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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

すやすや。
日帰り出張。打合せ先でクーラーが厳しく効いており、喋ってるのに眠くてたまらん。暖かくても眠くなるが、寒くても眠くなる。要するに眠い。

移動中にJBの自伝を読み続ける。金と名誉に軸足の自慢話と誤解し、今まで読まなかった。
ところが「きちんとすること」にこだわったトーン。前半は幼少期から刑務所などの苦労話。"Papa's got a〜"へ行き着くのがようやく半分くらい。今、3/4くらい読み終わった。ようやく"Cold Sweat"をリリースしたあたり。

音楽について、もっと突っ込んで編集してほしい。ミュージシャンの自伝なんだから。ゴシップはどうでもいい。なぜあの音楽スタイルを作ったか。どういう基準でアレンジを決め、どんなタイプのミュージシャンを選んだのか。どういう価値観でファンクを推し進めたのか。打ち込みに、ラップに、どう折り合いをつけたのか。
音楽について、JBの考えを色々聴いてみたかったな。

今夜のBGM:Colin Hay"Here i my hometown"(2007)
 メン・アット・ワークのボーカル、コリン・ヘイの新譜がようやくリリースされた。タイトルは"Are you lookin' at me?"今度は良いよ。コンボ編成をとりつつ、落ち着いたトーンでアレンジされた。カントリーっぽい箇所も。
 コリンの声はますますしゃがれ、じっくりと歌い継ぐ。バックの演奏メンバーや共同プロデューサーとの共作が数曲あるのも、なんだか珍しい。

 この曲もDave Daleとの共作。だれだ、これ。スローなテンポだが、静かに打ち込みリズムがノリを作る。コリンのギターがほのかにトロピカルな響くけれど、歌声は苦い。かすれそうに歌い、サビでそっと喉を振るわせる。
 ハーモニーが加わるが、装飾が過多かも。コリンの歌声だけで説得力あり。
2007年06月14日 22時08分17秒
昨日の続きな日記。
福岡へ日帰り出張。雨のせいで、えらく飛行機揺れてた。帰ったのはしばらく前。よって狙ってた渋さ知らズ@ccレモンは行けず。ちぇ。

昨日の日記で書いた特許検索の件、がぶるさんからメールで検索方法をご教示頂けました。ありがとうございます!
なんと特許番号をぼくが間違えてたおまけ付き。何たるこっちゃ。

『生ニンジンを皮むき状態で1日以上経過させることなく、ニンジンのペクチンエステラーゼ活性を完全に失活させ、かつペクチナーゼ活性残存率を60%以下とするように酵素失活処理し、その後破砕し搾汁する工程を有するニンジンジュースの製造方法。』などだそうっす。直リンク張ろうとしたが、どうもうまくいかず。

ということで、特許第3362247号「ニンジンジュースの製造方法」でした。
2007年06月13日 23時26分48秒
ゆで人参。
新聞の全面広告を見てた。伊藤園の野菜ジュースは「ナチュラルスイート製法」を使って、βカロチン摂取量を多くしてるそうな。
http://www.itoen.co.jp/yasai/news/news.html

方法特許336247号とある。どんなもんじゃ、と検索しようとしたら・・・。
できん!

http://www6.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodbk.ipdl
・・・文献種別と年号、一連番号がいるそうな。

http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi?STYLE=login&sTime=1181661843640・・・「技術用語」「出願人」「発明者」が必要だそう。しかも「平成5年以降」の公開公報から検索らしい。それ以前はだめなんかい。

5年位前、仕事がらみで特許番号から内容をネットでちらと調べたことあり。そのときは、もうちょい楽に調べられた気がする。そのときの記憶とは、上記画面は違うし。

日記のネタで軽く検索するつもりだったのに。調べ方が悪いのかなあ。

今夜のBGM:Van Morrison"4-29-07,MSG,New York"
 ブート。最新のヴァン・モリスンのツアー音源より。Audだがバランスは良し。B+くらい。途中でなんだか気の抜けた手拍子入るのも可笑しい。ペダル・スティールが左右をパンして聴こえる。PAなのか録音テープがおかしいのか。

