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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

ざざ。
ほとんど下のBGMのことを書きたいがために、日記書いてます。今日は用事を済ませた以外は無為に過ごしてしまったもので。
ああ、休みも終わる・・・なんで休みはあっというまに終わってしまうんでしょうね。あと120年くらい、遊んで暮らしたいなー。宝くじ当たらないかな。

今夜のBGM:YMCK"Magical 8bit ture"(2004)

 吉祥寺のビレッジ・ヴァンガードへ久しぶりに行ってみた。ますます混沌としてますな、あの中。お菓子がいっぱいで目移りする。ふだん、お菓子って欲しいと思わないんだが。

 これはBGMでかかっており、面白いなーとさっそく購入した。発売当時はタワレコと組んでキャンペーンをしたそう。けっこう有名なバンドだろうか。

 コンセプトは"8bit music"。つまり、ファミコン。
 ここで試聴できます(→)http://www.usagi-chang.com/usg008.html

 同時発音が3音しかなく、やたらぶっとくて耳につくのに、ゲームへはまるにつれ妙なる音楽に聴こえた経験、ぼくと同世代の人ならあるのでは。ありますよね。
 センスがよければ、こんなポップスになるんだ。

 この曲はアルバム"Family music"のために書き下ろされたそう。
 同時発音数にはこだわらず、いっぱい発音を重ねてる。あえてロリなボーカルにはリバーブを控え、チープさとキュートさを強調した。
 フレンチ・ポップと、コンセプトは違うがスパンク・ハッピーにつながる匂いを感じた。
 いわゆるニュー・ウエーブ系の音が好きな人なら、すんなり馴染めるんじゃないでしょうか。

 あまりにシンプルな音使いで響く、音色にノスタルジーと苦笑がこぼれることもしばしば。著作権を意識し、音はオリジナルに変えてるけれど。
 でも改めて、マリオ・ブラザーズの音楽って練られてたんだなーと思う。
 
 このバンド、コード進行にもこだわってるみたい。上のURLで紹介したページでみっちり解説を書いてます。
 ラフな8bitサウンドでコルトレーン風コード進行を取り入れた(10)も、面白いです。
 彼らはライブ活動もしており、今月末に新宿でやる深夜イベントへ出演するようだ。聴きに行こうかなー。
2005年08月15日 23時26分15秒
ぎゃふん。
ここしばらく、ゲーセンのマージャンにはまってる。セガの通信版で、4人マージャンの東風戦ができるというもの。
勝ったって何の得にもならないが、気軽に人間相手で対戦できるのが面白くって。そもそも点数計算、出来ないし。

で、総合成績はマイナス。たいがい勝ったり負けたりで、ストレス解消になってるとは言いがたい。負けが込むととにかく上がりたくて、何回も百円玉を突っ込んじゃう。んで、上がったときが気持ちいいんだよ。

しかし今日は違った。負けまくり。ツモは裏目、リーチは上がれず、まわしたつもりが振込みへ・・・。やってもやってもだめ。
配牌はひどくて、たまにテンパっても上がれず。すっげえ落ち込みました。今日だけで、段位が二つも落ちたよ。あああ。
しょっぱなのゲーム、中の対子があって、混一狙い。発を切ったら続くツモ二回が同じ。河に連続して並ぶ3枚の発。しかも白まで1枚捨ててた。
さらにこれ、上がれず。振り込みましたよ。しかも跳満に・・・。
ああ、悲しい。あのヘタなツモが全ての悪運の元か。

人生楽あれば苦あり。悪いことの後にはいいことあるさ、と家に帰って宝くじのチェック。
・・・そう上手くはいきません。
やっぱり厄落としの一発狙いで、パチンコへ行くべきでしたか?

