BGMは、特に日記の内容とリンクしてない 場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。 ちなみに過去の日記はこっちです。 |
|
暑いですねー。電車乗っててもスーツの上着を脱いでる人が目立ちます。『上着着ないで通勤する代わり、クーラーの温度下げる』運動でも流行ってるのか。・・・えらく語呂の悪い運動の名前だな。 それはさておき。実はぼくの勤めてる会社でも、似たような運動をやっている。 喜び勇んでスーツ脱いでる人が多くて驚いた。そんなにみんな、ネクタイするのイヤか。どうもぼくはスーツ脱ぐと、失業者気分でイヤなんだが。 さて。昨日の日記で書いた、SPA!での菊地成孔の記事。本人がHPでコメント出してましたね。『ちょっと違うかな(中略)これ書いた方は、恐らく僕の事を相当昔から知っているんじゃないかな。(攻略)』 うーむ。ぼくの印象と正反対。さすがに本人に否定されるとへこむなあ。 昨日の日記を書き換える誘惑にかられたが、ぐっとこらえてます。HPの日記で、過去を改竄はじめたらキリがない。 てなわけで、下のコメントはそのままに。「バカでー」と笑ってください。目の前で笑われるとへこみますが。 今夜のBGM:早川岳晴"Tango"(2002) Studio Weeからのソロアルバム"Kowloon"より。HAYAKAWA名義はソロというよりバンドっぽい。しかし本盤ではさまざまなミュージシャンとのセッションを収録し、ぐっとソロらしく仕上げてる。 この曲は緑化計画でも共演する、翠川敬基(vc)とのデュオ。アコースティック・ベースを早川は操り、じっくりと演奏された。たしかこれは1stテイクじゃなかったっけ? 野太い音が頼もしく絡む。8分前後、アルコ同士の対話が気持ちいいなあ。リズムがいないのに、ゆっくりとサウンドはうねる。 |
2004年07月15日 00時10分20秒
|
|
目が覚めたら出勤時間。焦りましたがな。 とにかくパパッとスーツわしづかみで飛び出ました。 夏はいいですね。パンツいっちょで外へ駆け出しても、寒さで凍えたりしませんもん。 自分への罰を与えようと、充電したi-podは家に置いていきました。電車の中で音楽聴くなんて、遅刻しそうな人間に許されるわけありません。 ・・・しかし電車の中で手持ち無沙汰。乗り換えたときにキヨスクで雑誌買って、ぱらぱら読んでました。はたして罰の意味があったんだろうか。 SPA!の音楽レビューページに菊地成孔の紹介ページあり。取材なしでまとめられたって、菊地がHPでぼやいてたが。こんど出るエッセイ集の宣伝っぽかったな。 ライターは菊地のことを最近知ったようだが、そこそこまとまっててたいしたもの。プロは違うね。 しかし菊地が人気でたの、鋭い社会時評をHPの日記で書いてるからじゃないだろ。もっとシンプルに「文章が面白いから」だと思うがな。 ティポについて一言も触れてなく残念。もっともSPA!の読者にティポって、どの程度ぴんとくるのやら。 まあ、ぼくも菊地へ興味持ったのは第二期スパンクス結成の頃だから、えらそうに言えやしない。 今夜のBGM:灰野敬二"もうそろそろか 赤く赤く 転がってゆく"(1996) グレッグ・コーエンとジョーイ・バロンのマサダのリズム隊と、灰野が生ギターで共演したアルバム"これ以上 という 不透明な訴訟"に収録。 この曲は生楽器のインタープレイで、細かな音まで聞き取れるのが嬉しい。 これは14分にも及ぶ曲。しょっぱなはウオーキングっぽいベースに引きずられ、ブラシでバロンがせわしなくドラムを叩く。アコギのストロークで突っ込む灰野。 だが途中からペースが変わり、じっくりと互いが交錯する。 他の曲よりもリズムが明確でとっつきやすかった。でも、ふっと気を抜くと音がただ流れてしまう。 注意深く聴かなくては。BGMの概念と相反しますが。貴重な音楽を聴く時間、味わなくちゃね。 |
2004年07月14日 00時00分01秒
|
|
