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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

ラジオ局。
レコ屋へ久しぶりに行く。最近は観測もかねてぐるりと何店も回る機会がめっきり減り、たまに覗いたら欲しいものいっぱい。棚を限定してチェックしないととんでもないことになってしまう。何枚か気になったのを買った。

サイト用の記録を書くために検索してたら、カリフォルニア州のFM局がひっかかった。今聴いてるDJはカレッジ・ラジオみたいに訥々な喋りだけれど、流す曲はかなり尖がってハードなレパートリーだ。
http://www.kfjc.org/index.php

ネットで直接聴くことも出来るし、セットリストもサイトへアップされる。どうやら収録風景も映像配信してるみたい。
CDも聴きたいけれど、つい面白そうで。今はこの局を聴いている。

サイト見てて気づいた。これ、こないだ新大久保アースドムでのライブを生中継したラジオ局か。
サックス・ルインズとかReiko A. + SachikoとかAstroが出てて、聴きに行きたかったんだよなー。ここで写真が見られる。
http://www.kfjc.org/programming/japanbroadcast/japanphotos.html

いやはやこういうラジオ局がさりげなく存在できるのは羨ましい。日本でもないかなあ。
現地時間がぴんと来ず、ネットで検索した。ここが便利。
http://www.w-time.com/
2008年08月31日 21時42分24秒
みみみみ。
ついさっき、出張から帰る。くーたびーれたー。昼寝しようかな。
昨日は色々事情があり、やたら広い部屋に一人で寝た。和洋室タイプの4人部屋を独り占め。広くて気持ちいい、というより寂しいくらい。実際に部屋へいたのは、寝てる時間を除けば1時間程度。シャワー浴びてすぐ寝たし。ああ、もったいなや。

羽田へ付いたら大雨。でも地元へ付いたらどうやら雨が止んでいる。東京は局地豪雨だったそうだが、なんとか傘は最小限の使用で3日間過ごせた。出張先はそこそこ晴れてたので。

家の近くの公園では、ここぞとばかりにセミが盛大に鳴いている。降りしきるセミのシャワー。セミ本体が降って落ちてくるわけではない。念のため。

ああ、残暑っぽい。といいたいが・・・すっかり涼しい、今日は。
2008年08月30日 15時06分51秒
では、CD紹介です。
特にネタもないし、CD紹介日記を。あ、明日から出張の荷造りしなくちゃ。

Jenny Scheinman"Shalagaster"(Tzadik, 2004)
予備知識なし、ぱっとCD買ったら当り!彼女の活動拠点はアメリカかな。バイオリンをメインに、歌も歌うようだ。本作はオフィシャル・サイトだと2nd扱い。でも、アマゾン検索したら違う盤も出てきたので、インディで他のリリースあるかも。

ビル・フリゼールとの共演で名前を見かけたが、ここでもすごく幅広い音楽性を聴かせる。滑らかな節回しでロマンティックかつトラッド風の陰をもった音色にて。本盤ではトランペッターを加えており、バイオリンを弾きまくりってわけじゃない。
むしろ、アンサンブル重視でバイオリンが埋もれてしまう場面も。バッキングはだれもが出すぎず、淡々と穏やかにまとめた。

とはいえ、リーダー作だけあって存在感は凄まじい。アヴァンギャルドな弾きまくりは抑え、旋律を優雅かつ静謐に操る。ジャズや世界各地の音楽を貪欲に吸収し、アレンジのエッジを厳しく立て、丁寧に磨き上げた。秋の夜長に向け、じっくり聴きいるのにぴったりな盤。

Personnel:
Trevor Dunn: Bass 、Russ Johnson: Trumpet 、Myra Melford: Piano, Harmonium
Jenny Scheinman: Violin 、Kenny Wollesen: Drums

