びゅごー。 |
日帰り出張帰り。羽田が混んでるとかで、飛行機が一時間遅れ。早い便に変更したが、強風でぐいぐい揺れるわ、満席だわ。くったびれた。
時間過ごしに、空港の本屋でマンガを物色。2冊、単行本を購入。一冊は前に買ってたことに気づく。情けなや。
もう一冊は前から興味あった"デトロイト・メタル・シティ"(若杉公徳:白泉社)。
田丸浩史の"課長王子"みたいなノリかと思ったら、現代モノ。「聖飢魔II」を連想するメイクで自分らは悪魔と主張するバンドのリーダーが、素顔は気弱な一般人・・・って設定を基にしたギャグもの。 すでにヒット作だから、今さら説明はいらんかな。
初めて読んだが、能面みたいなキャラの表情に不思議なおかしさあり。ギャグも面白かった。ずっと読み返してて、時間過ごしにぴったり。2巻も買うかな。
甘々なポップス好きで、後輩バンドとメイク姿で歌うエピソードが特に気に入った。 歌詞がうまいなあ。あ、DMCの歌詞のほうね。曲つきで聴きたいぞ。
今夜のBGM:Oslo 13"Heavy Report"(1998) "Anti-Therapy"に収録。ノルウェーのフリー・ジャズと思った。実際は多人数ホーンによる爽快なアンサンブル。アレンジが凝ってる。
別の観点で、この曲が気に入った。さっきからリピートしまくり。インストじゃなく、高らかなボーカルが心地よくって。往年のシカゴみたい。 もっともノリが鋭く分断され、ポップスとは違うひとひねりあり。 サビでがんがん盛り上がって疾走したら、すっごくかっこいいのに。そういう音楽性を狙ってないか。 |
2007年02月14日 23時44分04秒
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無駄足。 |
久々にライブへ行こうと思ってた。 "ジム・オルーク/コロナ−東京リアリゼーション"@世田谷美術館
「鬼才ジム・オルークが武満徹の《ピアニストのためのコロナ》を演奏。会場ではCDジャケットに使われた難波田史男の作品も展示。3人のアーティストの出会いが引き起こす磁場を体験する、1日だけの限定ライヴ。」
面白そうじゃないか。いそいそ会場へ足を運ぶ。どこでやるかわからないので、受付で聞いた。 「当日券は売り切れです」 ・・・そのまま、とぼとぼ家へ帰りました。
帰ってサイトを見てみると、 「前売チケットは完売。当日朝10時より当館ミュージアムショップで当日券を15枚販売いたします(電話予約不可)。」とある。先にきちんと、確認すりゃよかったぜ。ちっ。
人気あるんだなぁ。どうせこの手の企画、ガラガラだろうとたかをくくったのが大間違いでした。しょぼ。 |
2007年02月10日 16時47分03秒
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音楽を聴く。音楽を聴きたい。 |
まずは昨日の日記から、今日の日記へたどり着く顛末から。
昨日は帰り際、電車の中で不愉快な出来事あり。ほんと電車の中は色々な人がいます。人のことは言えないか。とはいえなるべく、日記で人間模様をからかったり、けなしたくはない。 さて、どう書こう。考えるうち、めんどくさくなって寝てしまった。 電車の出来事って、日記の枕に過ぎない。それで時間とるのもなあ。眠かったし。
昨日の日記は、ひさしぶりにBGMネタを書こうと思ってた。打ち合わせ先から会社へ戻るとき、i-pod聴いてたらググッときたんだ。 一晩寝たら電車不愉快ネタは、すでにどうでもよくなってた。
さて、何書こう・・・とまず、起き抜けにHMVのメルマガを見てた。おお、細野晴臣の関連盤ネタが!一気に目が覚めた。 面白そうで、わくわくしてくる。ああ、われながら単純だ。
まずはその一。クラウン時代のボックスセットが出てたんですね。知らんかった。 "ハリーホソノ クラウン イヤーズ オブ 1975-1976 (DVD付)" 3CD + 1DVD構成。 Disc1とDisc2は「トロピカル・ダンディ」(1975)、「泰安洋行」(1976)に、ボートラ。 が こっちはティン・パン・アレー2やキャラメルママ名義、"宵待草"など。あとは"北京ダック"のシングル・テイクや細野がラジオ出演の音源らしい。模様など収録。 さほどぴんとこない。
が、Disc3は、76年横浜・同發新館での「中華街ライヴ」を全演奏収録(!)という。 買うぞ。これだけでも充分。
ついでにDisc4は、"中華街ライヴ"や鈴木茂のリハーサルや記録映像『TIN PAN ALLEY 1975-1976』を収録などだそう。映像への食指は積極的に動かないが、これも見ごたえありそうだ。
さて、その2。「細野晴臣トリビュートアルバム」が4/25にリリースされるそう。2枚組。 選曲や奏者が面白い。これも買いたいなあ。
<今日のBGM:その1>Stevie Wonder"Easy Goin' evening(My mama's call) "Songs in the key of life"収録。ノーマン・ワッツ(b)以外は、全てスティーヴィが演奏した。 LP2枚+EP1枚でリリースされ、この曲はEPのD面最後じゃなかったかな。CDで聴いてると、EP片面づつ、各盤の最後に振り分けられており、よくわからない。 本盤はスティーヴィが冴え渡っていた時期の最終作にあたる。冗長なところも確かにあるが、すばらしい曲ばかり。
