足スカッ。 |
先日買った、カーゴ・パンツを履いて出歩いてみた。足出して外歩いたのって何年ぶりだろう。 涼しいことは涼しい。まだズボンに慣れておらず、落ち着かない。せめてもうちょい足を日焼けしたほうがいいんだろか。妙に生っ白いです。
ポケットがいっぱいあるのが気に入った。いっぺんに全部使いながら歩きたい。貧乏症だろか。
今日のBGM:Manfred Mann"John Hardy"(1964) 何の脈絡もなくマンフレッド・マンです。棚を見てて、無造作に引っ張り出した一枚。ブリティッシュ・インベイジョンのバンドは、ほとんどをきちんと聴いてない。なんとなく気になったのを持ってる程度。 04年に東芝EMIから出たシングルのA/B面を集めたコンピ盤"シングル・EP・コレクション"より。なんだ、CCCDじゃないか。 マンフレッド・マンはゼムと並んで、大人っぽいバンドってイメージある。今聴くと、どっちみち背伸びのバンドと見えてしまうが。ああ、爺くさ。 これは初期のシングル"Sha la la"のB面曲となる。資料がなく、詳しいことは不明。トラッド曲をマンフレッド・マンがアレンジしたらしい。クレジットにメンバーの名前がある。
ほんのりブルーズ風味を足したかったのかな。ハーモニカをかぶせ、マーチング・バンドみたいな威勢のいいドラムが耳に残る。演奏上手いけれど、これは自分らで弾いてたんだろうか。妙なパワーとくっきりしたメロディが気に入って、繰り返し聴いてみた。 ミックスのおかげか、ベースがぐいーんと自己主張してるよ。 |
2006年08月15日 16時20分48秒
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ずぼずぼ。 |
暑い〜。Gパンだと耐えられねー。足が太くなってしまい、今もってるGパンはぴちぴち。はいてると暑いです。スラックスのほうがらくだな・・・。 とはいえ。スラックスもそうそう持ってない。やむなくユニクロでカーゴ・パンツなるものを買ってきた。うーむ・・・にあわねーなー。 あとはサンダルみたいなスニーカー買えば完璧かな。うー。やだなー。暑さに負けずきっちり服を着込むのが矜持だったのに。年々、体力落ちてる気がします。
ちなみにあの骨組みだけみたいなスニーカー、なんていうんだろ。ファッション関係に疎い俺です。あの程度をファッションとはいわんか。
今夜のBGM:Dells"I can't help myself"(1992) ひさびさにユニオンのソウル館を覗く。何も買わずに出てきましたよ。だって、買いたいの一杯なんだもん。まず、手持ちを聴かねば。今日は家でこれから、音楽聴き倒します。居眠りしなければ。
これはベテランなボーカル・グループのデルズが92年にリリースした"I salute you"に収録。廃盤らしいね。ソウル館で3000円くらいのプレミアついてました。なんとまあ。
モータウンの有名曲とは同名異曲。しっとりしたバラードです。打ち込みとしょぼいシンセのバッキングはご愛嬌。ちなみにフィラデルフィアのギャンブル&ハフ・スタジオで収録された。そんなのあるんだ。なのにミックスだけシグマ・サウンドです。なぜだ。録音もそっちで、やりゃいいじゃん。 キーボードがレオン・A・ハフ。あのハフかな?
