BGMは、特に日記の内容とリンクしてない 場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。 ちなみに過去の日記はこっちです。 |
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いやはやずいぶん・・・一週間くらい?HPをほったらかしてました。「更新されたか?」とチェックくださった皆様、すみません。・・・って、そんな方がいったい何人いらっしゃるやら。 ロボット検索だけでほとんどカウンタ回ってる気もします。 よくDJや作家やミュージシャンが「ご意見ご感想、お待ちしてます」って言うじゃないですか。あの気持ち、HP開いてニュアンス分かりましたね。 どんな方がどんな目的で遊びにいらしてるのか、不思議ですもん。 「メイルミィ♪」って、ろじぱらの真似したいと思いつつ。一通もリアクションなく、へこむのが嫌で控えてます(笑) さて、この一週間。総括するまでもない。ひたすら仕事でばたばた。 家にまで仕事持ち込んで、さっぱり音楽聴く暇なし。 土日を越えても、まだ頭が平日モードに切り替わりません。うーむ。 早くのんびりしたいなあ。ライブ行きたいなあ。 今夜のBGM:はっぴぃえんど"明日あたりはきっと春"(1973) と、日記で愚痴ってもしかたない。明日はきっと春さ。 ・・・あさっても春だね、たぶん。今の時期は。 今日聴いてたのはこればっか。昨日買ったCDもあるけど、その前に未聴CDを片付けねば。 もちろんこないだ出た、ボックス・セットより。 はっぴいえんどの3rdにしてロス録音"Happy End"に収録。「解散前で散漫なアルバム」って思い込みあり、アナログ時代は曲単位で聴いていた。ちゃんと通して聴いたのは、へたすりゃ前のボックスで。 大好きな曲もずいぶんあるんだけどね。 今回のボックスはあまりレベルをぶち込まず、分離良くくっきりと仕上げてる。ミックスのバランスはボーカルが下がり気味。違和感覚える箇所もいくつか。 音が震える部分すら数箇所あるけど、あれは演出?マスターの傷? さて、鈴木茂作曲の"明日あたりはきっと春"。 鈴木茂の歌は、ダブル・トラック(だと思う)による、震えた響きがトレード・マークだ。あれって全部、本人の多重ボーカルだと思ってた。 だけど今回、じっくり聴いてて大滝詠一とのデュオもあるって初めて気が付いたよ。お恥ずかしい。 本盤は分離いいミックスだから、大滝と鈴木の歌声がくっきりわかる。大滝が鼻歌で、フレーズの最後をひねるとことかね。 ぶっちゃけ、ピッチがあってない気も。ウワンウワン音程がうねってるよ。 からっとしたトニー・スコットのサックスが爽やか。 そして松本隆のドタバタしたドラムに、素晴らしくメロディアスな細野のベースが乗っかる。ピアノも細野かな。 この曲、せわしなくビートをあおるベースが、なによりもかっこいい。 |
2004年04月12日 23時47分48秒
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土日は基本的に目覚ましをかけない。心ゆくまで寝たいから。 目が覚めたらすでに昼で、「もったいないー」て頭を抱えることもあるけれど。 今日は早朝にスパッと目が覚めた。不思議だよ。 ・・・なんだか揺れた気がして、とりあえずメガネをかける。ありゃま、地震だ。 けっこう長く揺れてるので、ベッドから降りて本棚に載せたCDを抑えておく。 昔は揺れようが何しようが、平気で寝てたのに。阪神大震災からこっち、大地震じゃないかとナーバスになってしまう。 やれやれ、やっと止んだ。まったく早朝からたまらんな。寝なおそうっと。 改めて時計を見る。なんだもう、朝の8時か。 ・・・とうぜん、寝なおしました。 今日のBGM:Pete Rock & C.L.Smooth"In the Fresh"(1994) 大傑作アルバム"The Main Ingredient"より。ひさびさに聴き返す。やっぱりかっこいいなー。リリースからもう10年たつんだ。 この盤はリアルタイムで聴いたわけじゃない。1995年か96年、ちょっと後追いで買ったはず。 ヒップホップ好きな人ならピンと来るんじゃないか。このズレが、共感度に大きく影響するってことに。 ま、ぼくはフロアで聴く習慣はないし、だれかヒップホップ好きの友達がいるわけでもない。同時代性ってさほど意味はないんだが。 どこか切迫したシンプルな前置きから、ぐしゃぐしゃとスクラッチ。ジャズ・ギターのサンプリングにのって、すっきりクールなラップが始まる。 バック・トラックがむちゃくちゃ良い。 冬前の寒くなった昼下がりにゆらりと服をなびかせ、ビル街を歩いてく風景が頭に浮かぶ。 低音は輪郭を鈍らせ、下から力強くえぐりこむ。スクラッチとビートが絡み、サンプリングのギターが空気を優雅にかき回した。 ギターがループの切れ目で、さくっと切り込むストロークの響きがすごく好きだ。 |
