びみょーにぼー。 |
東京都現代美術館に男鹿和雄展を見に行けた。8/18に長蛇の列で挫けたリベンジだ。 開場は10時。9時半頃につくと、なぜか開場が始まってた。人が一杯並んでたからか。ともあれチケットを買って、待ち時間10分くらいで中へ。そこそこの込み具合で、じっくり見られた。
いっぱいの展示はジブリを見たこと無いぼくにも、楽しめた。3階のアニメ撮影テクニックを示した展示が面白かったな。600点にも及ぶ、緻密で膨大なイラストに呆然とする。絵心皆無なので、量でどばっと提示に圧倒されたのだ。
会場を出ると11時半。長蛇の列。すでに、入場まで1時間半待ちになっていた。すげええ人気だなあ。常設か期間延長でもっと稼いだほうがいいんじゃないの、と商売根性が湧き出す。 よけいなことを考えたせいか、この頃から鼻水がずるずると。頭がぼおっとしてくる。 気を取り直して常設展示へ。1回の椅子に座ってパイプ経由で音を聴くアートが面白かった。響きが変調されるのが楽しく、パイプを指で叩いてノイズを味わう。頭がますます朦朧としてきた。
風邪だな、こりゃ。とっとと家へ。ラジオ聴きながら本を読み、薬飲んで冷えピタを額に。寝ては起き、また寝る。そのまま寝まくりで一日が終わった。あああ。明日からまた仕事。今晩中に直さねば。
今夜のBGM:明田川荘之&アケタ西荻センチメンタル・フィルハーモニー・オーケストラ"今こそ別れ"(1987)
アルバム"エアジン・ラプソデー"に収録。アケタズ・ディスクからLPで発売。膨大なLPを吹き込んだ明田川だが、LPデビュー当初からしばらくの間(75年〜85年頃)の盤はなぜか再発されない。よって本盤は現時点で手軽にCDで聴ける、明田川のもっとも古い音源の一枚。 国安良夫(ts)の追悼で87/11/7にアケタの店で吹き込まれた。
サイドメンは豪勢に6人編成。吉田哲治(tp)、板谷博(tb)、池田篤(as)、榎本秀一(ts,ss)、吉野弘志(b)、楠本卓司(ds)。もう20年前の演奏になるのか。 他の曲ではテーマをぶっとく4管で奏でる、独特のアンサンブル。切なさが滲み出る。 しかしこの曲では、オカリーナとペットでそっとメロディを紡ぐイントロから。ドラムが軽くスネアを叩き、管が重なり太く高まる。アドリブは無く、テーマのみ。 コンパクトにまとめたサウンドが芯を強く、さりげなく優しく響かせた。 |
2007年09月02日 21時36分09秒
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