今夜のBGM:Robin Hitchcock"Aqony & Pleasure"(1990)

 ライブはパス。太陽肛門スパパーンがらみの芝居にも惹かれたけど・・・おとなしく家でCD聴いてました。
 レココレ誌の最新号をぱらぱら眺めて、これを久々に引っ張り出してきた。アルバム"Eye"に収録。

 ぼくはソフト・ボーイズにも彼にも、さほどはまったことは無い。本盤はクロス・ビート誌のレビューに興味を持って買ったと思う。
 今までに何度か手放そうと思ったけど、数曲が好きで・・・処分しそびれてる。そんな付き合いの一枚。
 どの曲がそんなに気に入ったのかなあ、と頭から聴いていた。一番の名曲は"Queen Elvis"だけど。この曲もけっこう好きなんだ。

 アコギをかき鳴らしながら歌う、ごくシンプルな構成。メロディに展開がさほどあるわけじゃない。
 ボーカルは途中から調子っぱずれだし、アレンジもあっさりしたもの。でも、なんだかパワーに惹かれる。
 後にGbVにハマるのと同じ、アイディア一発の原石だけど面白いって風に、当時から感じたのか。
 今聞き返しても、いい曲だなあと思う。でも、何で惹かれるのかはさっぱり。
2005年08月14日 23時40分17秒
うぉうぉ。
今日のライブ行って、「すげー!初めて聴いた」って他の観客が喋ってるの聴こえた。是巨人のライブが終わったあとのこと。
誇らしいような悔しいような羨ましいような。

もちろん今日のライブはかっこよかった。一体どんなリハをしてるんだ。ひょいひょい変拍子が猛スピードで駆け抜け、複雑なアンサンブルを軽々決める3人の演奏は凄まじかった。

しかしぼくは感嘆を漏らしてた観客ほど、ライブを楽しめてないんだろうか。
耳が肥えたのはありがたいこと。バンドの凄さを分かった観客が増えるのは嬉しいこと。
しかしぼくも新鮮な驚愕を味わいたい。驚きじゃなく、仰天したいのよ。・・・贅沢な話だろうか。

是巨人のライブを聴いてて、CDをじっくり聞き返したいと思った。耳慣れないフレーズ、新鮮なリフがいくつもあったから。
だけど新鮮な感激も味わいたいんだよ。贅沢な話なのは分かってる。
さあて、何から聴こう・・・。

今夜のBGM:是巨人"Jackson"(2005)

 先日、TZADIKから出たライブ盤"ISOTOPE"に収録。スタジオ録音はまだリリースされてない。この盤も買ったきり、棚に積みっぱなし。大反省して、帰るなりCDトレイに突っ込んだ。

 是巨人は吉田達也(ds)のバンド。鬼怒無月(g)とナスノミツル(b)のトリオ編成で、ポリリズムに着目した変拍子インストを痛快に決めたおす。
 この曲は今日の鬼怒のMCによれば「吉田達也がブラック・ミュージックとプログレの融合に成功した曲」だそう。
 「成功した」って言い切ったせいか、吉田が苦笑してたけど。

 テーマのフレーズにソウル・レビューっぽさがある。吉田にしては珍しい曲調だ。高円寺百景やルインズ聴いても、メロディ・メイカーなのは分かる。
 とはいえ、ここまであからさまにコミカルでキャッチーなメロディって表へ出さないから。

 テーマのあとは怒涛の変拍子に雪崩れる。アドリブっぽく見せかけてリフがユニゾンでびしばし決まる。これを譜面無しの猛スピードで、3人は平然と披露してたよ。
 ギターのテーマを弾くとき、鬼怒がメロディを口ずさむように唇を動かしてたのが面白かったな。
2005年08月14日 00時08分41秒
ざば。
午前中の天気がいまいちで、涼しいのをいいことに音楽三昧。積んでたCDを何枚か聴く。次第になんだか、達観してきた。
ライブへ行けば、音楽へ素直に熱狂できる。しかし自宅だと冷静な視点がどうしても抜けない。どんどん諦念が浮かぶ。

理由は分かってる。まじめな理由のほかにも、部屋の環境が大きく影響してるってことに。
散らかった部屋でクーラーも無く、汗たらしてへばった姿勢から、まともな考えが浮かぶわけもない。
せめて部屋を片付けましょう。きれいな部屋は一つの片づけから。・・・ああ、めんどくさいよぅ。

