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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

ぺいぱる。
ネットを見てたら、アメリカのミュージシャンでネット通販オンリーのCDあり。注文しましたよ、さっそく。
支払い方法がpaypalなため、日本語の紹介サイト見ながらさくさくと登録。あっさり支払いまで至ってなにより。あとは現品の到着を待つのみです。

paypalの存在は前から知ってたが、めんどくさそうで敬遠してた。オークションを利用しないから、必然ないし。

しかしCDのためには仕方ない。・・・物欲に、あっさり負けました。

今夜のBGM:渋谷毅オーケストラ"Sonnet for sister kate"(2003)
 出張中にi-podで聴いてて、めっちゃ気持ちよかった。一番新しいアルバム"ずっと西荻"に収録。エリントンのカバーです。といっても、オリジナルは聴いたことないが。
 けだるげな松本治のトロンボーンを基調に、ホーン隊がじわじわとテーマを奏でる。中間部のピアノ・ソロが格別。渋谷毅はどうやってこんなにロマンティックでツヤと憂いを含んだピアノを弾けるんだろう。
 おもむろに後ろから、ホーンのリフがかぶってくる。とっても美しい、ジャズ。
2006年11月15日 00時30分24秒
ほよほよ。
ふいー。月曜が終わり。今週はばたばた。がんばらねば。
今しがた帰ってきました。ということで、昨日のうちに書き溜めてたBGMのテキストをアップします。
これ、どのへんが日記なんだろう。

ちなみに実際は今、エジプト音楽のCDを聴いております。

・・・ああ、余計なこと書かなきゃ、書き溜め日記だってわかんないのにー。

今夜のBGM:Jim staley"Pheasant Colony"(1987)
 アルバム"Mumbo Jumbo"に収録。CDの発売は93年だが、元は87年にリリースの2枚組から再編集したという。
 NYの前衛ミュージシャン支援協会(?)なRouletteを主催している、トロンボニストのジム・スタイリーによるフリー・セッション盤だ。NYの前衛ミュージシャンが8人集合し、ジムを囲んで4組のトリオを組む企画。
 
 これはサム・ベネット(per)、セリー・ハーシュ(vo)とによる即興。完全フリーだとは思うが、妙な構築感あり。ミニマルなパルスをサムが提示し、早口のつぶやきでセリーがかぶる。トロンボーンはベルにミュートをあてつつ吹いているのか。箇所によってはダビングしたようなふくらみも。
 
 あまりに淡々と即興が続き、正直CDではつらい。ライブを見てたら、印象違うと思うが。ところがBGMにしてたら、ふっとこの曲が耳へ届いた。
 静謐ながらランダム性を持ち、なおかつスリルも兼ね備えたサムのビートが、一味違ったインプロに仕上げてる。

 スピーディさでは、続くビル・フリゼール/イクエ・モリ/ジム・スタイリーのトリオ曲も良い。しかしこっちのドラムは打ち込み。生演奏のサムに軍配を上げたしだい。
 録音は86年にニューヨークのスタジオにて。もう20年も前なのか。早いなあ。
2006年11月13日 23時45分01秒
ぐぐぐ。
ぐー。
土曜は思い切り朝寝坊。目覚ましかけずに寝たら、11時に目が覚めて驚いた。
さらに飯食べて、寝る。3時頃まで寝て、ライブ感想の下書き書き。んで、ライブへ。
帰ったら、いつの間にか転寝。目が覚めたら夜中の3時。

うーん、なんにも建設的なことをやってない。
今日はどうしよう。また居眠りしまくろうかな。来週に向けての体力回復、を言い訳にして。

今日のBGM:Elton John"Blues for my baby and me"(1973)
 Gyaoでエルトンの"グッバイ・イエロー・ブリック・ロード"メイキング番組をやっていて、何の気なしに見る。途中で飽きて見るのやめたが、エルトンが聞きたくなって、棚から引っ張り出した。
 これは"グッバイ〜"の前夜、上り調子な"ピアニストを撃つな"に収録。
 
 ピアノのつぶやくようなイントロから始まるが、エンディングはすっかり豪華だ。もちろん歌詞はトーピンで、アレンジはバックマクスターがつとめてる。
 抑えたエルトンの歌声が心地よい。ゆったりしたメロディが美しいだけにストリングスも無しの、せいぜいコンボ編成でさらっとした演奏も聴いてみたい。
 "Said,honey"ってさりげない箇所が、特に好き。
2006年11月12日 09時16分24秒
げほん。ずるん。
鼻がずるずる。風邪かなー。今日の打合せ相手が大風邪引いてて、目の前で咳きしまくり。ビールスがー。ウイルスがー。うつるまいぞ、うつるまいぞ。