とりあえず選挙へ。小雨がぱらつく昼に行ったせいか、がらがらだったよ。前回の選挙で事務処理のトロさにムカついたが、今回は改善されてて好感持てた。 ぐっと投票所の奥まで並べるように導線を変え、並びもフォーク状に(といっても2台だけだが)。さらに投票用紙渡す場所を分業することで、列が停滞しないようにしてる。 どっちみちガラガラだもの。てきぱき投票して、レコード買いに行きましたとさ。 とあるレコ屋でばったり、ハラダさんとお会いして驚いた。 「ライブへ行くまで時間あり」と仰る言葉に甘えて西新宿へお誘いし、レコ屋をハシゴしてまいりました。こういうのもオフ会って言うんだろうか。 最後に連れてって頂いた廃盤ジャズのアナログ店が面白かった。ふだんはまず行かないもの。 プレイヤーが壊れてるうえにLP置く場所もないから、アナログは買わないことにしてる。 だけどCDで聴けない音楽が、目の前にずらっとあるとやっぱり違うよ。宗旨替えしたくなった。 オリジナル盤の世界へハマったらお金が湯水のように出そう。 しかし再発のめどが立たない日本のジャズは、やっぱりLP買わなきゃダメかとしみじみ。 こないだ30枚くらい出たけど、常に阿部薫が出るのって納得いかない。 今、活躍してる人の盤をもっとリイシューしようよ。それとも本人がリイシューを望んでないんだろうか。 夕べのライブが終わって明田川さんが話題に出してた、古澤良治郎の2枚組LPをひょこっと見つけて驚く。うー、買いてぇ。 いや、一期一会。買えってことだよね。運命だよね。LPで運命を語りたくないけど、レコ堀りってそういうもんだよね。 さすがに悩んだ。値段は手が届く。が、家で聴けない。 オブジェとしてLPを買う趣味はない・・・涙を呑んでぐっとこらえた。表情には出しませんよ。出すもんですか。涙を流しちゃ負けよ。いいわね。 気を取り直して他の棚を見る。・・・見るなよ。 ・・・見なきゃよかった。 初期の松風鑛一のLPもあり。筒井康隆の盤で面白そうなのもあったな。うー、目の毒だぞぅ。 あ、あとは電子辞書とデジカメも買ったよ。仕事がらみで必要なのに、経費で落ちないという。 要するに自腹。こういう買い物、嬉しくも楽しくもないなあ。まだ封したまま。開けるのめんどくさいー。そのうち開けなくちゃ。 さて、気を取り直して。 今日の目当てのもうひとつはラーメン。 こないだラーメンの漫画読んで、無性に食べたかったんだ。まずは吉祥寺でレコ屋へ行く前、腹ごなしの1軒。 貶しますから詳細は書きませんが。なんか想像してたのと味が違う。あっさりしてるのに、油がギトギト残ってへんな感じー。 これが美味しいって味なのかな。おれ、タバコ吸うからなあ。味について語っちゃいけませんよね。でも、まずい。 そして夕方、新宿でも一軒。今まで行ったことないラーメン屋を狙ってたが、気が変わる。 一日に2軒も舌に合わないものを食べるほど、ぼくの胃袋も舌も許容はありませぬ。 レコ屋で歩き回って疲れたから、桂花ラーメンのこってり味を。・・・うめぇ。だけど思ったよりスープが薄かったな。 もしかしておれ、ラーメンは濃い味が好みなんだろか。 いまだに自分の味の好みが分からない。食べるそばからスイスイと記憶が抜けていく。ボケ老人みたいな言い草ですが。 「うまかった」「まずかった」「いまいち」 それだけはくっきり覚えてるのに。 今夜のBGM:Wings"Listen to what the man said"(1975) ポール・マッカトニー率いるウイングスの"Band on the run"に続くアルバム、"Venus and Mars"に収録。この曲聴きたくてCD棚探したら、持ってなくて。今日、レコ屋で見つけて早速買いました。こないだアメリカ出張のとき、空港のBGMでかかってたんだ。 邦題は「あの娘におせっかい」。アルバム先行シングルで発売され、全米1位、全英6位を記録したと言う。 裏拍を強調したスカっぽいリズム。本人がどこまで意識してるか知らないが。 ライナーノーツによれば、だいぶ前に完成しつつもなかなか気に入った感じに仕上がらなかったという。 軽快な疾走感がたまりません。リハ・テイクを使ったトム・スコットのソプラノ・サックスも肩の力が抜けている。 ハーモニーはきっちり多重録音で凝っており、エンディングはストリングスも。さりげなさを装っといて、アレンジの技はびしばし繰り出してます。 |
2004年07月11日 23時28分19秒
|
|
週の後半は急遽泊りがけの出張まで飛び出した、バタバタな一週間。 だけど今日は休み。ひさびさにグータラな一日。 昼まで寝て、昼寝して、・・・寝てばっかの一日だった。へろへろだった体力と気力もやっと回復したよ。回復に12時間以上かかるのはなんとも燃費悪い。 ばたばた仕事ばかりでは、頭の一部にぽかんと空白が出来るみたい。仕事ので頭が一杯になって、それ以外のことは何も考えられないと起こりがち。 「娯楽」を受け持ってる脳細胞が、何にも新規の情報収集がなくなり、だだ漏れのアウトプット状態になったというか。 じっくり音楽聴きたいよぅ。本を読みたいよぅ。なんらかの"インプット"に飢えている。 ということで日がな一日音楽聴きながらごろごろ。まずは音楽。本は後回し。