のんびりてきとー日記です。
BGMは、特に日記の内容とリンクしてない
場合が多々ありますが、ご容赦を・・・。
ちなみに、02/10/19までの日記はこっちです
またしても。
風邪ひきました。はい。

すげえ熱です。仕事中になんかぞくぞくっときて、薬を慌てて飲んだのに。どうも効かない。ひどくなる一方。
帰る途中、電車で立ってるのがしんどく、鈍行に乗ってちんたら帰ってきました。
夕べは即座に爆睡です。

もう、すごい熱です。たぶん。こんなにふらふらだったもん。
実際に計ってたいしたことないと、「この熱でこれほどダメージ食らうのか・・」などと、精神的によけいショック受けるから、あえて体温を計りませんが。
自分的にはここ数年来にないくらいの高熱だったんだ、ってことで自分を許してます。
何から許すかはさておいて。

しかし、こういうときに冷えピタを切らしてるんだよねぇ。
普段「あ、ちょっと熱っぽいかな」って程度で愛用してるのに。

夕べはとにかく何にも食べず寝たのに、朝も食欲なし。ちみちみミカンなどつまみつつ、体力回復に努めてました。
今回は特に熱と下痢。まぁ、昨日の朝から(昼を抜いてるから)なにも食べてなく、下痢ったってしれてますが。・・・尾篭な話はさておいて。

おかげで今日の夕方はなんとか動けるレベルまで回復。
さっそくライブ行ってきましたよ(笑)

初めて聴くバンドばかりでしたが、すごく楽しめました。細かい感想はまたいずれ。
音がハコのわりにはでかく、耳鳴りがすごいです。重低音もがしがし響いてきました。
あんがいその低音で、風邪の菌も追い出されたかな?
追い出されてるといいなぁ。明日もライブ行きたいし。

余談です。
さっき何気なく「尾篭」と書きました。PCの辞書では「尾篭」と出てきます。
文字が不安だったので辞書引くと「尾籠」と載ってます。
いったいどっちが正しいんだ?と検索したらこんなページがありました。
*リンクフリーだったし直リンクさせて頂きます。

ネットは偉大だ・・・。

今夜のBGM:(省略します)
今日は朝から灰野敬二やら10ccやらガロやらマーヴィン・ゲイやら聴いてましたし、今も今日入手したCDを聴いてるのですが。ここまでで書く気力なくなったし、また次の機会ということで(苦笑)
2002年11月17日 00時02分48秒

うがぁ。
今日は資料作りの仕事が多く、PCにずっと向かってました。こういうときに辛いのが、手首と肘です。

ぼくがPC打つときは、手首の付け根を机にくっつけて打つのが癖になってます。
さらに仕事のときは、デスクにがしっと肘まで押し付けてキーボードを打ってます。

すると今日みたいにPC打つ機会が多くなるとどうなるか。
当然ながら、手首と肘がむちゃくちゃ痛くなるんですよ。いや、手首はまだいい。もう半分タコになりかけて、だいぶ感覚が鈍くなってるから。

問題は肘です。ワイシャツも場合によっては腕まくりして仕事してるから、長時間PCに向かってると、ばりばり痛みが増してきます。

今日帰るとき、肘見たらほんのり黄色く色が変わってるんだもん。なぜそこまでムキになって肘を押し付けてるのか・・・。
姿勢よくPCを打つよう、体質改善したい今日この頃です。

さも無きゃ欲しいのが肘のサポーター。よくバレーの選手かなんかがつけてるじゃないですか。
あれつけて仕事したらすっげえ快適だろうな。
・・・周りの人の目が冷たくなって、相殺で今とどっこいどっこいかなぁ?