2004年04月04日 11時54分54秒
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やれやれやっと週末です。今週はばたついたなあ。明日はのんびり音楽聴くぞー。聴いてないCDいっぱいあるし。 で、はたと気がついた。一年で、何枚くらいCDを聴けるんだろう。 実はうすうす感づいてました。他の方のサイト見てて「03年BestCD」みたいな企画が羨ましかったんですよ。 このサイトでは、その手の企画ってまずやりません。 一番の理由は、順位付けがめんどくさいからですが・・・。 もうひとつの理由は、はたと振り返って、ほんとの意味で「聴きこんだ〜っ」てアルバムが何枚あるか、って考え込んでしまうせいもあります。 ためしに計算してみましょうか。 だいたい、ぼくは一日にCDを聴く時間って1時間から5時間くらいです。平日はね。 休日は朝から晩まで、ほぼ聴いてるな。ライブ行ってるときと、ご飯の時。それに居眠りするときを除いては。 で、平均して一日3時間としてみましょうか。一年は365日だから、 去年、ぼくが買ったCDは、「CD購入紀行」によれば287枚。 ただしここでは2枚組も50枚組も「1枚」として数えてる。さらに、お金出して買ったCDしか載せてない。 ほんとはもうちょい多い枚数を入手してる。 便宜上、287枚で計算してみます。とりあえずCD1枚≒1時間と仮定しましょう。 そう、日記のネタでこんなこと書いてるのも、上の計算を何の気なしにしてて、結果に愕然としたんですよ。 満遍なくを心がけたら、一枚を3〜4回しか聴けないなんて。 しかもこれ、手元にあるCDを一度も聴き返さないって前提だもの。 実際には一回だけ聞いてしまいこむCDや、聴いてないCDもあるから、上の計算は必ずしも成り立ちませんが。 いずれにせよ聴きこむ、とは程遠いよなあ。 実は昨年末から「安いCDを大量に買って聴き倒す」ってのを、今年のテーマにしてた。 トラッドをはじめとして、聴きたいジャンルが増えたからね。 だけど聴きこめないなら、意味がない・・・。 しばらくは「一ヶ月に5枚まで」に制限しようかな、と考えてもいます。 ただしGuided by VoicesとMerzbowを除いて。これを入れたら、あっというまに制限オーバーしちゃう可能性あるから。 なのに。明日行こうと思ってるライブは、レコ屋のインストアだったりする。 あああ、誘惑がすごいだろなー。果たして我慢できるのやら。 今夜のBGM:The Wallers"Special Love"(1996) ワラーズ(かな?)は男一人、女性二人のソウル・バンド。オフィシャルHPによればヴァージニア州出身で、3人は血縁らしい。 ソウルのオールディーズをレパートリーに、パーティやイベントで演奏がおもな活動のようだ。 かなり画像の悪いプロモ・ビデオを見ると、レパートリーは幅広い。TLCからライオネル・リッチー、モータウンからJBまで。 この曲は1996年に彼らがリリースした、今のところ唯一のCD"Don`t leave"に収録。 本作ではオリジナルばかり演奏してる(いや、一曲はカバーかな?)。 製作の詰めが甘くイナたさがぷんぷんするが、ボーカルがしっかりしてるからあんがい聴きもの。 いや、正直に言いましょう。悪くない。今日はこのCDばっかり聴いていた。 7曲入り。アップよりミディアム〜スローのほうが良い。 アレンジがヌルいんだよね。せめて半拍、ハーモニーのタイミングを早くして掛け合いを強調すればいいのに。 未練がましくそれぞれを聴かせようとするあまり、もどかしさがつのる。 "Special love"はリーダー(?)のブルース・ワラーの作曲。プロデュースも自分でやり、バックの演奏も自分の多重録音だ。ドラムとベース、鍵盤と打ち込みって寸法。 共同プロデュースのGene McFaddenって、マクファデン&ホワイトヘッドの彼?スペルが違うけど・・・。 こういう甘甘なソウルって、ツボなんです。 まだまだアレンジは煮詰められるし、B級っぽい部分もそりゃあるさ。不用意にメロウなとことかね。 だけど綺麗なメロディに乗って、語りも織り交ぜつつ歌われるさまが気持ちいい。 バーゲンで見つけた盤だが。これは当たりだったな。ジャケ買いでどばっと買ってこその、掘り出し物です。日記での主張と180度違いますが。 |
2004年04月03日 00時16分41秒