語りっぽい節を取り混ぜながら、暑く、いや熱く歌い上げる。 ほんのりしゃがれた伸びやかな声が気持ちいい。 |
2006年08月13日 18時28分02秒
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天然ライブの感想 |
2008/8/11 東京 野外
出演:にわか雨 (空:雷、雨、風,etc)
暑い・・・転寝してた。喧しくて目が覚める。13時半ごろ。 外はうっすら曇り。雨はまだ降らない。盛大にごろごろとうなり声を上げて、これからの先触れをしていた。
13時38分頃。ふと、空気が揺れる。轟音と共に、土砂降りが降り注いだ。 稲光の閃光が二、三発。大きな風の唸りで、木々が揺れる。 大量の水が弾幕となり、猛烈な勢いで地を濡らした。
雷の唸りは止まない。天空で幾度も吼える。しぶとく火花を伴って。 びしゃっと光る。近くに落ちたのかもしれない。
・・・うーん、天然のハーシュ・ノイズのライブですな。迫力あるー。 |
2006年08月12日 13時47分01秒
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スコルダトゥーラ |
ネットを見てたら、ふとこんな言葉に当たった。スコルダトゥーラ(イタリア語:scordatura)とはバイオリン属の特殊調弦を指すそう。 Wikipediaの該当ページをリンクしております。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%A9
なんだか響きが綺麗だなあ。昔カトゥラトゥラーナってバンドがあったけれど、スコルダトゥーラもバンド名に似合いそう。変拍子プログレとかさ。
今日のBGM:Stereolab"Fiery Yellow"(1994) ステレオラブを聴きたい、と棚から引っ張り出した。何枚か持ってるが、ファンとは言えない。そもそも曲名を見て、一曲も口ずさめないんだから。 これは4th(かな?)アルバムの"Mars Audiac Quintet"に収録。頭からちょっとづつ聴いて、「これは違うなー」「これも気分じゃないなー」と曲飛ばししてたら、あっというまに最終曲の"Fiery Yellow"へたどり着いてしまった。 どうやらぼくはステレオラブを聴きたいのではなく、「"ステレオラブ"ってバンドのイメージから想像する音楽」を聴きたかったらしい。
どんな音楽か、上手く説明できないのが残念だ。ちょっとポップで、アヴァンギャルド色が強くて、電子音楽で・・・そんなイメージ。本盤でいうと"Anamorphose"みたいな曲。この曲はちょっと単調に過ぎるが。 もしぼくが音楽を作れたら、イメージを明確化できるかもしれない。出来ないけれど。 だからこそ、見ず知らずの音楽に興味がわくのかもしれない。イメージと合致した音楽に出会えることを期待して。
さて、"Fiery Yellow"。マリンバがミニマルに刻み、シーン・オヘイガンらしい和音で、電気仕掛けの世界が淡々と続く。展開は薄い。アルバムの最後で興奮を鎮めるかのように、柔らかく紡がれた。一歩踏み込むと、どぷっと沼へはまりそうな緊張感をかすかに漂わせて。
ラウンジ・ミュージックってこんな感じだっけ?もうちょっとリラックスしてたかな。リピートして聞いても違和感ない。 時が経過して足踏みする。いかにもBGM。 |
2006年08月11日 11時34分23秒
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やれふう。 |
とりあえず仕事も終らせ、休み突入。明るいうちに家へ帰る。電車が空いてるねー、さすがに。
ライブへ行くつもりだったが、横になってたらくたびれて爆睡・・・くう。 明日から、本格活動開始・・・できるといいなあ。 グータラ生活は、3時間やっただけでやめられません。
今夜のBGM:泉邦宏"Party in the basement"(1995)
ライブへ行かずとも聴きたいCDはいっぱい。今日はジャズを聴いてました。ところが、どうにも覇気がない・・・聴いてて滅入ってきたよ。いちおう、評価を得られてる盤のはずなんだが。
日記のBGMに書くにははばかれるので、なんか元気出るやつを・・・と引っ張り出した一枚。泉邦宏の、たぶん1st。"Sunrise in my head"に収録。バックは不破大輔、大沼志朗、カズ中原で、プロデュースも不破と"Yoshida Mitsuyoshi"(地底の社長かな?)がつとめた。
