコだ。

 名盤と名高い(未聴ですが)"Let Freedom Ring"が62年3月の録音。
 そこから"The Jackie McLean Quintet"(62年6月),"Tippin the Scales"(62年9月)と2枚がオクラへ。
 のちに発掘された"Vertigo"には、63年2月のセッションを収録してる。

 そのあとはテンポよく、4枚のアルバムをリリース。そして迎えた本盤。録音は65年の1月だった。
 参加メンバーはラリー・ウィリス(p)、ボブ・クランショウ(b)、クリフォード・ジャヴィス(ds)。なぜか前後の盤と、周りのメンバーが違う。

 ボブ・クランショウ(b)はブルーノートの各種アルバムへ積極的に参加してるサイドメンみたい。

 だけど前作"Action"では、セシル・マクビーのベースだぜ。
 なにもここで、ベーシスト変える必要ない。マクビーがこのときいくつだったか知らないが、リズム隊を変えるよりはマクビーと音を深めたほうが面白そう。

 ピアニストも前々作でハービー・ハンコックを招いてたのに。今回はラリーを選び、2曲も採用してる。
 ちなみに本盤では、前作、前々作で重要な位置を占めたチャールズ・トリヴァー(tp)の曲を2曲も選んでる。しかし、ジャッキーのワン・ホーンなんだよ。なぜだろう。

 ここまでだったら、「アルバムごとにメンバーを変えた実験かな」とあっさり考える。
 でも続く盤"Jacknife"ではbとdsをまたしても変える(ピアノは継続)。
 しかもドラムはジャック・デジョネット。マイルスで叩いてた人だよな。 なぜ間に挟まれたこの盤だけ、コンサバなつくりを選んだのか。

 さらに本盤以降、りリースが低迷してしまう。音楽的な意味じゃないよ。リリースの意味ね。立て続けにボツ作が続く。"Jacknife"を筆頭に、数枚分が。
 公式リリースは約2年後、67年3月録音の"New and Old Gospel"まで飛ぶんじゃないか。

 アルフレッド・ライオンがフリーへ行きかけたジャッキーを諫める意味で企画したのか。ジャッキーが気分転換に作りたかったのか。知識不足で分からない。
 いずれにせよ。ひりひりする緊張が味わえる盤だ。

 前置きが長くなったね。資料見ながら書いてると、きりがないや。

 この曲はロマンティックなバラード。ちょっとリードがズルズル鳴るものの、おおむねコントロールされたサックスだ。
 ベースの弓とユニゾンでテーマを奏でる部分の寂しさがたまらない。
 ドラムは姿を消し、ピアノのゆったりしたコードに乗って、サックスとベースがメロディをなぞる。

 中盤で鳴るドラムは、はっきり言ってへた。リズムがもたってる。しかしこのズレすらも、ダンディな魅力を増すのに役立ってる。あえて怪我の功名といいたい。

 アドリブも言うことなし。たびたび顔を出す、テーマの響きもとびっきり。
 夜の風景がしみじみ似合う名曲。ピアノとベースのからみがたまりません。
 昼下がりに聴きなおしてる今、あのときほどの感動はさすがに押し寄せてこない。残念。今晩、酒飲みながらもう一度聴いてみようかな。
2004年07月24日 16時12分41秒


あーついーぃ。
今日は一日のんびりです。夕方はライブへ出かけるけどね。
それまで日記を更新して遊んでましょうか。・・・うう、なんと情けない遊び方。音楽聴きながら感想を次々アップしてみようという試みです。
さて、どのくらい続くやら。

話は変わって。ぼくの部屋はクーラーない。出かけるのもめんどくさいので、インスタントラーメン作って食べてました。・・・よせばよかった。当然ながら汗が噴出します。

食べる前にしゃっきりしようと、シャワー浴びたのに。順番が完全に逆だなあ。

昼のBGM(その1):Lamont Dozier"Cool me out"(1981)

 モータウンのソングライターチーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドの一員、ラモント・ドジャーのソロアルバム、"Working on you"に収録。これが4thかな。しばらく前に買って、聴きそびれてました。

 なんかディスコっぽい出来で、最初の印象はいまいち。だけどじっくり聴いてたら、じわっと染みてきたよ。
 なにがいいって、グルーヴ感。手数多いフランク・ドゥークンによるベース(シンセベースかな?)がかっこいいんだ。

 全般の印象はさっぱりしてる。今日みたいな暑い日、海辺を流しながらFMを聴くのにぴったりだ。
 いかにも西海岸な冷静さとハッピーさ。こういうソウルもいいもんです。
 ピアノはドジャー本人。あんまりうまくはないけど、軽快にひっぱたいてる。歌よりもバックの演奏が耳に残るなあ。

 ちなみに本盤、2曲目のバラードもクールな響きがむちゃくちゃかっこいいです。演奏もアレンジも曲も、出来はこっちが上だね。

 ・・・2曲目まで聴いた時点でハマっちゃって。同じ二曲を繰り返し聴いてます。実は本盤のほかの曲、まだ聴いてないんだ。
2004年07月24日 15時11分14秒


へぎゃ。
昨日寝る前は、休日を一日有効に使おうと決意してたのに。寝る前にテレビを付けたのが運のつき。

たまたまサザンの生中継ライブってのをやっててね。けっこう惹かれて最後まで見ちゃったよ。夜中の2時までやってました。そして今朝目が覚めたのは朝の10時半。だめじゃん。

