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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

ふむふむ、ぺらり。
仕事で外出。通勤時間とあわせて、合計4時間の移動だった。
こんだけ時間あると、ハードカバーの一冊を読み終える。重たいけれど、持って行ってよかった。

来週は泊りがけの出張。ざっと見積もって二日間半のうち、往復で10時間あまりの移動。さらに寝る前の自由時間もある。
i-podの電池が持つのは6時間。あとは本で時間をすごさねば。さあて、何の本を持っていこう。

かばんは軽くしたいから、ハードカバーは避けたい。軽い文庫本では読み終わってしまう。数冊持っていって、読み捨てていくか。
はたまた難解な哲学書の文庫本でも持って、熟読するか。いや、これは飽きる危険がある。
すると英単語帳でも持って、勉強するか?いやいや、これは退屈しのぎにならんうえに時間つぶしにもならん。すると・・・仕事の準備を脇に置き、そんなことをぼんやり考えておりました。
まだ結論は出ておりません。週末に図書館行って考えるかな。

今夜のBGM:Sun-Ra"Advice to medics"(1956)
 なんとなくサン・ラーが聴きたくなった。RCAスタジオで録音した"Super-Sonic Jazz"に収録。アーケストラのメンバーは11人クレジットされている。全員が一時に参加してるかは不明。
 サン・ラーを聴いていてもどかしいのは、けだるい雰囲気が漂いがちなこと。けっこうアンサンブルにも気を使っているのに、ファンクに盛り上がらず。どんよりとジャズをやる。それが彼らの持ち味なのか。
 
 さて、この曲。たまたま今、流れている。サン・ラーのキーボード・ソロ。左手で淡々とリフを弾き、右手がきらびやかなアドリブを取る。当然、手弾き。でも当時打ち込みがあったら、たとえば細野晴臣のモナドにつながる、アンビエント・テクノの萌芽が見られる。
 むろん、サン・ラー特有のけだるげなグルーヴは左手が、執拗に繰り返す。わずか2分間の小品。どこまで"作曲"されてるんだろ。展開は物語性あるが、即興一発にも聴こえる・・・。
2006年10月31日 23時39分03秒
ずるり。
鼻かぜ〜。微熱〜。うーん、あきるのは予想以上に寒い。しっかり防寒していったが、聞いてる最中や帰りの電車で汗をかいたためだろうか。
どういう格好をしていても、風邪を引く宿命なのかもな。

ぶらりと寄った本屋で目に付いた、Groove誌秋号を読む。「DJのレコ棚が見たい!」って特集に惹かれて。うずたかく詰まれたレコードは確かに壮観。
しかし「なんのレコードを、どう整理してるか」ってとこに興味あるぼくとしては、いまいち物足りない。レコードの山見ても、うらやましくなるだけなんだよう。

「DJの基本=つなぎをマスター」って特集も面白く読む。基本は二つのBPMをきっちりあわせることだそう。むべなるかな。
「テンポなんてずれたっていいじゃん」とズボラなぼくは、DJになれぬと思い知りました。

部屋にDJセット置いて、聴きながらスイッチングして次々聴きつなぐ環境の構築が夢なんだよね。はたから見たとき、とっても寂しい光景だってのは、十二分にわかっておりますが。

今夜のBGM:菊地成孔"Can you X-ray m?"(2006)
 こないだ出た新譜"OST:パビリオン山椒魚"より。ライブで韜晦して言ってたっけ。
『「指一本でシンセのプリセット音源使って作ったろ?」と聴かれたら、「そのとおり」と応えます』

これはミニマル色強い、テクノ。指弾きだろうか。タイム感が妙に人間くさい。空白をたっぷり含み、エレピ音色の和音が静かにつぶやいてはつんのめり、また次へ歩を進める。
2006年10月30日 22時20分03秒
ほーほー。
アシモフの自伝を読んでいる。子供の頃、"ドク・サヴェジ"などを夢中で読んだそう。うわ、懐かしいシリーズ名だ。ハヤカワから数冊翻訳されたが、まったく売れず。読んだけど、ぼくも面白いとは思わなかった。
ところがアメリカでは100冊もの出版ある人気らしい。・・・今でも手に入るのかな。

著者:Kenneth Robesonか、"Doc Savage"にてアマゾンで検索すると、ずらっと出た。2冊合刷のペイパー・バックがアメリカで10年位前に色々でたみたいね。どれもちょっとプレミアついてるな。