この曲はドンバでもレパートリーだった気がする。たぶん。シンバル連打が強いアクセントになり、ベースと絡んでうねってく。ギターは細切れに刻み、三人であおる。ソロではディストーションもぶちかますが。 がっつり野太いグルーヴが産まれるのは、不破+大沼ならでは。
その上を無邪気に奔放にバリトン・サックス(だよね、この音域だと・・・)を吹き鳴らす。テーマでは響きが膨らむが、二本吹きだろうか? アドリブはアルト?音が太い。メロディの組み立てより、迸らせるように。サックスがあおる。 |
2006年08月10日 23時57分15秒
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さあて。 |
明日から夏休みのはずだったのに、仕事になってしまった。しくしく。 とりあえず明日の夜から、ライブハウスめぐりを始める予定。がんばるぞー。 ライブ行って、翌日感想書いて、またライブ行って・・・だと、ああっという間に休みが終わっちゃう。気をつけねば。
しかし今日の坂本弘道+灰野敬二@in-F、行きたかったなー。 仕事でしばらく前に帰宅。ちょうど雨がまた降り出す前なだけ、良しとしましょうかね。
ということで。i-podで聴いてたBGMを2連発で書きます。
今夜のBGM(その1):Kokopelli"Kokopelli"(2006)
おそらく1stアルバムの、"Spirit of the forest"に収録。 Kokopelliとは、さがゆき(vo)と林正樹(p)のデュオになる。これは林の作曲。歌詞カードには"instrumental"とあるが、全編にわたってさがの即興ボイス入り。 いい曲なんだ、とにかく。昨日から立て続けに何回も繰り返し聴いている。
跳ねるピアノに載って、さがのスキャットが小刻みにめまぐるしく駈ける。主題の旋律ではほぼ、ユニゾン。滑らかに音が雪崩るさまが快感だ。サビの最後、歌い上げるフレーズが、特に好き。 メロディラインは・・・なんだろう、これ。ボサノヴァあたりの影響なのかな? 活き活きした演奏が、聴いてて元気出てくる。明日もこれ聞いて、がんばろ。
今夜のBGM(その2)スパンク・ハッピー"新生スパンク・ハッピーのテーマ"(2001)
菊地成孔のボーカル・ユニット、スパンク・ハッピー。これは第二期(岩澤瞳の時代)のライブ音源で、未発売。ある方のご好意によるB&Pで入手した。 2001/3/10に渋谷クラブ・エイジアで行われたライブより。岩澤が加入して、数回目のライブにあたるはず。この日はぼくも聴きに行った(ぼくのHPに感想があります)が、数百人くらいだったかな、観客は。 当時は当日券でふらっと行けた。ティポグラフィカをはじめとして、菊地はすでにファンがいっぱいいたが、チケット争奪は今ほどじゃなかったから。
この曲はライブの最後に演奏された。CD化された"Theme song under the cludy heavens"の原曲にあたり、第一期スパンクスでは"スパンク・ハッピーのテーマ"だったらしい。第一期を聴いたことなく、詳しくはコメントできませんが・・・。
CDではアッパーな四つ打ちテクノにアレンジされたが、当時のライブではスローなテンポだった。 シンセ・ストリングスがふわっと泳ぐ、美しい打ち込み。フランス語っぽいサンプリングが挿入される、優雅なムードが漂う。正直、今でもライブでのアレンジが好き。 ちなみにこのアレンジでは、エンディングに"Sweets"で使われたフレーズが飛び出す。
"Theme song under〜"とは冒頭の歌詞も異なる。曲の構成もずいぶん違い、歌の間に長いリズム・トラック部分が挿入された。ライブでは二人の喋りが入る。この日は「岩澤が菊地へ敬語で喋るか」を話題に、間をいっぱい取った喋り。 同年2月の"まぼろしの世界フェスティバル"では、猛烈な早口で菊地がブラック・ジョークをまくし立て、一気にファンになった記憶がある。 (首が落ちるとか、そんな話した記憶あるが・・・詳細は覚えてない)
喋り部分の最後。 「岩澤瞳。・・・あと、俺」 って、シンプルな菊地のメンバー紹介。そして、ふっとリズム・トラックのみに音が減り、サビへ行く。 ボーカルが入ると、バックは柔らかなシンセのみ広がる。リズムが全て消え去って。 このひとときの、緊張と浮遊感がとても好き。 |
2006年08月09日 23時19分54秒
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もう日曜日もこんな時間。 |