(オフィシャル・サイト)
http://www.jennyscheinman.com/
2008年08月26日 22時54分55秒
ペグル。
昨日一昨日の風邪が完全に抜けず、昼間はボーっとしながら仕事。会社の昼休みは貴重な休憩時間なのに。ついゲームにはまってしまう。最近やってるのが、これ。ルールをわからずガチャガチャいじってたときは、つまらなかった。
でも「オレンジのブロックを狙って消せばいいんだ」と気づいたら(正確には、ゲーム画面下の『遊び方』を読んだ)、がぜん面白さが。

最期の1個を消したあとのフィーバーが、あんがい爽快。無限コンティニューできるらしく、なんだかんだで8面くらいまで行ったかな。今、改めて遊んでる。

"ペグル"
http://game.goo.ne.jp/choi/title/peggle/
2008年08月25日 23時06分13秒
カオシレーター
新聞コラムで見かけた。カオスパッドとリズムボックスを合わせたようなシンセみたい。2万円弱が実売価格か。

サイトの宣伝ムービーみると、強烈に購買意欲をそそられる。
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/kaossilator/movie.html
ループ・レコーディング機能搭載で、電池でも稼動可能。さらにヘッドホン・アウトプット(ステレオ・ミニ・ジャック)もあり。移動しながら、ちょこちょこ遊ぶってスタイルを想定してるようだ。

自分のセンスに飽きて、30分くらいで放り出しそうな気もする。そこさえ乗り切れれば、かなり楽しめそう。

詳しい仕様はこちらを。
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/kaossilator/
2008年08月24日 18時20分09秒
メイド謹製。
出張帰り。夕べは打ち合わせが夜の10時まで。そのあと、麻雀を朝の4時まで。今朝起きたの7時。非常に眠い・・・。午後に帰って爆睡するも、やたら涼しくちょいと風邪模様。明日は用事を片付けねば。ということで、珍しく日記でした。

さて本題の、くだらない話。某ショップからの輸入版CDの宣伝メールを見ていたら。
「メイドジャケット。日本国内流通分は日本語帯つき」の文字が目に飛び込んできた。

・・・うおっ。とうとう日本のメイド文化がここまで有名になったのか。どんなメイド・スタイルだろ。実写かな。イラストかな。やっぱりフリルつきかな。男のミュージシャンがメイド姿、なんていうオチじゃないよな。パッケージにメイド服を着せてたりして。日本語帯って、一体何が書いてあるんだろ。
妙にわくわくしながら、ジャケ写真を見たく検索をかけた。

期待は一瞬にして終わる。

ハンド
メイドジャケット。

というオチでした。おれが、行替えを読み違えただけか。
2008年08月23日 21時36分37秒
ふぃー。
ネットで注文したCDがようやく届いたのに気づいたのは、昨日の朝。夕方遅くにポストへ入ったままだったらしい。気づかなかった・・・くう。さっそく聴きたかったが、そのまま出張へ行かねば。あと気づくの30分早かったら、i-podへ入れられたのに。んで、今日に帰って来ました。やっと聴けるぞ。

移動中はいまいち頭が働かず、マンガ雑誌を読んでいたけれど。「メタルカラー列伝:鉄」山根一眞(2008:小学館)を合間に読む。面白かった。「メタルカラーの時代」シリーズを書いた著者の最新刊で、さまざまな製鉄関係の人と対談を集めたもの。未読な「メタルカラーの時代」シリーズも読みたくなった。

製鉄は全く知識ない。豪快なエネルギーを使って産みだす製鉄が、猛烈な職人芸とノウハウとミクロの制御技術の塊だ、と片鱗が伝わる。知識もって読んだら、さらに楽しめそう。
対談形式なので、すらすら読める。しかしもうちょい、格調高い合いの手を著者は入れてもらえぬものか。緻密な取材を元に専門性の強い対談を進めるのでなく、なんだか頭の悪い人みたいな間投詞まで飛び出す始末。親しみやすさを狙ったのかもしれないが、逆効果では。淡々と事実や取材を積み重ねて執筆したら、強靭な面白さの本になるはず。

