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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

からから。
金曜日♪金曜日ったら金曜日♪やっとこさ週末です。今週は仕事もばたばた、接待もぼろぼろで時間まったくなし。昨日書く余裕無く、朝っぱらから書いてます。
CD聴きたい。本読みたい。ライブ行きたい。今日はライブ行けるだろうか・・・がんばろ。

こういうときに音楽楽しむには、移動中にi-podを使いこなさねば。というわけでムック「iPOD for コレクターズ5.5G」を買う。「2万曲じゃたんねえよ!!もっと音楽を!!i-podにブチ込みたい」ってあおり文句に惹かれた。

結論。うーむ。この本の内容は、ぼくのベクトルとは違うようだ。アートワークやYou-Tubeの落とし方、Soulseekなどをつかったライブ音源の落とし方は参考になる。でも、なんか違う。
ぼくがi-podに求めてるのはなんだろう。音質か?入ってる音楽ファイルの管理方法か?電池の持たせ方か?うーん。考えこんでしまった。結論はまだ無い。

おっと、もうこんな時間だ。仕事仕事。行ってきまーす。

今日のBGM:Uri Caine"Harshiel"(2006)
 TZADIKの"Moloch"に収録。ジョン・ゾーンのマサダ関連2ndステージ、"The Book of Angels"シリーズより。2004年にジョンが300曲以上もマサダ用に作曲、メンバーやアンサンブルを変えてリリースしているシリーズの第6弾にあたる。

 今ちょうど流れてる曲がこれ。ぱらぱらときれいに音が広がる。ピアノ一台でマサダってどんなだろ、と興味しんしんだった。クレジットから推察するに、スタインウエイを準備して、きっちりと音質を意識した録音らしい。崇高さを狙ったか。
 ホンキートンクなピアノにて、ぐっと汚れた響きの録音も聞いてみたいな。ぼくの趣味としては。
2006年12月15日 07時35分08秒
すぽっ。
アドビのアクロバット・リーダ8とフラッシュの9をインストール。なんでも、これまでのバージョンはセキュリティ脆弱性があったとか。
とりあえずアドビのサイトでダウンロード方法を探す。良くわかんないまま、あれこれいじってるうちにダウンロード完了。ほんとにうまくいってるんだろか。

10年前はインストールって、専門知識要る職人芸ってイメージあった。今はわかんないままでも、インストーラの表示にしたがってグチャグチャやってたら、いつのまにか出来上がってる。

便利っちゃ便利だが、ブラックボックス化されてる不安も。・・・きちんと勉強すりゃ、ブラックボックスにならないが、そういう複雑な議論は後回しの方向で。

今夜のBGM:Vertige"Dekiai_Blind love"(2002)
 坂本昌己(p)と高木幹晴(ds)の双頭ユニットがVertige。これは彼らの1st"溺愛"に収録。まだ活動してるのかな?二人の音楽は、本盤で初めて聴いた。ゲストが加藤祟之(g)と是安則克(b)。2002年3月に吉祥寺「GoldenBat」での演奏を収録した。
 素晴らしくロマンティックなアルバム。高音の響きがたまらない。バラード中心に収録したそうで、これは1曲目。坂本のオリジナル。

 ぽろぽろと零れ落ちるピアノの旋律が、ギターと軽やかに絡む。音数は多いが過剰感は無い。むしろ今にも崩れそうな何かの表面で、繊細な瞬きを音の一つ一つが描写するかのよう。
 シンバルが静々と鳴り、ベースが懐深く広がる。とろけるような心地よさ。
 加藤のギターも冴えわたる。フリーに流れず、それでいてひねった空気を漂わす。
 足元が揺れて零れる中を、ふうわりと爪先立ちで駆ける。バラードでありながら、特にギターが疾走した。 
 小節感が希薄なドラミングが、幻想的な世界を現した。
2006年12月13日 00時00分33秒
どよーん。
今週もライブへ行けず。木曜こそ。金曜こそ。狙ったライブあり、ちゃくちゃくと仕事を片付けていた。ところが、こんなときに限って仕事が揉める・・・毎晩11時くらいまで時間かかってしまう。とほー。
今朝は早起きして、がしがし音楽聴く予定がかなわず。いつの間にか目覚ましを叩き消し、がーがー寝てました。今夜こそ。

下北沢へCAUCUSや獏のライブを聴きに行く予定。楽しみ。

今日のBGM:The Beach Boys"Their hearts were full of spring"(1961)
 外は雨模様。爽やか気分を狙ってビーチ・ボーイズを。
 今は"Good vibrations"BOXで発掘された、62年4月に録音のデモ・バージョンを聴いている。フォー・フレッシュメンのカバー。リバーブをどっぷり効かせ、じんわりとハーモニーがたゆたう。声は張らず、置くように。活きのいいロックン・ロールより滑らかなコーラスな曲のほうが、今の天気に似合うかも。

