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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

Google Earthのフライト・シミュレータ。
最新版のGoogle Earthをインストールし、Ctrl+Alt+Aでフライト・シュミレータが立ち上がる。イースターエッグ的に作ったらしいが、いきなりそこらじゅうのニュースで宣伝されまくり。ヘルプはこちら。
http://earth.google.co.jp/userguide/v4/flightsim/index.html

さっそく試してみたが、空港からはじめると離陸しない・・・何の操作が間違ってるんだろう。
空中からはじめたら、いきなり墜落。ぐるぐる旋回しだし、3D酔いで気持ち悪くなった・・・しかしよく出来てるなあ。これが無料ソフトとは。
とりあえず今の課題は、離陸することです。
2007年10月15日 23時38分07秒
トラブルと革新性(両者に深い意味も関連も無い)
朝、駅に行くと改札がフリーパス。なんじゃい、と思ったら、自動改札機がサーバと通信できず。プログラムのバグ(?)で、自動改札機の起動が叶わなかったらしい。
おやおやと思う一方で、この担当営業と技術は今日、えらいことになってるだろうな・・・と、つい思ってしまった。

メーカーは日本信号。本日時点でサイトはアクセス集中により、トップ以外のアクセス停止に追い込まれた。株価は前日比で約4%ダウン。さほど急落じゃない。今日は、全般的に反落だったし。
なんにしても、トラブルってのはイヤだねぇ。

通勤中にプリンスの最新作"Planet Earth"を聴いていた。とにかくポップで耳馴染みいい。プリンスらしさも滲み出ている。ふと思った。革新性ってなんだろう。
プリンスはある時期、間違いなく同時代的に革新性を突きつけていた。個人的な見解だと、"1999"から"Lovesexy"まで。

その後、プリンスの音楽は魅力を失ったとは思わない。しかし買った瞬間はいい、と思わない盤があったことも確か。とはいえ後になって聴きかえすと、耳を引きつける要素を見つけることも確か。

たとえば"Emanticipation"。買ったときは冗長だなと正直思った。けれども今聴くと、冗長さを脇にできる魅力へ耳が行く。よりプリンスの革新性が高まったのか、自分の聴取力が劣化したのか。

革新性ってなんだろう。今日の帰りもプリンスを聴きながら、ぼんやり考えていた。アイディアはまだ、思いつかない。

たとえばプリンスの革新性を同時代で感じたのは、"Mountains"。スピード感や舞い上がるメロディ、ゴージャスなアレンジ。全てがきらきら輝いて聴こえた。
深胴のタンバリンみたいに響くパーカッション。これは"Purple Rain"のころ、プリンスのトレードマークな響きだった。アレンジや響きが革新性だろうか。

滑らかな歌声、"Oh,Yeah"と喉を絞るノイジーな一声、ハーモニーとメインボーカルが寄り添うコーラス・アレンジ、高らかにスピーディな裏声シャウト。歌声が革新性だろうか。

革新性は複合要素あり、決め付ける必要はない。とはいえさっき、"Mountains"を久しぶりに聴いた。そしたら記憶に焼きついた瑞々しいスピードの感触が、ちょっと減じて聴こえ愕然とした。比較対象が少ない子供の頃と、曲がりなりにも色々聴いた今の耳では、革新性の感じ方が違うってことだろうか。

すなわち革新性とは単純に、自分が知らないものを知ることか。絶対的なものでなく、相対的なものとして。小難しいことを書いてしまってるが、なんとなく漠然と、このことを考え続けている。

今夜のBGM:Prince"New World"(1996)
 3枚組"Emanticipation"より。この曲も最初は、かったるいなーと思ってた。今なら、理由がわかる。繰り返しが多い。オブリで入るフレーズを立て続けに目まぐるしく置き、尺を半分にしたらスピードがさらに増すだろう。

 でもプリンスはテクノのアプローチを取りたかったのかな、と今では考えてしまう。打ち込みビートを基調に淡々と押しまくるビートは、ゴア・トランスに通じる高揚と酩酊がある。ファルセットのボーカルは快調だ。
 当時、このポイントに気づけなかったのは聴き込みが足りなかったってことか。"Mountains"と"New World"を聴いた回数なら、たぶん"New World"の10倍くらい"Mountains"を聴いているはず。なんか、落ち込むなあ。

 なお、曲は気持ちいいです。最後に、とってつけたようにまとめますが。
 本盤リリースからもう10年たつ。でも、今さらながら新鮮に味わえるポイントが見つかる。その点では間違いなく、本盤は革新的だ。
2007年10月12日 22時30分51秒
BGMへの日記。
何か日記のネタが無いかとあれこれ考えたが思いつかない。愚痴めいたことは書き飽きたし、楽しかったことは特に無いし。んー。
考えてもしょうがないので、BGMのコーナーへ進もう。