音楽聴いたり出かけたり。あっというまに今日も終わり。さあて、明日から仕事か。あー、休みてーなー。

ちなみに。サザンのライブはあんがい古い曲も多くやってて、面白い選曲でした。
セットリストをメモるのは綺麗に忘れて、ここに書けません。ごめん。

ネットで検索しても、それらしきサイトは見つからず。2ちゃんの実況板にあるかなと覗いたが、全部1000越え落ちで見られやしない。
サザンのセットリスト見つけるのに、こんな苦労するとは。やっぱりちゃんとメモらなきゃだめなんだ、と反省した夜でした。

今夜のBGM:桑田佳祐"いつか何処かで(I feel the echo)"(1988)

 ふええ。もう発売から16年たつのか。ひさびさに棚の隅から引っ張り出した。

 サザン関係のCDはこれともう一枚しか持ってない。LPすらも数枚。ほとんど貸しレコ屋やテレビやラジオで聴いてたはず。
 それでもけっこう頭にメロディ残ってるんだからすごい。
 桑田と松任谷由美って大天才のメロディメーカーだと思う。

 さて、この曲。ソロアルバム"Keisuke Kuwata"に収録。"Kuwata Band"のあと、初めてリリースされたソロじゃなかったっけ?
 この曲はカラオケでもさんざん歌ったし聴かされたなあ。
 ぼくと同世代の人なら、ある程度はご存知のアルバムなはず。

 手作り感溢れる作品でしたね。さくっと個人スタジオで作ったイメージ。
 実際は参加ミュージシャンこそ少ないが、ビクター青山スタジオで87/7〜88/3までかけて、じっくり作られててる。

 桑田はもろ歌謡曲から洋楽に影響受けた曲まで、振り幅大きくメロディを作るので、アルバム通して好きな曲ばっか、というわけでもない。
 この盤だと他には"今でも君を愛してる"、"Blue","遠い街角","悲しい気持ち","誰かの風の跡"あたりを繰り返し聴いた。
 要するにメロウなタイプの曲が好きなんです。

 なかでも一曲選ぶなら、この曲。
 打ち込みのビートにシンプルなシンセ。耳ざわりはあくまで優しく、それでいてきっちり作られてる。もろに好みのアレンジです。
 ミドルテンポのメロディは桑田らしいもぐもぐと行っては帰る。
 
 一番好きなのは最後の最後。喉を震わせて、"Babe! I feel the Echo〜!"とシャウトするとこ。
 ずいぶんカラオケでまねしましたが、コピーできませんでしたっけ。
2004年07月19日 23時19分30秒


げ。
目が覚めたらすでに昼を過ぎてたのは、下の日記で書いたとおり。
メシくって達郎ラジオ聴いて夕べのライブの感想書いて。ちょっと昼寝したらもう今夜のライブへ行く時間。一日がすげえ早かった。

明日も面白そうなライブあるんだけど、この調子で過ごしてたら3連休の実感がぜんぜんない・・・ずっと家でメルツバウを聴いてようか悩み中です。でも、昼間は暑いな。昼だけ、涼みに漫画喫茶に行こうか。

今夜のBGM:NRBQ"Yes,yes,yes"(1978)

 彼らの6th"At Yankee studium"に収録。レココレ誌の最新号でNRBQの特集見て、ひさびさに聴きたくなった。彼らの音楽は、以前来日したときにCDで聴き散らかしたことある。たしかGold Wax誌で特集してたんだよ。

 ライブは未体験。バー・バンドの底力を体験したいんだが。しかし今回の来日も、チケットとる気はさらさらなし。やっぱりライブは当日券でふらっと行きたい。それが美学といえば聞こえがいいが、たんに前売り買うの面倒な、ものぐさとも言う。

 この曲はアルバムを流してて耳に残った。切ないバラード。
 ぼくの世代ならこのタイトル、オフコースを思い出すはず。曲調も笑えることに、小田和正が歌ったらそのままはまりそうな甘いメロディだ。
 あ、この曲はバンドのリーダー、テリー・アダムスのオリジナルです。念のため。

 キーボードの弾き語り風に始まり、甘酸っぱい香りのメロディをつぶやく。
 バンドが訥々と演奏を加えても、雰囲気は変わらない。目を閉じてビール飲むと、なんだかライブハウスの光景が浮かぶよ。店の片隅、ステージのスペースで。薄暗いライトに照らされて、バンドは歌う。

 片方の耳だけでバンドの演奏を聴く、客たちのざわめき。コップがテーブルに置かれ、店員が注文を聞きながら歩き回る。厨房からは水の音。
 耳を澄ませばそんな幻聴が聴こえるようだ。

