ボックスセット
体調不良で午後は帰宅。爆睡して気がついたら夕方。外はすでに真っ暗で、深夜かと思った。
夕食のあと、ベッドで寝転がって文庫本をぱらぱら。途中で以前に読んだことある、と気がついた。とはいえダラダラと読んでるうち、こんな時間。いかん、寝なくちゃ。明日も会社だ。

タワレコのメール・マガジンを見ていた。"Black Jazz"レーベルの音源、20枚組をP-Vineがリリースする。値段は\29,800(税込) 。割安とは思うが・・・うーん、食指が動かない。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1983222&GOODS_SORT_CD=101&kid=pim091028gejz0123

今夜のBGM:Chester Thompson"Trip one"(1971)
 "Black Jazz"レーベルは前にP-Vineが再発したとき、この盤は買った。アルバム"Powerhouse"。このチェスター・トンプソンは、ジェネシスやザッパ・バンドで叩いたドラマーのほうじゃなく、タワー・オブ・パワーのほう。

 本盤ではどぶどぶにずぶずぶなジャズをやっている。この曲でも粘っこい演奏がいっぱい。
 オルガンがぬめったグルーヴをつくり、テナー・サックスは軽やかに饒舌なフレーズを奏でた。フレーズだけ聴くとシンプルだが、ときおりひしゃげるサックスの音色が引っ掛かりをつくる。

 ソロのメロディ的には、このあとのトロンボーンが聴き応えある。ドラムとオルガンはブレずにグルーヴを作り続けた。オルガンのソロでは、ちょっと前のめりの性急さで魅せるけれど。
2009年10月29日 21時24分05秒
読書術。
通勤中、新聞をぺらぺら。移動中に新聞読むことは、あまり無い。ラッシュの中で広げたり畳んだりが、めんどくさくて。今日は、たまたま。

広告ページに読書の宣伝があり、このブログの著者が取り上げられていた。
http://eliesbook.co.jp/review/

「一年間で千冊読みましょう。多読することです。それが、新たな価値観を産みます」
要約したら、こんな感じだったと思う。言うことは良くわかる。正しい点もあると思う。
千冊はともかく、多読しようと本屋で手に取ってパラパラめくっても、読みたいと思う本がなかなか見つからないのが難点。いっそ、つまんないと思っても買って読むべきか。底から何か、新たな視点が見つかるか。そんな考えがふと浮かんだので、日記に書いてみました。

図書館が一番いいんだけどね・・・新刊はなかなか順番が回ってこないのが難点。
あとは、本を買いまくってるとかさばるのも問題。安価な電子書籍が早いとこ、普及してくれないものか。

今夜のBGM:Chad Wackerman"Forty Reasons"(1993)
 ザッパのバンドで知ったドラマー、チャドのソロ・アルバム"Forty Reasons"より。録音は91年。ギターをアラン・ホールズワースが弾いている。
 これは生ドラムかなあ?やたら硬質な音。さくさくとリズムを刻み、ベースが不穏なリフでムードを出す。

 キーボードやギターがソロを撮る後ろで、軽々と叩くビートが心地よい。何拍子だろう。グルーヴは気持ちいいけれど、さっぱり細かいところがわからない。
2009年10月27日 22時13分57秒
NASAの交信とアンビエント
http://sothis.blog.so-net.ne.jp/2009-10-23
このブログで紹介されてたネット・ラジオの番組が面白かった。

アンビエントにアポロとNASAの通信記録をミックスして、流してる。
http://somafm.com/play/missioncontrol

放送はサンフランシスコのsoma FM局。
ちょっと聴いてみた。エレクトロなムードに濁った音声の英語交信が混ざるさまは、シンプルにSF的なムードが出てて楽しい。交信はなに言ってるか、さっぱりわからないけれど。
2009年10月25日 12時43分34秒
15年かぁ。
“ユニクロフリース”誕生15周年!今年は過去最大の172アイテムが登場
http://news.walkerplus.com/2009/1020/27/

ユニクロのフリースが大ヒットしたのは、つい最近な気がしてたが。もう15年前からあるのね。時の流れが速いのか、ぼくの頭がボケてきてるのか。
今年は部屋着が欲しくて、一枚新しいフリースを買った。さて、この冬はこれで乗り切れるかな。