面白くなり、ほかにも調べてみた。"ジェイムスン教授"はどうだ。これは面白かったぞ。作者:Neil R. Jonesで何冊か出てきた。米アマゾンのほうで。94セントとかで手に入る。安い。でも、アメリカからの送料考えると、結局高くつく。

ほかはどうだ。たとえば・・・アシモフのロボット関係の設定を踏まえ、ほかの作家が書いた作品群は。

まずRoger MacBride Allenの"Isaac Asimov's Caliban"シリーズ。ロボット刑事ものらしい。登場人物は違うようだが。
・・・ペイパーバックがヒットするが、プレミアがごっそり付いてる。

William F. Wuの"Isaac Asimov's Robots in Time"はどうだ。
・・・ペイパーバックが手に入りそう。
ちなみに邦訳「電脳惑星」シリーズとして、1円でヒットするのもあった。あらすじ見ると、ジュブナイルの冒険物っぽいなあ。気が乗らん。

いずれにせよ、容易に手に入りそうでうれしい。・・・買わないけどさ。英語だし。高いし。

今日のBGM(その1):The Beau Brummels"Laugh,Laugh"(1965)
 朝方、なんとなくAFNをBGMにした。オールディーズ番組やってたが、ほとんどDJなし。曲名はおろかミュージシャンもほとんど言わない。おかげで気になった曲も、聴き返すことが難しい。曲を知ってればいいんだけどさ。
 スティーリー・ダンやダスティ・スプリングフィールドもかかったが、曲名を思い出せず・・・。
 
 そんな1曲がこれ。久しぶりに聞いた。聴きかえそうと棚を探しながら、思いついたことも含めて上の日記を書いた。
 CDをばかばか買って、ほとんど処分しない理由はこの点に尽きる。今は聴かないかもしれない。でも、いつか聞きたくなるかもしれない。そんな時、すぐ手に取れるように。だからCDを買って溜める。そんな行動原理だった、と改めて思い出す。
 問題はいつ聴きたくなるかがわからないこと。・・・でも、今回は役に立ったもんね。へっへっへ。・・・と、3点リーダつきながら、自分を慰めてみる。
 
 さて、ボー・ブラメルズ。ワーナー初期のサイケ・バンドで、バーバンク一派としてヴァン・ダイク・パークスの絡んだバンドなイメージあった。ただし65年のブラメルズはオータムに在籍。製作はスライ・ストーンらしい。
 すなわちワーナーへ吸収される前のヒット曲。・・・ヒット、したんだよね?
 ライノの1991年発売コンピ"San Francisco nights"で聴いている。

 じっくり聴くとサイケっぽさはかなり希薄。切ないメロディとコード感が60年代サイケを連想するのかも。ハーモニカがふよふよと鳴るが、泥臭さは薄い。
 歌声は甘く、言葉を連ねるように。やがてハーモニーがふわっと乗る。
 そしてサビのど頭で、いぎたなく"Laugh,Laugh〜♪"っていぎたなく叫ぶアレンジが好き。
 今気づいた。この曲ってゾンビーズと似た、青白さもあるんだな。

今日のBGM(その2):Spinners"I'll be around"(1973)
 これもAFNでかかった曲。メロディは覚えてたが、ミュージシャンや曲名を思い出せず。たまたま喋ったDJの「スピナーズがなんとかかんとか・・・」ってのをきっかけに探した。
 探したってのもオーバーか。スピナーズを1枚しか持ってない。リリース時期もあいまいな、アトランティックからの10曲入りベスト盤のみ。その1曲目だったから。

 ミディアムの快調なソウル。作曲者のクレジットにトム・ベルの名前も。フィリー絡みのバンドでもあったんだ。知らんかった。
 イントロでギターがつぶやき、リズム・ギターが絡む。80年代の達郎っぽいアレンジが心地よい。
 ボーカルは快調に飛ばし、甘さも併せ持つ。ストリングスどっぷりのゴージャスなアレンジだが、いやみは無い。うねうねとベースが隙を埋め、メロディもバッチリ。いい曲だ。

 資料によるとモータウンからアトランティックへ移籍、フィラデルフィアで録音した最初のLPに収録。これは全米R&BNo.1になったそう。
 しかしスピナーズって1枚しか持ってなかったとは。盲点だ。もっと聴かねば。
2006年10月29日 09時34分13秒
ほいほい。
茅田俊一「フリー・メイスンとモーツァルト」(1997:講談社:新書)をぱぱっと流し読む。
フリー・メイスンの説明にたっぷりページをとり、なおかつモーツァルトの生涯まで語るから、内容が概論になったのは否めない。多数の参考資料を駆使して書いたのが良くわかる。