今夜のBGM:XTC"I`d like that"(1999)

 CDの整理しててひさびさに引っ張り出してきました。99年のアルバム"Apple Venus Volume 1"より。
 契約で揉め、7年振りのリリースだったのはつい最近な気がする。でももう3年も立ってるんだ。はやいなー。

 本盤をそれほど聴きこんだわけじゃない。でも、ぱっと聴きでまず耳に残ったのがこの曲だった。
 アコースティック調を前面に出したこのアルバムの中で、もっともポップよりでビートがくっきりしてると思う。

 シンプルなアコギの弾き語りでもいけそうだけど、かなりいろいろ重ねて、厚みのある響きになっている。
 ほんのりねじれたアンディ印のメロディも健在。後半で聴けるタンバリンや手拍子(サンプリングかな?)も効果的だ。

 イントロなどで聴ける、「じゃかじゃん!」って一種、音が膨らむ瞬間が好き。
 
2002年11月13日 00時08分09秒

ぼやー。
朝起きたら、なんだか喉がいがいが。風邪ですな、たぶん。
そう自分で自分を診察して、ひたすら今日は部屋でのんびりしてました。
頭が朦朧としてきたので、昼間ちょっと寝たら楽になった。ほっと一息。

夜にちらっと外出したけど、えっらい寒いね・・・。もうコートがないと外に出たくないや。

明日はCD買いに出かけたいな。図書館も行きたいな。ライブも聴きたいな。
まずは風邪が治るといいなぁ。

今夜のBGM:New Birth"What can you do"(1976)
最近ソウル聴いてないなぁ。
山下達郎の"Monday Blue"を聴いてて、無性にソウルが聴きたくなった。
達郎がファンクラブ会報で「"Monday Blue"はもともとニュー・バースの世界を考えていた」と書いてたのを見て、とりあえず引っ張り出してきた。

アルバム"Reincanation"に収録されている。
ニュー・バースは元ムーングロウズのハーヴィ・フークアが、モータウンを去ったあとに作ったアルバム。バンドの成立過程は紆余曲折あるらしいが、詳しくは割愛します。てか、よく知らない。

この盤はバンドがレーベルを去ったあと、未発表曲を中心にやっつけでリリースされたそう。だからこれ一枚しか彼らを聴いたことないぼくが、あれこれ言うのは筋違いってもんでしょう。

95年に再発された廉価版CDで手に入れた。唐突に日本でリイシューされたのはどういう経緯だっけな。詳しいことは覚えてない。

あまり聴くべきとこのないアルバムで、とりあえずスローっぽいこの曲を紹介します。
メロディどうこうよりも、曲のアレンジに耳が行った。
ふくよかに音像を支えるストリングスとハイハットのチキチキ言う対比、唐突に鳴るオルガン。
どれもおかしなところは無いのに、どこかちぐはぐだ。

めちゃくちゃハイトーンなボーカルとハーモニーはいまいちかみ合わず、「ちょっと違うなぁ」と思ってるうちにエンディングへ行ってしまう。
いわゆるポップソング的な構成はほとんど無く、ゴスペル風にサビっぽいところが持続する。
ファルセットでひたすら高音を響かせるボーカルがとにかく印象深い。

そうか、ソウルフルに盛り上がろうとする一方で、ドラムは妙にクールなのが違和感あるのかな。
2002年11月09日 23時07分07秒

ほわん。
「またかい」とか、「いいかげんにしろ」とか、「ふざけんな」と言われそうな気もしますが。
・・・まーた風邪気味かも(笑)
同僚には「風邪ひいてない時期のほうが短いんじゃないか?」ときっちり言われました。とほほ。

なんか頭がぼおっとした一日でした。妙におなかがすくのは、風邪のひきかけで栄養を身体が欲してるのかなぁ。
一日中眠いけど、まさか春眠暁を覚えず、ってやつじゃないだろうし。

打ち合わせしながら、いまいち頭があさってのほうを向いてて焦りました。
真剣な交渉をしてるのに、相手の言葉がさっぱり頭に入らないんだもん。

ま、とりあえず暖かくして寝ることですかね。で、コート着て会社通うことでしょうか。しこたま今日は寒かった。

今夜のBGM:King Crimson"Larks`tongues in aspic(Part 4) "(2002)

 来年に新譜"The power to believe"のリリースを控えたクリムゾンの先行EP盤"Happy with what you have to be happy with"に収録されたライブテイク。
 邦題で「太陽と戦慄」。クリムゾンは邦題がかっこいいです。

 最新クリムゾンは、フリップ翁以外はトレイにブリューにパットの編成。
 今回のEPはいまいち音が硬く、英国っぽさが薄くてのめりこめません。破天荒さも少なく、ブリューのソロアルバムって感じ。
 もっと破壊力あるかと期待してたんですが。アルバム待ちですね。