何の気なしに昨日聞いてたら、じわっときた。キーボードがメロディを漂わせ、シンバル中心のドラムが、ふわふわと刻む。訥々とハーモニカがユニゾンで旋律を提示し、さらにダブル・トラックへ。 ゆったりとセンチメンタルに。フェイクはごくわずか。ハーモニカがときおり、躓くように揺らぐのみ。
サビ部分で、さわっと風景が明るく変わる瞬間が好き。 この曲、じっくり聴いてこなかったなあ。いかんいかん。
<今日のBGM:その2>Stevie Wonder"He's misstra know-it-all" "Innervisions"収録。ウィリー・ウィークス(b)以外は、すべてをスティーヴィが演奏した。B面最後の曲。アルバムは幾度も聞いたが、この曲も記憶に残ってない。いかんいかん。 とてもいい曲。メロディもアレンジも美しい。
歌詞はいい事ばかりいう政治家を皮肉った内容らしい。misstraとはmisterを崩した言葉だそう。しかし曲調はどこまでも明るく、歌声は甘い。希望へのベクトルを感じた。 これもシンバルやタムの組み立てがグルーヴィ。ほんのり突っ込み気味に、せわしなく刻む。
あえてメッセージを意識せず、ラブ・ソングとして聴いてしまった。歌詞がわかんなくて。というより、これは歌詞の内容を知りたくないな。 爽やかな多重録音ハーモニーが支え、サビではがっしりと前へ進む。最後にリフレインに乗って、スティーヴィが歌いまくる。かなり時間をたっぷり取った。伸びやかな声が、とにかく心地よい。 |
2007年02月10日 11時44分24秒
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読書論。 |
仕事の移動中、時間調整に本屋へ。立花隆の新刊を見つけた。 "ぼくの血となり肉となった五〇〇冊そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊"
長いタイトルだな・・・。アマゾンだとタイトルが全部表示すらされない。 立花が雑誌に連載した書評を軸に、前半に読書論が書かれてるようだ。
立花隆は学生時代、思い入れある人だった。情報管理の手法やインプット/アウトプットへのスタンスを書いた本、"「知」のソフトウェア"は繰り返し読んだ。
最近の活動に共感はしないが、読書論だとつい読みたくなる。買わなかったけど。
読書論とか書評って好奇心をくすぐられる。"本の雑誌"もそう。とても全て読むことはかなわない。かといって、限られた本だけにしか触れられないのが悔しい。 そこで書評を読むことで、なんだか視野が広がる気がするから。
こんなこと、つらつら考えてるのも・・・今読んでる小説がいまいちつまらない、というか進行がタルくてもどかしいからだろう。あー、早く読み終われないかな。移動中に読んでるが、なかなか終わらない。 明日も仕事で移動あり。その間に読めるだろうか。実は今日、グインの新刊を買ってしまった。こっちを先に読みたいのよ。 |
2007年02月09日 00時04分33秒
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ぺらぱら。 |
夕べから熱っぽい。だるくて早々に寝た。今朝はぼんやり吐き気がして、午前休暇とってのんびり。なんとか回復。今週来週は仕事がかなりばたつくので、寝込むわけには行かぬ。 てなわけで仕事から帰ってきました。ライブへは行きそびれ。ちっ。
通販で翠川敬基の本が二冊到着。 「ワンといえばニャン」 「音楽だいすき」 後者は音楽ネタのエッセイと期待して購入。マニアックな音楽ネタを話してるといいなー、と。 ふたを開けたら小学3〜4年生向の絵本でした。くー。当て外れ。
しかし内容は、かなり容赦無い。これって3〜4年生の何人くらいがついてくるんだろ。 総ルビなら何書いてもいいでしょ、と言わんばかり。 ぐいぐい説明がマニアックになっていく。楽器の説明から世界の楽器へ。さらに見開きでネウマ譜からリュート用譜面、さらに図形楽譜まで手早く説明し、手作り楽器へいざなう。
最後は即興演奏をうながした。「うまくできなくても、気にしない気にしない。(中略)ここから音楽がはじまるのです」と締める。実際には最後にもう一ページ、あるが。
どういう手順で、どこまで構成決めて文章書いたんだろう。興味あるなあ。
「ワンといえばニャン」は読み始めた。文章、面白い。この口調でとことん音楽ネタに特化した本も書いて欲しいぞ。 「ポリーリズミック・プリズム―街は音楽家の旅の宿」という本も出しているらしい。これが音楽関係本かな?アマゾンでは残念ながら在庫切れ。 |
2007年02月06日 23時00分05秒
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安物買い読書。 |
