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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

もえりかん。
過去は"侘び寂び"。今は"萌え"。アメリカ人には理解しがたい思考回路かと思ってました。

風邪が治ったと思いきや、夕べどばっと熱っぽさ再発。葛根湯飲みつつ、うすぼんやり仕事してました。半分朦朧としながら打合せ、直帰。電車の中で転寝して、ちょっと楽になったよ。明日は久々にライブ。なんとしても今夜中に風邪治すぞ。

さて。電車で読む軽い本はないかと、本屋を物色した。んで、購入。
「オタク・イン・USA」(著:パトリック・マシアス/太田出版/2006)をさきほど読了した。そして、冒頭の一言に戻ります。日本アニメがアメリカでどう受け止められたかを、いわゆるオタクの目から記したエッセイ。単純に面白く読めた。

アメリカの厳しい倫理コードでズタズタにオリジナルは改変されてきた、日本のアニメ。ゆえに誤解され、さらにオリジナルを追求する好奇心が絡み合う。その結果、微妙にもどかしくもむずがゆい、日本アニメの変貌状況が味わえる。

マッチョイズム最優先と思ってたアメリカで、日本のアニメ絵が受け入れられるとは。過去20年も連載されているという、"ニンジャ・ハイスクール"を読んでみたくなった。どうやらこれ、"うる星やつら"と"プロジェクトA子"をあわせたようなコミックらしい。アマゾンで見つからず。せめてネットで・・・と思ったが、検索しきれず。うむう。

しかたないので、本書で言及されてた別の作品を紹介します。
"メガ・トーキョー"。(http://www.megatokyo.com/)

やたら重たいページですが、絵のタッチを見てください。恥ずかしながらアメコミの筋肉ムキムキ絵の固定観念しかなく、ほんわかなタッチに驚きました。
単行本が、アマゾンから購入できるようす。どうしよっかなー。上のサイトで全て読めるらしいから。ただ、しこたま重いからなあ。東京に紛れ込んだアニメファンの二人組を描いたストーリーらしい。読んでないから粗筋はご容赦を。孫引きはつまらんし。

なんにしても、異文化を理解するって難しい。わかったと思っても、まだ奥がある。当然ながら。

今夜のBGM:井上敬三"バルト海の秋"(2001)
 おーらいレコードの"パッショネイト・エイジ"より。日本フリージャズ界で、"後から来た長老"の故・井上敬三が2001年にピットインで行った2days音源を集めたもの。
 当時、井上は78歳。しかし本盤でのサックスやクラリネットのフレーズは、かっちりと芯をまとって美しさあふれる。すごい。彼のライブを聴く事はかなわずじまい。高速タンギングを体験したかった・・・。

 この盤、クレジットがちと物足りない。解説から参加ミュージシャンを読み取れ、というスタンスだ。きっちりクレジットしてほしかった。大友良英がどの曲に参加してるのか、いまいちわからん。中村達也(ds)の提案で行われた2daysは、井上の選定でミュージシャンを集めたそう。
 すさまじい豪華メンバーだ。クレジットには山下洋輔、坂田明、渡辺香津美、吉野弘志、原田依幸、大友良英、中村達也といった名前が並ぶ。そのうえ今、聴いている曲は上記以外のミュージシャンによる演奏になる。いったいどんな曲を、どんな編成でやったのか。知りたいなあ。

 翠川敬基のチェロと井上のクラリネットが、静かに滑らかな旋律を奏でる。竹澤悦子の箏(?)がきらびやかさを付け加えた。そして雄大に、フリーなベースで膨らみを与える不破大輔。
 リズム楽器を廃し、浮遊感を強調した。アルコ弾きのチェロが不穏と美しさを交錯させて、ベースと箏が前後からあおる。思うさま自由に三人の音が交錯したあとで、クラリネットが颯爽と現れた。

 井上のアドリブが進行するうちに、バックもどんどん力を増す。井上は崩れず、メロディを吹き、再び翠川も不破も優雅な世界へ着地。やがて竹澤も加わった。そして、テーマへ・・・。寛いだ名演。
2006年09月29日 22時55分17秒
風邪の完治までもうちょい。
出勤したものの、頭がボーっとして咳もちろちろと。最低限の仕事して、午後は休暇とっちゃいました。うう、だめサラリーマンだ・・・。

昼間、事務所の周りは大雨。普段は折り畳み傘を持って歩くが、今日に限ってかばんに無し。ちょっとでも荷物軽くして通勤したかったんだもん。病みあがりだし。

しかたないのでわざわざ"遠回り"して、駅に行く。濡れるの避けたいし。
さらに、ターミナル駅でわざわざ"途中下車"して、100円ショップで傘を買う。濡れるの避けたいし。

んで、最寄り駅に着く。・・・雨、やんでました。

もちろん、傘は持って帰りました。
「わざわざ途中で買ったわけじゃありませんよ。用意が良いから、ちゃんと持ち歩いてるんですよ。たまたま雨やんだから、開いてませんけどね。ふふふん」
と、意味もなく胸を張って。

・・・さて、寝ます。早く直んないかなあ。
2006年09月27日 13時56分15秒
やれやれ。
・・・・風邪引きました。仕事休んで、ひたすら寝る。午後には起きて出かけようと思ったのに、今になってもまったく熱が引きません。こまった。明日までに直さねば。

