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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

1,2,たくさん。
約120本。今年、ライブ行った数。
行って感想書いてって繰り返してると、かなり日常生活を規則正しくしなきゃ苦しいとも実感。感想書く時間を、ライブ直後に取らなきゃ忘れちまう。
来年はどうするかなあ・・・ちょっと本数減らそうか。ううむ。

今年行った正確な数は、"ライブ感想"のファイルを数えると、121本。書いてないのが数本あるはず(細かく覚えてない)だから、実数はもうちょい多いかも。
そして今日、今年122本目のライブへ行ってきます。そのまま来年1本目のライブになりそうな気も。
2006年12月31日 10時19分03秒
はらり。
最近、抜け毛が多い。はらりはらりはらり。
仕事のストレスたまってるのかなあ。ただでさえ、髪質が細いし、密度も薄い。
「このまま禿げるのかな〜」と気が気じゃありません。
といいつつ、コーヒーがぶ飲みしてタバコ吸ってるから、あんまり努力してるとはいえませんな。

あ、もずくは朝食に食べてる。えへん。

ライブへ。ミュージシャンを見てると、前に座った人の頭も視界に入る。
うーん・・・ふさふさだ。いいなあ。

今夜のBGM:Frank Zappa"Percussion object 1&2"(2006)
 ザッパの"MOFO"に収録。1st"Freek out"のアウトテイクなどを集めた記念盤だ。オリジナルの発表は68年ならば、年度的にはちょいと半端。でも、この調子でナイアガラみたいにぞくぞくとボートラ満載のリイシューあると嬉しいな。

 2枚組と4枚組あるが、4枚組を入手。まだ今日届いたばかりで、ろくに聴けてない。まさに今、BGMで聴いてます。
 これはDisc3より。当時のパーカッションによるセッション・テープをザッパが編集したらしい。当時はせいぜい8チャンくらいかな?オーバーダブばりばりのようにも聴こえるが。

 ドラムセットにティンパニやビブラフォンなんかをかぶせてるのかな。どう編集したかは良くわかってない。
 たんなるリズムの乱打でなく、偶発的なポリリズムっぽさを狙ってるような気がする。
 オリジナルの"Freek out"は、ほかの盤に比べたら思い入れは薄い。正直なところ。
 雑誌のレビューで見かけた、「ギター・ソロ以外のザッパの要素が詰まった盤」って評価は素直に頷く。しかし後年のアルバムに比べたら、どうもアンサンブルが荒く聞こえてしまう。
 とはいえしかしこういう複雑で抽象的な音源もあるんだね。なんだか興味出てきたよ。
2006年12月30日 02時00分15秒
ふひょー。
仕事。仕事。仕事。なんか最近、残業ばっか。
さらにいろいろと理不尽な仕事があり、上司に力いっぱい文句言ったりする。ぶつぶつぶつぶつぶつ。
近況報告でした。

おかげで今日の、渋さ知らズ@バディは行けず。渋さを聴いて何年にもなるが、いまだに年末バディを体験してない。一度は聴きたいなあ。いや、一度といわず二度三度四度五度六度。


「私はどうして販売外交に成功したか」(フランク・ベドガー著:ダイヤモンド社)を読む。
初版は1962年だそう。プロ野球プレイヤーを断念、保険会社のセールスに転身した著者。最初は売り上げ不振にあえいだ。ところが自らの行動と実績を分析、効果的に売り込むことで、成績を大きく上げた。
人と効果的に面談し、結果を出すことに注力。25年間で4万人の顧客と面談したという。
そのノウハウを著したのが本書。

今までぼくは、ビジネスのノウハウ本や自己啓発本って、馬鹿にして読まなかった。当たり前のことか、ろくでもないことしか書いてないだろって思い込んでたので。
ふとしたきっかけで本書を手に取ったら・・・面白かったよ。1時間くらいでぱぱっと読んだ。