 ブライアンが才能を開花させるのには、あと数年を待つ必要あった。まずは夏と海にぴったりな、せわしないサーフ・ロックの世界へビーチ・ボーイズは進む。若さの観点からも、ポップ・ミュージックの勢いからも、この路線はしっくりなじむ。

 改めてこの曲を聴きながら。「もしデビュー当時から、しっとりしたジャズ・ボーカル路線へ。もしくはトリッキーなハーモニーを強調した、ダンディで浮遊感ある世界を攻めたら。いったいどうなっていたろう」と考える。初期のさまざまなスロー/ミディアムの名曲、"Surfer girl","In my room",Don't worry baby","The warmth of the sun"で埋め尽くされ、さらにバラードで描かれた"I get around","Fun,fun,fun",や"409"。さらにチャック・ベリー・タイプのジャズ・バラード。どんなんや。
 ふと、夢想してみる。そんなLPあったら、聴いてて気持ちいいだろうな。
2006年12月09日 12時20分19秒
ぴゅー。
みなさん、走ってますか。なんだかばたばたな毎日。仕事がらみの酒びたりと出張予定が重なり、手帳がびっしり。今月はろくにライブへ行けなさそう。落ち着くのはいつのことやら。
唐突に仕事の呑み予定がキャンセルになる。一日、あいたぞ。ライブ、行こうかなー。

12月や1月、あちこちのライブハウスのスケジュールが更新された。見たいのいっぱい。既に何度も聞いてるミュージシャンのライブへ

も行きたいが、まだ未体験のミュージシャンも聴いてみたい。欲望は果てしない。

とりあえず電車に乗ってるときにi-podで、メルツバウを聴いてみる。轟音で。
密閉式のイヤホン使ってるから、あんまり音が洩れないはず。

そしたら隣の人から「うるさい」と言われてしまう。うーむ。

今夜のBGM:Spanky & Our Gang"Sunday will never be the same"(1967)
 スパンキー&アワ・ギャングの名前や音楽を聞いたのは、たぶん10数年前の新春放談にて。萩原健太が司会で、大滝詠一/山下達郎を呼んだとき。なんかのきっかけで、達郎がスパンキーの名前を出した。とたんに萩原が「番組で"Lazy day"をかけたことありますよ」と応える。すかさず大滝は「"Sunday will never be the same"は?」と合いの手。ちなみに結局そのときは"Like to get know you"をかけたんじゃないかな。
 「すっと曲名がでるんだ。すげーなー。ああいう大人になりたいなー。」
 と思ったのが、たしか高校か大学の頃・・・だった気がする。

 この歳になって、そんな大人になれてる自信は無い。むしろ歳を重ねるごとに、記憶力が砂時計のようにだだ洩れになっている。
 今日、次々に色んなミュージシャンの名前が飛び交う、音楽の話で盛り上がってるのを横で伺いながら。うーん、記憶力が欲しい、と改めて思ってました。

 さて。スパンキー&アワ・ギャングは60年後半に活動したコーラス・ポップス・バンド。といっても、レコードは実際に演奏してるのかな?ドラムの感じから、ハル・ブレインらレッキング・クルーが弾いてる気もする。ちなみにプロデュースはジェリー・ロス。
 ライナーによればこれはデビュー曲で、全米9位までヒットしたそう。1stアルバム"Spanky & Our Gang"に収録。

 イントロの洗練された涼しげなハーモニーからいきなり心地よい。ほんのりジャジーな弾むメロディを、かっちりしたドラムが後押しする。サビの"Sa〜me♪"と歌い上げる箇所の和音がすごく好き。こういう和音を「*のコードでテンションが**!」ってわかる耳が欲しいなあ。
2006年12月05日 22時46分21秒
きゅー。
自転車のチェーンがキコキコいう。油なくなったせいだろうな、と先週にクレ55(だっけ?)を思い切り吹きかけておいた。自転車に乗るのは、めっきり週末のみ。がしがしとペダルを踏んで出かける。まだちょっと音がする。ベアリングがいかれているようだ。
「しょうがないなー」
ぼおっとしながら、横断歩道の前に止まろうとブレーキかける。

