戻る - 参加 

のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

新譜情報。
コステロの新譜情報はこないだ知った。音楽雑誌を読まぬ今、i-tunes storeのトップをたまに覗くのが、唯一の情報入手チャンスになっている。
今は細野晴臣&ワールド・シャイネスのライブ音源(08/4/22@Billboard TKO)を2曲、i-tunesで売ってるから油断ならない。

さて、プリンス。これはアマゾンで偶然見つけた情報。前ふりと何の関連も無いのはいつものことです。
この秋にフォト・エッセイ"21 Nights"を出版。ロンドンはO2アリーナの連続公演と、インディゴのアフターショーがテーマか。10月にはCD付きの豪華版が出るそう。

興味はもちろんCD。タイトルは"Indigo Nights"だから、アフター・ショー音源かな?写真集はどうでもいい。CDだけ別売りしてくれないかな。
日本語ニュースアマゾンのURLにもリンク貼っておきます。

さて、呟きを一つ。日記へ新譜情報を書くのは何日後まで許されるのか。ふと思った。プリンスの情報は、日本語ニュースで5/7付。検索したら本情報に言及のブログが、いくつも出てきた。したがって何を今さらな情報だろう。

かといって、そのURLをぽんっと転記はつまらない。剽窃や著作権の問題よりもっと以前に、何の芸も無い。ならば日記にも書かないでおくか。
でも、もしかして。万が一、この情報を知らなかった人に、今日の日記が役に立てばそれはとても嬉しい。
とはいえ、この日記がそんな役に立つ可能性も限りなく低い。ほとんど誰も見てないサイトだし。と、とりあえず日記には書いておこう。
2008年05月11日 12時05分14秒
ひーこら。
ついさっき帰ってきた。夕べは接待で午前様。寝ようかと思ったら地震。そのあと目が冴えちゃって。あれこれ努力したけど、寝たのは4時過ぎ。起きたの6時半。眠い・・・。

Naxos配信音源の期間限定な無料パスワードは、有効活用させてもらってる。バッハの無伴奏チェロ1番をカザルスからクリーゲル、オンツァインと聞き比べてみたりして。いやー、楽しい。

ちょうど今日、読了の本も刺激的だった。「オーケストラこだわりの聴き方」(金子健志:編、立風書房:2004)。クラシックの奏者や音楽評論家によるガイドCD本だ。
ぼくがクラシックへ改めて興味を持ったのは、翠川敬基の"クラシック化計画"がきっかけ。だからあえてオーケストラを聴きたい、という興味へは行かなかった。もっぱら小編成の室内楽が面白くて。

ところが本書を読んでると、いろいろとオケを聴いてみたくなる。出来れば、スコアを眺めたほうがいいのかもしれない。
本書はお薦めCDを列挙ではなく、指揮者がどのように曲を改変し、作曲家がどのように旋律を編み上げたか、といった観点でユーモラスに語る。つまり歴史や評判でなく、かなり"こだわった"聴きかた。

どの演奏/指揮者がいい、では無く、聴くポイントをずらせば、こういう楽しみ方が出来るという"着眼点"のヒントになった。なんとなく名前だけ知ってた指揮者たちは、こんな風に楽器や小節を変えたり減らしたりしてたんだ。

もともとこういう分析的な視点は好き。とても楽しく読めた。
とはいえ音楽用語が前触れなしにずばずば出てくるため、頭に入りづらい。斜め読みになってるかもしれない。交響曲も色々聴きたくなった。

だが今週は仕事が立て込んでる時期。とうぶん残業びしばしだし、土日も仕事になりそう。せっかく無料配信が聴けるチャンスなのに。そもそも音楽聴く時間がとれない。ああ、間が悪い。

ちなみに上記の本を読んでるとき、i-podで聴いてたのはビリー・ジョエルのブートだった。そして家に着いたら、買い漏らしをまとめて注文したジョン・ゾーンの"Book of Angels"が届いてる。
音楽いっぱい聴きたい。しかし今日はもう眠い・・・。

今夜のBGM:Billy Joel"1981:Sparks Huntington NY"
 ネットで落としたブート音源。AUDっぽいテープの音は音が割れるわ歪むわとぎれるわ。かなりコンディション悪い。ビリーの歌声もときおりへタる。演奏もタレるし、妙に曲間が長い。サウンド・チェックみたいなノイズや遊び弾きもひんぱんに。つまり、かなりくだけたビリーのライブを収録した。