 充実した演奏で楽しく聴けた。ヴァンの歌声もまずまず。演奏も活き活き。ああ、生で聴きたい。
 ブルーズっぽい演奏を中心に、曲をつるべ打ちが小気味良い。最後は"Gloria","Brown Eyed Girl"と王道で決めた。派手さを避け、丁寧な感触だった。
 ひとつながりのファイルで聴いてるため、いいなと思った曲のタイトルが、すぐにわからない。もっとヴァンの曲を覚えんとあかんな。
(set list)
( The Van Morrison Orchestra ) All Night Long / Talk Is Cheap / Not Feeling It Anymore / Stranded / Have I Told You Lately / There Stands The Glass / Playhouse / Philosophers Stone / Don't You Feel My Leg ? /I Can't Stop Loving You /MoonDance /Wild Night /Real Real Gone > You Send Me /Don't Start Crying Now > Custard Pie /Precious Time /You Got To Help Me > Shake Your Money Maker /When The Healing Has Begun /Gloria /Brown Eyed Girl
2007年06月13日 00時35分33秒
文庫カタログ二種。
本屋へ行ったついでにハヤカワ文庫と東京創元社の文庫カタログをもらってきた。今を去ること25年位前、どちらも垂涎の的だった。
自転車圏内で行ける本屋にはなかなか置かれず、電車に乗ってでかい本屋へ行く発想も当時は無し。
絶版も少なく、自分も読んだことない本ばかり。やっと見つけたカタログを、蛍光ペン片手にチェックしまくった。

ところが今手に入れると・・・いまいち、新鮮味が無い。絶版も多く、薄っぺらい。とくに創元。おまけに版権移動のもあるらしく(キャプテン・フューチャーって、ハヤカワじゃなかったっけ?)、なんか違和感。
でもまあ、面白い本を探してチェックするかね。文庫も高くなったねぇ。一冊千円以上もするとは。

創元ではマルコ・シリーズ。ハヤカワではドク・サヴェジやジェイムスン教授を読みたい。ブック・オフでなかなか落ちてないし、プレミアついた本を買う趣味も無い。さあて、どうやって読もう。

そういや先日、ブックオフへ行ったらデュマレスト・サーガとマフィアへの挑戦が何冊もあって嬉しくなった。一週間後に行くと、どちらもほとんど売れている。誰が買ったんだろうな。

デュマレスト・サーガで検索したらこんなページが。へえ、再刊されてたんだ。
http://homepage3.nifty.com/bananas/plh/duma/duma.html#2
2007年06月10日 20時27分36秒
混沌な知識。
去年は120本くらいライブへ行った。今年は仕事やらなんやらで時間とりづらく、めっきり本数が減っている。しかし音楽や本を読むのはそこそこ時間取れてる・・・はず。
リアルでライブを楽しむのと、本やCDから吸収するのと、充実さに違いはあるか。
メディアが違うので、どちらでも同等なはず。しかし「ベクトルが違う」と思うことも、しばしば。

ライブだと限られた時間に限られた空間で限られた情報へ、集中して聴く。
CDや本では、時間も空間も密度も自由度あがる。そのぶん、集中力が拡散してしまう。
合間を埋めるのが、評論でありレビューであり解説だろう。自分のニュアンスの違いは、あえてここで触れない。

難しいのが「評論」。今の知識と興味にぴったりあったメディアが、なかなか見つからない。ネットでも雑誌でも書籍でも、ある種はまるが、ある種は圧倒的にもどかしい。

前置き長いね。清水俊彦「ジャズ・オルタナティヴ」を購入した。今まで読んだことなし。

本書はジャズ・ライフ誌のコラムなどを集めた。著者もあとがきで「興味のおもむくくままにページを繰って読むことをお薦めしたい」と書く。つまり断片の集合体で、長文の論評ではない。
ぱらりぱらり、読み始めた。本書の志向は紹介であり概論の提示らしい。

一方で今の興味は深く狭く。とことん奥まで突っ込み、さらにミュージシャンのアイディアや嗜好や製作の過程を、ぼくは知りたい。
となると、本書のようにミュージシャンからの情報を主眼に置かない(と思う。まだ、ちょっとしか読んでない)論調では、実際の音楽をもっともっと聴きたくなる。

そう、聴きたくなる。たとえば本書の冒頭。ジョン・ゾーンのコブラを紹介するが、著者は執筆時点でコブラのライブを未体験と明らかにわかる。

著者への追悼文をネットで色々見たが、彼は積極的にライブへ足を運ぶ、数少ない評論家だったという。よって本稿での論調へ批判はしない。たまたまそのとき、日本でライブを体験できなかっただけだろう。
しかしカード・システムによるプロンプターのステージを見たあとで、分析も加えた評論も読んでみたかった。