今夜のBGM:Bob Dylan"Standing in the doorway"(1987)
 "The time out of mind"収録。ほのぼのじんわりと曲が進む。メロディ・ラインはシンプルに、繰り返してゆく。穏やかなグルーヴが気持ちいい。
2009年10月20日 22時35分04秒
マイルス箱
クラシックはあれこれ廉価盤を利用してきたけれど。ジャズにもその波が来たようだ。
マイルスの70枚組ボックスの情報があった。

http://www.miles-davis.com/news/the-complete-miles-davis-columbia-album-collection

コロンビア時代の盤をあれこれ入れてるみたい。ユニオンでは¥35,000。さすがにダブりがあるから、買いなおさないけれど・・・この調子で、ジャズもあれこれ廉価盤が出始めるのかな。

以下、メールマガジンから詳細をコピペ。
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・オリジナルのアートワークを完全復元した紙ジャケット仕様
・ボーナスDVDにはウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスの黄金クインテットによる1967年ヨーロッパ での貴重なライヴ映像を収録
・90年代〜2000年代のエクスパンド・エディションに収録されたボーナス・トラックも多数収録
・『ISLE OF WIGHT』―1970年の歴史的UKコンサートからフル・ヴァージョンを初めて公式発売
・『IN PARIS FESTIVAL INTERNATIONAL DE JAZZ 1949』(1949)、『QUIET NIGHTS』(1962)、『AT PLUGGED NICKEL』(1965)、『WE WANT MILES』(1981)の4枚のアルバムには未発表ボーナス・トラックを収録。
・全250ページに及ぶフルカラーのブックレットには、FREDERICIC GOATYによるマイルスの生涯を振り返るエッセイや、FRANK BERGEROTによる詳細なアルバムとDVDの解説、貴重な写真、プロダクション・ノートなども所収。

収録予定作品(*=2枚組CD)

1.IN PARIS FESTIVAL INT'L DE JAZZ MAY,1949 (1949録音)
2.'ROUND ABOUT MIDNIGHT (1955-1956録音)
3.CIRCLE IN THE ROUND (1955-197録音) *
4.MILES AHEAD (1957録音)
5.MILESTONES (1958年録音)
6.1958 MILES (1958年録音)
7.AT NEWPORT 1958 (1958年録音)
8.PORGY AND BESS (1958年録音)
9.JAZZ AT THE PLAZA (1958年録音)
10.KIND OF BLUE (1959年録音)
11.SKETCH OF SPAIN (1959-60年録音)
12.DIRECTIONS (1960-70年録音) *
13.SOMEDAY MY PRINCE WILL COME (1961年録音)
14.IN PERSON FRIDAY NIGHT AT THE BLACKHAWK,SAN FRANCISCO-COMPLETE (1961年録音) *
15.IN PERSON SATURSDAY NIGHTB AT THE BLACKHAWK,SAN FRANCISCO-COMPLETE (1961年録音)*
16.AT CARNEGIE HALL (1961年録音)*
17.QUIET NIGHTS + "BLUE XMAS(TO WHOM IT MAY CONCERN)" AND "DEVIL MAY CARE"(1962年録音)
18.SEVEN STEPS TO HEAVEN (1963年録音)
19.IN EUROPE (1963年録音)
20.MY FUNNY VALENTINE (1964年録音)
21."FOUR" & MORE (1964年録音)
22.MILES IN TOKYO (1964年録音)
23.MILES IN BERLIN (1964年録音)
24.E.S.P. (1965年録音)
25.AT PLUGGED NICKEL VOL.1,VOL.2 (1965年録音)*
26.MILES SMILES (1966年録音)
27.SORCERER (1967年録音)
28.NEFERTITI (1967年録音)
29.WATER BABIES (1967-1968年録音)
30.MILES IN THE SKY (1968年録音)
31. FILLES DE KILIMANJARO (1968年録音)
32.IN A SILENT WAY (1969年録音)
33.BITCHES BREW (1969年録音)*
34.BIG FUN (1969-72年録音)*
35.A TRIBUTE TO JACK JOHNSON (1970年録音)
36.LIVE AT THE FILL EAST(MARCH 7,1970):IT'S ABOUT THAT TIME (1970年録音) *
37.BLACK BEAUTY:MILES DAVIS AT FILLMORE WEST (1970年録音)
38.AT FILLMORE (1970年録音)
39.ISLE OF WIGHT (1970年録音)
40.LIVE/EVIL (1970年録音) *
41.ON THE CORNER (1972年録音)
42.IN CONCERT (1972年録音) *
43.DARK MAGUS (1974年録音) *
44.GET UP WITH IT (1972-74年録音) *
45.AGHARTA (1975年録音) *
46.PANGEA (1975年録音) *
47.THE MAN WITH THE HORN (1980-81年録音)
48.WE WANT MILES + 3 BONUS STRACKS FROM MILES!MILES!MILES! (1981年録音) *
49.STAR PEOPLE (1982-83年録音)
50.DECOY (1953年録音)
51.YOU'RE UNDER ARREST (1984-85年録音)
52.AURA (1985年録音)
DVD. MILES DAVIS QUINTET:WAYNE SHORTER,HERBIE HANCOCK,RON CARTER,TONY
WILLIAMS / LIVE IN EUROPE '67
2009年10月19日 20時54分06秒
秋晴れのいい天気
今日も、色々あった。この書き方だと、日記が一行で終わるな。
起きたらどうも体がだるい・・・夕方うとうとしたら、ちょっと良くなった。