 とはいえ、だからこそ面白かった。完全にショー・アップされて無いがゆえに、寛いだ音楽をじっくり味わえる。歓声からいって、100人くらいのコンパクトな場所で演奏じゃないかな。"グラス・ハウス"あたりの時代か。ヒット曲は持ってるが、枯れてもびんびんにテンション張ってもいない。

 肩の力抜いて伸びやかに喉をひらく、ほのぼの楽しい音源だった。こういうの、ブートならではだろう。商品化にはまずならないテープ・コンディションだし、演奏だもの。けれども味わえなかったライブの追体験で想像をめぐらし、オフィシャルでは聴けないビリーの表情を聴ける。

 セット・リストもユニークだった。落としたサイトがダウンしていて、セットリストをコピーできないが・・・。意外に地味な曲で盛り上げたりしてる。
 "ダ・ドゥ・ロン・ロン"を遊び弾きして、"ビー・マイ・ベイビー"のドラムから始まる"セイ・グッバイ・トゥ・ハリウッド"が妙にしみた。
 "オネスティ"もしみじみ歌い上げず、ガラッパチに荒々しさを残した解釈な歌が新鮮だったな。

 これは公式音源にならんだろう、と思ってためしに検索。レア・トラックを集めた5枚組みボックス、"My Lives"に収録の"Captain Jack"が、このSparksって場所の音源だった。年度も同じ。同じ日かな。"My Lives"は聴いたことなく、比べるすべも無し。
 ああ、たらたら書いてたらこんな長くなった・・・眠い・・・。
2008年05月08日 23時37分18秒
GW最終日の過ごし方。
GW最終日。いきなり快晴。せっかくだから家でぐだぐだしたいが、こんないい天気は遊びに行きたい。さて、どうしよう。まずは健康的に、ブックオフへ古本売りに行こうか。

ちなみに今は体の右半分が痛い。家で思いっきりコケて、身体を打ってしまった。昨日は柱の影に左足の小指をぶつけ、夜までずきずきしていた。なんか、ついてない。マヌケではない、と信じたい。

今のBGM:クロンマー:オーボエ四重奏曲第3番
 Naxos配信サービスにて。盤番号は8.557669。このサービス、真剣に入会を考え始めた。悪くないぞ。今、PCに繋いでるスピーカーは小型にしては良い音するので、音質へさほど不満は無い。すると膨大なライブラリーを片端から聴けるのはすごく魅力だ。月額で2000円ほど。悪くない投資だよなあ。

 試みにちょっと見てたら、ジョン・ウィリアムズのサントラ集まであった(指揮は別の人)。マイナーなクラシックは山ほどあるが、民族音楽もちょっとあるようだ。夕べは中国のクラシックもほんの少し聴いてみた。

クロンマーは19世紀前半にハンガリーやウィーンで活動した作曲家。Wikiによると300曲以上作ったなかで、140曲ほどが弦楽3〜5重奏の室内楽だった。
 このオーボエ四重奏曲第3番は、軽やかでロマンティックな旋律が心地よい。オーボエが初手から素早くひょいひょいと舞いまくる。弦をあたりにはべらせ、活き活きした様相が爽やかだ。
 奏者:Nancy Ambrose King;Oboe,Solomia Soroka:vn,Eva Stern:va,Natalia Khoma:vc
2008年05月06日 10時05分22秒
ラッキー。
クラシックのフジロック(と強引に決め付けるが)、ラ・フォル・ジュルネへ行ってきた。無料ブースを冷やかしてたら、NAXOSが出店を出していた。
 チラシをもらうと、定額配信サービスの無料体験パスワードつき。5/16までCD19,000枚の音源が聴き放題らしい。ラッキー。さっそく聴こうっと。
 ちなみに公式サイトは上のリンク。しかしこっちのほうも見やすいなあ。http://eplus.jp/sys/web/s/lfj08/index.html
2008年05月05日 22時11分01秒
ソウヤー:たまにはSFの話題を書こう。
ロバート・J・ソウヤー(Robert J. Sawyer)の"イリーガル・エイリアン"を今さらながら読んだ。面白かったー。ファースト・コンタクト+法廷ミステリ仕立てのSF。
海外SFは文体や翻訳が合わないとさっぱりのめりこめないが、本作はすらすらページをめくれた。

今は"さよならダイノサウルス"を読んでいる。80ページくらいまで来た。まだ物語りはこれから盛り上がるところみたい。いま、タイムマシンで白亜紀へ来た科学者が、恐竜と英語で会話を始めたところ。

