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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

拍手!
ガトー・リブレ@音金に行く。詳しい感想はまたいずれ・・・。CDとかなり違う音(特に2部)で、意外な展開でした。アヴァンギャルドで面白かったよ。良い気持ちで拍手をぱちぱち。

終わったあと清算で並んでたら、藤井郷子さんから「拍手が大きくて励まされた」と微笑まれてしまい、焦る。・・・あうー。そんなに拍手、でかかったんだろか。

今夜のBGM:Maddy Prior"Woman in the wings"(1978)
 今夜というか、出勤途中にi-podで聴いてた。スティーライ・スパンのボーカリスト・・・と紹介すればいいんだろうか。ソロでもきっちりキャリアある人だが。
 1stソロ"Woman in the wings"に収録。本盤では全てオリジナルを演奏してる。バックのメンバーはどういう顔ぶれなのかな。トラッドは詳しくなく、良く分からない。

 ふくよかなストリングスとバンドに支えられて、伸びやかなボーカルが舞うのを聴いてると爽やかな気持ちになる。仕事なんかする気なくなるねー。
 ソロやユニット(Carnival band)名義でも十数枚のアルバムを出してるようだ。あれこれ聴きたくもなる。しかしこの盤を100回くらい聞き返したくもなる。どっちも有効だろうし、どっちでも楽しめるだろう。さて、どっちにしよう。
2006年07月10日 23時31分02秒
ゆったり。
音楽聴いては寝ることの繰り返し。昨日買ったアルバムを一通り、ぶっ続けで聴く。やってることはふだんの週末と変わらんのに、怠惰な気分に陥るのはなぜ。

寝まくって、やっと視界がクリアになりました。眠たいと視野が狭まる気がする。はあ、今週もバタバタだのう。がんばろ。結局週末はライブへ行かず、ひたすら身体を休めてた気がする。耳を除いては。

今夜のBGM:De Dannan"Teddy O'Neill"(1987)

 名盤と呼ばれるらしい"Ballroom"に収録。もっと古い盤だと思ったが、87年リリースなんだ。あんがい最近なんだな。今からだと、ほぼ20年前ではありますが。80年代は最近なのっ。

 デ・ダナンはアイリッシュ・トラッドのグループ。アコースティック・アンサンブルを売りに、業界では深く評価されてるようだ。トラッド関係はどう紹介したらいいのやら。ぼく自身に知識がろくに無いもので。

 全編でチェロがふくよかにメロディを奏でる。ボーカルはドロレス・ケーン。トラッドをアレンジしたこの曲を、伸びやかに優しく歌いかける。ハイトーンの響かせ方も嫌味が無い。和むね〜。疲れた鼓膜をそっと撫ぜるように、耳へはいってくる。
2006年07月09日 23時03分53秒
ひょろっと、CD購入。
ちょろっと休日出勤。疲れたー。
ストレス解消にCDを買いに行く。ところが「これを買うぜ〜!」って心を躍らせる盤が見当たらない・・・なぜだ。

新鮮な刺激が欲しい、ということか。新譜を中心にアウトレットの安いジャズを8枚ほど購入。しめて4000円未満。このくらいの総額なら、あと10枚くらい追加で買ってもよかったな。

くたびれたので、今夜はライブ行くのを中止。高田馬場のホットハウスに行ってみたかったんだけど・・・。混んでそうだからなあ。

今から買ったCDを聴き倒します。さて、好みに合う音楽へ出会えるかな。
今夜のBGM:Laboratorum"Szalony baca"(1976)
 本日、買った一枚。アルバム"Modern Pentathlon"に収録。Laboratorumはポーランドのジャズ・バンドらしい。どのくらい有名なのかは不明。ぼくは今日、初めて聴く。

 ポーランドがどの程度、米英のジャズに影響された音楽をやってるのかは知らない。しかし録音の時代性として納得できる、フュージョンっぽい音。
もとはJanusz Grzywacz(key)をリーダーにMarek Stryszowski(as)、Mieczyslaw Gorka(ds)のトリオで1970年に結成したそう。
 (なお、表記は全て英語アルファベットです。すまん)
のちにPowel(g)とKrzysztof(b)のScieronski兄弟が参加し、1975以降はジャズ・ロックの要素を強めたとライナーにある。
 
 ジャズ・ロックねぇ・・・。このアルバムを聴いた印象では、根本的にファンキーさやアグレッシブさが足りない。上品な雰囲気が常に漂う。逆に言うと、野暮ったさがなくすっきりした音作りは好感持てた。ぼくが熱狂するタイプの音楽ではないが。

