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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

けろぴゅーっ。
いやー、参った。ひさびさに風邪をこじらせました。これまで日記で幾度も「風邪引いたー」ってぼやきながら、本格的に寝込んではいない。・・・はず。喉もと過ぎると暑さ忘れるから。

しかし今回はダウン。たまらん。日曜の夕飯で食べた、イクラ丼に当たったかなあ。日曜の夜、吐き気や熱と戦い、薬で無理やり寝る。
深夜に目覚めたら体調最悪。たまらずトイレ行ったら、滝のようなゲロがぴゅーっとでた。指を喉へ突っ込まず吐いたのはいつぶりだろ。がんがん頭痛と戦いながら、思わず考える。

これは水分補給だ。お茶やら牛乳やら白湯やらをがぶがぶと呑む。あと薬も。そしたら明け方未明に、滝ゲロ第二弾。うーむ。いくら摂取しても、水と薬の無駄だな。

昨日はたまらず休暇とって、一日中寝てました。生産性ゼロ。今日もとっとと帰ってきました。さあ、寝ます。ああ、日記書いてたら、ついこんな時間になってしまった。

今は体力回復80%。こうして埒も無い日記をかけるくらいに、気分は楽になってきた。完全復活は明日をめざす。ライブ行きたいよぅ。夕飯はおかゆです。固形物を食べられるのは明日かなー。

昨夜のBGM:坂本龍一"A day in the park"(1995)
 アルバム"Smoochy"に収録。昨夜、うなされながら本盤を聴いていた。体調悪いときは、何聴いてもダメ。静かな曲やおとなしいジャズや甘いポップスやアンビエント・テクノやら、あれこれステレオにかけてはうとうと。だけど、ダメだねえ。うるさいや。

 構築された音楽なら大丈夫かなあ、と坂本龍一を引っ張り出した次第。一応持ってはいるが、ぼくが坂本龍一にはまったのは、もうちょい前の時代。"音楽図鑑"、"未来派野郎"あたりを愛聴しました。

 熱で朦朧としながら思ったのは、これ、ギターが山下達郎じゃないかなってこと。カッティングがループされるが、ストロークのセンスが似てるんだよ。実際のギタリストは佐橋佳幸。意識してるのかなあ。

 曲はボサノヴァ・タッチの甘いポップス。ボーカルが圧倒的に弱い。メインのメロディがバック・コーラスみたいに埋もれちゃうんだ。もっとあくの強いボーカルを起用して坂本龍一の楽曲とケンカさせたら、さらに曲の魅力が増すと思うんだが。
2006年01月11日 19時30分48秒
めも。
シュガー・ベイブの村松邦夫がサイトで、当時の想い出を小説風に書いてることを知った。
http://www.net-sprout.com/
全員が現役なことを踏まえてか、登場人物の内面まで突っ込んだ記述じゃないのが物足りない・・・正直なところ。でもまあ、やむをえないか。

理想のサウンドを明確に持ち、苛立ちながらカッチリとバンドを固めようとする山下と、プロの心構えは備えた大貫。そしてその他のメンバー、といった構図がうっすら透けて見える。実際にミュージシャンとして立つ村松が書くから、この構図が面白い。

まだ途中。いわゆる福生詣での寸前、長崎コンサートの真っ最中までアップされた。次第に文章が上手くなってる。今後の更新が楽しみだ。

今夜のBGM:The Manhattans""(1981)
 アルバム"Black Tie"に収録。彼らはいま、来日してたんだね。知らんかった。しかし丸の内のコットンクラブに出演じゃあなあ・・・さすがに手が届かない。もっと気軽なホールでやって欲しかった。

 マンハッタンズは、最初にLPを買ったソウル・ボーカル・グループ。シティ・ソウルのグループとして、名前もすごくお洒落じゃないか。それでわけも分からず買ったっけ。
 サウンドも聴いて、透明感がぐっときた。もともとソウルフルな展開って当時、苦手だったし。
 もっとも彼ら、NYじゃなくニュージャージーかどっかのグループだったはず。

 これはアルバムをシメる一曲。思いっきり甘いバラードです。この頃はジェラルド・アルストンがリード・ボーカルだったと思う。しかしどこを見てもクレジットが無い。プロデューサーやバックミュージシャンは細かに記載されてるのに。そういや作曲者クレジットも無いな。
 とことんミュージシャン/演奏主体思想でクレジットされた、なんだか奇妙なアルバム。コーラス・グループのアルバムなんだぜ。なんでメンバーの名前すら、載ってないんだ。

