メルボルンCDショップ事情。 |
数日間、オーストラリアはメルボルンへ出かけてました。 大手レコショップからマーケットでの出店まで、全部で30店舗ほど覗いたはず。20枚くらい買ったかな。詳しい紹介はまた改めて。
まずは私見に基づく、CDショップ事情を簡単に報告でも。
その1:値段: 高い!ただでさえ1AUドルは今、100円くらい。かてて加えて、新譜だと29ドルくらい、平気で値付けしてる店も。許さん、ヴァージン・メガストア。 The NecksのCDを探したのですが、おおよそ3000〜4000円弱。高いなあ、と買うの見合わせました。もっとも帰ってアマゾン見ると、それよりさらに高い。買ったほうがよかったのかも。
その2:店舗紹介 大手はヴァージンがメルボルン市内に数点。なぜかタワレコは見かけず。新譜だと、ここがそこそこ安い。 JB Hi-Fi http://www.jbhifi.com.au/index.php
CDだけでなく、電化製品もあれこれ。チェーン店みたいなものか。日本で言えばヨドバシとかビッグカメラか。 棚をあさって、Jo Jo Zep & the Falconsの再結成(?)盤"Ricochet"(2003)を見つけたときはびっくり。日本のアマゾンには引っかからず、リリースされてたことも知らんかったので。
中古盤も強気な値付け。2000円前後か。プレミアつけず適当に棚へABC順で並べてるわりに、いまいちお得感無しでした。
その3:品揃え いまいち。オーストラリアといえば、独自のバンドがどっさりなはず。ところが棚は英米豪がごちゃまぜ。バンドの知識が無いのでさっぱり探せない。 覗いたレコ屋の数こそ多いですが、一店舗平均2分もいませんでした。 ちなみに中古版はほとんどの店舗で、中身を抜いてケースのみのアメリカ式展示。盤質のチェックはできないが、ジャケットをチェックできるのがありがたい。豪州録音かをチェックできるので。
そうそう、なぜかジャズに冷たい。中古版のスペースも狭いし、ラインナップの品揃えもしょぼい。オーストラリアのジャズに触れたかったのですが、いまいちままならずでした。
その4:店舗紹介 いい店かはさておき、印象深い店舗をいくつか。
DRAGONFLY DISCS http://www.dragonflydiscs.com/
市内中心部の中枢、フリンダース駅から徒歩5分。泊まったホテルからも5分の好立地だったため、しつこく数回攻めました。棚はABC順にごちゃまぜ。仕切り板も無いので、探しづらい。 しかし、安い。5〜15ドルの上、盤質が異様にきれい。前から聴いてみたかった、Australian Crawlが5ドルとか7ドル50セントでいくつも在庫あり、数枚かっさらってきた。
Dixons Recycled http://www.dixons.com.au/cwellfeature.html
豪州にいくつか支店あるみたい。ぼくが行ったのは、市内からトラムで20分ほど離れた場所、プラーンにある店。盤がかなり汚いが、安かった。
Rare Records http://www.rarerecords.com.au/
市内からトラムで30分弱ほど離れたメルボルンのリゾート地、セント・キルダにあり。これがぼくのイメージしてた店舗。地元の盤をごっそり並べ、サンプル盤やシングル盤が豊富にあった。値段はちょっと高め。もっとも、良心的な値付けかも。
というのも、いくつか並んでた日本盤を見ると、30ドルくらい。 つまりほぼ、日本の定価と変わらず。中古で仕入れたとしても、ほとんど儲けがないのでは。ここではミニアルバムを数枚購入。
ただし、買うときにカードの支払いでちょっとトラブルあり。きちんと引き落とされるのか、かなり不安。再来月末くらいに、結論でる。そのときにこの店の評価が変わりそう。
てなわけで、駆け足の報告でした。行かれる機会あったら、参考になるといいのですが。 |
2007年02月22日 23時29分07秒
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