朝起きると、体調いまいち。うっすら吐き気する。予定を変更、一日のんびりすることにした。 近くの新古書店へ行って物色。安物を何冊か仕入れて、次々読み倒す。数冊の感想をブクログへ書いた。
前にも書いたが、新古書店の棚はいまいち食指が動かない。特に安売り棚はどんより空気が澱んでる。流通の果てに流れ着いた本たちが並んでるせいか。 無理やり、何冊か選んで買う。安いから、ばばばっと速読しても惜しくない。
そんななか何冊か、そこそこ面白いのに当たることがある。これが楽しい。時間を無駄にしてる気もするが、贅沢ってのは時間を無為に使うことだろう、と自分を納得させてます。
今、読んでるのは以下の三冊。
「めざせ!国際ハブ空港―大競争時代の国家戦略プロジェクト」泉 真也, グローバルハブ研究会 / 日本経済新聞社(1996)
「ワン・フォー・ザ・ロード―佐野元春with THE HEARTLAND」山本 智志 / 大栄出版 (1995)
「首相補佐官―国家プロジェクトに賭けた男たち」中見 利男 / NHK出版(2003)
「めざせ!国際ハブ空港」は東京にハブ空港を作るべきと主張する本みたい。数字が淡々と並んで、いまいち面白くない。数日かけてやっと半分くらいまで行ったが、読みあぐねてる。
「ワン・フォー・ザ・ロード」は佐野元春の、"ザ・サークル"ツアーを追いかけたドキュメント。再読かも。読んでて内容は思い出さず。 もちろん筆者はバック・ステージへも入るため、裏方の様子まで含めた、読み応えがありそう。今、1/3くらい読んだ。最後に並んだ全日程のセットリストは、見てるだけで楽しい。佐野元春はライブごとに、アレンジや曲順変えるらしいから。
「首相補佐官」。これは面白そう。97年の橋本龍太郎内閣で始めて発足された役職、首相補佐にスポットを当てた。 数人の補佐官や補佐官的な仕事を行った人の実績を、ほんのわずか小説タッチで描く。1/4くらい読んだとこ。
今は、キッシンジャー大統領補佐官と交渉した学者、若泉敬にスポットを当てた箇所を読んでる。沖縄返還を求める佐藤栄作総理が、ジョンソン大統領との公式ルートで決裂。 日米の公式声明に「数年以内に沖縄を返還」の一文を載せる。実現までの水面下な交渉描写は、政治サスペンス小説の梗概みたいでページをめくれる。
ああ、もうこんな時間。そろそろ寝なくては。のんびりしてても、一日が速い。 |
2007年02月04日 23時48分38秒
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どかじゃかぼん。 |
今日は珍しく深夜残業無しで帰宅。ライブだ〜!!半月ぶり。 どこへ行こうか迷ったが、選んだのはマルハウス@アケタ。 今夜のマルハウスはトリオ編成。
石渡明広の鋭いギターが炸裂。弾きまくり。上村勝正と外山明のぶっといリズムとあいまって、すさまじくかっこよかった。 ひさびさにライブ行くと、生演奏の音楽が体にしみこむ気分。気持ちよかった。
1stセットの途中、スローな曲でついうとうと。 音楽にうっとりしてるというより、眠気でぼーっとしてただけだろか。 もうちょい長文の感想はまたいずれ。 |
2007年02月02日 23時25分01秒
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まわるまわる。 |
別冊宝島『回転寿司「激安ネタ」のカラクリ』(2007年/宝島社)を読む。 回転寿司屋のネタは何故に安いのか。それは代用魚や産地を偽装してるから、と指摘する本。
読み終わった瞬間、内容を全て忘れたい本を読んだ・・・。
たとえばエンガワ。あれはオヒョウを使ってるってのは、ある意味常識かもしれない。 しかし本書によると、そんなの序の口。 ヒラメはナマズ、スズキはブラックバス。マグロは赤マンボウで代用。 オニヒラアジはアジやヒラマサ、カンパチの代用魚だそう。
さらに産地は偽装され、古いネタは霧吹きや砂糖水で再生。売れ残ったネタは軍艦巻きへ。むろん養殖魚には抗生物質や添加物がぎっしり。
別に自然食派ぶるつもり無いが、ここまで色々書いてると、とうぶん回転寿司屋へ行きたくない・・・安くて、よく行ってたのにな。
本書は回転寿司のネタをきっかけとして、その背後にある魚食文化全般の実態へも視線を向ける。 つまりスーパーで買おうと回らない寿司に行こうと、大なり小なり似たり寄ったりが良くわかる。 超高級寿司なら別だろう。でも、そんなとこ行けないし。うー、とうぶん魚は食いたくない。
かといって、野菜がセーフってわけでもない。本書の最後で、ちらと触れてるように。畜産の薬浸けもあるんだろう。完全無農薬で自給自足が不可能な今、何を食っても平気な頑健な肉体を作り上げるしか、対策はなさそうだ。 とりあえず本書の内容は、今すぐ忘れます。
といいつつ、どうも今日は朝から腹具合がおかしい。うーむ、夕べの夜は何を食ったっけ・・・。 |
2007年02月01日 23時31分23秒
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