 曲そのものは悪くない。クサいくらい。ドラムのモリス・ジェニングス・ジュニアってどこかで名前を見たなあ。真下へスティックを落とすように、そっけなく軽く、タムを叩く。 
 そっとボーカルがコブシを回し、p/g/ds/bのシンプルなコンボが前提。薄くストリングスがかぶってるけど。こんな甘い曲をたんまり、今回の来日でやってるんだろなぁ。聴きたかった〜。
2006年01月09日 18時22分41秒
ぎゅにょーん。
いやはや初仕事。とにかく今日も終わり。しかしハナから残業で、渋さ知らズ劇場へ行けず・・・ちぇー。次に渋さを聴けるの、いつかなあ。イーストまでお預けだろか。

通勤中はきちんと小説でも読みたい。だけど、どうも頭に入らず。いかんなあ。どんどん頭がぱぁになってく気が。脳細胞がみりみり死んでます。ひさびさの仕事で、知恵熱でも出たんだろか。

とりあえず仕事帰りはi-podであれこれ聴いていた。大友良英"キッチン"から、デ・ダナン"Ballroom"をつまみ聞き。さらにGZAの"Liquid Swords"へ。最後はヒップホップのビートが、仕事でぱんぱかぱーんな頭のクールダウンにぴったりでした。

やはりあれこれ詰め込めるi-podは良いね。60ギガ、買おうかな・・・迷うぞ迷うぞ。

今夜のBGM:Raekwon"Wu-Gambinos"(1995)
 今も流してるのはヒップホップです。1st"Only Built 4 Cuban Linx"に収録。ウータンのソロは一巡目がやっぱり面白いね。その後は、どんどんゴージャズかつ大味になってく気がする。
 本盤はもちろん、RZA全面展開。プロデュースもミックスもアレンジも。
さらに本曲ではfeaturingでRZA,ゴーストフェイス、メス、マスタ・キラまでごそっと参加した。

 群唱でなく入れ替わりでライムするアレンジ。未だにどの声が誰か、良く分かってない。
 乾いてつんのめるビートはやっぱりかっこいい。ハイハットはRZAのパッド入力だってインタビューを読んだ気がする。ループするピアノが小粋に弾み、チャルメラみたいなトランペット(?)がせわしなく焚つける。ぐいぐい、と。
2006年01月05日 23時46分01秒
らららぃ。
2005/12/31に横浜アリーナでやったサザンのライブ中継を、ギャオで見た。新譜発表後のツアー最終日。曲順は以下の通り。オフィシャルHPに乗ってたリストと同一だ。特に大晦日向に変えたセットリストじゃないみたい。
http://www.sas-fan.net/tour2005/set_list/index.html
最新アルバムを中心に、みごとに最近の曲ばかり。ここんとこサザンを聴いてなく、カラオケもすっかりご無沙汰。知らない曲ばかりでした。うむむ。それでもキャッチーなメロディでそれなりに聞かせるのはたいしたもの。

しかし桑田も老けないね。髪の毛黒くしたせいか、なおさら若く見える。アップで見たら、ちょっとシミがあったけど・・それ以外は特に歳を感じないもの。ツアーで声も出てる。高音部分は女性コーラスを入れて、厚みを出した。ステージングも派手だもの。生で見たら盛り上がるだろな。
それでも古い曲をやって欲しい・・・と思うあたり、しみじみ歳を感じました。とほほ。
2時間半の長丁場番組とはいえ、CMが入らない。正月に何かしながら、のんびり見るのも宜しいんじゃないでしょうか。

<セットリスト>
Southern All Stars Live tour 2005
〜みんなが好きです〜
12/31横浜アリーナ
1.Big Star Blues
2.My foreplay music
3.希望の轍
 〜Count down〜第九;歓喜の歌
4.神の島遙か国
5.セイシェル〜海の聖者
6.愛と死の輪舞(ロンド)
7.Jump
8.愛と欲望の日々
9.別離(わかれ)
10.ごめんよ僕が馬鹿だった
11.リボンの騎士
12.You
13.海
14.栞(しおり)のテーマ
15.Bye Bye My Love(U are the one)
16.からっぽのブルース
17.恋するレスポール
18.夢と魔法の国
19.キラーストリート
20.限りなき永遠(とわ)の愛
21.ロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman〜
22.ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
23.マチルダBABY
24.イエローマン 〜星の王子様〜
25.BOHBO No.5
(アンコール)
26.勝手にシンドバッド
27.TSUNAMI
28.LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜
29.心を込めて花束を
2006年01月03日 16時12分14秒
新年。
あけましておめでとうございます。
年賀状を書かない習慣なので、新年の挨拶はめっきりwebやメールでのみ。気分的に新年のいい区切りになりますが、年々減ってく年賀状は寂しいものがありますな。