今夜のBGM:南佳孝"Midnight love call"(1980)
 今まできちんと、南佳孝の作品は聴いたことがない。ティン・パンがらみや南のヒット曲を耳にした程度。無性に彼の歌声を知りたくなり、改めてベスト盤を買ってしまった。
03年発売の2枚組"30th Street south"で聴いている。

 跳ねてぱしゃんと落ちるドラムが高橋ユキヒロ。うねるベースが細野晴臣。ファンキーで軽やかなオルガンが坂本龍一。しかしテクノ調子ではんく、地に足の着いたニューミュージックに仕上げた。歌謡曲寄り。
 ちなみにギターが大村憲司で、パーカッションにペッカーが参加した。
 
 南の歌声はきれいに磨き上げたように響く。井上陽水に通じる、歌として作った声だ。粘っこさと軽やかさと気取りが混ざり合った、不思議な魅力がある。この曲はキー・フレーズの"私 雨はきらい"って場面の三連が、とってもかっこいい。
2008年08月21日 23時44分02秒
どたばた休み明け。
仕事始まり。予想以上にどったんばったんで、休みボケってなんじゃそりゃかかってこーいっというありさまで一日が終わりました。
8月の仕事の予定がいくつか決まり、楽しみだったあるライブへ行けぬの決定。うがあ。

だいたいぼくは休みを堪能できないタイプで、一昨日の夜から仕事が気になってそわそわ。昨日の夜はなおさらハラハラ。酒飲んで寝たいところですが、今朝は健康診断。バリウム飲むために何も出来ません。

仕方ないのでとっとと寝るも、目が覚めたのは朝の5時前。寝過ごすのが怖くて、そのまま起きる。腹ペコでふーらふらしながら出勤です。健康診断のバリウムで、最初に飲む発泡剤がすっぱくて良い。口内炎にしみるけど。がっぷり飲んだバリウムは、まだ身体の中にいるようです。

かばんの中にビジネス書を突っ込んでたけど、全く読む気になれず。
ゆうきまさみ「もっとはてしない物語」を買って、帰りの電車でぱらぱら。字が多いので、まだ読みきってません。アニメは見ないし、最近のゆうきマンガも読んでないのに、なんだかほのぼの面白い。

96年から今までのコラムマンガをまとめた編集のため、最初の頃は時代の流れをしみじみ。ああっ、そういうことあったね。
ホイチョイの分厚いマンガ単行本読んだときと、同じノスタルジーだな。

ノスタルジーといえば。夕べはレココレ誌最新号で、カルチャー・クラブ紙ジャケ再発情報を見てた。無性に聴きたくなるついでに、デイヴィッド・リー・ロスも。ソロの1st、CDで買い直そうかな。ソロ2ndのげちゃげちゃ産業ロック路線も好きだったけど。
2008年08月18日 22時41分50秒
情報通へのハードル。
最新情報を、さらりと披露に憧れる。ごくたまに。だって、めんどくさくって。せっかくだから日本より海外情報だよな、と無理やり適当に検索してみた。お、フィル・スペクターの裁判状況があるじゃないか。

情報元は米「エグザミナー」より。情報元の信頼度とか一般認知度とか、よくわからん。現地にいないと、ぴんとこなさそう。どうやら全米の情報誌らしい。サイトの運営拠点はコロラド州のデンバーとある。

さて。では、情報です。ソースはこちら(↓)
http://www.examiner.com/a-1539798~Appeals_court__Phil_Spector_s_retrial_can_proceed.html
短い文章だから楽そうに見えた。でも英語の上に法律関係の言葉で、意味がいまひとつ取れない。

控訴は10月を予定。一審は第二級殺人罪の陪審審議が行き詰ったため?
(よくわからない。結論が出なかったってこと?裁判でそんなことありうるの?)
フィルの弁護人が一事不再理原則による裁判停止とか、検事が陪審へ軽犯罪での有罪判決を求めぬよう要望出したが、両方蹴られたらしい?
(後者がよくわからない。ぼくの英語力の問題だと思う)