自分の興味とかみ合わせるには、自らの知識を増やすことのみ。
すなわち、もっともっと音楽を聴きたくなる。
一方で概論の提示は不要、といいつつ。本書で紹介される、かなりのミュージシャンを、ぼくはまともに聴いてない。偉そうなことを言う前に、もっともっと聴かなくては。

何が書きたいかわかんなくなってきた。まとめると・・・ああ、もっと聴きたい。ぜんぜんまとまってないな。

今夜のBGM:Mat Maneri featuring Joe Mcphee"Alone"(2002)
 "Featuring"って言葉にも書きたいことがある。とりあえず、今は後回し。
 アルバム"Sustain"に収録。ビオラ奏者のマットに、ソプラノ・サックスのジョー・マクフィーを加えた5人編成。リズムは埋めた静かなフリー・ジャズ。音が浮き上がって、漂う。まだ論評するまで聴きこめてない。
 ふわりと漂う緊張へ、耳がふと寄る。もっと聴きたい。
2007年06月09日 22時25分28秒
こってり胃。
ハンバーグのファーストフードでは、マクドナルドとモスバーガー。その2店以外は、積極的には行かない。両極の商品展開を踏まえ、気分によって使い分ける。
今日はマックな気分。新製品のメガてりやき・バーガーを食べてみたくて。

で、食べた。昼飯にね。てりやきパテが2枚、パンが3段。メガマックよりボリューム感は無いが・・・カロリーたっぷりな印象は格別。夜になるまで、おなかもたれまくり。ポテトも食べたせいか、喉もやたら渇いた。ひー。

今夜のBGM:Prince"Make It Through The Storm"
 ブートより。詳細な録音時期やメンバーは不明だが、1977〜1984頃の作品らしい。感触はオーソドックスなフュージョンの要素も混ぜたソウル。当時のAORでありがち。やたらポップで驚いた。革新性の観点では、プリンスである必然性は少ない。しかしプリンスの音楽であることはわかる。
 
 この手のサウンドを量産し、職業作家の道もあったろう。そんなプリンスは聴きたくないが、聴いてみたい気もする。ああ、二律背反。
2007年06月08日 23時20分58秒
月間と電気仕掛けと。
天狼星通信を見たら、栗本薫"グイン・サーガ"の最新情報が載っていた。ひさびさの月間グインだ。

6月上旬 グイン・サーガ114「紅鶴城の幽霊」
7月上旬 グイン・サーガ外伝"タイトル不明"
8月上旬 グイン・サーガ115「水神の祭」

このタイトル見る限り、115巻でも舞台はタイスのようだ。いっそこのエピソードこそ、外伝でやってほしい気もする。

なお、グイン・サーガの電子書店版なるものも知った。今、本伝61巻まで読める。一時間半で読了するから、いっそ電子本のほうがいい気もする。かさばらないし。
かといって、電車の中で読めないんだよな。
http://www.timebooktown.jp/Service/clubs/00000000/guinsaga.asp

専用ソフトDLが必要そうだが、読み心地はどんな按配やら。PC見続けてると、視力がどんすか減っていく。

今夜のBGM:Donell Jones"Cry"(2007)
 アルバム"Journey of a Gemini"に収録。シカゴの黒人ソロ・シンガー。4年ぶりの4作目とか。
 すっかりソウルに疎くなった。彼の盤は初めて聴くんじゃなかろうか。1st"My Heart"はレコ屋でジャケット見た記憶あるが、発売したのはもはや10年前とは・・・。

 イントロでホール&オーツ"サラ・スマイル"を引用。テンポはゆったりめで、軽やかに歌う。ちょいと芯が細いか。リズムはあんがい小刻み。シンプルな演奏に、ハーモニーで厚みを出した。打ち込みソウルは、聴いてて和むなあ。
2007年06月05日 23時36分05秒
見ると聴くとは。
久しぶりのライブは、明田川荘之+歩@なってるハウス。その際にご好意でCDを一枚頂いた。
明田川荘之+翠川敬基+藤川義明@アケタの店(2007/1/10)1stセット。

この日は凄まじいケンカ・セッションになった。見てるほうがハラハラ。
1stセットの演奏は、いまにも解体しそうな印象あった。ステージ中断して、大喧嘩が始まりそうな雰囲気だったから。

ところが演奏をCDで聴くと、張り詰めたアンサンブルで痛快に仕上がってる。当日の様子を知らずに音だけ聴いたら、奔放かつ丁々発止のジャズに聴こえそう。見てるときと聴いた感想が、これほど変わるとは驚き。
(ちなみに頬を叩く音は、きっちり録音されてます)