出かけてから、図書館へ返す本を家に忘れたのに気づく。予定通り行けば、今週は盆休みに入れる予定。図書館さん、今週中に持ってきます・・・許してください。
こないだ借りた司馬遼太郎「菜の花の沖」は読了せずに返すことになりそうだ。全6巻中、4巻まで読んだが集中力が続かない・・・いつになったらストーリーが始まるんだろう。 書かれてる内容は興味深いが、司馬の知識をひけらかされながら、ひたすら高田屋嘉兵衛の伝記を読まされてる気がする。小説ってそんなもんじゃないでしょ。クライマックスとストーリーはどおした。俺は高田屋がロシアへ行って、交渉するさまを読みたかったんだ。
その一方で、ペリー・ローダンを読み返そうかなー、と矛盾する好奇心も。300巻くらいから読み始めればいいんだろうか。最新刊が326巻のようだ。 しかし250巻以降のサイクルも読んでみたい。最近は図書館でも閉架に置かれてて、読むのが面倒なんだよね。かといって買う気にもなれず。
今夜のBGM:ティポグラフィカ"そして最後の船は行く"(1996)
3rd"ゴッド・セッズ・アイ・キャン・ダンス"に収録。今日、吉祥寺のタワレコにこれが置いてあった・・・気がする。たぶん。おそらく。再発されたのかな。デッド・ストックかな。後者のような気がする。
ティポの譜面集って出ないかな。メンバー全員による詳細な分析の対談付きで。売れると思うよ。熱狂的なファンに。チャンスはいまだ。さあ。
聴いてて相変わらず拍子が分からない。変拍子のように聴こえても、実際はシンプルな拍子らしい。4/4かなあと推測して、聴きながら虚空で拍子をとる。すごくマヌケな光景だ。しかも途中でずれるから、なおさら気持ち悪い。
ギター・リフに指の指揮がぴたりと合って自信を深めるも、次の瞬間にズレズレになってしまう。しばらく我慢して振り続けると、復活したギター・リフにシンクロする。よおし、これは4拍子だ! 自信をもって、水谷浩章のティポ・サイトを見てみる。菊地成孔の曲紹介が乗ってるから。 ・・・どうやらこれは6/8拍子らしい。むぐう。
コミカルなムードを漂わせ、リズムがシャープに弾む。ベースとの絡みが心地よい。 ソプラノ・サックスが軽やかにソロを奏でたあとで、重厚なギター・ソロへ。歪んだ音色と膨らむフレーズの響きが快感だ。 ああ、ライブを見たかった・・・。 |
2006年08月06日 23時37分53秒
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土曜。 |
風邪はやっと治った模様。しかし鼻の横に吹き出物。これが眼鏡の鼻あてにあたって痛いんだ。一難去ってまた一難。
今日はノバを予約しそびれたので、のんきな休日。買い物3箇所と用事が2箇所。ライブ行って、そのあとちょっと寄る所あり。のんびりした休日です。 ・・・書くとなんかドタバタしそうだなあ。そろそろ出かけようかな。 のんびり部屋で寛いで、音楽聴いていたいんだが。
今夜のBGM:Red Garland"Woody'n you"(1957) レッド・ガーランド(p)のクインテット盤"Soul Junction"(Prestige)に収録。ムーズヴィルやスウィングヴィルとは違う、メイン・レーベルでのガーランドがどんなのか聴きたくて買った。
曲はガレスピー。サイドメンはドナルド・バード(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、ジョージ・テイラー(b)、アート・テイラー(ds)といった編成。 曲調はスインギーで、バードもその路線を崩さずにソロをまっすぐに取る。ところがコルトレーンにアドリブ回ったとたん、ぐしゃっと音世界がひしゃげて、薄暗いバップの香りが漂うあたり、妙に面白かった。 心なしかサックス・ソロのバッキングも、ベースがコードをトリッキーに変えて聴こえる。
ピアニストをCDだけで聞いて、ミュージシャンを当てられるほど耳がこなれていない。したがってガーランドの個性云々ってとこまで言えないのが残念。 ふっと思ったのは、音の語尾がもやけてるところかな。訥々さを残してアドリブを組み立てるが、フレーズの終り加減でもやもやっと音が溶ける。理論じゃなく、感覚として。ふと、そんなことを思った。 |
2006年08月05日 10時48分45秒
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