 ちなみにこのEP、邦題は「しょうがない」。
 いったいだれのセンスなんでしょうね。シャレなのか意味がピンと来ずにつけてるのか。謎です。

 で、この曲。
 新譜への露払いたるEPでこのライブテイクを収録する意図がつかめていませんが、ガシガシに突っ込む翁のギターがたっぷり楽しめる一曲に仕上がっている。 
 
 ごちゃごちゃ細かい音を聴かせずにダンゴでギターをぶつける裏で、実は緻密にフレーズが動いている。
 たぶんVドラムを駆使してバックを固め、主役はギターに絞ってみせた。

 いかにもクリムゾンな音であるがゆえに、本当の意味でのスリルは無い。もちろん破綻もない。それは事実だ。
 だけど大鉈で空間を切り裂く翁のギターが好きなぼくは、やっぱりこの曲を楽しんでしまう。
2002年11月07日 23時05分51秒

えっと。
"頭の中で鳴る音楽"について。
先日もこの日記で書きましたが、一日中ずっと頭の中でなってる曲がある。まさに一日のテーマソング。
なのに、どーしてもタイトルを思い出せない。これがもどかしい。

基本的に好きな曲しか頭をよぎらないのに、どの曲か思い出せないんだから。家に帰ってじっくり聴きたいな、と思ってもどのCD聴けばいいかわかんない。
最近めっきり記憶力の低下は実感してるが、わかんないままはあまりに悔しい。

今日も朝からそんな気分。頭の中で鳴ってるメロディは「あー、しばらく聴いてないや、この曲。帰ってから聴きたいな」と思ったのに。だれの曲だかさっぱり。
結局思い出せず、悶々とした気分で出勤した。

夜帰るとき、またそのメロディがよぎる。あれこれ考えてて、やっと思い出したよ。
フォー・シーズンズの"Moonlight Memories"だ。1985年のアルバム"Street fighters"に収録されてるやつ。
ぼくはこの曲好きで、アナログで十数年前にさんざん聴いてたから、メロディが脳みその端っこに引っかかってたみたい。

よーし、聴くぞ〜。と帰るなりCDの棚をチェック。
しかし。ところが。されども。
見つからない・・・。どうやらCD化されたとき、買いそびれたようだ。

しゃぁない、買うか。
アマゾンをチェックする。CDNOWもチェックする。・・・・ない。

どうやら廃盤らしい・・・とほほ。しかたないなー。再発されるの待てってことか。

てなわけで。一日かけて記憶をよみがえらせ、実らなかったのが悔しくて日記につらつら書いて見ました。「オチはなんだ?」と最後まで読んでくださった方、すみません(苦笑)

ぼく的には「棚にない〜」とがっくりきた時点で、すでに気分は落ち込んでます(笑)

今夜のBGM:Portastatic"You know where to find me"(1997)
 前の日記にも書いたな、このミュージシャン。経歴紹介は下とダブるので割愛します。アルバム"The nature of sap"に入ってる。

 イントロの瑞々しいオルガンとピアノのアンサンブルからいきなり素敵。ドラムが淡々と叩き、うねうね動くオルガンをピアノの優しいメロディで支える。
 水がなみなみと入ったコップが優しく揺れてるシーンが、ぱっと頭に浮かんだ。
 
 演奏は基本的にマック・マッコーガンの多重録音。この曲では、ドラムがマシュー・マッコーガン(兄弟かな?)で、ブラスでジョナサン・マックがサポートしてるけど。
 
 メロディがとにかくほのぼのだ。ダブルトラックを巧みに使って、気負わずにふわふわ歌い上げる。

 ドラムはシンプルなビートを刻むだけ。特に派手なフィルはない。ふくよかな響きでドンスカ鳴っている。
 多重録音は、多かれ少なかれ個人のグルーヴに支配されがち。その統一されたビートに耳が馴染めば、すごく気持ちいい。

 ところがこの曲はあえてドラムのみ違うビートを入れて、さらにグルーヴが膨らんだのかもしれない。
 アンサンブルが醸し出す、独特の雰囲気にウキウキしてくる。
2002年11月06日 23時28分59秒

どれどれ。
無性に携帯MP3プレイヤーが欲しくなり、新宿の電気屋へ行く。思ったよりいろいろあるんですね。
どこ製か見るの忘れたが、5800円とむちゃくちゃ安いのも発見。しかしチャチそうで、さすがに手が伸びない。