今夜のBGM:Jessie & Layla"Freezin Up"(2004/2006)
 アイルランド出身の女性デュオの、1stアルバム"Kinetic"に収録。オリジナル盤は04年に自主制作でリリースらしい。ぼくはセカンド・シミーから06年に再発盤を買った。
 セカンド・シミーとはクレイマーが始動させたレーベル。本盤が栄えある101番、2番目のカタログにあたる。なぜ完全に自分の製作でなく、ありものの音源を発表としたかは不明。

 クレイマーはリマスターのみを担当。オリジナル盤を未聴で比べられないが、パンチある太い音のマスタリングだと思う。
 音楽性はサイケっぽさはじんわりあるが、むしろドリーミーなポップスに軸足を置き、練られたアレンジで仕上げた印象あり。和める。

 この曲もつるつるにキャッチーなポップス。2ndシングルらしい。60年代を連想するメロディ使いを、ハーモニーや演奏を駆使し、厚みある音圧が爽快だ。

 エコーは僅か。しかしグシャっとまとまった音像は、スペクターに通じるアレンジのセンスもあり。平歌は淡々と溜め、じんわりとサビで旋律が花開く。繰り返すメロディが聴いてて染み込んでくる。途中でブレイクして、ブリッジへ雪崩れる構成も好み。
 素朴な作りにもかかわらず豪勢なサウンドを築いた完成度が聴き応えあり、さっきから繰り返し聴いている。

 ちなみに他の曲はアコースティック寄りの作品も。サイケなアレンジ曲もあるし、アルバムとしてはバラエティに富ませた。このとっちらかりっぷりが、クレイマーの好みと一致したか。
2007年10月10日 22時05分34秒
へにょ。
3連休最終日。ライブ行く予定でわくわくしていたが・・・昼前に転寝してたら、なんだか体がぞくぞく。ギリギリまで迷ったが、明日からの仕事を控え、やむなく断念に決定。うーむ、最近、どうも体調がすきっとしないなあ。

今夜のBGM:MOMPOU"ショパンの主題による変奏曲"(1957/1999)
 20世紀に活躍したスペインのクラシック作曲家、フェデリコ・モンポウの作品。1957年に作曲のようだ。演奏は99年、ホルディ・マソ(p)がスペインの大講堂で録音。NAXOSの廉価盤で聴いている。
 主題は薬のCMで耳にしたこともあると思う。それをさまざまなテンポで12種類の変奏を聴かせる作品。メロディを残しつつ、豊かにロマンティックなメロディへ紡ぎかえる。
 ルバートを多用し、ゆったりめぐるメロディが心地よい。今ちょうど、第10変奏が流れてる。半分くらいのテンポでテーマを匂わせ、変奏のメロディへ。主題と変奏が交互に現れ溶け合う。
2007年10月08日 22時34分40秒
うろうろ。
いっきなり風邪引いた。朝方冷えると、てきめんにくるなあ。
今日は水上バスの「ヒミコ」へ乗る。http://www.suijobus.co.jp/himiko_ship/
前に乗ろうとして、売り切れであきらめた船。

なんとか今回はチケット購入できた。スタッフのわかりづらい説明や、段取りの悪さに怒りを覚えつつ乗船する。えらく中はひろびろだ。定員160名というが、もう倍くらい詰め込め。ビジネスだ。金儲けのためだ。

船内アナウンスは、999の鉄郎/メーテル/車掌がガイドで喋りまくる演出。ボリュームが小さく、何を言ってるかいまいち聞き取れないのが難点。
冒頭からアサヒビールタワーの説明で始まる。
「メーテル、あのビルはなに?」
「鉄郎、あれはアサヒビールの本部ビル。通称、ウンコビルよ」

・・・これ、言ってくれないかなー。実際は当たりさわりの無いコメントでした。当たり前だが。

続いてお台場の未来博物館、「地下展」へ。http://www.miraikan.jst.go.jp/j/sp/underground/index.html 大友良英が音楽やってると知り、楽しみだった。展示は・・・うーん、ノーコメント。環境音楽みたいなノイズが気持ちよかった。
しかしなぜ、物販でこの音楽のCDを販売してないんだ。商品化して欲しいなあ。
2007年10月07日 22時38分20秒
ぐほ。
ここ数日、i-podで移動中に音楽聴きまくり、ちょっと耳がダレた感じだった。何を聞いても、いまいち楽しめない。

ところが今日は家でのんびり聴いてたら、ぐいぐい胸にしみてきた。ヘッドホンじゃなく、部屋の空気を振動させて聴くのは、やっぱり格別。
ああ、外も晴れてきた。そろそろ出かけようかな。

