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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

むむ。
ゲームは危険だ。つい、無料ゲームへ手を出して1時間くらいハマってしまった。今もやりたくてたまらない。URLなどここに書かず、忘れてしまうべきなのだが。「OKガソリンスタンド
くるくるパイプを回すうちに、どばどば流れていくガソリンが気持ちいい。無料ゲームは、Gooにも面白そうなのがあるなあ。


植村昌弘率いるMUMUの1stが2月に「まぼろしの世界」からリリース。昨日のライブで、曲順入りのチラシを入手した。わーい。発売が楽しみ。

しかし月例ライブで新曲を毎回提示するMUMUは、既に先の世界へ進んでいる。ぼくもかなり長期間、MUMUを聴いていない。録音は数年前とはいえ、最新アルバムで現状を把握できぬスピードで進化してるって、すごい。ライブ聴きに行きたい。

さて、1stアルバムの曲順は以下の如し。役人シリーズまで入ってるんだ。(6)がCD化にあたっての新曲か。
1.役人#4、2.2004#3、3.ワンピース#1、4.2004#2、5.03/10/16、
6.休憩 7.99/5/23#2、8.意#1、9.2004#1、10.亜#1

03年〜04年前半頃までのレパートリーを集めた印象あり。
がんがん売れて、2nd、3rdとリリースを進めて欲しいぞ。

今夜のBGM:Klabbes Bank"SOVLAT"(2007)
 アルバム"KALSATER"に収録。なおバンドのサイトはこちら。読めない・・・。
  ディスク・ユニオンの紹介によれば、本盤が本ユニットの1stらしい。スウェーデンのジャズ・コンボで3管セクステット。

 アップテンポの曲もあるが、魅力はむしろ透徹にまとまったアンサンブル。アドリブよりも全体の軽やかな響きがまず印象に残り、心地よい。
 この曲では穏やかに流れるテーマの合間に、ピアノが穏やかにソロを取った。
 メンバーを転記しておく。不勉強で誰ひとり知らない。
 JOEL WASTBERG(as,ts), THOMAS BACKMAN(b-cl,as,cl), MAGNUS WIKLUND(tb), KLAS-HENRIK HORNGREN(p), TOBIAS SONDEN(b), FREDRIK HAMRA(ds)
2008年01月14日 23時20分46秒
ライブの鳥。
ひっさしぶりのボンフル。渋さへ行くか迷ったが、数年ぶりに聴くボンフルへ。予想以上に混んでいた・・・。3時間以上立ちっぱなしでヘロヘロ。うう。とっとと帰ってきました。
開演前やバンド入れ替えの合間に、渡り鳥のきれいな映像がずっと映し出されていた。ジャック・ペラン監督"Wataridori"(2001)らしい。鳥たちの細やかな姿が素晴らしいのもさりながら、あまりのアップ具合に驚いた。

飛翔するさまがとても生々しく見える。きれいだなあ。
2008年01月13日 23時24分23秒
最近いっぱい出てるジャズ新書の一冊。
後藤雅洋『ジャズ喫茶四谷「いーぐる」の100枚』(2007:集英社新書)を読む。レコードレビューの形態をとりつつ、ジャズ喫茶の雰囲気や「いーぐる」の回顧譚的な読み物。見開き2ページで1枚の分量なため、圧倒的に情報量が薄い。謙虚さをまとった自慢げなところや同じ枕の連続が読みづらかったが、一気に読んだ。

何枚か聴いてみたいレコードもあったな。なによりも本書で無名の集合体で語られる「お客」の存在に惹かれた。
情報を店へ提供し、知らないものはジャケットを見に行く。そして良いものは聴き逃さない。サウイフヒトニ、ワタシハナリタイ。・・・無意味に旧かな使いで書く意味は無いな。

本書で音楽的な表現は、ほとんど無い。印象が抽象論で数行のみ。しかし時代論、方法論でジャズを楽しむ方法のヒントがいくつか読み取れる。「ジャズを本当に愛して聴いているか」。自問自答してしまった。

今日のBGM:Jackie McLean"I Never Knew"(1957)
 "Makin' The Changes"に収録。本盤は2種類のセッションを収録しており、本曲はマクリーンのほか、ウォルドロン(p)、アーサー・フィリプス(b)、アート・テイラー(ds)のカルテット編成にて。
 しょっぱな、シンバルの刻みがいきなりカッコいい。細かく叩くニュアンスに気持ちが沸き立った。おそらくこれは打ち込みで同じパターンを聴いても、同じ高揚は味わえない。
「アクセントかな。音のタイミングかな。ダイナミクスかな」
 どの点がカッコいいのか、あれこれ考えてみる。そんなのんきさへ付き合わず、ジャッキーはひしゃげた音で吹きまくった。
2008年01月12日 13時31分50秒
パナへ。
松下電器産業が社名を「パナソニック」に変更するそう。びっくり。「ナショナル」ブランドも廃止。「松下」「ナショナル」の名称を使用のグループ企業もパナソニックがらみに変更するそうな。