いろいろ眺めてみたが、いまひとつ食指動かず買うのは保留にした。
また欲しくなったら、改めて眺めにこようっと。てなわけで、パンフも持たずに帰る。

万単位の買い物って、いきなり買うのは躊躇してしまう。性格だろう。ほんとに欲しいかどうか、頭の中で検討中・・・ということにさせてください。
実際、CD−RWやPCは即日買いだったもん。

うーむ。・・・ただケチなだけ、って気がしないでもないぞ。

今夜のBGM:Portastatic"Had"(2001)

 スーパーチャンクのマック・マクゴーハンによるソロユニット、ポータスタティックが01年に発表したEP"The Perfect little door"より。
 わずか2500枚のみの限定版らしいが、実に充実した傑作。
 Ken Vandermark(reeds)とTim Mukcenna(per)との共演を5曲収めている。
 
 最初はとっつきにくかったが、いったん耳のピントを合わせたら夢中になった。
 素朴さとミニマルさが絶妙のバランスな音楽が詰ってる。

 まずはパーカッションとギターによる静かなイントロ。ギターリフは淡々と繰り返され、呪術的なムードを醸し出す。
 女性とまちがう、マックの甲高い歌声が優しくメロディを追う。
 バックではキーボードが断続的に鳴り、不安感を煽った。

 一見とっつきにくそうな感触だが、構造とメロディはごく普通のポップスだ。
 いくぶん線が太いけど。

 そしてまさにクライマックス。ボーカル去り、演奏がいったん静まる。
 音を歪ませたエレキギターがリフを再度弾いた直後、テナー・サックスが太く貫いた。
 パーカッションがますますランダムに打ち鳴らされる。

 テナーはフリーに演奏へからんでゆく。
 ちょっと冗長気味なのが惜しい。が、リズムと絡み合うサックスの流れはなんと力強いことか。
 ラストで霧笛のように、単音を繰り返すテナーがかっこいいな。
2002年11月04日 23時13分47秒

うっしゃ。
今年もあと2ヶ月。早いもんですな。年始めに放言しがちな「今年の抱負」の、つじつまあわせな時期かもしれません。

ライブハウスに行くようになり「ライブ」が以前よりも身近になったここ数年、「一年間に100本ライブを見る」がぼくの「今年の抱負」であり、努力目標です。

「一年のうち約1/3近くはライブを見に行く」と計算したらおおごとですが、「週に二回、土日は必ず見に行く」って計画なら、あっさりクリアします。
たしか一年間って54週あったはず。
2x54=108回。おー。らくらくクリアじゃん。

まあ、現実的には毎週末全てライブ行くなんて不可能です。
ですが、それ以外で平日に一日くらい行く、連休にまとめて連荘で行く、などなどつじつま併せの方法はいくつもあります。
気分的になんか達成できそう。

と、自分に言い聞かせてはや11月。今年は何本行ったかな・・・。「LIVE」の感想を数えてみたら69回行ってました。ふむふむ。100回まであと31回か。

けっこう厳しそうに見えるけど、あと今年は60日ちょいあるし。二日にいっぺん行ったら、簡単にクリアするよな。・・・計算上は。

今年の目標、はたしてクリアできるでしょうか。

今夜のBGM:山下達郎"Misty Mauve"(2002)

 今日買ってきた新譜の"レアタツ"「Rarities」に収録。もとは88年にラッツ☆スターの鈴木雅之のために書き下ろされた曲だった。
 達郎バージョンの存在は以前からファンの間では知られており、達郎のラジオ番組でも数回オンエアされたはず。

 いちど「Artisan」のときに達郎バージョンがリリースされそうになったが、ぎりぎりでボツった経緯がある。この曲はその倉出しテイク。

 最近の達郎の曲は、とにかく地味でほのぼのした感じになっている。
 明るいポップスを奏でるときも、どこかアレンジが渋い。歳相応に趣味を全開にさせ、それを平然とリリースできるキャリアを築きあげたおかげだろう。

 なので"Misty Mauve"みたいにクールでソウルフルなアレンジの曲って、あまりやってくれずにさみしい。
 以前「Pocket Music」のボーナスで収録された"My Baby Queen"とかにつながる、シャープなリズムの曲調は、達郎の声に似合うと思うんだけどな。