今日のBGM:Bill Frisell"Pip,Squeak/Goodby"(2005)
 カーミット・ドリスコル(b)、ジョーイ・バロン(ds)とスペインでやったライブ盤"Live"に収録。i-podでもかっこいいなーと思ってたが、改めてステレオで聴く。ここんとこ、その暇なかった。
 うわあ。やたらスリリング。演奏はビルのオリジナル。即興でがつがつ疾走はしない。しかしさりげない楽器の応酬に、かっちりした安定と突き刺さるスリルが同居する。全員、すっごく上手い。あらためてぼくが指摘しなくても、十二分に3人は上手いんだが。

 ハイテク・アンサンブルでの安定感は、いろんな形で味わえる。だけど本盤でのスリリングな安定は新鮮だ。糸の上をスケートで疾走するような安定といおうか。説明になってないか。
 初出はビルのソロ"Before We Were Born"より。こっちを聴いたこと無いので、どう3人で料理のアレンジかは不明。シンプルかつ複雑に3人がつんのめりつつ、欠片も乱れずすいすい流れる。たぶん、変拍子。リズムに乗ってると、いつのまにか中途半端なポジションに持ってかれる。くわー。ライブ見たいな。
2007年10月06日 13時23分27秒
出張の荷物。
日帰り出張。電車や飛行機の中で、退屈しないようにと文庫本を2冊持つ。1冊は薄いから、読み終わったら退屈しやしないかと。もちろん、i-podも。PCも入ったかばんは、めっちゃ重い。

ところが読んでて、どうも本が頭に入らない。i-podも途中で耳ががんがんしてきた。
行きの電車でキヨスク覗いたら、マンガの新刊を発見。買い込む。「とめはねっ!」2巻が出てたんです。それを繰り返し読んでいた。

帰るとき、空港で時間が余る。前の便に乗れるタイミングだったが、空席なし。一時間半くらい空港で過ごすはめに。ところが、本を読む気がしない。結局、雑誌片手にビール飲んでいた。ああ、時間が無為にすぎていく。

帰りの電車で文庫本は一冊読みきったが・・・。こんなことなら、もうちょい荷物減らせたなあ。

今夜のBGM:Jackie Mclean"I hear a Rhapsody"(1957)
 "Makin' the changes"に収録。これは1ホーンのカルテット編成で吹き込まれた。イントロでのアルト・サックスのソロにしみじみ。スローで切ないメロディが、マル・ウォルドロンのシンプルなバッキングで続く。
 テーマに行ったらテンポ・アップするが。冒頭の世界観へいつまでも浸っていたい。かすれ気味のサックスのメロディが、とても美しい。

 本盤はもう50年前の録音になるのか。何かすごいな。「とめはねっ!」2巻で、
「ピンクレディー?何十年前の歌ですか?」
「もう30年ちかく前だ。古い古い、すごーく古い」
 ってやりとりあり。そうかもしれないけどさ、小学生のときリアルタイムで聴いてた身として、どうも実感無い。おれが大人になってないってことか。

「今の30代後半から40代前半の世代の女の人は、みーんな知ってるらしい」
「みんな歌えるってことですか?」
「そんなもんじゃない。みんな振り付けを記憶していて、今でも踊れるってハナシだ」
 続けて、こんなやりとりあり。・・・そういうもんなの?
2007年10月05日 23時38分35秒
英語i-tunes。
何の気なしにi-tunesを最新版へ更新した。verは7.4.3.1。
するとどうしたことでしょう。メニューから何から、全部英語・・・。なぜじゃ。
曲名なんかは日本語フォントのままなので、へんてこなバージョンを落としたわけじゃなさそう。英語版を無意識に選んだかな。さて、言語選択の画面なんてあったっけなー。

とりあえずこのまま使ってるが・・・どうせなら日本語がいいなあ。

podcastもあれこれダウンロードしてる。ちっとも聴けて無いが・・・。
たまたまチェックしてたら、エルヴィス・コステロのポッドキャストを見つけた。"The First 10 Years Podcast Series"と題され、彼の喋りと弾き語りデモが流されるらしい。

らしい・・・ってのは。ためしに聴いたけど、いまいち聴き取れない。吹き替えをつけてくれないものか。そしたら、エルヴィス・コステロの喋りじゃなくなっちまうが。

今夜のBGM:Shining"Romani"(2005)
 アルバム"In the kindgom of kitsch you will be a monstar"に収録。3rdアルバムに当たるそう。ルーネ・グラモフォンからのリリース。レコ屋のポップには"轟音エレクトロニカ"と書いてあった気がする。

 中身は静かな生演奏とエレクトロなフリージャズもあり。たとえばこの曲。クラリネットがじわじわっとメロディを奏で、肉声や周辺の楽器がユニゾン気味に盛り上がり、沈んでゆく。
 スピード感を合えて抑え、後方で空気が広々と展開した。コンパクトなアンサンブルながら、スケールの大きさが気持ちいい。ジャズというより、プログレっぽい感触も。
 ユニゾンは鋭さでなく、スリルをまとって漂った。
2007年10月04日 22時35分30秒