要するに、まだ裁判は決着付いてないっ。それだけは確か。

ううむ。・・・情報通への道のりは、遠い。

ちなみに英単語のメモ。http://www.alc.co.jp/index.htmlを参照。便利。
Appeals court:控訴
double jeopardy :二重の危険(一事不再理原則に関係の用語みたい)
lesser offense :軽犯罪
deadlocked jury :たぶん、陪審の審議行き詰まりのこと
prosecutor:検事
juror:陪審員

アメリカの裁判制度についても、調べないとあかんな。
2008年08月17日 20時45分31秒
夏休みももう終わり。
ああ、もうすぐ夏休みが終わってしまう。もっともっともっともっと休みたい。めちゃ暑いけれど、外出したくて。自転車でちょっと離れた公園に行く。
休憩は茶屋でカキ氷。ちょろっと頭にシロップがかかり、崩さないようにシロップを有効活用できるよう、せせこましく食べる。カキ氷を外で食べるの、久しぶり。食べ進むと、皿にどっぷりシロップが。贅沢にふりかけてたようだ。ホクホク顔で食べる。わー、ささやかな喜び。我ながらセコさが情けない。

さて、音楽の話へ。
こないだ再発された、フランキー・ヴァリのソロ"Close up"(1975)と"Valli"(1976)のカップリング盤を聴いている。いいじゃない、これ。AORはあえて聴いてこなかった。しかし暑い夜に、のんびり聴いても寛げる。アレンジの細部に興味が進み、ドラムやベース奏者によるアプローチの違いを考えるのも楽しい。AORも楽しめるようになったあたり、歳を取ったということか。ヴァリの盤だから、ということにしたい。いちおう。

簡単にアルバムの紹介だけ。
前者"Close up"はゴーディオとクリューがハリウッドとNYでそれぞれで半分づつプロデュース、全アレンジをカレロが担当した。
収録のヒット曲、"My eyes adore you"はモータウン時代に録音、本盤リリースに当たってマスターを買い取ったと、今回再発CDのライナーではじめて知る(リリースにあたり再録と思うが)。ちなみに達郎の"サーカス・タウン"は76年、本盤のあと。

達郎ファンとしては前者の音作りに魅かれる。特にNY録音。ベースはかのゴードン・エドワーズ。ウィル・リーより上だ、と達郎へ薦めたエピソードでファンには有名なエピソードを思い出す。スタッフで、そもそもゴードンは有名だけど。
ギター・カッティングの感触、ストリングスのゴージャスさ。ディスコ的に盛り上がる"Swearin' To God"の響きは、後の達郎へ与えた影響がしみじみ興味深い。

NY録音はホーンやストリングスもたっぷり。達郎のファンクラブ会報07年冬号で、"サーカス・タウン"録音時代を述懐の、達郎インタビューがある。当時のランディ・ブレッカーやジョン・ファディスの録音風景が生々しく、楽しい。ヴァリの本盤を録音のときも、同様にぴりぴりしてたのかな。

後者"Valli"はゴーディオのプロデュースで、LA録音。作曲家はランダッツォのほかにアレッシー兄弟やボズ・スキャッグスの"We're all alone"などを採用。アレンジはリー・シャピロやジーン・ペイジら。甘甘のAORへ仕上げた。

リズム隊はドラムが全てジェリー・ポルチ、数曲除きベースがドン・チッコーネ。同セッションではギターがジョン・パイヴァ。アレンジをリー・シャピロだから、当時のフォー・シーズンズ組でまとめたことになる。数曲ではキーボードでゴーディオ自身も加わった。音色に時代を感じるのはご愛嬌。

シャピロのアレンジはカレロとニュアンスが違う、透明感でつきぬけた鳴り。ヴァリが伸びやかに声を伸ばし、アルバム全体を丸くまとめた。曲によってリズム隊の目立たせ方を変えている。バンド・サウンドとは別のバラエティさを狙ったか。
2008年08月16日 22時34分39秒