仕事で営業やって15年くらい。同僚や競合他社やセールスマンなど、いろんな営業を見てきた。自分なりのやりかたも、それなりにある。
つまり少々ながら経験をつんだ今読むと、書いてあることが実感するんだ。
「***氏の手法は巧いな」
「XXXX氏の売り込みは、ちょっとまずいんじゃない?」
とか。そんな個人芸が、システマチックに頭の中で整理できる。

なるほどねー。この手の本も興味深く読めるんだ、と実感しました。

いくつかある気に入ったフレーズから、ためしに引用。
「しゃべり過ぎは、社交上の最も悪い障害になるばかりでなく、誰からも相手にされなくなる」
仕事でべらべら喋りがちだからなあ。気をつけようっと。

本書の、アマゾンのURLはこれ。http://tinyurl.com/w3s9s

今夜のBGM:明田川荘之"外はいい天気"(2006)
 最新作"Black Orfeus"に収録。2006年3月4日、アケタの店で深夜に行われたピアノ・ソロのライブ音源より。この日は聴きに行ってた。素晴らしいライブだった印象ある。当時の感想はこちら。
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/1400/sound/live_060304a.html
 だからCD化はとってもうれしかった。

 これは明田川初期の曲。"いい天気"ってタイトルだが、聴くたびについ、小雨の降る昼下がりを連想しちゃう。素朴に響く和音が、雨だれをイメージするんだ。
 4つ打ちを少々捻ったパターンを、左手が淡々と鳴らす。テーマは柔らかく、間を生かす。そしてフレーズが豊かに広がった。
 アドリブもこのテイクは聴きものだが、テーマから美味しい。仕事疲れで腐ってたが、こういう曲を聴いてると癒される。
2006年12月27日 23時14分39秒
瞬売。
P-Vineから福袋が出ている、と知った。
以下、商品の説明文を引用。

『Blues』 『CLUB』 『JAZZ』 『Reggae・HIPHOP』 『Rock』 『SOUL』のジャンルごとに5,000yenと7,000yenの2タイプ(各々30枚、50枚のCDが入っています ※輸入盤も含まれます)の福袋をご用意しました。

仮に7000円を買ったとして、50枚CD入ってるのなら、べらぼうにお得。4枚、あたりがあったら元が取れる。

予約期間は、12月25日11:00から1月18日24:00まで。12/25を心待ちにしてた。
『JAZZ』と 『SOUL』が欲しいなー。

ところが昨日はアクセスしそびれ、今日の朝にサイトをチェック。
・・・すでに、『Reggae・HIPHOP』以外は売り切れ。今見たら、全てが完売。

くっそう。みんな考えることは一緒だ。来年こそ。
ということで鬼が笑い倒す、来年の抱負でした。

商品の詳細はこちら。
http://www.bls-act.co.jp/news2/2006/12/pvinewinter_sale.html
今夜のBGM:獏"心に水を体に光を"(2006)
 獏はピアノとベースのデュオ。バンドのサイトはこちら。
http://homepage3.nifty.com/bandbaku/top.html

 今年発売された1stミニCD"現状維持"に収録。その中でも特に好きな曲がこれ。
 まず軽快なピアノのリフにのって、ぐいぐい押す。平歌の旋律がしとやかに弾み、サビで多重録音のボーカルがシャウトする。このノリがたまらない。繰り返し聴いていた。
2006年12月27日 00時51分08秒
ららら。
クリスマス・イブはONJQで。予約をけっこう早めにしたつもりだったので、らくらく座れるつもりで参上。
ところがおもいっきりスタンディング・・・くーたびれました。
立ちっぱなしだとしんどいので、アップの曲(Straight Up and Downとか、Gazzelloniとか)では、なるたけ踊ってました。
それでも足が棒・・・うぐう。明日から仕事だというのに。
とりあえず足を、暖かくして寝ます。