もうずいぶん、小説読んでねえなあ。 ごろごろも含めて大切な"インプット"作業です。ほんとよ。 いやーくつろぐ。エアコンなしで汗ダラダラには参るが。ま、いいやね。眠いときに眠れるんだから。 買い物にも行きたいし、ラーメンも食べたい。なにより用事を済まさなきゃいけない。気ばかり焦るが、グータラの誘惑には勝てず。 体裁ぶっても仕方ないね。 はい、しこたま怠惰で空虚な一日だったよ。用事は明日、まとめて片付けるかな。 おかげで脳細胞の「音楽部門」にたっぷり"インプット"できた。ジャズもテクノもロックもソウルも、美味しくいただけました。 こうしてみると昼寝する時間も惜しい。眠らずにすむには、いったいどの筋肉を鍛えたらいいんだろ。 腕立て伏せも腹筋もまったくせず、へにゃへにゃなぼくの言えるせりふじゃないか。 おっと、もうこんな時間。今日も終わりだ。 さあて。それでは出かけてきます。本日最後の"インプット"をするために。 夜と、酒と、タバコと、ジャズを。 今夜のBGM:Stevie Wonder"Fun day"(1991) 無性にスティーヴィー・ワンダーが聴きたい。が、聴きそびれてた。家にいないんだもん。朝起きたら聴きたいCDをi-podにぶち込んで、通勤中に聴くって生活パターンが便利だと分かってるのに。めんどくさくて一度も実現したことない。こればっかだな。 で、今日はスティーヴィー・ワンダー。他のも聴いてましたが。 これは"Jangle Fever"に収録。スパイク・リー監督の映画"Jangle Fever"のサントラとしてリリースされた。だけど実質はソロアルバム。3年越しにリリースされた本盤は、当時嬉しかった。 もっともリアルタイムで聴いたときは、なかなか良さを分からずじまい。打ち込みビシバシで硬い音像が、古臭くて馴染めなかったから。この前後のスティーヴィーってずっとそう。聴いていけばじわじわ染みるのに。聴き手の固定観念で、いつまでも70年代サウンドを求めても仕方ないのに。 なにはともあれこの曲。やっぱり打ち込み。硬いドラムがやっぱり馴染みづらいなあ。 だけど今日。聴きかえしたら、グルーヴにやられた。 ピアノがすげーかっこいい。うねるんだよ、じわじわっと。いいねー。涙でそう。 演奏は全てスティーヴィーの多重録音。コーラスだけ、ほかのミュージシャンを使ってる。作曲はもちろんスティーヴィー。 リアルタイムで聴いたときは「キャッチーなメロディで、アルバム1曲目にはぴったりじゃん」程度の印象しかなかった。 しかし今日は癒しの曲に聴こえるよ。 |
2004年07月10日 22時57分36秒
|
|
まったく平日は時間が取れなくなった。会社と家の往復のみ。やだなあ。音楽聴きたいなあ。ライブ行きたいなあ。 ・・・と、恒例の愚痴モードでした。 さて。・・・暑いですね。 特に夜。電車乗ってクーラー効いてても、一向に涼しくなりません。スーツ着てると汗みどろです。 このご時世、私服で通勤ってトレンドが丸の内近辺で起こりつつあるようなそぶりですが。かたくなにぼくはスーツで通勤してます。 理由はいくつか。私服で行くとバリエーション考えるのめんどくさいとか、私服だと失業者気分でイヤだとか、営業の端くれとしてスーツを着るのがプライドだとか。一番の理由はポケットいっぱいあるからかな。 だって財布と定期入れと鍵と携帯とタバコとライターと文庫本を全部ポケットに詰め込めるんですもん。ポロシャツじゃこうは行かないよ。 ポケットがパンパンに膨れ上がった格好で、どっちみちスタイリッシュとは程遠い格好ですな。 今夜のBGM:Pete Namlook & Burhan Ocal"Bir çalgiyim gögsüne yaslanmis Part 2"(1998) ドイツの多作テクノ・ミュージシャン、ピート・ナムルックがトルコのミュージシャン(?)のBurhan Ocalと組んでリリースした盤"Sultan - Osman"に収録。オリジナル版はナムルックのレーベル、faxから2000枚限定でリリースされた。ぼくが聴いてるのは再発のAW盤にて。 こないだ買って、今日初めて通して聴く。とにかく静かなアンビエント・テクノが聴きたかったんだ。盤によって触れ幅が大きいナムルックだが、これは和める。 そもそも内容が素晴らしく充実。メインはBurhan Ocalの演奏だ。ナムルックは後ろで静かにシンセで場を広げるくらい。 表現が陳腐だけど、エスニックなパーカッションが規則正しく連打される音像は、なんだかリラックスするよ。 |
2004年07月07日 23時54分18秒
|
Topへはこちらです。