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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

ちみちみと日曜日を満喫。
右の奥歯がしくしく痛い。スィーッと息を吸い込むと、ヒヤッと空洞が響く。虫歯かな。本当なら昨日からGWへ突入予定だった。しかし明日は出勤。ちくしょ。あさってからGWへ雪崩れ込めるかが、今の最大関心事です。

i-tunesのCDDBは今朝、アクセス可能になった。さっき、アマゾンを検索する。アクセスしない・・・アクセス集中してるのかな。この日記を書き終わった20分後くらいには、すでに復旧していた。

昨日は用事で外出、今日は他の用事で外出せずに家で色々。寝転がってうとうとしてたら、あっという間にこんな時間。ううむ。

ビル・フリゼールの"Blues Dream"(2001)を繰り返し聴く。面白い。カントリー風味の聴き易さを隠れ蓑に、丁寧なアンサンブルの仕込みが詰まってる。ホーン隊の切ないリフレインが執拗に続く"What do we do?"が気に入った。

読みたい本も山積みだが、意味の無い読書をしたくなる。既に読み終わった軽いエッセイやマンガをパラパラと。ぼんやり耳は音楽へ傾けながら。そのうち、本へ引き込まれるときもあるから始末が悪い。
同じ本をしつこく読み続けるのもなんだなあ、と買ったのが「沖スロ放浪(日)記」(沖ヒカル:白夜書房:2006)。

沖ヒカルは百夜書房系のパチスロ雑誌で活躍するライターらしい。あかいこうじが書いた漫画「沖スロで喰う!!」では監修をしてる。この漫画はめちゃくちゃ好き。奔放なギャグが面白くて、何度読み返したことか。

この漫画がきっかけでパチスロへ興味をもった。スロ屋へもゲーセンでスロも試したが、リールが見えず目押しが出来ない。パチスロの才能無いのがわかってがっくり。それからは漫画だけでパチスロを楽しんでいる。
パチスロをせずに漫画だけ読んで何が面白いのか、自分でもよくわからない。

で、本書。沖ヒカルが百夜のパチスロ雑誌関係で連載した、携帯サイトの日記とQ&A(掲示板みたいなものか)のログをまとめた本。いわゆるブログ本の一種。ルビのように細かい字がびっしり並ぶ。読むのに凄まじく時間かかりそう。

精読でも飛ばし読みでも、たぶん本書が人生へ与える影響は同じだと思う。
今のところ、ちみちみと精読している。沖ヒカルの独特なギャグ、自虐と回りくどく小馬鹿にする文体を楽しみながら。
2008年04月27日 18時29分49秒
ごそごそ。
CDを処分して、保管スペースを作りたい。だけど一年くらい前に数百枚処分したばかり。棚を見ても"不要"と決断できる盤が、すぐに出てこない。かなり聴いてないCDを引っ張り出しては、聴いて判断。なかなかはかどらない。
今、2枚だけ選別した。先は長い。

CD屋や、ましてブックオフへ売ると二束三文。できれば高く売りたいなあとスケベ根性もある。しかしあまりにマイナーな盤は、商品価値無さそう。ゴミ箱へ物理的に捨てるなら、取っておくほうがましだよなあ。たとえ聴かなくても。

今日のBGM(その1):Frank Bango"All my little ships"(2000)
 アメリカはコロラド州、デンバーのレーベルから発売された。おそらく1stの"Fugitive girls"に収録。今は3rdまで出てるようだ。知らなかった。
 アコースティック感覚なSSWのバンド・アレンジだが、音像が甘酸っぱすぎ。好みと微妙にずれている。もう少し苦いほうが好き。

 アルバムを通しメロディ・ラインはコステロを連想さす塩辛さも。エコーが強く、エッジの滲みが惜しいけれど。曲は悪くない。アレンジを乾燥させたら透明感が強調されたのでは。
 つまり、ストライクゾーンぎりぎり。処分するか置いておくか悩ましい。とりあえず、棚に戻す。

 この曲は吐き出すような歌いっぷりまでコステロ風味。ゆったりな符割のメロディでのびのび流れるバラード系。ただしくっきり刻むドラムが甘さを控えさせる。
 サビの多重録音ハーモニーは、気持ちいいはずだが和音が炸裂しない。中途半端。コード名で明確に説明できないが・・・。ギターにマスクされ気味なミックスももどかしい。
 いっそブレイクしてハーモニーだけか、アコギのみ残すとか。風景が鮮やかに変わるだろうに。アレンジやミックスまで本人が関与してるはず。だから、美意識としてあらゆるものを有るがままに受け入れるべきだろう。しかし、どうも重箱の隅をつついてしまう。いかんな。