あ、ちなみに今夜のゲストは伊東篤宏:Optronでした。目をやられるのを避けるためか、水谷浩章はしょっぱなから体ごと光を見ずに演奏。"Song for Che〜Reducing Agent"ではラスト、オプトロンとドラムのデュオだったが、ウッドベースに突っ伏して光を避けてる様子が、なんだか面白かった。

途中までじっくり光を見つめてた大友良英も、最後は目を手で覆ってる。しかし伊東篤宏はずっと光源を見つめたまま。毎回思うが、どういう目をしてるのかなあ。

感想は改めて書く(予定)。後半セットは芳垣安洋がすごく奔放に活躍。すごく刺激的だった。自由なリズムを水谷浩章ががっしり支え、素晴らしいひととき。

ああ、座って聴きたかった。"Out to lunch"もスタンディングだったし、前にがぶるさんらと行ったONJQも激混み。どうもぼくは、このバンドを据わってゆっくり聴ける巡り会わせがないようだ。
2006年12月25日 00時20分12秒
たぶらうざ。
IE7を導入しました。タブ・ブラウザ、使ってみたくって。
すでに別ソフトで可能なの知ってたが、どうもインストールがめんどくさく・・・。

でもどっちみちIEつかうなら、一気にアップグレードしちまえっと、今回インストールを行うことに。あと、セキュリティ強化実施なふれこみも、踏み切ったひとつ。
使用バージョンは7.0.5730.11。まめにwindows updateしてるが、今のところ最新版みたい。

今までも調べるときは、どんどん別窓にしてた。だからタブ化は歓迎。とはいえ、使い方勉強してません。試行錯誤のみ。細かい機能もあるみたいだけど、使えず。うう。

タブをいっぺんに消す方法知りたい。一個ずつ消すのが面倒・・・。タブの位置もずらしたいな。が画面下がいい。慣れてきたけど、いちいちカーソルを上に持っていくのが馴染まなくって。

"クイック・タブ"(複数タブを縮小して、一画面に一気表示)が面白そうで、導入直後に試してみた。しかしこれ、多くのタブを表示させてると、処理が非常に重い。
もっと軽くならんか。山のようなタブを立ち上げてしまい、必要な画面がどれかをさくっと探すときに使いたいよ。

危険なのが「お気に入り」から立ち上げるとき。
ブックマークを選択すると、右に矢印が出る。その矢印をクリックすると、新たなタブで立ち上がる仕組み。
これが、フォルダに対しても出るんだよ。

最初、わけがわからずフォルダの別タブをボタンを押してしまった。
どどどどっと、そのフォルダに入ってた10サイトくらいが一気に立ち上がるはめに。
ブラクラかと思った・・・"クイック・タブ"は鬼のように重くなるし。往生したよ。

再現性あるかと、今もういちど、同じことをやってみた。
・・・また、山のようにタブが立ち上がった・・・おもい・・・。

今夜のBGM:miya"mirage"(2004)
 水谷浩章がプロデュースしたフルート奏者、miyaの1st"Globe in motion"に収録。滑らかなフルートを聴かせる。
 これはコンボ編成の録音で、ベースが水谷。そしてドラムが外山明、ギターが今堀恒雄、トロンボーンが松本治のティポグラフィカ勢。さらにチェロで四家卯大が加わった、大変豪華な編成の曲。

 そっとギターが爪弾かれ、ボーンとチェロによる包み込みがべらぼうに心地よい。水谷アレンジ特有の、甘い響きだ。
 ベースとギターを芯に、ドラムは奔放なリズムを撒く。
 なるたけ大きい音で聴きたい。小さな音でも良いけれど、音量大きいとふりそそぐ音楽の柔らかな優しさがじわっとくるんだ。
2006年12月22日 21時50分54秒
ほふ。
今日は仕事やすみ。家でちょっと仕事するけれど、とにかく会社には行かない。のんびりするぞー。
こういう日に限って、外はどんより曇り空。雨降りそう。家でおとなしく音楽をを聴いてようかなあ。