新年早々、唇と舌に口内炎が出来た。はてさてこれは吉凶どちらか。たかが口内炎なのに、新年の運勢占いに使いたくなるあたり、新年らしいと言うべきか。

さっそく年明け一発目のCD屋詣でへ。いろいろ掘り出し物あり。新宿塔が全館休みでへこみましたが、ユニオンだと予想外のものが入るメリットあります。これも新年の・・・もういいか。

昨年より探してた"Improvised music from Japan 2005"をやっと購入。記事は何もなし。全てレコード・レビュー。350枚以上乗ってるそうだ。迫力ありますな。もちろんCDも2枚付。お得ですよ。さあ買おう。

ぼくが聴いたことあるのは、全体の2割くらい?数えてないけど。
一枚あたりの文章量は少なめ。したがって聴いたことある盤は同感/反論いずれも食い足りなさあり。あえてもう一度聞き返したくなる。その意味でも有効なレビューになってると思う。いや、皮肉でもなんでもなく。

しかし2年間の主なものを集めただけでも350枚。このボリュームに呆然としてしまう。日常生活を送る普通の好奇心を持った人で、これら全てを聴いてる人が、一体何人いるんだろう。
もっともっと好奇心を保ち続けよう。思いを新たにしたひとときでした。これも新年の・・・しつこいね。すまぬ。

なにはともあれ、今年もよろしくお願いします。

今夜のBGM:黒田京子トリオ"20億光年の孤独"(2005)
 本書にもレビューあり。1st"Do you like B?"に収録。黒田京子トリオのCDレビューはいくつか読んだ。雑誌や個人の日記で。指摘に思いを新たにすることもあれば、違和感を覚えることもある。その違和感はなんだろう、と改めて考えていた。新年だし。・・・もういいか。

 黒田トリオを聴いていて、一番思うのは前へ進むベクトルだ。多分この考えに共感して下さる人のレビューが、読んでてしっくりくるんだろう。
 彼らは決して立ち止まらない。前へ、更なる前へ進もうとする。
 縮小再生産も安住もしない。CDの製作だってこれまでの総決算でもなければ、完成形と満足して腰を下ろしもしない。あくまである瞬間を切り取った、ひとときの記録。勝手な思い込みだが、そんな気がする。

 このCDはただの一日で録音された。何曲録ったのか。テイクはどのくらい重ねたのか。曲順はどうやって決めたのか。事前にどうリハしたのか。そんなことがとても興味ある。
 それらをご本人方に伺ってみようと思いつつ、躊躇って果たせていない。全てを知ることが、音楽の味わいに役立つとは思わないから。想像を膨らませて楽しむことも、楽しみ方だと思うから。

 ゴタクが長いね。とにかく本盤をはじめて聴いたとき、感じたのは美しさと緊張だった。ライブで聴けるユーモアは、ここではかなり控えめ。同じことを、以前の日記で書いた気もする。
 彼らのライブは録音されることもあるが、あくまで記録。リリースを視野に入れていない。リスナーとしては聴きたいさ。聴きたいんですよ。聴きたいってば。ほんとに。
 ともあれ本盤は繰り返し聴かれることを前提の、張り詰めた思い入れを強く感じた。そのためか即興は凝縮され、ぎゅっと絞られた作品に仕上がってる。

 この曲は黒田京子の作曲。キャリア初期に書かれた曲らしい。なぜこの曲を本トリオへ投入したのか。それも興味あるところ。
 繊細にピアノが音を載せ、右チャンネルのチェロ、左チャンネルのバイオリンがじりじりと切り寄る。ちなみに本盤はライブの配置を意識したミックス・バランスになっている。これも意図的かな?ヘッドホンで聴くと、in-Fでのステージが脳裏に浮かぶ。

 じわじわと音量があがり、高みへ上がる。スケール大きく強固に伸びる美しさが堪らない。
2006年01月01日 18時30分36秒