 ちなみに今日の感想はあえて味を中心に書いて見ました。はたしてニュアンスが伝わるものでしょうか?
 ミュージシャン名使って感想書くのは手っ取り早い。とはいえそういうのは手抜きみたいで躊躇ってしまう。
 ためしに本盤でいえば・・・ロン・セクスミスとかマシュー・スウィートがコステロをカバーした感じ。ただしプロデューサーが売れ線狙いで、キーボード足してエコーをまぶしたかのよう。

本盤の販売サイト: http://cdbaby.com/cd/bango01
オフィシャルサイト:http://www.frankbango.com/Frank/home.html(情報ろくに無いけれど)

今日のBGM(その2):Fred Frith x K.K.NULL"Where we exist"(1995)
 処分するか迷いながらCDを聴くのは楽しくない。聴きたい音楽も聴く。
 本盤はゼニゲバのK.K.Nullが95年に発売した"Guitar Organism"に収録。ほかにジム・オルークらともセッションしてる、ノイズまみれのギター・インプロ盤。

 この曲はフレッド・フリスとの即興で、27分にわたってひたすら豪腕インプロが暴れまくる。骨太なスリルがたまらない。冒頭はメロディもリズムも無い。ときおり速弾きアルペジオも登場するが、無造作な爪弾きに埋もれる。

 浮遊感溢れるのは、何故だろう。エコーもさほど無いのに。ドローンっぽく静かに電子音がたゆたい、上でエレキギターが蠢くせいか。
 一つのアイディアを連続する方向ではない。あくまで二人とも、じわじわと音楽を変容させてゆく。エンディングでは自然に刻みが産まれ、前のめりに加速した。
 ちなみにこの曲は90年に東京でのライブ音源だそう。

 空間を埋め尽くさず、隙間を生かして金属的な響きが表れては消える。プリペアード・ギターも使ってるかな?ちなみにどっちがNULLで、どっちがフリスの演奏かわいまだにわかっていない。
2008年04月26日 16時13分44秒
ルー・リードとジョン・ゾーン共演CD発売。
NYのストーンで今年の1/10に行われたライブが、TZADIKのベネフィット・CDシリーズで出た。限定盤。
出演はジョン・ゾーンとルー・リード、そしてローリー・アンダーソン。
全3曲、完全即興だった模様。歌伴でジョンのサックスってのも良かったと思うが、今回は叶わず。URLはこちら。
http://www.tzadik.com/index.php?catalog=0004
ユニオンは輸入するはず。そろそろ店頭に並んでるかな?けっこう高い価格設定だとは思うが。
2008年04月26日 09時41分50秒
ほひー。
ふいー。今日も一日終わった。しかし素直にGWへ雪崩れ込めそうに無いな。ライブへ行きたかったが、とてもそういう状態でもなし。とっとと寝よう。
さて、ライブ情報をメモ。

Eugene Chadbourne and Jimmy Carl Black as THE JACK & JIM SHOW Japan tour 2008

6月6日(Fri) @新宿 PIT INN
キャプテン・ビーフハート・ナンバーを交えたマジカル・ワンマン・ショウ!
6月8日(Sun) @新宿 PIT INN
ザッパ・ナンバーを交えたマジカル・ワンマン・ショウ!
6月10日(Tue) @東高円寺U.F.O.CLUB
w/ Suicidal 10cc(中原昌也 + ジム・オルーク)、オシリペンペンズ

東京公演だけコピペしておきます。全体情報はこちら(www.captaintrip.co.jp/jack_and_jim/)。

ユージン・チャドボーンはショッカビリーのメンバーというプロフィールで記憶に残ってる。なぜショッカビリーに思い入れあるか。もちろん、クレイマーが参加してたからですよ。

60年代マザーズはあまり思いいれ無いが、やはり6/8に惹かれる。ちょうど日曜だし。
http://www.captaintrip.co.jp/jack_and_jim/flyer.jpg

しかしこのツアー・パンフはちと馴染めない。よくゲイル・ザッパがOK出したな。ちょこんとおまけに映ってる隊長や、そもそもチャドボーンもおまけっぽく見えて切ない。
ちなみにオリジナルの写真はこちら。
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Mothermania.jpg

今夜のBGM:Shockabilly"Day tripper"(1982)
 アルバム"Earth vs. Shockabilly"に収録。ぼくは"Schockabilly colosseum"(1983)との2in1"Ghost"で所有。いわずと知れた、ビートルズのカバー曲。かろうじて原曲の面持ちは残してるが、力いっぱいローファイ。ヘタクソすれすれ。リズムはがたがた揺れつつ、ひしゃげた歌声が思い出したように乗っかる。

そのわりにノイジーなギターを筆頭に、妙に捻ったアレンジそのものはかなり凝っている。プロデュースはクレイマー。シミーから。録音クレジットが無くて、誰が何を弾いてるか、いまいちよくわからない。
2008年04月24日 22時05分55秒
なにげなく音楽日記。
今朝から夕方にかけて、日記で書こうかなと頭をよぎったことがいくつかあり。改めてPCへ向かうと、どれも書くほどのことでは無さそう。音楽ネタをサクッと書いて、お茶を濁してみる。