・・・一気に目が覚めた。ブレーキ、効かねえ!危なく車道に飛び出すとこでした。
どうやらブレーキにも油差してしまったらしい。やれやれ。

ブレーキ踏みながら自転車をこぐ。じわっとブレーキが効いてきた。金属ケースの中に包まれて仕組みがわからない。ゴムパッドでブレーキ利かせてるのかな。ディスクじゃなさそう。
ぎゅっとブレーキかけたら、油がじわじわとゴムから滲んでる光景を想像する。来週には、ちょっとはブレーキがマシに復活してるといいな。
ブレーキ交換なんて金をかけたくないし。

今夜のBGM:Caetano e Gil"Wait until tomorrow"(1993)
  "Tropicalia 2"に収録。カエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジルのデュオ盤。(64758087)ってマトリクス番号ある。ブラジル盤はたいがい、曲毎に番号振ってある。これ、なんの番号だろう。著作権登録番号だろうか。
 曲はジミヘンのカバー。イントロのギター・リフはアコギ。ラテン風味でからっと軽快にアレンジされ、ボーカルも爽快。ぱしゃぱしゃなリズムの音色や深いエコーが時代を感じるなあ。
 賑やかにハモる箇所の響きが好き。こうして聴くと、ジミヘンもポップスだなあ。語り継ぐようなあたりはラップの要素も。面白いテイクだ。ベースがアグレッシブに動いてくれたら、もっとかっこよさ増したのでは。
2006年12月02日 21時49分02秒
るらー♪
情報は自分で集めたい。なるたけお仕着せはいや。そんな方針で今まですごしてきた。

アマゾンを見てたら、12月発送分に「Amazon.co.jp SHOPPING GUIDE “Have Fun![ハブ ファン!]”」なる小冊子(?)が同梱とある。やだなー。そんな宣伝費かけなくていいから、安くして欲しいぞ。

いったいどんなのが乗ってるんだ、とサイトの音楽欄を見てみる。ふっと目が留まったのが、"i (ai)"。オフコースの2枚組ベスト盤です。
洋楽を聴くように、あえて意識付けしてた中学生でしたが、何曲かはそりゃ知ってます。図書館や友&愛でLP借りました。
メロディも覚えてます。キーが高くて歌えませんが。

アマゾンのレビューでは「小田和正、偏重。鈴木康博はどうした」とぼろぼろに言われてるが。曲目見たら聴きたくなっちゃった。しかしなー。買うほどでもないんだよなー、としばらく考える。

そうか、この程度な購買欲の音楽を、i-tunesで落とせばいいのか。

お仕着せ宣伝は好みじゃありませんが、つい購買欲をそそられたひとときでした。

せっかくなので曲目を書いておきましょう。久しぶりにオフコース聞いてみたいなー。

"i (ai)":オフコース

ディスク:1
1. 愛を止めないで 2. Yes-No
3. 言葉にできない 4. 秋の気配
5. さよなら 6. めぐる季節
7. 水曜日の午後 8. 僕の贈りもの
9. 別れの情景(2)-もう歌は作れない-
10. 愛の唄 11. 眠れぬ夜
12. 夏の終り 13. 風に吹かれて
14. 思いのままに 15. 私の願い
16. 心はなれて

ディスク:2
1. 僕等の時代 2. YES-YES-YES
3. 時に愛は 4. 愛の中へ
5. 哀しいくらい 6. せつなくて
7. 一億の夜を越えて 8. いくつもの星の下で
9. Christmas Days 10. I LOVE YOU
11. 君が、嘘を、ついた 12. 夏の日
13. 緑の日々 14. 君の倖せを祈れない
15. 君住む街へ 16. 生まれ来る子供たちのために

今夜のBGM:泉谷しげる"デトロイト・ポーカー"(1978)
 ニューミュージックってなんか持ってたかなー、と考えて取り出した一枚。ロックですが、いいよね。傑作"'80のバラッド"に収録のほうで聴いている。
 泉谷しげるに興味持ったのは"4 spirits"って漫画だった。この話は長くなるので割愛。
 とにかくCDを買って、役者ってイメージあった彼への印象ががらりと変わった。詩人の側面と、シャウトする声質にしびれたよ。この盤は何度も聴いた。サウンド的にはポンタやチャボと組んだ、Loserのほうが好みだけど。

 "青い奴らが手引きする/赤い街のゴミになる気かよ"って歌詞を鮮烈に感じた。抽象的で不条理なイメージが頭に浮かんでね。
 バックはスタジオ・ミュージシャンだが、マスタリングか録音そのものか、なんだか軽い音像に仕上がってるのが惜しい。きっちりリマスターして低音ぶっこんだら、かっこよさが増すかな?
 泉谷のシャウトだけは、青白く吼える。エンディングでサックスとボーカルがもっと渡り合って欲しかった。
2006年12月01日 23時59分07秒