 この曲はリズム隊は全て打ち込み。ブラス隊だけかぶせたコンセプトでアレンジされている。
 ジャストなビートが、よりクールさを強調してる。ブラス隊を除いて、キーボードの白玉でアレンジしたらどうなるだろう。軽くなりすぎるかなぁ。

 どこか不安げなムードがなんともかっこいい佳曲。
2002年10月31日 23時41分02秒

ぶるぶる。
そろそろ秋。普段はてれーんと前を空けて歩いてるが、そろそろスーツのボタンを留めないとな。
今日は一日PCとにらめっこしながら資料作成。だから目が疲れて疲れて。

でも冷たい夜風にあたると目玉が引き締まるような感触が・・・なんか気持ちよかった。

「MOON」というPSのゲームが発売されたのは5年程前。ゲームそのものは攻略本買ったにもかかわらず、途中で詰ってほおり出しちゃった。
だけどテクノっぽい音楽が面白くって。当時サントラを探したけど見つからず残念だった。

ところが今年の12月、3枚組でサントラの完全盤がリリースされるそう。嬉しいぞ。
一番聴きたいのはラジオCMで流れてた、テーマ音楽らしきもの。エンディングに流れるのかな・・・。ぼくがゲームやってる最中に、聴くことはかなわなかった。

軽快なリズムで、ハナモゲラっぽいボーカルが「ぽんぴきぴんぱん、ぴんぽこぺんぺこ」って歌うやつ。記憶があいまいで、歌詞はうろ覚えですが。
詳しい情報はこちらのページを参照ください。早く聴きたいな。

今夜のBGM:Graham Parker"Durbun poison"(1989)

 この曲、前に日記で紹介しましたっけ?うーん、覚えてない。
 ロンドン生まれのグラハム・パーカーはパブ・ロックの文脈で語られがちなミュージシャン。でもコステロやイアン・デューリーほど、知名度ないのが不思議です。かすれたボーカルがかっこいいミュージシャンなのに。

 88年にフィラデルフィアで行った、ギター弾き語りのソロライブを収録した11枚目のオリジナル・アルバム"Live! Alone in America"(1989)より。
 聴きどころ多い盤だが、特にこの曲が大好きだ。90年か91年くらいに手に入れて、もう何度も何度も聴いたっけ。
 
 エレキ・ギターの弾き語りは、単純ながらシャープなカッティングから始まる。
 ボーカルも渋いが、何より好きなのは中間部分のギターのバッキング。
 カッティング中心のギターソロをはさんで、再びボーカルが登場する。
 サビになるとギターの音がぐぐっとこもり、静かにグラハムの歌声が響く。
 たぶん手のひらでピックアップを叩いてるんじゃないかな。
 
 おもむろに弦がかき鳴らされ、さらにサビを一節。
 そのままさらりとコーダへ繋げる。ダンディでいさぎよいアレンジが爽快だ。
2002年10月30日 00時29分26秒

ひぃ。PART2
プロフィールの欄にも書いたが、ぼくの特技は左腕の骨を鳴らすこと。
指や肩はもちろん、肘も手首すら鳴ることがある。
別にわざとじゃない。ぎしぎし骨が軋み、痛くて捻ってたらいつのまにか鳴ってただけ。

もう完全に癖になってる。ビートたけしが首を鳴らすのよくわかるよ。ぼくもあんな感じで、しょっちゅう首を捻ってるもん。
で、そんな調子で今日も肘を鳴らしてたら・・・いてーのなんの。

どっか筋を捻ったのか、肘が痛くてしかたない。
口内炎がやっと治ってきて、風邪もどうやら回復に・・・と思った矢先なのに。なんでこうまんべんなくどっかの調子がおかしくなるんだろうなぁ。

今、けっこー肘がしびれてます。疼痛ってやつか?動かすと痛いから、仕事中は往生した。ぼく、左腕で受話器持って、首に挟みながらメモ取るんですよ。
で、電話とろうとすると痛い。受話器置こうとすると痛い。もー、やたらめったらビリビリする。明日の朝には治ってるといいなー。

今夜のBGM:Elvis Costello"(What`s so funny`bout)Peace,Love,and Undestanding"(1978)