1.佐野元春"ナポレオン・フィッシュと泳ぐ日"(1989)の限定編集盤が6/4に発売。
http://www.moto.co.jp/NF2008/
これは買うかな。気を抜くと売り切れて、すっかりプレミア付いてしまう。
ボーナス・ディスクはデモや未収録スタジオ・ライブなど。これは嬉しい。DVDは89年のライブ。本盤収録曲を抽出みたいだが、ステージではしばしばアレンジを変えるという元春が、どう料理したかも興味あるところ。

本盤は発表当時、特に良く聴いた。シングルの"約束の橋"に加え、タイトル曲や"ジュジュ"もとりわけ好き。ちょっとざらついた感触を残した録音がかっこいいなと思ったっけ。
ロンドンで録音され、ブリンズレー・シュワルツやアトラクションズのピート・トーマスらが参加した。しかし発売からもう20年近くたつのか。

2.細野晴臣"細野晴臣アーカイヴスvol.1"が7/9に発売。
http://daisyworld.sblo.jp/article/14131974.html
デイジーワールドが4度目の始動。同時発売はラジオ仕立てのコンピ盤らしい。ちなみに第一次デイジーはすっかり買いそびれてる。HATの再発しないかな。

本盤はテレビ番組やイベントへ細野が提供したレア音源のコンピ。80年代から06年までの作品とある。どれもたぶん、初めて聴く。色々な仕事をしてるなあ。

3.板橋文夫:公式サイトがURLを変えて新装。本人のブログもあり。
http://itabashi.web.infoseek.co.jp/index.html
 BBSを見てたら「オーケストラのレコーディング」が云々と書き込み有り。レコーディングしてたんだ。おおぅ、聴きたい。いつ発売かな。
2008年04月23日 21時36分42秒
鴻上尚史がドラえもんを演出。
うわー、見たい。舞台『ドラえもん のび太とアニマル惑星』。
7月から全国各地で行われ、東京公演は9月だそう。チケットとれるかなあ。第三舞台ファンとドラえもんファンの子供と、さてどっちが多いだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080416-00000012-oric-ent

恒例の「レココレ最新号で買いたい盤」。今月はぴんと来るのが少ないな。

ナイトフライト"I"(1979),"II"(1981)
Mombasa"African rhythms & blues;2"(1975)
V.A."マグレブ音楽紀行vol.1"(2008)
鈴木茂"バンドワゴン2008"(1975)
05年のスペシャル・エディションと違いは、前作がDVDで今作が未発表?のインストや長尺の音源入り。

あと、ベン・シドランも未聴なので聴いてみたい。

今夜のBGM:ウィーン・アルバン・ベルク四重奏団"ベートーベン/弦楽四重奏第一番 ヘ長調 作品18の1"(1980)
 クラシックは感想書きづらい。門外漢で知識不足なのが自分でもよくわかるから。そもそもどの程度聴きこめば、したり顔で感想書く気になるんだろう。
 ある程度、その作曲家の作品を聴いたら?同じ曲を違う奏者で聴き比べたら?同時期や周辺時代の作曲家の曲も聴いたら?うーん、道は遠い。

 翠川敬基が主催するクラシック化計画をきっかけにクラシックへの興味が起こって、ときどき聴く機会が増えた。たまたまベートーベンの弦楽四重奏の全集があり、通して聴いてみようかな、とi-podに突っ込んで1番と2番だけ聴いた。
 外で聴くもんじゃないねぇ。電車だと周りが喧しくて、細かいところが聴こえないときも。ボリュームをアゲ気味にしてるが、轟音の弦楽四重奏曲ってのも、なんか違う気がする。

 知識は全く無い。比較論や分析的なことは書けぬ。もどかしい。調べればある程度は泥縄できるが、知ったかぶりしてもしゃあないしなあ。
 ともかく1番と2番聴いて、特に1番に惹かれた。ダイナミックなんだな、これが。冒頭からぐわっと旋律が盛り上がる。どういう時代背景や個人史の下にこれが作曲されたかは知らない。
 でも1番は肩に力入れて、ぐいぐいと作った気分がした。ベートーベンは推敲を繰り返すと読んだ記憶あるので、実際は慎重さもあると思うが。
 2番は若干洗練された感触を感じた。1番の躍動がしこたまかっこよくて。電車の中で一人こっそり、すげえすげえと盛り上がっていた。

 ちなみにこの弦楽四重奏の全集は16番まであり。最後まで聴きとおすのはいつになるかな。いま、裏で3番と4番をインポート中です。
 あと、書きっぱなしもなんなので。wikiのページをメモっておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/弦楽四重奏曲第1番_%28ベートーヴェン%29
2008年04月16日 22時49分42秒