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ここんとこ連日、面白いライブをやってました。しかし仕事がバタついて、どれもこれも全部行けずじまい。くっそぅ。 とりあえず週末に行き倒そうと、計画は立てている。 だけど眠いんだよ。しこたま眠いんだよ。春だからかなあ。 通勤電車でうつらうつらもしばしば。春だからかなあ。 さて。今日はそんな仕事がらみの日記です。 残業しててケリをつけるのにてこずった。まだまだ時間かかるの判明したので、家で続きをやることに。 ノートPCと携帯電話があれば、それなりに自宅で仕事はできるからね。・・・やりたくないけど。 とりあえず相手から電話をもらって、その内容を元にもう一方へメールを送れば、仕事が終わる。 連絡来るのはちょっと遅くなる、って訊いたから、家で待機って寸法さ。会社でボーっと待ってても、終電なくなるだけだもん。 ところがこの連絡を取りはぐれたらえらいこと。相手方も、ぼくに連絡したら家に帰るからなって話だし。 普段はバイブレーターにしてる携帯だが、万が一にも気づかなかったらまずい。ここはひとつ、着メロを鳴らすことにした。 ちなみについ最近、会社の携帯は機種交換されたばかり。まったく操作方法が分かってない。 「音を出すのってどうやるんだっけな・・・とりあえず、着信メロディをONにすればいいの?」 人もほとんどいない事務所で一人、マニュアル片手に「着信音あり」に変更完了。とっとと帰りたいよ。 セッティング完了。よしよし。 念のために、ちゃんと鳴るか確かめておこうかね。 自分の携帯へ、電話をかけてみる。 ・・・鳴らない。なんでだ? 何度かけても、携帯の着メロのボリュームを最大にしても、メロディを変えても鳴らない。 マニュアルを見ても、原因分からず。 もー、目の色変えてマニュアル繰ってましたよ。人気のない事務所で一人。 さんざんあちこち操作しても解消せず。ムカついて、設定を購入時の状況にリセットしてやりました。 んで、やっとこさ鳴った。やれやれ。 実は「リセット技」を思いつくまで、小一時間かかってます。 ・・・その間に、仕事しとけよオレ。 時間をかなりムダにした自分への怒りを覚えながら、とにかく家へ帰る。 とりあえず夜中の0時に、一度連絡を取り合うことにしてた。 別の仕事をPCで処理しつつ、電話を待つ。かかってこないなぁ。 携帯はボリューム最大で、鳴り響くようにセッティングしてあるのに。 しかたない。一段落ついたところで、風呂へ入ることにした。気分転換したくって。 風呂から上がって、部屋に戻る。 ・・・はい、もうオチはわかりますね。 「着信あり」 おれの小一時間の苦労はなんだったんだ〜! 何のために、着メロありの設定にしたんだぁあぁあぁ〜。 自分を呪いながら、折り返し電話する。幸いまだ会社にいてくれて、そのあといろいろ打ち合わせ。 もう一方の相手先へメールを送って仕事完了。時間は深夜2時くらいです。 とっとと寝たい。ところが頭は仕事モードで火照ってるから、さっぱり眠気がわいてこず。 こういうときは酒飲むのが一番いいんだよ。 間の悪いことに、ちょうど置き酒は切らしてた。夜更けにコンビニまで、酒を買いに行くの面倒だしなあ。 父親が昔、保管してた酒があったことにふっと気づく。あれ飲むか。 ごそごそ探して、コニャック(だか、ブランデーだか)を見つけた。 生前に買った酒だから、たぶん15年くらい前のボトルじゃないかな。 ほんとならじっくり飲むべき酒なんだが。 とっとと寝たいから、まずは深く考えずに封を切る。 だけど経年劣化で蓋のコルクがぼろぼろ・・・ものの見事に、途中でぶっ千切れた。 とほほ。とっとと飲んで寝たいのに。 しかたない、箸でほじくってコルクを取る。 ・・・だんだん、目が冴えてきたよ。 うまくコルクが取れず、一部はビンの中へ落っこちてしまった。 瓶が開通させて手近のコップへ注ぐ。うーん、コルクのカスがコップの中に入ってるな。 スプーンで丁寧にコルクのカスを取り除く。 ・・・ますます目が冴えてきた。時間はすでに深夜2時半くらい。 この夜中に、何をやってるんだオレは。 今夜のBGM:Elton John"Country confort"(1970) 3rd"Tunbleweed connection"に収録。ヒットシングルこそないが、アルバムは当時、チャート5位まで上がったそう。 アメリカのカントリーっぽい雰囲気を、このアルバムからは感じる。かといって、ずぶずぶに泥臭くはならない。この、どっか洒落た雰囲気がイギリス風なの? この曲はサビでの厚い多重ハーモニーが気持ちよくて好き。 もろにカントリーのアレンジなんだけど、どっか違う。カントリーって、詳しいわけじゃないんだけど。甘酸っぱさが違うとでも言おうか。・・・わかんないですよね、こんな書き方じゃ。 95年のリマスターCDで聴いてるんだが、音の粒立ちが気持ちいい。 ピアノを中心に色々楽器を加えた分厚いアンサンブルを、隅々まで聴きとおせる。 分離がいいミックスなのに、合奏らしさもきっちり感じる。 そっけない演奏に、生き生きしたエルトンのボーカルが乗っかる佳曲。 くいって喉をひねる歌い方がいいな。 |
2004年04月01日 23時27分02秒
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