今夜のBGM:The Rolling Stones"Coming down again"(1973)

 体系的に聴くことが全てとは思わない。しかし偉そうに語るなら、せめて全部聴くべき、とも思う。
 で、告白します。70年代ストーンズは"It's only Rock'n Roll"も"Love you Live"も"Some Girls"も聴いたことありません・・・。
 ロックってものに、根本でルーツを感じてないんだな、って最近思う。ぼくのルーツはザッパでありソウルであり、ポップスなんだろう。

 だからハードロック聴いたことない、って胸張って言える。いや、胸張っちゃまずいか。でもレインボーもジューダス・プリーストも聴いたことないとはいえる。
 しかしストーンズ聴いたことない、とは言いづらい・・・かといっていまさら、改めてCD買うのも気恥ずかしい。この心理、非常に説明しづらいです。分かるかなあ。わかんねえだろうなあ・・・って、何年前のCMだろう。

 さて、ストーンズ。これは"山羊の頭のスープ"に収録。"アンジー"のイメージが強すぎて・・・どうも素直に向かい合えないアルバムだった。
 ひさしぶりに聞きかえす。"Star Star"のロックにも惹かれたけれど。力いっぱい甘いこいつを、今夜は。

 ピアノはニッキー・ホプキンス。ベースがうねうね派手に動く。弾いてるのはだれだろう。いや、この盤ってベース引きにリチャーズもテイラーもクレジットされてるもんだから。
 シンプルなコンボ編成でも成立するはずだが、リバーブを効かせゴージャスな雰囲気をそこはかとなく匂わせた。
 
 ボーカル役をぐるりと回し、クリーンな音楽に見せかけようとしたんだろう。少なくとも、冒頭は粘っこくギターがひっかこうと、ドラムがじとじと刻もうと。
 次第にボーカルが左右に定位し、胡散臭さが増えてゆく。この崩れっぷりが真の狙いかな。
 サックスなんて思い切り音がひしゃげてる。左右のチャンネルを存分に使い、てんでに勝手な音を出す。
 
 コーラスだけが皮肉に甘い。そしてピアノも。綺麗に、残酷に。
2005年08月13日 00時16分31秒
ぐた。
今日からお盆休み。色々あるけど、とにかく休み。休むぞ。ちくしょう。休むったら。

さて。ほんとは活発なリフレッシュをいそしもうと予定してた。音楽聴いてライブ行って本読んで、あわよくば映画見たりなんかも。
そのうえ部屋を片付けてCDを整理して、もろもろの用事をすまして。やりたいことはいっぱい。

でも、大方の予想通り・・・音楽聴いてたら転寝してしまい、結局一日が無為に終わっちゃった。
今日は英気を養う日、と自分を慰めてみる。頭がすっきりして、視界が広くなった。喜ばしい一日だったということで。これも休みの醍醐味よ。どんなに言い訳めいていようとも。

最近、新聞の一面が面白いので色々考えてしまう。政治ネタになるから詳しくは書きませんが。
何年か前は新聞なんて読みたくも無かった。読んでも面白くなかった。しかし最近は面白い。
たとえば正月。新聞読んだって、面白くもなんともなかった。いよいよ正月が終わったってことか。自分の頭か世界のほうかは置いといて。

行きたいライブもあったんだけどね・・・目が覚めたら夜でした。明日はライブ行くぞぅ。

今夜のBGM:L'ange Gabriella"Psychotic Reaction"(2001?)