別にパナソニックに義理は無いが・・・松下の名称が消えるのか。なんか感慨深いなあ。

今夜のBGM:Kramer"Hello Music"(1995)
 まだまだ行くぜ、心の中のクレイマー祭り。ということで、来日ライブ盤"Still Alive in`95(Live in Japan)"より。ギターのかき鳴らしがイントロからじわじわ高まり、ぬめっと涼しげにクレイマーが歌う。かっこいいなあ。この盤、久々に聴いた。
 
 このライブはベースがヒュー・ホッパー。ドラムがデーモン・コワルスキー(元ギャラクシー500)!ドラムがスティーヴ・ワトスン(シミーのエンジニア)!
 そしてサイド・ギターがドッグボウル(!!)という、シミーファンにはドリーム・チームだった。ああ、来日のときのわくわくを思い出す。仕事は仮病でサボって行ったもの。

 オリジナルは"The Guilt Trip"に収録。
 歌詞がオフィシャル・サイトに載ってた。訳そうとしたが、とても難しい。翻訳って難しいな。
 ハロー、ミュージック。グッバイ・ワールド。ハロー、ミュージック。
2008年01月10日 22時13分26秒
朝が寒いぞ。
朝方は、冷え込む上に薄暗い。早く春にならないかな。花粉症の無い春よ、こーい。
仕事もじわじわと加速し日常になってきた。怒涛の香りもするが、頭低くしてやり過ごせるといいな。

今夜のBGM:大友良英/Carl Stone"Do a kuro initiation"(1994)
 アルバム"Monogatari;Amino Argot"に収録。DATテープを二人で交換し合い、ミックスを自由に施す。作品が変容しつつ、背後に一貫性を持たせるのがコンセプトか。
 これは4曲目。カール・ストーン2回目の回答で、既に各人が1回づつリミックス/ダビングを施した音源へ、さらにカールが変容を加えた。

 賑やかさを無常さに置き換え、バタバタと倒れる音が畳み掛けた。リズムは無作為に漂い、パーカッシブなわりにダンサブルさは希薄。最後にテープ操作がわやわやと鳴った。
 もっともブックレットの往復書簡によれば、カールのオーバーダブは無いようだ。
2008年01月09日 22時47分40秒
元、世界最長の小説。
またwikiを読みふけってしまった。本文もさりながらノートとか編集履歴を見ると、知性とプライドのぶつかり合いに、凄まじく引き込まれてしまう。特に政治的に意見が分かれる項目での議論が凄まじい。

さて。"グイン・サーガ"の項目を読んでるときに「世界最長小説」への言及あり。

今のギネスブックには、プルーストの失われた時を求めて」(960万9000文字)があがっているそう。なお、グインは正伝第93巻時点で、3022万5000文字だとか。

で、面白いなと思ったのは、サイモン・ロバーツの『ニカーズ』。
1415万6074文字で、05年にギネスに認定されたという。
アマゾンで検索するも『ニカーズ』の販売無し。原書は2446ページのようだ。自費出版かな。当然、翻訳も無い。

だが、この本は無償で読める。このサイトで全文記載のPDFあり。原書(英語)ながら。PDFで2078ページのとてつもない量だ。

"I just died in your arms tonight"で始まり、"You are never alone"で終わる。どんな小説だろう。誰か訳して頂けまいか。もっとも翻訳でも読むのは大変そう。

なぜ以降の版のギネスブックでプルーストが一位へ返り咲いたか、理由は定かでない。こういう興味深いことこそ読みたいぞ。

もっとも実際にパラパラとPDFをめくってたら、理由はなんとなく想像ついた。斜め読みだが、52ページから2069ページまで、ひたすら"thanks"が連記されるだけみたい。小説とはいえ、これでページ稼いだから「最長」ってのは看板に偽りありだろう。

今夜のBGM:Mico Wave"kiss"(1987)
 Pファンクのファミリー的な位置づけの、マイコ・ウェイブ。1stにして現時点で唯一のアルバム"Cookin' from the inside out!!!"の最終曲。プリンスの影響も想起するが、ほんきょくはマイコとブーツィの共作。
 
 マイコはブーツィに見出されたらしい。そのわりにファンクネスはどこか野暮ったい。サウンドは軽やかに漂うイメージあり。
 本盤のプロデュースはブーツィ。他にP系からバーニー、キャットフィッシュ、メイシオが参加した。