著者の意見がなかなか読み取りづらいが、おそらくポイントは「魔笛」(K620)だろう。

クラシック通のあいだでは「魔笛」がフリー・メイスンの儀式を意識した作曲なのは、当然らしい。
本書によれば「魔笛」初演時には興行師で台本作家のエマーヌエル・カネーダーが一般受けする台本を書いて、大喝采だったそう。
そしてモーツァルトは「何よりもぼくが嬉しいのは、静かな喝采なのだ」と手紙をしたためたという。

そこで筆者は推測する。モーツァルトの「魔笛」の狙いは、メイスンリーのために書いた劇であり、モーツァルトの望んだのは観客の大喝采ではなく、心あるメイスンたちのオペラの内容への静かな共感と、成功への祝福ではないか、と。
これが真実に近しいのか、クラシックに知識無いぼくには判断できないが。

さて、何でこの本について述べたかというと。まったく別の場所で、あるモーツァルトのエピソードに、強く惹かれたから。

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 1786年、モーツァルトは2曲のコーラス付きリート(K483、484)を作曲した。彼の所属したフリーメイスンのロッジ「慈善」が「新・戴冠した希望」へ統合された発足を祝って。

 ところがモーツァルトは演奏当日、頭痛と胃痙攣を理由に発足記念式典を欠席。なぜかこの2曲を「自作品目録」へも記載していないという。
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 ロッジの統合は前年、ヨーゼフ2世の勅令によるもの。メイスンの管理強化を意味する勅令を踏まえたモーツァルトが、公式と私的の狭間に置かれ、曲は作ったが欠席したのではないか、とかんぐりたくなる。

 こういう面白そうなエピソードを、メイスンへの葛藤を織り込んだ小節仕立てで濃く書いたら、とっても楽しく読むのにな。

今夜のBGM:Madhouse"Twelve"(1987)

 プリンスのレーベル、ペイズリー・パークからリリース。エリック・リーズ(sax)率いるインスト・バンド、マッドハウスの2nd"16"より。
 ぼくの好みは圧倒的に1st。オーストラ・シャネルらがクレジット(プリンスの変名、と当時噂された)、ぱっつんぱっつんのスネアが響くサウンドは、いかにもかっこよかった。

 2ndではドクター・フィンクやリーヴァイ・シーザーJRらがクレジットされ、いまいち毒気が抜けてる。そんななか、けっこう好きな曲がこれ。ラテン風味で浮かれたビートが漂う。手拍子が鳴り、かなりダビングされてそう。
 ぜんまい仕掛けのボール・ルームのような、妙に造り物っぽく、それでいてグルーヴはきっちり。そんな相反する要素が混在する、奇妙で面白い曲だと思う。
2006年10月27日 21時58分26秒
よふかし。
本読んでたら転寝しちゃった。気づいたら深夜1時半。
仕事が残ってたので、持ち帰ったPC立ち上げメールを数通送る。
しまった、目がさえてしまった。もうこんな時間。寝なくては。
2006年10月26日 02時25分01秒
てくてく、ずしっ。
このところ、小説読みにはまってる。アシモフなんぞを読んでみます。いや、なんとなく。

もともと今日は、ちょっと遠くまで外出予定だった。通勤も入れて、一日の移動時間は4時間弱になるはず。
この手のSFはすいすい読めるから、1冊じゃ足りないかな・・・と、かばんへもう一冊本をしのばせる。もちろん、i-podも忘れずに。

ところが外出は急遽中止に。おまけに帰りに寄った本で、漫画を買ってしまう。
かばんの中には開きもしなかった本が1冊、電源入れなかったi-podが1台。半分くらいしか読まなかった本が、さらにもう一冊。

かばんが無意味に重量あったよー。ばかだなあ、ほんとに。

今夜のBGM;Solo"XXTRA"(1995)
 久々に聴きたくなった。ジャム&ルイスがプロデュースで話題を呼んだ黒人4人組のボーカル・グループ。今はどうしてるんだろう。アルバム2枚を出した後は良くわからない。メンバーのEuniqueが00年にインディから出したソロは持ってるんだが。

 この曲は1st"Solo"に収録。聴いててふと、耳へ止まったミディアム。抜けがよくて、きらめくシンセがジャム&ルイスの特徴かな。さほど彼らの歌がうまいとは思わないが、スイングする小粋さはカッコいいと思う。
 ぐいんぐいんとリズムがゆれ、ボーカルがてんでに歌を載せる。細かいところまでアレンジされてるなあ、としみじみ。
2006年10月25日 00時04分43秒
くわわ。
ライブ感想を2本、下書きを推敲してアップする。推敲はほんと際限ない。やればやるほど粗が見えて、書き換えたくなる。昔にアップした文章を見ると、直したい部分が多くて愕然とする。自分の妙な節回しが連発も最近は気になってきた。
しかしそれを除こうと意識したら、とたんに書くスピードが落ちる。困ったもんだ。推敲無しの一発勝負である程度の文章書けたら、もうちょいアップする量が増えるのに。