 昼間はのんきに聴いていた。今度は濃密にどどどっと勢いが欲しい。クラブで踊りながら聴きたいが、あいにくそんな生活習慣は無い。
 こういうときはゴア・トランス。金太郎飴みたいなのに、いざ聴き始めると自分のイメージに、ぴったりハマる曲ってなかなか無い。
 自分でゴアが作れる、フリーか安価な素人向PCソフトってないかな。短時間で作れたら、こんな芳醇な気分転換って無い。
 
 とりあえず今はこれでいいや。コンピを早送りして、一曲選ぶ。

 詳しい経歴は調べてません。2001年にTRNCからリリースされた3枚組コンピ"The Best of GOA TRANCE 4"に収録。オランダのレーベルかな?詳しいクレジットは何もない。

 今の気分は低音がぶわっと覆いかぶさり、シンプルな四つ打ちで分厚いシンセが目の前に立ち尽くす。低音はそこそこで、シンバルだけがやかましく鳴り響く。
 そんなゴアが聴きたかった。この曲は・・まあ、近いような遠いような。
 シラフでも酩酊を覚えるような、ぐにゃっと曲がるゴア・トランスです。
2005年08月11日 23時18分12秒
だぁ。
昨日はフル・スタンディングのライブへ。音楽はすっごく面白かったけど、疲れました・・・足がパンパンです。疲れが翌日になっても取れません。明日あたり、筋肉痛でしょうか・・・ああ、体力落ちてるなあ。

姿勢が悪いので、まっすぐ長時間立ってられないという、情けないしまつ。思いっきり身体を崩した「休め」の態勢で姿勢を保つもんだから、ますます腰と足に負担がかかるという。

踊るとまでは行かないまでも、体動かしてるとちょっと楽でした。
変拍子に合わせて体動かしながら、音楽に乗ってるのかパンパンに張った足をほぐしてるのか。どっちが主眼か分からなくなる瞬間があって、しみじみ情けなかった。

これ、ほんとは昨日の日記です。がしかし。今日の日記は仕事関係しかネタがなく、書けることが何一つ無い。てなわけで、お茶を濁してみました。

今夜のBGM:The Beach Boys"Oh Darlin'"(1980)

 あまりに暑いのでビーチ・ボーイズを。ノートランクスのイベントでBB5特集やってたんですね。行きたかったな。
 ビーチ・ボーイズのファンです。ファン・ファン・ファン。・・・ベタだな。

 日本では緻密な論陣を張る熱心なファンが多いので、どうも胸を張って「ファンです」って言いづらい。マニアックに聞いてる訳じゃないから。
 だけどビーチ・ボーイズで一晩語れる位は思い入れも意見もあります。・・・って、こうやって「語る」姿勢に入るのが、一番ダメだなあ。楽しまなくちゃ。それがビーチ・ボーイズなんだから。

 "Keepin' the summer alive"に収録。作曲クレジットは"Wilson-Love"とだけど、これってブライアンのことだよね?それすらきちんと覚えてない。その程度のファンですがな。
 "Pet sounds"からこっち、BB5はカールとマイク・ラブのバンドになったと思う。さらにブルース・ジョンストンがプロデュースした本作は、まるでBB5のイミテーションに聴こえる・・・だからこそ、ビーチ・ボーイズらしくなったのが、なんとも皮肉な話だが。

 ああ、ゴタクが多い。すみません。どうも語りに入っちゃいます。

 これは冒頭の節回しが、なんともブライアンらしい曲。歌はカールだけど、節回しがブライアンぽいとこもいくつか。デモテープがあるのかな。
 甘く切なく、旋律が紡がれる。大サビでだけ、妙にポップになるのが違和感あるぞ。

 打ち込みもどきの演奏も、太いハーモニーもかっちりしすぎ。落ち着かない。なぜだ。もともとビーチ・ボーイズの演奏って、スタジオ・ミュージシャンなのに。
 というか、この演奏もスタジオ・ミュージシャン。時代として、フュージョンを潜り抜けた弊害か。
 
 メロディは心地よい。変に作りこまず、さらっと弾き語りっぽいアレンジで聴きたいな。
 でもカールはすでにいない。ブライアンも・・・こういう風には歌えないだろう。ハイ・ラマズあたりがカバーしないものか。
2005年08月08日 23時58分17秒
ねむたー。
今日は用事でちと出かける。とにかく眠くて参った。平日、眠くて仕方ないときは缶コーヒーを飲む。強烈なカフェイン効果で目が覚めるんです。
しかーし・・・今日はダメ。何本がぶ飲みしても。
やむなく用事が終わったら、家へUターン。爆睡して体力回復しました。ふらっと月茶へ伺おうと思ってたのに。