当日の詳しい感想はこちら
8月にCD化が決定したそう。
発売したらぜひ、聴いてみて下さい。ご感想は、いかに。
2007年06月03日 23時37分45秒
ぽかぽか。
ぐっすり寝て、もう昼。休みは時間たつの早いな。出かけたい気持ちもあるが、昨日買った小説を読みたく、三上寛を聴きながら部屋でごろり。

さて、ここ数日聴いたブートの記録でも。

先日のBGM(その1)Allen Toussaint"Bottom Line,NYC Feb.6,1987 Late Show"
 この翌年くらいに来日したはず。アンコールで日本語混じりな"サザン・ナイト"をファンキーに決めたライブを思い出した。新宿厚生年金会館だったかな。半分くらいしか観客がいない、寂しい入り。アンコールで最前列に飛び出して、アラン・トゥーサンと握手したっけ。

 音質はまずまず。ファンキーで跳ねる演奏が心地よい。したたかな"Mother In Law"に、大滝詠一を頭に浮かべる。聴き応えあり。
(set list)
? /Happy Time /Shoorah Shoorha /Talk /With You In Mind /? /What Do You Want The Girl To Do /Workin' In A Coal Mine /Fun Time /? /Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu /Mother In Law /All These Things /Southern Nights

先日のBGM(その2)Steve Winwood"Hampton Beach Casino.Hampton, NH 10-5-2006"  音質はそこそこ。2時間半にわたる堂々たる演奏。隙が無く、かっちりと。ふにゃけた"Back in the High life again"。かすれ気味な声はステージが進むにつれ、張りが出る。
 
 それぞれの曲は7〜10分くらいかけて、豪華に聴かせた。楽器のソロもふんだんに、ミュージシャンも前面に出す。ウインウッドはオルガンも弾いてるかな?最後に"Gimmie some Lovin'"で盛り上がる。中盤の"Light up or Leave me alone >Different Light"あたりから、一曲がたっぷり膨らみ、"Low Spark of High Heeled Boys"にいたっては20分以上も引き伸ばす。

 全盛期の音源も聴いてみたい。ウインウッドの完璧主義ぶりが滲み出た。
(set list)
Empty Pages / Bully / Who knows what tomorrow may bring / Cant find my way home/ Medicated Goo / Higher Love / Light up or Leave me alone >Different Light / Rainmaker / Back in the High life again / Dear Mr. Fantasy / Low Spark of High Heeled Boys /(encore) Live together /Gimmie some Lovin'
2007年06月03日 12時33分27秒
集中せよ。
ブートを落としては聴く毎日。仕事がバタついて、めっきりライブへ行けぬ毎日。たまに時間ができても、今度は体力がもたぬ毎日・・・うう。

音楽聴く時間は、大騒ぎするほど減ってない。移動中、i-podで聴きつづけてる。そろそろブートは、少々飽きぎみ。なんてこったい。
大好きなザッパは何十公演も連続で聴いたって、平気なはず。

ところが4公演ほど連続聴きしたら、セットリスト見てうんざり。音質がイマイチで疲れるのが理由のひとつ。あとはライブのレパートリーって同じ時期だと、べらぼうに変わらないせい。

聴けば印象は変わるのよ。演奏は面白いもの。
だけど、違う曲も聴きたい・・・これが飽きると言うことか。
音楽だけで、視覚無し。本来片手落ちなライブの追体験するには、集中力が落ちている。いかん。

何か"知らない"ものを聴きたい。自分の予想を超えたものを。やっぱりライブへ行きたいな。
といいつつ、面白そうなブートをつい落としてしまう。集中だ、集中だ。

今のBGM:Yusef Lateef"Sister Mamie"(1977)
 オフィシャル盤も聴いてますよ。ユゼフ・ラティーフがCTIに吹き込んだ"Autophysiopsychic"より。ジャズを期待してもダメ。へなちょこフュージョン・ファンクが第一印象だった。
 80年代のお洒落なFM番組テーマに選ばれそうな、デヴィッド・マシューズの"YL"がまず、真っ先に耳へ残った。洗練されたBGMな路線で。

 繰り返し聴いて、イメージ変わった。中途半端に洗練されたアレンジや、時代を感じるシンセの飾りが邪魔なのは確か。しかしその奥に、かろうじてグルーヴを感じた。
 つまりお洒落だけど、磨きすぎ。洗練さがスリルを塗りつぶしてしまった。