今日は図書館へ行こうと思ったが、ちょっと時間足らず。明日にしよう。
先月くらいから、ちょこちょこ本を読んでいる。速読のペースが、わずかながら戻ってきてるようだ。
再読したい本もある。新たに読みたい本もある。しかし本を読んでると、CDを聴けない。正確には、聞いててもほとんど耳に入ってこない。
ながらがだいぶ、出来なくなっている。くわわわわ。

今日のBGM:Archie Chepp"All God's children got a home in the universe"(1972)
 インパルスからの"The cry of my people"に収録。アーチー・シェップはゴリゴリのフリー奏者ってイメージあったんだが、何枚か聞いてると妙にR&Bっぽい曲が入ってて戸惑う。いったい狙いはなんだったんだ。
 これもそんな一曲。曲はシェップのオリジナル。歌詞もかな?

 きっちり一流の歌手を連れてきたらかっこもつくが、ここで歌うのはそんなこと無い。ゴスペル路線を狙ったと推測するが、いまいちボーカルがしょぼい。そもそも72年に作るソウルじゃないよなあ。50年代後半くらいのイメージだ。
 シェップのサックスはもちろんソロを取るが、ごく僅か。なんとも歯がゆい。
 たとえばアレサ・フランクリンあたりとがっぷり4つに組んで、豪快なソウル・アルバムを作るって発想は無かったのか。予算の観点で無理だったのかな。
2006年10月21日 12時19分37秒
きゅいんきゅいん。
昨日は仕事がどたばたしてライブへ行けず。今日も朝から眠たく、缶コーヒーを何杯もがぶ飲みしながら打合せを続けてた。
帰りは本読んだら眠り込みそう。細野晴臣のアンビエント盤を大音量で聴く。

今までピンとこなかった盤が、急に身近に感じられた。こういうの、いい気持ち。
そのときの気分にはまったのか、たまたま耳のピントが合ったのかはわからない。この盤、改めてじっくり聴いてみよう。

今夜のBGM:細野晴臣"Heliotheraphy"(1995)
 アルバム"N.D.E."に収録。パイオニアのレーザー・アクティブ・ソフト"ゴクウ"用の音源がもとだそう。数名のリミキサーが参加しているが、ジャケットに印刷された文字がいつの間にかかすれてしまい、クレジットが読めないよー。
 
 今までこの盤、いまひとつぴんと来なかった。今日聴いてたら、さまざまなリズム・ループを重ねて全体の音を作る構築方法が面白いのか、と気づいたしだい。メロディは希薄で、パーカッシブなシンセの音でフレーズを作る。
 一番ぴんと来たのが"Teaching of Sphinx"。

 でもまあ、ここでは格別にポップに聴こえた"Heliotheraphy"を。"太陽治療法"とでも訳せばいいのか。検索したら、何件かこの単語が引っかかった。ぷかぷかと性急に浮かぶシンセの響きは、当時に一時復活をしたYMOの"Hi-Tech Hippies"(1993)に通じる音像だ。
 スペイシーに展開しつつ、地に足は着く。つぶやくようなビートへ、柔らかく覆いかぶさるシンセの音色が心地よい。
2006年10月21日 00時06分09秒
もくもく。
出張がえりー。帰りは新幹線の喫煙席。体中、煙くさいです。東京駅でモバイルして、必要最小限の仕事をすます。そして、ライブへ・・・なんともどたばたな一日でした。

さて。以下は出勤前にあわただしく書いて、アップしそびれた日記です。

通勤中は1998年ツアーなザッパのブートをずっと聞いている。うーん、かっこいい。演奏はほんのちょびっとだけ頭が揃わなかったり、ボビー・マーティンの声が緩かったり。
過酷なツアーで疲れてるんだろうか。ふんだんにメンバーへソロやボーカルの見せ場を与えるのが新鮮。CDではほとんど、ザッパが前面に出てるから。

さて。ほかのブートへも興味出てきた。聴く時間あるかは別にして。ふとキング・クリムゾンのライブ音源を調べてみる。むろん、公式サイト。

DGM−LIVE (http://www.dgmlive.com/index.php)