 この曲はライナーで言う"ジャズ・ロック"系なんだろうな。ベースがうねって、ドラムがきっちり刻む。ほんのりファンク風味だが、身体が動くほどの前のめりな勢いが無い。うっとり身体を動かすのが精一杯か。エレピがふわふわと鳴るのが、時代を感じるね。
 テーマの粘っこい雰囲気は南アのジャズに通じるものがあるんだけど・・・本人たちは意識して無いだろうな。あえて泥臭く踏み込んだら、面白くなるだろうに。
 
 中盤でのスキャットがけっこう耳に残った。クレジットからみてMarek Stryszowskiだろう、おそらく。福岡ユタカを連想する、伸びやかなフレーズの奔放さが好ましい。

 聴きながら自分の好みについて、色々考えてしまった。要するにぼくは、まとまりすぎた器楽アンサンブルって、好みじゃないのかなあ。フランク・ザッパは大好きなんだけども。
2006年07月08日 19時17分02秒
くっはー。
渋さ知らズ@バディを狙ってたのに、仕事終らず・・・会社出たのが22時でした。もりあがったんだろうなー。聴きたかったなー。次に聴きにいけるのはいつだろう。せっかく東京でツアーやってたのに、結局一日も行けなかったよ。ちぇ。

帰りは仕事モードからなかなか切り替わらず、でっかめの音でi-podへぶち込んだメルツバウを聴き倒す。

はー、なごむ。

今夜のBGM:高柳昌行"ジーズ・シングス"(1979)
 家に帰ったら、静かなジャズを聴きたい。ということで、これ。
 "クール・ジョジョ"に収録。カルテット編成で高柳昌行がクール・ジャズを演奏した一枚。
 
 クール・ジャズはほとんど聴いたことない。もともとソウルが好きだから、どぷどぷのファンクな演奏ほうが耳へ馴染むみたい。でも今の気分だと、なんだかこの曲は心地よい。これは高柳のオリジナル。

 幕を一枚かぶせたような、プラスティックな音色のギターがぷちぷちと弾けてメロディを紡ぐ。井野信義のベースがカウンターで絡んだ。呟くようにギターの音を咥えては離す。
 ビートはあるが、訥々としてる。つまづきながら歩くがごとく。
2006年07月06日 23時19分39秒
うみょー。
なんか微熱が抜けず。風邪かなー。葛根湯を飲みまくってしのぎました。

ラッシュ時の電車や駅を歩いてて、どうもいらいらすることが多い。今日もムカッとすることあり。
マナーうんぬんという、ひとまかせの共有幻想に基づいた発言はしたくない。
しかしどうもここ数年、ラッシュのときに殺気立つことが多い。なぜだろう。

眉間にしわを寄せて、今日も行く。うっしゃ。

今夜のBGM:黒田京子トリオ"Anohi"(2005)
 緊張を持ったくつろぎが欲しくて、本盤を聴く。1st"Do you like B?"に収録。2ndはまだかなあ。
 この曲は翠川敬基のオリジナル。弦2本が絡み合い、ほんのり影をまとったピアノが舞う。
 
 チェロの無伴奏ソロに導かれ、ピアノが、バイオリンが、ゆったりと加わって高まる。
 しっかり地に足のついた、ロマンティックな情感がにじみ出た名演だ。めいめいがアドリブのフレーズを絡ませあい、寄り添っていくさまが素敵だ。前へにじり寄って、すっと身をかわす。そして次の音が前へ出る。 
 
 黒田京子トリオはアンサンブルの絡みがスリリングで好き。ライブを聴いていて、ふと思うことがある。互いがミュージシャンでありながら、微妙に違う視点で音楽へ向かい合っているような気がする。
 たとえば、翠川敬基はコンポーザーの視点。黒田京子はアレンジャーの視点。太田恵資はミキサーの視点。
 どこかひねった音像や構造を試みる翠川。刺激的なアンサンブルを試みる黒田。メロディや構成を突出させて曲の活性化を試みる太田。

 もちろん全員が様々な視点を演奏中に飛び交わせる。だからこれは単なる言葉遊びかもしれない。
 しかしライブを聴いていて、3人の視点が微妙に異なる瞬間を感じることがある。常に良い音楽を目指し、集中するベクトルは共通だが。
 そして違うからこそ、アンサンブルは刺激的であり楽しいと思う。
2006年07月03日 21時26分01秒