海外SF作家はサイトを今、どう活用してるんだろうと興味が出て検索してみた。
ソウヤーのオフィシャル・サイトはここ。http://www.sfwriter.com/
サイン入り著書も買えたり、長編は冒頭章が読めたり。もちろんブログも有る。
http://www.sfwriter.com/scrb.htm (最新長編の冒頭章)

全て英語だから読むのは辛いけれど。ファンには読み応えあるサイトだろう。
小説家のサイトってあまりチェックしてなかったが、今の時代はネットでもあれこれ楽しめそう。

アメリカと日本のwikiを元に、刊行本リストを。" "内が翻訳版の邦題。未訳が☆印。

『著作一覧』
"ゴールデン・フリース"(Warner Books/Questar, 1990)

キンタグリオ・シリーズ
"占星師アフサンの遠見鏡"(Ace, 1992)
☆:Fossil Hunter (Ace, 1993)
☆:Foreigner (Ace, 1994)

"さよならダイナサウルス"(Ace, 1994)
"ターミナル・エクスペリメント" (HarperPrism, 1995)
"スタープレックス"(Ace, 1996)
"フレームシフト"(Tor, 1997)
"イリーガル・エイリアン" (Ace, 1997)
☆:Factoring Humanity (Tor, 1998)
"フラッシュ・フォワード"(Tor, 1999)
☆:Calculating God (Tor, 2000)
☆:Iterations (Quarry Press, 2002);短編集

ネアンデルタール・パララックス三部作:
"ホミニッドー原人ー" (Tor, 2003)
"ヒューマンー人類ー"(Tor, 2003)
"ハイブリッドー新種ー" (Tor, 2003)

☆:Relativity (ISFiC Press, 2004) :短編集&エッセイ
☆:Mindscan (Tor, 2005)
☆:Rollback - Serialized in Analog Science Fiction (Tor, 2007)
☆:Iterations and Identity Theft (Robert J. Sawyer Books, 2008;短編集

The WWW trilogy[50]:
☆:Wake(*) (Ace USA and Penguin Canada, 原書が刊行予定)
☆:Watch (Ace USA and Penguin Canada, 原書が刊行予定)
☆:Wonder (Ace USA and Penguin Canada, 原書が刊行予定)

*本人ブログによると今年の4/18にゲラチェック完了らしい。
http://sfwriter.com/2008/04/what-ive-been-up-to.html#links

アメリカwiki:http://en.wikipedia.org/wiki/Robert_J._Sawyer
日本:wiki:http://tinyurl.com/3lc5qd
2008年05月04日 09時20分19秒
倉橋ヨエコが廃業するそうだ。
たまたまサイトを見て知った。
5月21日シングル「友達のうた」、6月04日アルバム「解体ピアノ」を発表後にツアー「感謝的解体ヨエコツアー」をもって、8年間の音楽活動を終了するそう。
http://www.kurahashiyoeko.com/

彼女の演奏は02年にたまたまライブハウスへ行って聴いた。いい音楽だな、と思ってすぐさま物販でCDを買ったっけ。逆に最近の音楽は聴いてないしまつだが・・・。
廃業は残念。あらためて彼女のCDを聴いている。"ラブレター"は良い曲だな。

当時のライブ感想はこちら。
http://tel1400.zouri.jp/sound/live_020511.html
2008年05月03日 21時35分40秒
フランキー・ヴァリのソロ旧譜が再発。
既にファンは購入済みかもしれないけれど。嬉しいニュースを知った。
米イリノイ州のレーベル、Collectors'Choice Musicがフランキー・ヴァリの旧譜を再発した。複数のレーベルで発売したものを全て。フィリップス時代以外のソロは初CD化かな?

http://www.ccmusic.com/search.cfm?searchkey=FRANKIE%20VALLI&bounce=y&searchType=artist

全て2in1だが、発売順に編集されてない。手元資料(レココレ誌92/3号)を基に、簡単に内容をメモ。全部買う気もするけれど。カッコ内は発売年。

Solo/Timeless (1967/1967)
 フィリップス時代。前者はヒット曲"Can't take my eyes off you"収録。以前、ライノかどっかから発売時に買った記憶あるが・・・手元に見当たらない。買いなおすか。

Closeup/Valli (1975/1976)
 プライヴェート・ストック時代。前者はクルーとゴーディオがそれぞれNY/ハリウッド録音を行ったものを一枚にまとめた。アレンジはカレロ。
 後者はプロデュースがゴーディオで、バックは当時のフォー・シーズンズとある。テディ・ランダッツォの作品を4曲取り上げてるらしい。

