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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

訃報:古澤良治郎
風貌からなんとなく、かなり年配と思い込んでいた。65歳だそう。若い。
アケタで年始恒例の4daysをやったばかりだったのに。
http://natalie.mu/music/news/43429

ライブでも彼の演奏を、何度も聞いたことがある。温かいドラムをグルーヴィに叩く、ってイメージかな。こないだ再発された"RACCO"(1977)は、これからじっくり聴こうと思ってたところだったのに。

不完全ながら、ディスコグラフィーがネットにあった。
http://www.nes-pa.com/furusawa/pr60/disc/index.html
今までぼくが聴いたことある盤のなかから、よく聴いた盤を二つ挙げてみる。

"SUBLIMATION"LEE OSKAR WIYH 良治郎 BAND(2002)
"ライオンのいるふうけい"古澤良治郎・大口純一郎デュオ(2002)

たまたま2002年発売の盤になったけど、深い意味はない。
前者はWarのリー・オスカーが良治郎らと演奏した盤。あったかいハーモニカを、さらにあったかく包み込むビートが心地よかった。

後者はアケタでの即興ライブ。スケール大きなインプロ世界が美しかった。

多くは書かない。ただ、音楽に触れて偲びたい。
2011年01月15日 08時27分56秒
愛してるって言えなくたって
すごいタイトルだな・・・達郎の新譜シングル、タイトル曲。
http://music.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=485466

草なぎ剛主演、TBS系日曜劇場「冬のサクラ」のテーマが、タイアップ。
あえて「冬のサクラ」じゃなく、このタイトルをつけるとは。どんな曲だろう。
ちなみに同時収録曲は未発表。他に何か、タイアップつくのかな。

【リリース情報】
山下達郎 New Maxi Single「愛してるって言えなくたって」
2011年3月9日(水)リリース ¥1,000(税込)
[TRACK LIST]
1. 愛してるって言えなくたって
TBS日曜劇場「冬のサクラ」主題歌
2. 未定
3. 愛してるって言えなくたって(オリジナル・カラオケ)
2011年01月12日 21時49分55秒
日本のノイズ映画
"We Don't Care About Music Anyway..."
http://www.wedontcareaboutmusicanyway.com/ja/

フランス作、ドキュメンタリー映画 『We Don't Care About Music Anyway...』 が、1月15日(土)より渋谷のユーロスペースで公開。見に行きたいな。

出演者のキーワードは東京で新しい音楽と、日本の大量消費社会を結びつけ、らしい。
具体的には坂本弘道、大友良英、山川冬樹、L?K?O、Numb、Saidrum、Kirihito、Umi no Yeah!!(竹久圏・嶋崎朋子)、Goth-Trad、Hiko
坂本や大友以外は、比較的若手が多いかな?ノイズにくくりきれぬミュージシャンら、な印象だ。

『We Don't Care About Music Anyway...』
Date : 2011年1月15日(土)〜2011年2月4日(金)
Venue : 渋谷ユーロスペース 内 「ユーロスペース2」
Start : 連日 21:00〜
2011年01月09日 21時48分49秒
Record Collecting
amazonの欲しいものリストを整理。前から読みたいけれど、洋書で二の足踏んでる本が、リストの最後のほうにあった。
A Music Lover's Guide to Record Collecting:Dave Thompson (著) (2002)
http://tinyurl.com/24u94dy

amazonの紹介文より抜粋。おもしろそうでしょ?
From tips for evaluating recordings, to lively discussions of bootlegging, (中略)The guide describes the significance and collectibility of bootlegs, promos and imports, as well as 100 "most collected artists" from Elvis Presley to Bob Marley, and niche artists like Tim Buckley and Syd Barrett.

さらに安いペーパーバックあれば、買う気になるかなとamazonを検索。すると、こんな本も出てきた。うう、面白そう。どこかの出版社で、翻訳を出してください。

Record Collecting for Girls: Unleashing Your Inner Music Nerd, One Album at a Time :Courtney Smith (著) (2011)
http://tinyurl.com/28zfj8p

(著者紹介:ネットから抜粋)引用元:http://www.defioreandco.com/a-Smith.html
Courtney Smith spent eight years at MTV as a music programmer and manager of label relations (中略). She specialized in grooming upcoming bands and was an early champion of Death Cab for Cutie, the Shins, Franz Ferdinand, Vampire Weekend, Bat for Lashes, and many more. (中略) She also blogs about women and music for MTV's music blog.

Wax Trash and Vinyl Treasures: Record Collecting As a Social Practice (Ashgate Popular and Folk Music Series) :Roy Shuker (著)(2010)
http://tinyurl.com/2e27h7e

amazonの紹介文より抜粋。読みたいなあ。
(前略)the study examines the history of record collecting; profiles collectors and the collecting process; considers categories - especially music genres - and types of record collecting and outlines and discusses the infrastructure within which collecting operates. (中略) Record collecting is both fascinating in its own right, and provides insights into broader issues of nostalgia, consumption and material culture.