今はすごいことになってるね。全貌がつかみづらいが、ツアー・スケジュールの欄から見るのが手っ取り早そう。Projektなども含め、数十音源が販売されてるようだ。ブート対策だろう。

全部聴けるかは別にして、「公式音源が期間限定でなく販売されている」ってのは心強い。あわてて買わなくてもいいし、好奇心の赴くまま、聴き進められる。
全員が買えるチャンスあるんだから、所有の観点でコレクター心を無用に刺激されないですむ。
むしろ「いかに聴きこんだか」の内容論を語る方向で、コレクター心が発展しそう。

そんな世界は健全かもしれん。ところが一言居士が増え、うっとおしいのかも。
「とりあえず所有だけで喜ぶ」だけで、すまないとしたら。

今日のBGM:Frank Zappa"Peaches En Regalia"(1988)

 1988年ツアーのブート"Copenhagen dat's"より。88年ツアーのアレンジははじめて聴いた。ホーンまで巻きこみ、一気呵成に突っ走るアレンジはやっぱり爽快。
 しかし主旋律で付点が無くなっちゃったよ。物足りない・・・。
 「たーらーらー、らーらーらー」ではなく、「たーっららーらー、らーらーらー」と弾いて欲しい。
 こういうときはオリジナルだ、と"ホット・ラッツ"を聴く。あれ?付点が無い。
 
 あわてて"ティンゼルタウンの暴動"を聴く。ぼくはこの曲の"ピーチ"のほうが、印象深いから。・・・やっぱり付点が無い。

 冒頭のギターのメロディ部分や中盤のメロディでは、頭の2音目で飾り音符のように音が付いて聴こえる。
 もしかしてこれ意図したメロディじゃなく、ギターのプリング・オフかハンマリングの都合で、やむなく出たフレーズなんだろか。ギターをまったく聴いたことなく、実際のところは想像だが。
2006年10月19日 00時01分36秒
おりゃま。
新しいかばんに荷物をいろいろ放り込んでみた。うーん、微妙に使いづらい・・・。いままで大きなかばんへ、片端から物を無造作に入れるスタイル。ところが今回はワンサイズ小さいの買ってしまったため、どうもすわりがいまいち。

ぎりぎりの物は入っても、折り畳み傘やi-pod、文庫本といった余分なものを入れづらい。PCもクッションつきの袋が、収まり悪い。今週は宿泊出張あるから、そのときに使い勝手を試そう。だめならワンサイズでかいの買うか。むう。
荷物が少ないときは大丈夫そう。普段使いのかばんか。しかしそのたびに荷物入れ替えるのめんどくさい。やっぱかばんはでかいほうがいい。

ああでもない、こうでもないと10分くらいかばんへ物を入れたり出したり。結局最後は、「あー、めんどくせー」と開いてるスペースへ片端から押し込んでおります。
この雑な性格が、問題なのかもしれん。

今夜のBGM:Wu-Tang Clan"Bring Da Ruckus"(1993)
 ウータンの1st、"Enter the Wu-Tang (36 Chambers)"に収録。もともとぼくは歌詞にさほど興味ない。ヒップホップにおいても。だから今まで、ラップやリズム・トラックのビート感のみで楽しんでいた。
 弊害は誰がどうライム読んでるかさっぱりなこと。実は、いまだにウータンを声で区別できてません。恥ずかしながら。

 ウータンのソロがごっちゃり出ているので、まとめサイトがほしい。以前、いいのを見つけたがURLを消しちゃって・・・再度検索していて、別の面白いサイトを見つけた。
 ohhla(http://www.ohhla.com/index.html)。ヒップホップの歌詞を集めたサイトかな?
 ここでウータンの誰が言ってるかまでクレジットされた、歌詞が読める。こりゃ便利。改めて"Method man"を、歌詞追いつつ聴いてみた。メインのライムを実にリズミカルに喋ってることが良くわかる。なるほど、こういうリズミカルさがヒップホップの楽しみか、と今さら実感したしだいです。

 で、"Bring Da Ruckus"。1stの1曲目。歌詞はこちら(http://www.ohhla.com/anonymous/wu_tang/enter_wu/ruckus.wtg.txt)
 カンフー映画からのサンプリングからRZAのサビをはさみ、ゴーストフェイス、レイクォン、インスペクター・デック、GZAと語り継ぐ。全員ではないが、メンバー紹介みたいな構成だったんだ。うーん、初めて知りました。もういっぺん、このサイト見ながらアルバム聴きかえすかな。
2006年10月16日 00時30分47秒