今日はとっとと仕事終わらせてなってるへ行く予定だった。ところが仕事が揉めて遅くなる。くー。ライブ行きたいなー。明日こそは。

今夜のBGM:The Beach Boys"Don't talk(put your head on my shoulder)"(1965)
 40周年記念盤が出た"Pet Sounds"に収録。これをビーチ・ボーイズの盤っていうのに、なんか抵抗ある。ブライアンのソロでいいじゃん。
 高校の頃か。なんだかわけわからず、それでも聴いていた。なんだか気持ちよくって。これが愛聴盤になったのも、高校だったか、大学だったか。とにかく大好きな盤の一枚。
 とはいえすっかり棚に差したまま。久しぶりに聴きかえす。

 もともとぼくはアメリカのポップスばかり聴いてきた。ジャズをメインに聴き出したのはここ数年。当時はうんちくを頭にいろいろ仕込んでた気がする。すっかり忘れてしまったが。
 今聞いてるのは、"ペット・サウンズ"のボックス、Disc4のオリジナル・モノmix盤で。これまで聴いた回数は、最初に買ったLPの擬似ステが多いだろう。だけどモノでこいつは聴きたい。やっぱり、ね。ステレオmixにはあんまり興味わかない。
 後半のストリングスの切なさは、何回聴いても良い。やっぱ一番好きなのは、ブライアンがファルセットを伸ばすとこだけども。
2006年11月08日 23時36分46秒
ぶくろぐ。
出張から帰ってきました。持って行った本は読みきれず。電池切れを危惧して、ちびちび聴いてたi-podも電池残量はたっぷり。
仕事で使いつつ、内臓のコラムスをやりまくった携帯のみ、きっちり電池を使い切りましたとさ。

さて。しばらく前の日記で触れたブクログ。とりあえず20冊ほど読了した本をアップした。そこそこ格好つきそうなので、URLを書いておきます。
http://booklog.jp/users/tel1234

やっぱり本棚表示させるのが楽しい。読んだー、って実感ある。しかし古い本だと、表紙が表示されないのがつまらんなー。ここんとこ本を読みたい気分なので、ちびちびと更新していきます。
興味もたれたらタイトルをクリックすると、アマゾンへのリンクが出来ます。アフリエイトID持ってたら、小遣い稼ぎを狙うんだが・・・めんどくさくてID登録してないままです。やれやれ。

しかしこれ、登録者のメール表示されないのがいまいち。プライバシー保護だと思うが、感想読んで共感や反論持ったとしても、連絡取るすべないじゃない。もともとそういう書評サイトを狙ってなさそうだが。

今夜のBGM:Lajkó Félix"Szökött ősz"(2001)
 このところ気になっているハンガリーのジャズ・バイオリン奏者、ライコー・フェーリクス。2002年に発売な彼のコンピ盤"Félix"に収録。彼のオフィシャルHPはここ。なんと日本のファンサイトまであった。。1974年生まれだというから、今年32歳か。脂の乗った年頃だ。

 彼の名前を知ったのは、何の気なしにミハーイ・ドレーシュ(sax)のアルバムを聴いたとき。ハンガリー音楽を消化したうえで、歌心のある滑らかなアドリブ使いのソロに耳が行った。奇しくも本盤が彼のデビューCDらしいが。
 意気込んであれこれ検索。ところが彼はほとんど邦盤が出てない。アマゾンでも手に入らない。ハンガリーあたりのCDショップを狙わないとだめみたい。
 ちなみに本盤は珍しく日本盤が出ている。

 この曲は"Runaway autumn"という意味らしい。力強いピチカート(?)のリフレインに載って、美しく鋭く、ライコーはメロディをつむぐ。そしてテーマの最終部でオーケストラが入り、カウンター・メロディとともに一気に優雅で雄大に雪崩れる凄みが素晴らしく良かった。今日の帰りは、ずっとリピートさせて聴いていた。
 軋むほど鋭く弦を鳴らす一方で、アドリブは滑らかな旋律もたやすく操る。すごく興味深い音使いだ。もっと彼の音楽を聴いてみたい。
2006年11月07日 22時19分38秒
かちかち。
今使ってるPCはまだ買って数ヶ月。やっとこさ、キーボード配列が慣れてきたかな、というところ。前に使ってたタイプとCtrlキーの場所が違うので、ショートカットを打つときにやりづらいのです。

