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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

しみじみオールディーズ。
こないだ注文した、フランキー・ヴァリの新作が届いた。"Romancing the '60s"。発売を知らず、萩原健太のコラムで読み慌てて検索した。
リリースはモータウンから。曲は60年代ポップスのカバーみたい。プロデュースにボブ・ゴーディオ。アレンジの一部にチャーリー・カレロの名前も。

演奏は基本、生音。ウィル・リーやジェリー・ミロノフといった面々が支える。ゴージャスでテンポがゆったり。ポップスターなんて目指したくなかったらしい、ヴァリの志向にはあったアルバムかも。
さほど衰えぬ声で、ストリングスに包まれヴァリは穏やかに歌う。裏声は曲調により、さすがに控えめ。

10代のころ聴いたら、本盤への評価は違っていたろう。これを寛いで聴けるあたり、おれも歳を取ったということか。
何はともかく07年の今に至るまで、声を崩さず歌い続けてくれて、嬉しい。

しかし今はいい時代だよな。フォー・シーズンズもあらかた音源が手に入る。
高校生のころに、山下達郎のラジオで彼らの音楽を聴いた。ところがLPは全て廃盤。聴けやしない。たまたま入手したのが高3のころに"Streetfighter"のLP。繰り返し聴いた。
あとは数年後にライノの3枚組ボックスを入手まで、萩原健太のラジオでエアチェックした音源を、繰り返し聴いていた。今はほんとにいい時代だ。

今日のBGM:Frankie Valli"Let it be me"(2007)
 上記のアルバム"Romancing the '60s"より。エヴァリーのレパートリーってイメージ強いが、オリジナルはシャンソンという記載をネットで見かけた。真偽のほどは定かでない。
 本盤ではカレロのゴージャスなストリングスが、溢れかえるアレンジを採用した。いちおうコンボ編成の演奏もあるが、影は薄い。弦がふんだんに動き、豪華に震える。
 ヴァリはちょっとメロディをフェイクさせ、しみじみと歌った。地味だがしみる一曲。
2007年12月30日 14時16分29秒
安くて大量買いへの誘惑。
仕事納めー。とりあえず、納まった。後は来年だ。
夜はクラシック化計画のライブへ。クラシックはほとんど聴いてこなかったため、このライブはクラシックへの興味をかきたてる、貴重な機会でもある。演奏は、盛りだくさんでバラエティに富み、堪能できた。いろんな意味で興味深かった。詳しい感想はまたいずれ。

帰って、なんとなくアマゾンをチェック。年末でバーゲンをやってるみたいなので。
クラシックのボックスで、安いのありそうだな・・・と、なんとなくチェック。こんなのを見つけた。

モーツァルト全集。定価で¥ 17,320。170枚組。

バッハ全集。定価で¥ 18,144 。155枚組。

ラヴェルのボックスは・・・と検索。とりあえずこれかな。4枚組で定価¥ 4,015。

マーケットプレイスだと、もうちょい安く買える。コストパフォーマンスとして、はなはだ魅力的だけど・・・ここまで巨大なボックスだと、まず聴ききれないだろうなあ。そもそも、置き場所をどうするかという問題も。

今夜のBGM:廣木光一+渋谷毅"Monks Mood"(1998)
 アルバム"ソー・クワイエット"に収録。ひねりつつもロマンティックなモンクの曲を、ピアノが甘く静かに奏でるジャズ。ゆったりグルーヴが揺らぐ。テーマからアドリブが、さりげなく膨らんだ。
2007年12月29日 01時06分37秒
ぶー。
移動中にブートライブをひたすら聴く。音が悪いので、でかい音で。なんだかとてもくたびれる。演奏は面白いんだけどな。

今夜のBGM:ELVIS COSTELLO AND THE IMPOSTERS@Nokia Theatre,NY(May 16,2007)
(set list)
Introduction/Welcome To The Working Week /Shabby Doll/ The Beat / Lovers Walk / Secondary Modern / Strict Time / Big Tears / Either Side Of The Same Town / Clubland / Beyond Belief / Alibi [including I Found Out] / Watching The Detectives / Let Him Dangle / American Gangster Time / Lipstick Vogue [including American Girl] / Riot Act
(encore 1) / No Action / Man Out Of Time / High Fidelity / (I Don't Want To Go To) Chelsea / Uncomplicated / Radio, Radio [including In The City] / The Imposter
(encore 2) / Alison / All I've Got To Do / Kid About It / The River In Reverse [including Broken Promise Land an I Don't Want To Be A Soldier] / Dissolve / Hey Bulldog / Pump It Up / (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding? [including Bring The Boys Home]

2時間弱のライブ。メドレー形式で次から次へと突っ走る。歌はラフだが、シンセの掛け合いが面白かった。しかしボリュームたっぷりだ・・・。新旧取り混ぜたレパートリーの連発も嬉しい。
2007年12月27日 22時13分00秒
至福の一時。
太田惠資ソロ@音金へ。2時間ぶっ続けのインプロ。最後に"オータのトルコ"へ行くかなと思わせて、静かに終わった。
メロディが溢れノイズに包まれ"モスクス"に翻弄されギターが溢れる。サービス精神旺盛さと、ある種情け容赦ない即興の奔流に包まれた、充実した一時だった。