 元気を出したいとき、頭をよぎる一曲ってどなたにもあると思います。
 別に一曲に限る必要ありませんが。ぼくの場合、頭に鳴り響く曲のひとつがこれです。

 ニック・ロウが75年にブリンズレー・シュウォルツで発表した曲のカバー。最初にコステロが発表したのは、ニック・ロウのシングルB面でかな?
 アナログ時代ではコンピ盤"Ten blood marys and ten how`s your fathers"(1980)で聴けた。
 でも旧譜を再発した時に、ごそっと各盤にボーナストラックを詰め込んだから、このタイトルは廃盤かもしれない。 

 ちなみにぼくが持ってるのは違うCD。ボーナス入り盤が出る前、コステロの3rd"Armed Forces"(1979)に本曲だけ、ぽこっと収録された米盤CDで聴いている。ああややこしい。

 普段頭で鳴ってるから、あらためて部屋で聴くってことがない。ひさびさに引っ張り出してきたら、音像が新鮮だった。

 もともとシンプルなロックンロールのこの曲、力技で押すだけでも魅力は充分味わえる。
 ところがこれ、低音がえらくモコッとしたほんのりサイケな感触だった。

 プロデュースはニック・ロウ本人。なんか深い意味あるんだろうか。
 それとも単にマスタリングのせい?何年盤かわからないけど、かなりしょぼい音だし。
 
 コステロは若さに任せて、巻き舌でがなる。微妙に不安定なとこすらオッケーだ。めいっぱいいきがってるな。こんときコステロっていくつだ?24歳か。
 アトラクションズの演奏もばっちり。ブルースのベースがいいなー。
 サビ前でデンデンデンデンって上がる展開がたまらない。

 ピートのドラムも妙に薄ぺらく響く分、性急に叩きつける。
 コステロのギターやスティーブのシンセは、ずるずるっと奥へ引っ張り込まれ、壁紙みたいに鳴っている。

 あくまで主役はベースとドラム。あとボーカル。そんな感じのミックスに聴こえる。
 がっぷり組合ってガシガシ盛り上げるビートがかっこいいです。
2002年10月22日 23時30分06秒

ひい。
口内炎が痛い。このところ出来なかったのに、なんでだろう。
かなりでっかい口内炎が唇左の付け根にできちゃって。うっとうしくてしゃぁない。

普段ぼくはタバコを唇の右端に挟む。
そういう癖ってだれにでもありますよね。腕組みする時、たいがい右腕が上にくるとか。ぼくの場合は体のどの場所も右を上にしたほうが落ち着く。必然的に、足を組む時だけは左足が上になるけど。

だけどタバコをたまには唇左に挟むことだってあるさ。物を食べる時には両唇に、たいがい均等に当たる。そのたびにしみるんだよね。

牛乳飲んでも治らない。昨日からふっと思い出してビタミンBの錠剤を飲み始めた。早く治ってほしいなー。

今夜のBGM:Robin Hitchcock"Queen Elvis"(1990)

 「ストレンジ・デイズ」誌11月号に載ったロビン・ヒッチコックのインタビューを読んでて、へえっと思った。
 90年にリリースした8作目のソロアルバム、"EYES"が一番気に入ってるんだ。
「このアルバムなら持ってたな」と棚からひさびさに引っ張り出した。

 当時クロスビート誌を読んで、買ったと思う。あまり印象に残らず、棚の隅に置きっぱなしだった。でも、売っぱらうには惜しかった。どこか耳に引っかかるとこがあったんだろう。

 聴き返すのは5年ぶりくらい。間違いなく
 ぱっと頭から聴いてて、最初に気になったのがこの曲。
 アコギで弾き語りのシンプルな演奏だ。
 ほんのり奥行き深い、リバーブの響きがツボなんだよな。

 ロビンの歌声はかすかに塩辛い。芯の強さを秘めながらも、表面的には線の細さが目立つ。
 無造作にギターをかき鳴らしながら、淡々とメロディを紡いでゆく。

 中盤で「ははん♪」と歌うフレーズが、いまいち抜けててがくっときたけど。
 サビできりりと舞い上がるとこ、きれいだな。
 いいじゃん、この曲。10年かかって、やっと良さがわかったかも。
2002年10月20日 23時35分27秒


お帰りはこちらでございます。