用事があるとはいえ、レコ屋めぐりは欠かしません。渋さ知らズの新譜、出てるはずなのに・・・しつこく何店回っても見つからず。
もうソールド・アウトかな。1500枚しかプレスしてないっていうし。なんともはやー・・・甘く見てたぜ。

眠気に覆われた頭でレコ屋をあさっても、どうも集中できません。とりあえず家に帰って、ヒップホップ聴きつつ居眠りさ。
今はいちおう頭もすっきりした。さあて、アケタの深夜ライブへ行ってくるかな。

今夜のBGM:Redman"We Run N.Y."(1994)

 ラップのアルバムは少年ジャンプだ、と言ったのは誰だったろう。至言だと、今でも思う。
 この表現を読んだのはかなり前。ジャンプがべらぼうに売り上げてた時代だ。現在では意味合いが伝わりにくいかな。
 次から次へパワフルなものが登場し、すぐ次に取って代わる。皮肉な意味合いも含め、ぼくのラップに対するイメージは今でも変わらない。

 いいアルバムはむろんある。しかしライムへ興味持たずにビート感だけで聴いてるから、正直なところ個々の違いをきちんと理解できてない。
 何百枚買おうと、10枚を繰り返し聴こうと、ぼくにとって一緒だろう。なんとも情けなく、虚しい。
 中古盤屋であれこれ見てるとき、ぱっと頭に浮かんだ。未聴盤への好奇心も、既聴盤の聴き込みも近似値じゃないかって。

 久々に聴きかえす一枚、"Dare iz a darkside"に収録。ほとんど10年ぶりに聴く。内容はすっかり忘れてた。
 土中に埋まって大きく吼えるレッドマン。"マゴットブレイン"へのオマージュでしょうな、どう考えても。

 ここでは女性のゲスト・ラッパーが、はすっぱに言葉を載せる。彼女がハリケーン・Gかな?
 外枠だけ抜き出したような、鈍く唸る低音。拍の頭でぐっと沈んで高く浮かび、じんわり下降する。
 展開は無く、ひたすら押す。ダンス・ビートでありながら、どんより重たく耳へのしかかった。
 何か忘れてるって、リラックスした心をざくっと削る。そんな焦燥を覚えた。

 当時これを聴いて、楽しんだ人はなにを考えてたんだろう。
 今これを聴いて、なにを感じるんだろう。
 今これを聴き返す人が、アメリカに何人いるんだろう。
 そんなことを考えながら、この曲を繰り返し聴いている。
2005年08月06日 21時59分54秒
およよ。
アップルのミュージック・ストアが業務始めたんだって?どんどんネットと音楽が近くなっていくね。いまだにナローバンドなままのぼくとしては、肩身狭いです。
今回はサザンやユーミンがミュージック・ストアへ参加しないのが残念。ふっと一曲、買って聴くってのをもっともしそうなミュージシャンなのに。音質のしょぼさを気にしてのことだろうか。
いずれにせよナローバンドなぼくの環境では、関係ありませんね。ふん。

アップルのサイトを見てて、やっとこさ「ポッドキャスト」ってのが何か、イメージできた。こないだバージョン・アップしたとき出てきたこの言葉、何のことかわかんなかったんだ。
しかし・・・どうやって番組をDLするんだろう。アップルのHPを徘徊することしばし。やっぱりわからねえ。なんとまあ。

音楽がデータ販売されることに、ぼくはあまり抵抗が無い。音質とか通信速度、再生や保管の環境、単価や著作権のもろもろなど。それぞれについて、言いたいことはある。
しかし、それでもデータ販売されることに、抵抗は無い。

なぜなら今までマイナーな洋楽を聴いてきて、さんざん「廃盤」「未CD化」の言葉に苦しめられてきたから。
否。過去形じゃないね。今でも悔しい。聴きたいけど売ってない盤って、いっぱいあるもの。