 アップテンポよりバラードが聴きたくて、この曲を。大仰なキーボードの伴奏に包まれ、じわじわっとマイコは甘く歌う。いささか単調なアレンジながら、はかなげな美学に耳を傾ける。
2008年01月08日 21時59分46秒
嬉しい知らせ。
シミーのクレイマーが、なんと2月に来日するらしい。うーれしいな♪
95年に恵比寿ギルティで聴いて以来だ。こんなどっさりツアーしてくれるとは。是非聴きたい!
最近、サイトの更新無くてさびしかったが、やってくれるねクレイマー。うひょひょ。今年は春から縁起がいいわい。
以下は詳細。どこまで確定情報かは定かでないけれども。

<来日メンバー>
mike watt: bass
kramer: fuzz bass
samm bennett: drums for first eleven gigs
yuko araki: drums for last three gigs
<ツアー情報>
"tiny tour japan 2008"
fri, 08 feb: super deluxe, tokyo
sat, 09 feb: sandinista, yamagata
sun, 10 feb: junk box, sendai
mon, 11 feb: van van v4, kanazawa
tue, 12 feb: junk box mini, niigata
wed, 13 feb: o-nest, tokyo
thu, 14 feb: alex, nagano
fri, 15 feb: blueforest, saitama
sat, 16 feb: highti, chiba
sun, 17 feb: rinky dinky studio, hachioji
mon, 18 feb: urbanguild, kyoto
tue, 19 feb: bears, osaka
wed, 20 feb: tokuzo, nagoya
thu, 21 feb: marz, tokyo
2008年01月06日 23時17分09秒
じゅー。
ひさしぶりに焼肉を食べた。モツの焼き加減がわからず、とにかく熱する。すると、どんどん小さくなっていく。コスト・パフォーマンスの観点で、なんか理不尽。

今日のBGM:明田川荘之+藤川義明+翠川敬基"シチリアーノ"(2007)
 文字通り奏者の殴り合い(てか、はたき合い)が始まったライブを収録したCD"シチリアーノ"より。このライブ(07/1/10@アケタの店)の場にいたが、目の前のケンカにハラハラしながら聴いていた。
 改めて聴くとあの時の張り詰めた空気は音楽のスリルに変わり、不思議なスピード性を感じる。
 
 これは1stセット最後の曲。二人の険悪さに業を煮やした明田川が、怒りを漂わせながら弾きまくった。藤川のサックスはコード性を保ちつつ奔放に吼え、翠川は透徹したさまで弦をはじき、ついに叫ぶ。
 噛合っていそうで交錯する気持ち。しかし演奏は破綻していない。
 今、CDを聴くと3人の音が重なって膨らむ、勢いが滲む。あれからもう1年。早いなあ。
2008年01月05日 22時24分16秒
眉の特徴。
朝からクセナキス"ペルセポリス"を聴いていた。メルツバウや大友良英も参加した、リミックス付2枚組の盤にて。かっこいいなあ。迫りきては行き交うテープ・コラージュが、重厚で壮大かつ崩壊するスリルに満ちている。どんよりした今朝の曇り空にぴったり。

顔を洗うとき、ふと気がついた。左眉に直径5ミリくらいの円形コッパゲがあるような。眉にも円形脱毛ってあるのか。いよいよとなったら全部抜いて眉墨か。

今日のBGM:Sainkho Namtchylak"Lonely Soul"(2001)
サインホ・ナムチュラクはトゥヴァのボーカリスト。喉声なども駆使し、素晴らしくバラエティに富んだ広義の"声"を聴かす。抜群の表現力と声域を持った歌手。

幾枚ものアルバムをリリース済。この曲は"Stepmother city"(2001)より。ネッド・ローゼンバーグらと吹き込んだ一枚だ。
特異なサインホの個性を見事なポップスへ仕上げた。打ち込みやシンセを使い、陰と東洋要素を豪快に西洋ポップの路線へまとめた、ロベルト・コロンボのアレンジ力がすごい。作曲はサインホ自身があらかた書いている。

この曲もギターの爪弾きにのり、低音のホーメイが唸る。一気にひしゃげたエレクトロ・ポップへ画面が変わり、コケッティなサインホの歌声が漂った。いわゆる華やかさは無いが、間違いなくポップス。
次第に喉を思い切り絞り、絶叫する。こういう場面ではすっと声のバランスを変え、バックと溶け込ますミキシングも上手い(ミックスもコロンボ)。

とっちらかった音像で電子音が無作為に行き交う。サインホの喉即興が加速し、冒頭のバラード要素はきれいに拭われた。そして終盤に重たく歌が戻る。背後の低音はディジリドゥのサンプリングか。いやあ、気持ちいい。
2008年01月05日 12時18分07秒
今日は冷えるな。
最近、パスモを愛用している。ああいうカードは苦手で近寄らなかったが、使うと便利さがわかった。あんまり使いたくないな。金がするする無くなる上、いくら使ったかいまいち管理しづらい。