ところが。今度はマウスの右クリックも効き辛くなった。まったく右クリックメニューが出なかったり、2・3度押さないとだめだったり。早くもPC調子悪いの?やだな。右クリック不調になるようなウィルス感染をネットで検索してみたが、これといったものは無し。なんだろな。不便だ。

しかしいつのまにか、右クリックを使ってた自分に気づく。右クリック使うようになったのはwin95以降だっけ?すでにそれすら覚えてないが・・・・。

ふっと思い当たる。もしかして、マウスの接触不良だろうか。しかし買いなおすにも、今日は夕方から出張です。買いに行けるのは、来週末かなあ。

今夜のBGM:BusRatch & 大友良英"Smog City"(2006)
 京都が活動の拠点と思しきターンテーブル・デュオ、バスラッチと大友良英のデュオ"Time Magic city"より。03年に京都での即興レコーディングを、バスラッチが再構築したそう。
 ターンテーブルをアナログ盤の再生装置ではなく、楽器として使うライブはあまり見た記憶がない。この盤でも多彩な電子音(といえばいいのか)が引き出されている。どうやって演奏してるのかな。

 この曲ではイントロに偶発的なインダストリアル・ノイズめいた音は、いったん寂しげにたちつくす。そして猛然と低音をまとい、びりびりと空気を吹き荒ばす。スピーカーからの極低音が体へまとわりつくようだ。音を出すだけでなく、物語性をきっちり構築したセンスも素晴らしい。
2006年11月05日 11時14分02秒
へたりへたり。
鼻風邪、治まらず。ティッシュを使ってると鼻の下がひりひり。主にハンカチで押さえてみる。やっぱり鼻の下がひりひり。皮膚が弱いんだろうな。こんなとこ鍛えたくもないが。

仕事がちょっとばたつき、ここ数日は帰ると転寝から熟睡に至ってしまった。一週間くらい、ライブ行ってないなあ。
帰宅の電車も、主に漫画を読んでしまう。かばんの中にはi-podも文庫本も入れてるのに。おもたいよー。

家に着くとふと、なんもしないで5分くらいぼんやり。めずらしい。普段は一秒一分を惜しんで、音楽聴いたり本読んだりしてる。
濃密に音楽や情報を吸収するのも贅沢だろう。しかし、ぼんやり数分間を過ごすのも贅沢だな、としみじみ。

「何分くらい、こうしてたろう。5分くらい?」
と、つい時計を確かめてしまう貧乏性は抜けてません。

来週頭の出張に向けて、図書館へ行った。薄くて濃密な本はないか、と哲学のコーナーへ。プラトンとか「善の研究」とか。はたまたジャンルを変えて「資本論」とか。とりあえず手にとってぱらぱら。
・・・すまん、読む気が起こらん。

前に古本屋で買って読んでない文庫本を数冊、出張移動中の友に持っていくことにします。

今夜のBGM:Jim O'Rourke"I'm happy"(2001)
 メゴからリリースされた"I'm happy,and I'm singing,and a 1,2,3,4"に収録。久々に聴き返したら、とても気に入った。きらびやかなアンビエント・テクノだ。昨日からずっと、こればっかり聴いている。
 クレジットがほとんどない。3曲入りで、97年から99年にNY,大阪、東京でのライブ音源らしい。曲順で録音場所を記載と推測するならば、これはNY音源。一曲目だからさ。

 パルス音をわずか変調させた不安定でつんのめるメロディがループのように漂う。次第にミックスされ、音像は複雑化。しかし轟音やビートで疾走はしない。足をぐっと地につけて、呟きつづけるような感じ。左右に漂う電子音は展開や発展を意識せず、ただ時間を経過させる。
 
 とはいえ根本の響きが面白く、聴いてて飽きない。ループさせるフレーズはそれぞれタイム感を変えてポリリズミックな場面もあった。
 低音から高音まで目配り効いた音世界構築のセンスが心地よい。どうやってライブで演奏したのかな。

 2分弱に左チャンネルで鳴る低音パルスを聴くたび、「ん?携帯メールが来たかな?」と思ってしまう。
2006年11月03日 13時10分16秒