Building a Library: v. 1: Listener's Guide to Record Collecting:John Lade (編集) (1979)
http://tinyurl.com/28y4srp

内容紹介の文書はネットで見つけられず。でもなんか、面白そう。
2011年01月08日 15時43分06秒
古楽への誘い
古楽の参考書籍でおもしろそうなのないかな、と検索でこのブログにたどり着いた。
専門誌の「アントレ」って、一度読んでみようかな。
http://coastaltrading.biz/blog/post-3.html

例えば最新号の目次がこれ。
http://www.em-entree.jp/book/1012.html
「オルガン製作講座」アフターケアって記事に惹かれる。別にオルガンを制作する機会は無いが。
「ソルミゼーション入門・実践講座」・・・ソルミゼーションって何?と検索。

『音符に文字をあてて楽譜を歌う方法。ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの7音節を音高に応じて個々の音にあてはめるのが一般的で,調に関係なくハ音をドとする〈固定ド唱法〉がフランスやイタリアで行われている』だそう。いまいちよくわからん・・・。

<今夜のBGM>Sax Workshop"step"(2005)
 松風鉱一をリーダーに、70年後半から80年にかけ活躍のバンドだそう。公式録音は無かったが、アケタから05年にひょこっと発掘リリースされた。しかも3枚組のボリュームで。
 音源は1982年1月29日グランドホテル浜松でのライブ。音は少々悪いが、演奏は素晴らしく熱い。今日、電車の中で聴いてて盛り上がった。

 この曲は松風の作品。25分の長尺で突き進む。たんなるソロ回しが続いたりしない。構成をドラマティックに工夫し、濃密な時間が過ぎる。
 とにかくソロがどれも熱い。時にドラムレスでサックスが絡み合う瞬間もかっこいい。
 リズム隊の産み出すグルーヴもすごい。14分くらいでリズムが一気に加わって、黒く燃え立つ。続いてピアノが疾走する瞬間のスリルに、ゾクゾク来た。
 熱いハードバップが炸裂する快演だ。

参加メンバーはこんな感じ。ライブ聴きたかったな。
松風鉱一(fl.as.ts.bs)
沢井原兒(ss.as.sopranino)
梅津和時(b-cl.cl.as)
松井 洋(g)
清水くるみ(p)
山崎弘一(b)
宮坂高史(ds)
2011年01月07日 21時25分27秒
ダリはダリだ
読みたいけれど、たぶん手が伸びないだろうなって本がある。高いとか、内容が硬いとか、物理的に重いとか。

そんな一冊が、これ。
「ダリはダリだ:ダリ著作集」
http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?keyword=%E3%83%80%E3%83%AA%E3%81%AF%E3%83%80%E3%83%AA%E3%81%A0+&storeCd=1&searchFlg=9&x=30&y=15

タイトルが腰砕けだが・・・もうちょい、なんとか・・・。
なんだか、ジョージ秋山のマンガを思い出した。デロリンマンだっけ?

調べたら、「オリは毒薬」でした。
2011年01月06日 21時28分43秒
639年の演奏
ジョン・ケージ作曲「ASLSP:As slos as possible」を639年かけて演奏するプロジェクトがあると、初めて知った。このURLで現時点の演奏音も聴ける。
http://www.john-cage.halberstadt.de/

演奏開始は2001年、今年にいくつか音が増えるようだ。
終演は2639年の予定。どういう手順や段取りで本曲の演奏を続けてるのか、興味ある。そのあたりを書いた本ってないかな。

この楽曲演奏を知ったのは「新しい音を恐れるな」インゴ・メッツマッハー:著(春秋社:2010年)を読んで。
著者はアンサンブル・モデルンのピアニストでキャリアをはじめ、今はベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者兼音楽監督だそう。

前半はエッセイっぽくて退屈だが、中盤の現代音楽を演奏するシーンあたりから面白く読めた。
本書で取り上げてる作曲家は例えば、マーラー、シェーンベルク、ヴァレーズ、シュトックハウゼン、ケージなど。
現代音楽のスリルが、本書を読むことで伝わってきた。
2011年01月04日 20時14分37秒
Todd関連盤
ユートピアの旧譜情報を見つけたのをきっかけにamazonで検索。どっさりと聴いてない盤が出てることに気が付いた。
トッドは"With a twist"(1997)聴いて腰砕けになって以来、新しい盤を追っかけてなかった・・・。もう10年以上、新譜追っかけてなかったとは。時間たつの速い。

・ボートラ付で、ユートピアの3作品が1/31に英で再発
  "Redux 92: Live In Japan","Oblivion","POV"
http://www.cherryred.co.uk/esoteric/artists/utopia.php

あと、これも聴いてみたい。
・"Johnson"(2010):ロバート・ジョンスンのカバー集らしい
・"FOR LACK OF HONEST WORK"(2010):
 公式ブート音源集でCD3枚組、1971〜2006年まで全43曲収録。
2011年01月03日 10時39分08秒
ザッパの新音源
DLのみ音源で、ザッパの新譜が出てたとは知らなかった。
タイトルは"The Frank Zappa Aaafnraaaa Birthday Bundle"。

詳しいクレジットはこちら。
http://www.zappa.com/fz/aaafnraa/2010aaafnraaaa.html

ザッパの子供らによるカバーと、本人のライブ音源集のようだ。

結局、2010年は以下の4タイトルが発掘リリースされた。とにかく活発なペースだ。
Greasy Love Songs (2010年)
Congress Shall Make No Law (2010年)
Hammersmith Odeon (2010年)
The Frank Zappa Aaafnraaaa Birthday Bundle (2010年) (iTunes)
2010年12月31日 18時57分23秒