Our Day Will Come/Lady Put the Light Out (1975/1977)
 プライヴェート・ストック時代。上の盤と時代が前後してるのは何故だろう。前者はボブたちやカレロが非参加。ハンク・メドレスとデイヴ・アッペルがプロデュースだそう。 後者はプロデュースがカレロ。マン&ウェイルの曲やカバーを取り上げ、バックにスタッフが参加らしい。

Frankie Valli...Is the Word/Heaven Above Me (1978/1980)
 カーヴ時代。前者はヒット曲"Grease"を収録。後者はシングル曲もあるが、あまりそそらない印象。さて、内容はいかに。

なにはともあれ"Solo/Timeless"と"Closeup/Valli"は絶対、買い。他の2枚も惹かれるな・・・やっぱ、全部聴きたい。
2008年05月03日 16時12分34秒
ラーメンへの道。
雨が振ったりやんだり。出かけそびれてこんな時間。小腹が空いた。ラーメン食べたい。男も辛いけど女も辛いのよ。

料理はからきし出来ないけれど、スープをぐつぐつ炊くことに、興味だけある。あくを取るの、めんどくさいし後片付けなんてやりたくも無いけれど。
スープを煮るといえば、ラーメン。ということで、強引に話題を進める。

前から気になってちょこちょこ覗いてた、自作ラーメンの有名サイトがあった。
http://lamen.web.infoseek.co.jp/index.html
本当にずぶの素人状態から、みるみる知識を蓄えてくシーズン1のログは、しみじみ面白い。

07年の夏くらいから更新が止まり、どうしたのかと思ってたら・・・。ここ数ヶ月、また更新がスタート。とうとうラーメン店を開店するようだ。開店準備のようすをブログで書いている。
http://ameblo.jp/lamen/

5月に開店した後、どう展開するのかすごく興味深い。食べに行ってみたいけど、ちょっと家から遠いのが難点。相模大野駅の近くらしい。
ああ、小腹が空いた。なんか食べよう。
2008年05月02日 17時48分16秒
恐れを知らぬ発言。
昨日は寝苦しかったー。寝酒に日本酒をかっくらい、べろべろになって就寝。朝起きたらしっかり二日酔い。音楽をあれこれ聴いて過ごす。

モーツァルトの弦楽四重奏曲17番(変ロ長調:K.458)を、たまたま家にあった譜面を眺めながら聴いていた。
演奏はクイケン四重奏団、1991年にイギリスで録音。古楽器だそう。軋む感じが強調されて聴こえたのはそのせいか。
なおピッチはA=430Hzとある。へえ。このクレジットまであるのか。さすがクラシック。


譜面眺めてたら高校の頃、クラシックへ感じたもどかしさを思い出した。不遜な態度ではありますが。

繰り返しが多い。この曲だと第一楽章から、なんども行っては戻る。冒頭の旋律も次の展開も、まるごと繰り返し。録音設備の無い当時なら、せっかくのメロディを繰り返し聴かせたい、という思いはわかる。でも、さくさく次へ進んで欲しいと思ってしまった。

ちなみに譜面はきちんと読めていない。第二楽章、最期でM.D.Cとある。なんだこれ。ダ・カーポかな?そして譜面のどこで終わったのかがよくわからない・・・。落っこちたまま、あっという間に曲が終わってしまった。ああ、情けない。

戸惑ったのは第三楽章。ぐんっとテンポがゆっくりに。譜面は32音符の嵐。
猛烈スピードで弾き飛ばさず、たっぷり思い入れをこめて奏者は弾く。前後の楽章の譜面とは4分音符を解釈する長さがぜんぜん違う。
奏者は戸惑わないのかもしれないが、なんで前後の楽章テンポへあわせた譜面にしないんだろ。

あと、バイオリンはオクターブ記号で下げてくれたほうが読みやすい。ハ音記号は読み方がよくわからないし・・・このへんは単に慣れや知識不足の問題だから、注文つけるほうが間違ってるのですが。

そして第4楽章。クライマックスのフレーズは最後に繰り返され、真ん中くらいに戻る。奏者は最初に弾くときはさらり流し、最期はきっちり旋律を歌わせて終わる。
同じ譜面の繰り返しなのに。奏者の表現力はとりあえず横において。繰り返しなしで一回で終わらせたら、どうなるんだろう。短くて物足りないかな。
「繰り返しなどやらん。一回勝負だ」って実験的に演奏したCDは無いものか。あったら聴いてみたい。
2008年05月01日 20時06分38秒