 さて、"Sister Mamie"。ドラムがスティーヴ・ガッド。高速シンバルワークが小気味よく、いかしてる。リズムのタイトさはもちろん文句なし。すべるビートに載ったファンクで猛然とアドリブ合戦が続いた。
 アレックス・ブレイクのベースは、ちょいと上品すぎ。今の耳だと、キーボードはいらんなあ。ぬめらず跳ねるファンクに仕上げた。

 ユゼフからアート・ファーマーのソロ。そしてノエル・ポインターのバイオリン・ソロ。エフェクタかませて、サイケにリズムと絡む。いいね。フュージョンだからと、ろくに聴きもせず遠ざけちゃダメだな。
2007年06月02日 11時27分49秒
音符アニメ。
今日は家でのんびりにしました。と言うことで、音楽ネタを一発。

http://www.youtube.com/watch?v=2kotK9FNEYU
コルトレーンの"ジャイアント・ステップス"を、テナーの譜面で追う映像。

めまぐるしいシーツ・オブ・サウンドが、蛇のごとく伸びるのが快感だ。譜割はリズムを変に凝らず、スマートに書く。それがなおさら、ソロの鋭さを強調した。

コルトレーンの頭は、これを吹いてるときに何が飛び交ってたのか。アドリブで吹く最中、ミュージシャンが何を考えているのか、とても興味あり。
2007年06月01日 19時31分10秒
雨に降られぬ一日。
夕方、すさまじい雨だったらしいですね。仕事をしようと動いたら、予想以上の仕事が押し寄せ、すっげえどたばた。いましがた帰ったところです。雨はすっかりやんでいる。ライブ、行きたかったなー。

今日のBGM:Alan Parsons and Todd Rundgren" 18 Jun 2001,Villa Montalvo Garden Theatre, Saratoga, USA"
 移動中ブートをi-podで聴き続ける。音質はC。アラン・パーソンズとトッド・ラングレンが組んで、ビートルズのカバーをやりまくる。こんなライブが当時あったとは、ちいとも知らなかった。調べたら、このメンバーで来日公演までやっていた。

 2時間半近く、長尺のコンサート。基本はコピーで、さほど新鮮味なし。"I Want To Hold Your Hand"はカラオケ状態で声を張り上げる始末。直後、トッドのギター弾き語りと思しき"Blackbird"があったり。いまいち、当日のステージの様子がイメージわかない。

 "Magical Mystery Tour"で幕を開け、前半は各自のオリジナル。後半が"Back In The U.S.S.R."を幕開けに、ビートルズを連発する。トッドがシャウト気味だが、アランも負けずに声を張り上げる。各人の個性を前面に出すより、純粋にビートルズへの愛情を表現したかのライブ。

 唐突にフーの"My Generation"のカバーもあり。何でと思ったら、ベース弾いてるのがジョン・エントウィッスルでした。
 ちなみにボーカルのAnn Wilsonは、ハートのボーカルかな?ギターのDavid Packはソロ作を何枚もリリース。結構豪華なメンバーらしい。

 威勢のいい"Everybody's Got Something To Hide except me and my monky"がかっこよかった。べたべたな有名曲を連発した挙句、"Golden Slumbers/Carry That Weight/The End"のアビー路線で締める。もっとマイナーな曲か、独自のアレンジで焼きなおしてくれたら、個性が引き立ったのでは。

(member)
Alan Parsons: Guitars, Vocals & Keyboard
Todd Rundgren: Guitars & Vocals
Ann Wilson: Vocals & Flute
John Entwistle: Bass & Vocals
David Pack: Guitars & Vocals
Godfrey Townsend: Guitars
Steve Loungo: Drums
John Beck: Keyboards

(set list)
Magical Mystery Tour/Open My Eyes /Sirius/Eye In The Sky /Crazy On You / My Wife /Hello It's Me/Don't Answer Me / You're The Biggest Part Of Me / How Much I Feel / Bang On The Drum / The Real Me / Games People Play / Dreamboat Annie / Barracuda/My Generation / Back In The U.S.S.R. / Lady Madonna / I'm Down / The Fool On The Hill / While My Guitar Gently Weeps /Here Comes The Sun / Lucy In The Sky With Diamonds / You've Got To Hide Your Love Away /Everybody's Got Something To Hide except me and my monky/ Revolution / Day Tripper / I Want To Hold Your Hand/Blackbird / Rain / Let It Be / Ticket To Ride / Hey Jude / Birthday / Golden Slumbers/Carry That Weight/The End
2007年06月01日 00時22分43秒