今のBGM:Mapstation"Watch The Stars"(2000)
 ドイツのレーベル、Staubgoldの販促用オムニバス盤より。Mapstationは公式サイトがあった。http://www.mapstation.de/
 ぷちぷち静かな電子音へシンセが加わり、ゆったりと音が転がってゆく。どこか素朴な肌触りを残すのが、この曲の特徴。ミニマル・アンビエントなひととき。
 冒頭の細かな電子音が作る、さざなみのリズムなノリが面白かった。
2009年10月18日 20時22分26秒
魔の誘惑
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1003468&GOODS_SORT_CD=102&kid=pim091016gecl0105

また魔の誘惑。今年はボックスばっかり買ってるなあ。

タワレコでバッハ全集155枚組が9990円で予約受付中。前のモーツァルト100枚組だかで1万円販売のとき、注文しそびれてちょっと後悔した。今回は迷わないことにする。
前の100枚組も聴き終わってないのだが。バッハはカンタータや声楽はあんまり興味ないんだけども。まあ、いい。

今のBGM:明田川荘之"おい郷、おまえなー"(1996)
 4枚組アルバム"旅"に収録。音源は96年7月、アケタの店で吉野弘志(b)とのデュオ・ライブより。切なげなメロディが奔出するタイプの曲。最近の深夜ソロ・ライブでは、そういえばこの曲を聴いた記憶が無い。
 ゆったりとピアノによるメロディがたゆたう。ウッドベースのソロもたっぷり、メロディアスに力強いフレーズを奏でた。シンプルな編成で、じんわり暖かな風景を作る。

 ベース・ソロからピアノに変わるとき、復弦っぽい響きでブワっとベースが鳴る場面がいかしてる。
2009年10月17日 16時42分15秒
本棚どっさり
http://manganavi.jp/featured/bookshelf/
たまたまたどり着いたブログ。面白くてあれこれ見ていた。蔵書自慢の本は今まで何冊か読んだけど、いわゆる黒っぽい本が多い。ラノベやマンガぎっしりの本棚って切り口は、過去に読んだか思い出せない。

しかし写真の絵面がマンガ喫茶かブックオフかって感じなのが、いまいち・・・並べてみると、派手な装丁がずらり並んで、どうも毒々しさを感じてしまった。
とにかくこれだけ並んでるのを次々見ると、壮観です。

今夜のBGM:K.K.Null"Part 12"(2002)
 02年4月のライブを収録した"Astrodynamix:Live in Moscow"より。ノイズ一辺倒でなく、スペイシーな電子音が飛び交って気持ちいい。この曲は特に、エレクトロ色強し。ぷわぷわと拍子感が希薄な電子音が、重なっていく。それでいて、グルーヴを感じた。
2009年10月16日 21時49分38秒