もうちょい文字数を増やした感想はまたいずれ。といっても、明日は接待。書ける時間無いなあ。ああ、記憶が薄れていく。既に今は酒飲んで酔っ払ってます。さあ、寝るぞお。
いやあ、とても気持ちのいい音楽にどっぷり浸ったライブでした。
2007年12月26日 00時42分09秒
ぷぱぱぱ。
一晩寝たら、ちょっと風邪は楽になってきた。しかし寒いなー。出かけるのめんどくさいなー。しかし、久しぶりにレコ屋も攻めたいなあ。

昨日は未聴盤を、ちょこちょこ聴いていた。僅かに空しくなる。
猛烈に聴きたくて買ったCDが横にあるのに、「内容は良く知らない。面白そうだし安いから買った」CDを、なぜセッセと聴いてるんだろ。しかしジャケ買いや安CDを攻める楽しさも捨てがたい。あえて結論は書かない。わかりきってるから。

今日のBGM:Sidney Bechet"Polka Dot Rag"(1934)
 軽やかな音楽を聴きたくて、今日はディキシーランドを。"Dixie Land Jazz:This was the jazz age"(2005:Membran)。10枚組の超廉価盤ボックスに収録のテイクにて。安物買いの銭失いというか、この手のボックスにまともな解説は無い。盤起こしと思うが、さほどノイズがないのはありがたいけれど。

 てなわけでなるたけ、ネットで調べてみる。シドニー・ベシェは少なくとも2回、この曲を吹き込んでるようだ。もう一つはコンボ編成なので、おそらく本盤のテイクは、以下サイト記載のオーケストラによる吹き込みだろう。http://www.ifccom.ch/bechet/sb_seance_15-08-1934.html

Noble Sissleは第一次大戦に従軍もしたジャズ・ミュージシャンらしい。Wiki情報はこちら。http://en.wikipedia.org/wiki/Noble_Sissle
 ちなみに本盤そのものの解説をつけたブログも見つけた。http://d.hatena.ne.jp/Tomlinson/20060507/1146987086
 
 肝心の演奏は、軽快なビッグ・バンド。低音部が物足りないのは録音とマスタリングのせいか。のびのびと入れ替わりでメロディが飛び出し、しゃっきりした裏拍の掛け合いが気持ちいい。長尺ソロはこの時代に無いから、クラからバイオリンへしゃきしゃきとアドリブが進む。今聴くとせわしないほど。崩れ落ちるような、唐突なコーダが面白かった
2007年12月23日 10時29分58秒
ほやん。
風邪引きやすい体質ですが。このところ寝込まずに、誤魔化し過ごしてきた。ところが今日、会社へ行くとマスクしてる人が何人も・・・そんなに風邪がはやってるのか。
ライブへ行きたく、着々と仕事してた。だけど夕方、急にふらっと・・・風邪か?!風邪なのか?!今週は色々仕事が立て込んでて、寝込むわけに行かないのに。

ということで、とっとと帰ってきました。うー、残念。とりあえず今日は、とっとと寝ます。

今夜のBGM:菊地雅章"The Sprawl"(1990)
 通勤中に聴いていた。アルバム"Dreamachine"に収録。キーボードにバーニー・ウォレル、ベースがブーツィとビル・ラズウェル。他のメンバーがNicky Skopelitis(g)、Aiyb dieng(perc)。この二人は良く知らない。

 今聴くとフュージョンっぽい軽やかさが漂う。Pファンクのスリルより、すっきり回転しながら突き進むファンク。アドリブよりもアンサンブルを重視したグルーヴがどしどしとはじける。気持ち良いなあ。
 本盤は5曲目の"Straylight"も、すごく気持ちいい。ファンクの谷間で美しいピアノがシンセに包まれ、ゆったりと膨らむ。
2007年12月17日 21時20分51秒
メモ代わりの日記。
ドラム・マガジンの最新号は色々面白い。それはさておいて、同誌のライブ・スケジュールで見つけた。明日だな、このライブ。
12/27 プチネル@目黒Blues Alley Japan(http://www.bluesalley.co.jp/)
 
メンバーは、以下の如し。
(Ds)青山純 (B)伊藤広規 (G)佐橋佳幸 (Key)難波弘之、重実徹
(HAMMOND B-3/Vo)佐々木久美 (Vo)国分友里惠 (Vo/Per)三谷泰弘

一読でお分かりのように(サイトにも記載あったが)、山下達郎のツアーメンバーが勢ぞろい。以前"Nelson Super Project"名義でCDを出したが、その別働隊らしい。
ゲスト・ボーカルが出るとの記載は無いが、シークレットで達郎が出たりしないだろうなあ。

さて、明日行けるかどうか。チケットはまだ、若干あるようだが・・・。
2007年12月16日 15時24分17秒