といいつつ、今日はバスに乗る。慣れない後乗りタイプで、パスモを使いそびれた。さらに清算で小銭の準備に手間取る。むう。
そのあと本屋へ。最近、駅近くの本屋ではパスモで買ってしまう。が、何の気まぐれか現金で購入。おつりが一円。うー。これをどうやって使おう。

今夜のBGM:Bill Frizell"Again"(1995)
 ビル・フリゼール、カーミット・ドリスコル、ジョーイ・バロンの名義"Live"(Gramavision)に収録。
 昨年末にまとめてビル・フリゼール関連盤を買った。片っ端から聴いてるが、強烈に胸が騒ぐ熱狂にめぐり合えない。何でだろう。未だに理由がわからない。聴きたいCDはあるのに、聴いて燃えないCDを繰り返し聴くのは理不尽。しかしわかんないCDのままで追いとくのも、なんだかモヤモヤしてしまう。

 ふとジョーイ・バロンを聴きたくなる。マサダのイメージ強く、きっちり個人技へ耳を傾けたドラミングでは意識していない。二人まとめて聴きたくて、この盤を引っ張り出した。特にこの曲を選んだ意味は無い。
 揺らしつつ拡がるエレキギターの、サイケな響きが魅力なんだろうな。ベースとユニゾン気味のメロディを、ハイハットの細かい鳴りが飾る。小さい音量なので、ボリュームを上げていた。いきなりドカンと噛まされて驚く。いかんいかん。
2008年01月04日 23時54分16秒
夜更けのBGM。
夜更かしして朝寝坊は仕事が始まったら辛い・・・早起きの癖をつけておかねば。そう思い、この年末年始は朝10時までに起きるようにしている。今日は目が覚めたら8時。おお、素晴らしい。

ところが睡眠時間が足りてないので、昼間は眠気が襲ってくる。ライブへ行く途中の電車でもうとうと。ふと、目が覚めたら西荻駅。寝ぼけたまま慌てて降りる。次の瞬間、飛び乗る。今日のライブは吉祥寺じゃないか。

今夜のBGM:パスカルズ"ミータース"(2002)
 アルバム"パスカルズが行く"に収録。パスカルズはきちんと聴いてない。ライブも未体験。ところが音金でよくBGMにかかっており、ほんわかしたイメージが印象付けられている。(かかっている、と思う。なにせきちんと聴いてないから、自信も無い)

 ところがどのアルバムのなんて曲だか特定できない。手元にある本盤でなんとなく雰囲気が近しそうな、この曲を聴いている。ミーターズへのリスペクトで作ったとある。あんまりセカンド・ラインでもないし、中盤でうにょうにょっと展開するが、雰囲気はなんとなくわかるような、わからないような。ミーターズも最近はあんまり聴いてないな、そういえば。

 ちなみに。Metersをミーターズと呼ぶことにした、日本の音楽関係者は誰だろう。才能ある。ピーター・バラカンがラジオでかける時は、"ミーターズ"と読んでいたな。
 いわゆる日本語英語風に「メーターズ」と読んだら、微妙に受け取るニュアンスが変わりそう。音楽がたとえ変わらなくても。
2008年01月03日 23時48分46秒
謹賀新年。
今年も宜しくお願いします。
正月は酒。数年前は朝から酒飲み続け、一日がべろんべろんで終わった。今年は昼間に清廉潔白。いや、精進潔斎。でも、肉も食べたからな。この言葉も当てはまらない。
音楽をずっと聴き続け、耳が痛くなった。吉田達也+内橋和久の"インプロ2"3枚組をぶっ続けで聴く。集中力がへろへろになった。
ということで、酒飲んでます。酔っ払っております。もう寝ます。

今夜のBGM:Beach Boys"Devoted to you"(1965)
 年間ノルマ、アルバム3枚。シングル4枚。にもかかわらず"トゥデイ"や"サマーデイズ"のような力作を作り続けたブライアン。後者が力作かはさておいて。そして翌年、"ペット・サウンズ"へ向かう。そんなキュウキュウな一年間に、寛いだ(ふり)アルバム、"パーティ"をリリース。
 数日間のレコーディングを行い、ビートルズやボブ・ディランへのライバル心を、軽く弾き流すことで解消したかのようなアルバム。

 で、この曲。エヴァリーへのオマージュか。ブライアンとマイクのデュオ。後ろで調子っぱずれに歌ってるのは誰だ。賑やかなノイズの中、二人の歌声は甘く響く。オリジナルは1958年、全米10位だそう。
 途中でハーモニーがブレたり、ラフな録音ではある。しかしサビで声が溶け合う快感だけでも、このテイクは素晴らしい。
2008年01月01日 22時33分06秒