思いっきり着込み、バファリン投入完了。今から汗かいて熱下げます。では、ごきげんよう。

今夜のBGM:Alejandro Franov"muraya"(2005)

 "En Piano - Melodia"に収録。アレハンドロ・フラノフはアルゼンチン音響派がらみのミュージシャンで、カブサッキらと活動してるらしい。彼のソロ作でピアノ独奏の盤。リバーブの深い響きが心地よい。

 ぼくが好きなジャズとは違う。毒も無く熱気も無い。淡々とロマンティックに音を重ねる。全17曲入りだが、さほどモチーフの違いを感じない。即興で指を動かし、滑らかな旋律を奏でる。
 ミニマルなタッチは若干あるが、根本は整ったクラシック的な方向性を感じた。

 風邪で弱ってると、この手の音楽が沁みますね。雨の昼下がり、じんわりBGMに流しながら寝ていました。
2006年09月26日 18時33分20秒
ぶおーん。
うー、風邪だあぁ。実は金曜日に風邪で朦朧となりました。土日にライブ行くんだ、と気合で風邪を鎮める。無事にライブへ行けた・・・その緊張がほぐれて、一気にきたんだろうなあ。今日から仕事だというのに。ううむ。

音楽ねたやほかに書きたいこともあるけれど・・・明日だ、明日。ぶおおおーん。
今日は頭が回りまへん。
2006年09月25日 21時38分23秒
ぐぐるるる。
灰野敬二と太田恵資のライブへ行ってきた。感想はまたいずれ。

途中で灰野が弾いてた小さな弦楽器や、笛の名前がわからずに検索してみる。あれこれキーワードを入れてみるが、引っかからない・・・むう。
こういうの調べるの、難しいなあ。

ちなみに灰野の選曲で中世音楽のDJショーが六本木であるらしい。中世音楽って、灰野のライブでBGMにかかってるやつだよね。
あれも聴いてみたいんだ・・・ぷちぷちスクラッチ・ノイズの奥から流れる、か細いメロディがしみじみ美しかった。

しかし何を聴いていいか知識が無い。これまた検索だな・・・さあて、どうやって調べよう。

今夜のBGM:灰野敬二"真っ逆さまに落ちてゆく洗脳された「これでいい」"(?)
 フランスのレーベルからリリースされた同名の盤より。40数分一本勝負のアルバム。何年にリリースされたっけな?比較的、最近の盤だと思う。
 リズム・ボックスと、ボイスの多重録音をライブでレコーディングした。ちょこちょこハウったりボイスの声が濁ったりするあたり、生々しい響きがある。
 リズム・ボックスを使いながらきちんとしたビートを拒否し、ランダムに雪崩れるさまに凄みあり。シャウトが交錯し、どろっと粘っこく音楽が揺れる。
2006年09月21日 00時03分37秒
ぴひゃー。
ディスプレイの明るさ、調節できました。Fn+F6でオッケー。
なぜこのやり方、マニュアルにもヘルプにも載ってないんだろう。けっきょくはググってやっとみつけました。

電車の中で、向かいに座った女性が大あくび。たまたま聴いてた音楽、ホルンの変な響きとバッチリはまって、内心大笑いしちゃった。

今夜のBGM:Frank Zappa"Father O'blivion"(2006)

 生前にマスター完成させたという未発表アルバム"Imaginary Diseases"に収録。"グランド・ワズー"録音のころ、10人編成くらいでホーンを前面に出したアンサンブルでのツアー音源より。
 日記で書いたホルンの変な響きも、この曲に収録されてます。
 
 はたしてこれがザッパのOKマスターなのだろうか、と考えていた。正直、冗長さを感じる。
 本盤でザッパの選曲視点は存在しそう。しかし編集のセンスまで到達できていない。いくつものテイクをごちゃ混ぜに、大胆に編集するザッパの手法は無い。あっけらかんとライブ音源を提示する。
 
 だからこそ、本盤は今までリリースされなかったのでは。
 "Father O'blivion"は後のツアーでも幾度も演奏された曲。本盤では16分にもわたって、演奏される。

 「どの箇所をつまんで編集したら、ザッパらしい急転直下のかっこよさがでるかなー」と、帰りの電車でしつこく聴きかえしてました。
 イントロのしゃべりやトロンボーン、そしてベースのソロをすっぱりカットして短くしたら、もっとスリリングなテイクになったのでは。
2006年09月19日 23時54分37秒
PC購入。
ぱぱっとPC買ってきて、セットアップ開始。あらかたは店で料金払ってセットアップ終わってるので、主に環境設定や必要なソフトのダウンロードなど。
いらんバンドルソフトが山のようにある。自分が使いやすい環境になるのはまだ先だな。

ひとつ設定したいのが、どうしてもやり方わからず。一時間くらいPCをいじくりまわしてるが、いまだにわからない。
モニタの明るさを変えたいんです。たしかコントロールパネルのモニターか電源設定でいじれたと思うが、それらを見ても無い。
標準だと明るすぎるので、目が疲れるのです。すでに今も目がちかちか。はあ、困った。

あと、キー配置。「Ctrl]の位置がちょっと違う。「Ctrl]+「C]や「Ctrl]+「V]をよく使うので、慣れるまで時間かかりそう。
2006年09月16日 16時31分59秒