年末は面白そうなライブが目白押し。イブも激しく迷ったのですが、ピットインのONJQへ行くことにした。カルテット編成の初ライブ。また混むんだろうなあ。
"大友良英(g) 津上研太(sax) 水谷浩章(b)芳垣安洋(ds,tp)+(ゲストあるかも)"の告知だった。

http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20061221

写真を見ると、クインテット時代の写真を使ってる。もしかして、ゲストって写真に写ってる菊地成孔?深い意味もたせずに当時の写真を使ってる可能性あるけれど。

今日のBGM:Roy Orbison"Good night"(1965)
 爽やかさを演出するため、オービスンを。全米21位のヒットらしい。あんまりこれまで聴いたことなかった。
 甘いストリングスに包まれた歌声が、やっぱり気持ちいい。
2006年12月22日 08時03分20秒
ばさばさ読め。
本田直之「レバレッジ・リーディング」(単行本:2006:東洋経済新報社)を読む。

副題は"100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ"。著者は年に400冊ほどのビジネス書を読み、自己投資と位置づける。出来る人ほど本を読む、が持論のようだ。
ふだんはこういうビジネス書って、わざわざ買わない。好きなんだけどね。速読してしまうもんで、もったいないのよ。

本書も30分くらいで速読。文章自体は繰り返しが多く、猛烈な勢いで読み飛ばした。著者として、こう読まれることに満足感を覚えるんだろうか。

本書は"多読=自分への投資"と位置づけ、ビジネス書の多読・速読を薦める本。基本的には同意する。飽きっぽいので、一冊をじっくり読むよりは多読派なもので。

ポイントを抜書き(本書ではPCへ入力、プリントアウト)して持ち歩き、身につくまでエッセンスを繰り返し読み返す。そして自分の中へ取り込む手法が、印象に残った。
いくつかこの手の本を読んだが、メモを取るまででおわり、その後の方法論を薦める本って読んだことなかったもので。

「たくさんの冊数を読むことも大事ですが、たくさん実行することのほうが大事です。とにかく行動して、試して欲しいと思います」
さて、試してみるか。

ビジネス書の書評利用として、メルマガを薦めてた。そのひとつ、「毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン」に登録してみる。
http://www.mag2.com/m/0000135008.html
発信者は元アマゾンのカリスマバイヤーだそう。バイヤーにもカリスマがいるのか。

果たして、ぼくはこれをきちんと読むかな〜。メルマガってめんどくさく、つい捨ててしまうのです。

今夜のBGM:KIKI BAND"IZUMOYA"(2002)
 先日ライブでグレート金時のサックスを聴き、無性に梅津和時が聞きたくなった。これは3rd"Land Dizzy"に収録。イントロは無伴奏で朗々とアルト・サックスが響く。

 楽器の音域から、凄みというよりも、切ない風景がスケール大きく広がる。
 このあとに続く鬼怒無月のエレキギターも重量あっていいなあ。新井田のドラムはちょっと引きずりぎみに。そして早川のベースが豪腕で地を這う。
 テーマのフレーズの最後で、きゅいぃんと音が伸びるところが特にしみる。

 ライブ聴きたいなあ。そういやKIKI BANDもずいぶん見てないな。うー。
2006年12月21日 22時59分13秒
がしゃん。
Phishのトレイ・アナスタシオが12/15に、NYで逮捕。朝にネットをチェックして知った。
容疑はDWI。DWIってなんだ。辞書を引く。どうやら酒酔い運転の意味。ほっ。やばい薬じゃないのね。
DWI="driving while intoxicated"の略だそう。勉強になった。

・・・と、日記を終わらせるつもりで、さらに読み進む。"薬物の影響疑惑で逮捕。車中からHydrocodoneやPercocet、Xanaxが発見された"とある。なんだこの薬は?
さらに検索。日本語の情報が出てこない。どうやら抗不安剤や鎮痛剤、抗睡眠剤の一種らしい。

よくわからんな。DWIってのは酒だけじゃなさそう。上の薬は非合法じゃなく、処方箋で入手できるレベルのようだ。トレイは他人の薬を持ってたらしいが。

つまりラリパッパでつかまったのは確実。しかしヘロインみたいな麻薬中毒じゃなさそうってこと?