 ああ、ライブ行きたいなあ。・・・それでもチケット買おうと思わないあたり、ものぐさに拍車がかかってます。今回の東京公演、両方とも土曜日だからな。
 もっとも原宿のクロコダイルで2回公演。あとは吉祥寺のスタパで一回公演。どう転んでも超満員が予想されて、めんどくさくもあり。
2004年07月18日 23時45分20秒


ぎひー。
実質金曜日の日記ですが、まあ遅まきながらアップを。夕べは、夜ふけまで飲んでアップしそびれちゃって。

今週もやっとこさ終わりましたな。金曜くらい早く帰りたいのに。仕事終わったら11時。時間たつの早いなー。当然ライブなんて行けません。朝から晩まで仕事でつまらんよぅ。

待ちに待った3連休。遊び行きたいなあ。と思ってましたが。土曜は夕方まで、音楽聴いてのたくらしてるだけでしたね。あ、ライブは行きましたぜ。もちろん。

実は今週、一滴も酒飲んでない。置き酒は切れてるし。仕事帰りに一杯、なんて優雅さはかけらもなし。ひーこらバタバタ、家に帰ってばたんきゅーって一日ばかり。あー、ばさばさ抜け毛がぁあ。

そんなシラフな睡眠が関係あるやらないのやら。ここんとこ寝起きが悪いんですよ。
ぱっと目が覚めて、そのまま一日へ突入できたのに。いつまでたっても眠たい。
これは「酒飲んで寝ろ」って啓示でしょうか。べろべろに酔って、ばたんと寝ると翌朝はとっとと起きるもの。
・・・もちろん、二日酔いでのた打ち回るリスクと背中合わせですが。

平日の眠気覚ましって3パターンほどあります。
まず、ドリンク剤。定番ですな。ユンケルなんて高級品は試したことない。オロナミンCとか、ああいうやつね。

次は滋養強壮の錠剤。某社の薬にハマって、愛用してます。コレが効くんだな。
毎日飲むと耐性できるし、なにより安いもんでもない。ときどき飲むの控えてます。抜いたときの朝って、これまた疲れが抜けないんだわ。

んで最後は缶コーヒー。・・・いっちゃんチープですが。これ、効く。少なくともぼくには。
なるたけ安っぽいやつね。どういう体質か分からないが、缶コーヒー飲むとカフェイン剤飲んだみたいに、こめかみがズキズキするほど目が覚めるんです。

ところがこの一週間は上の3パターンをフルコース。全部飲みまくってしのぎました。だって眠いんだもん。ああ、休みてー。

立て込んでて倒れるわけにも行かないので、体調管理も完璧です。
おかげでダイエットも成功。こないだはかったら3キロ落ちてましたよ。うーむ。
てなわけで酒を控えてたんですな。おお、なんと情けない理論武装。

で、何を言いたいかというと。こむらがえりです。長い前置きだな。

金曜日の深夜にねー、いきなり激痛で目が覚めたんです。両足がつりまくり。
うつらうつらで足を動かしても、直りゃしない。必殺技の足指先を曲げるってのも効きめなし。痛みがぐいぐい眠気を覚ます。
どの方向に足を動かしてもふくらはぎがつったまま、痛みがぜんぜんやみません。
肉切り包丁で足を切り落としたくなったよ。寝たいし。

我慢できずに起き上がって、しばらくのた打ち回ってました。どうやら立ち上がると痛みが和らぐみたい。どういう仕組みなんでしょうね。
夜中の3時だぜ、まったく。何が悲しくて真っ暗闇の中、ガニ股で呻いてないといけないんだ。

エアサロンパスを吹きつけたら、痛みがごまかせる事を発見。土曜もちょっとふくらはぎが痛いので、朝から吹きまくってます。暑いし、ちょうどいいや。風邪引きそうなのがイヤだが。

ためしに「こむらがえり」で検索してみると。ちゃんと出るんですねぇ。インターネットは便利なもんです。

で、何が言いたいかというと。やっぱり酒飲んで爆睡がいいかなあ、と。こむら返りがしこたま痛かったんだもん。つまりは。酒じゃ酒じゃ。

・・・ここまで書いたのが土曜日の夕方。
このあと3時まで飲んで、爆睡しました。起きたのは昼の1時。
・・・酒飲んで寝ればいいってもんでもないか。

今夜のBGM:The tower of power"The Price"(1970)

 ベイエリアのファンク集団、タワー・オブ・パワーの1st"East Grease bay"に収録。
 ファンクといっても、彼らの場合はしゃっきり。ひきずる感じがなく、ぐいぐい背中から押される。ロッコとガリバルディのリズム隊がとにかくあおって、ホーン隊が歯切れいい。
 
 本盤でのサウンドは、シカゴとテイストが似てる。ホーンを使ってるからって意味じゃなくて、音の色合いがね。具体的に説明しづらい・・・ボーカルが力任せに語尾を引っ張るとこかなあ。

 本盤ではステージの様子をそのまま盛り込もうとしたのか、演奏シーンをたんまりとって暴れる。
 エンディング間際のギターとドラムの掛け合いがかっこいいんだ。もちろんギターの裏では、ロッコが低音を猛烈にばら撒いてます。
2004年07月18日 16時00分44秒


ちなみに過去の日記はこっちです。

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