"pharmacy's worth of prescription drugs"ってのも良くわからない。「薬局の処方薬」とさらっと理解すればいいのか。"worth"にもっと深い意味があるのか。"過剰じゃない"とか"処方されてしかるべき"とか。

朝から何で、こんなことを延々と検索してるのやら。

ちなみに原文はこちら

今日のBGM:Guided by Voices"Glad girls"(2001)
 愛しのGbVのレパートリーのなかで、とりわけ好きな曲のひとつ。アルバム"ISOLATION DRILLS"に収録され、第二弾シングルにもなった。ロブ・スキナフにプロデュースをまかせ、TVTからリリース。
 GbVにして作りこまれた時代ながら、肉体感も残した好盤だと思う。
 今はGbVのベスト盤"Human amusements at hourly rates"で聴いている。

 3つのメロディを組み合わせ、繰り返すのみ。なのに、すっごく爽快なロックンロールに仕上げた。ところがさりげなく、ボーカルの録音が凝っている。
 頭の"He-Hey, glad girls♪"ではダブル・トラックでスピーディな効果を出した。滑らかな録音。
 次ぐメロディの"There will be no 〜♪"あたりは、ブレス感を盛り込み生々しさを。さらに"passes though me"あたりは、おそらく別録り。硬質にかませ、歌の流れにメリハリをつけた。
 大サビ前で透き通るように舞い上がる、ファルセットの響きもカッコいい。

 ロバートがここまで凝った演出をしたとは思いづらい。彼の作風からして。歌いっぱなしで録音、終わりじゃないかな。オーバー・プロデュースは好きじゃない。しかしこの曲は、丁寧なプロダクションが素晴らしい。
2006年12月17日 11時13分40秒
ずるり。
夜中に外をうろうろ。家を出たときには「今日は暖かいじゃん」とたかをくくってた。ところが歩いてるうちに、ずんどこ足元が寒くなる。冬を甘く見てたな。

最近はスーツのとき、ズボン下が欠かせません。あったかいんだもん。
今日はジーパン姿。とうぜん、ズボン下なんぞはいてません。・・・うーむ、腿の耐寒機能が低下したのだろうか。

今夜のBGM:ムーンライダーズ"くれない埠頭"(1982)
 "青空百景"に収録。"マニア・マニエラ"の販売中止が決定された一週間後に作られたアルバムで、ムーンライダーズの創作力がぐいぐい溢れる一枚。しとやかでセンチメンタルなニュー・ウェーブが楽しめる。"青空のマリー"もいい。ぼくは"真夜中の王子"や"二十世紀鋼鉄の男"も好き。
 本盤は後追いで聴いた。96年に出た"コンプリート・コレクション vol.2"にて。"マニア・マニエラ"から"A.O.R."までがぶちこまれたボックスにて。

 "くれない埠頭"はアルバム"青空百景"B面最後に置かれた、鈴木博文の曲。ムーン・ライダーズの代表曲のひとつ、と言っていいのかな?
 わずかなギター以外、おそらくシンセと打ち込みだけで録音された。バンド・サウンドとは乖離あるが、それでも一体感を感じるのは群唱ではないか。
 テーマの群唱によるリフレインのイントロから、さみしげなボーカルが平歌をつむぐ。"ハ〜イウェ〜イ♪"とか細い声の振り絞りがしみた。

 平歌は進行につれ、次第にダブル・ボーカルから、声部が重なり厚みを増す。このアレンジがいとおしい。
 クライマックスではムーンライダーズ特有の群唱が頼もしくプラスティックに響いた。エコーをふやし、幾度も幾度も声が続く。
2006年12月17日 01時06分07秒