データ販売ってことは在庫リスクが相当圧縮できるってこと。
100万曲なんて、けち臭いことを言わないで。どうせやるなら徹底的にやって欲しい。

ビーチ・ボーイズのメンバーのソロとか。レオン・ラッセルの"エルビス&マリリン"とか。
買いそびれたままな、フォー・フレッシュメンのボックスとか。廃盤になりっぱなしのピート・ナムルックとか。
ザッパのビート・ザ・ブーツの第二弾とか。フィレスの全曲集とか。

・・・・ああ、きりがない。ネット販売がどんどん進歩して欲しい。
廃盤なんて言葉の存在しない、ネバー・ランドへ連れてって下さい。お願い。

今夜のBGM:Mothers of invension"Invocations and ritural dance of the young pumpkin"(1967)

 フランク・ザッパといえば"フリーク・アウト"。ぼくはこれが分からない。つまらないアルバムだとは言わないよ。でも、あれはザッパのキャリアでもかなり演奏がとっ散らかった、つたないアルバムだと思う。
 翌年にリリースされた"Absolutely free"が、なぜもっと評価されないんだろう。

 ぼくはこれこそ、ザッパの真のデビュー盤だと思ってきた。凝縮された演奏、通低するコンセプトががっちり決まった名盤だ。
 この曲も本盤より。今日はこの曲を、繰り返し聴いている。ボーカル曲が多い本盤だが、こいつは完全インスト。

 "Hot Rats"に繋がる、しこたまグルーヴィでべらぼうにドライブする演奏を堪能できる。
 左チャンネルのギターがザッパで、右がイアンだろうか。
 賑やかに打ち鳴らされるタンバリン。シンプルに突進するベースとドラム。
 テーマのあとは、フルートとギターのソロが同時並行で延々と流れる。

 強引なほどに二人のソロは噛み合わず、そして全体の印象はとてつもなく一体感がある。
 "Hot Rats"はどこかゆるい空気が漂う瞬間があった。しかしこの曲は違う。まったく隙がない。濃密にリズムがあおり、闇雲に音楽が溢れ沸く。
2005年08月05日 23時23分46秒
 
今日も暑い〜。耐えかねてつい、アイスを食べてしまう。甘いからねぇ。喉が渇くのよ。次に冷たいお茶をがぶがぶ。続いて汗がどばっと・・・なんだかひたすら自分の身体で、水をろ過してるだけだ。これではいかーん。
あんまり水を飲みすぎるのも、体内塩分濃度が下がってマズいんだっけ?かといって塩を舐めるほど計算高くありません。

しかし最近、クールビズがずいぶん普及した。電車乗ってて、スーツ姿の人が少ないもの。たいがいはワイシャツ姿だ。かたくなにぼくはスーツ着てますが・・・その格好で車内のクーラーが、ちょうど気持ちいい。ワイシャツ姿の人は寒くないの?よけいなお世話だわな。

クールビズの格好だと、生腕がぴとってあたるのが気色悪い。タダでさえ不快指数の高いラッシュなのに。何とかならんもんか。というわけで、ぼくはスーツ着てます。暑いぜ。

今夜のBGM:Ron Sexsmith"It never fails"(1997)

 鳴り物入りでデビューしたロン・セクスミスの2nd"Other songs"より。ぱっと耳に残った一曲。
 プロデュースはミッチ・フレームとチャド・ブレイクのコンビ。

 この曲、ベースはグレッグ・コーエンとある。別の曲で聴けるトランペットでデイブ・ダグラスの名前も。ちないにドラムはジェリー・マロッタ。NYのきっちりした音を出す面子で固めたな。
 
 実はぼく、ロン・セクスミスの声ってあまり好みじゃない。もうちょい屈折したほうが好きなんだ。
 でもメロディの確かさにひかれ、つい新譜が出ると買っちゃう。この盤は比較的小粒な印象が強い。
 しかしじっくり聴くと味が染み出す。アレンジ面で言うと、バックで流れるキーボードが、さりげなく上手い。多分ひいてるのは、ミッチェル・フルームだろう。
2005年08月04日 23時48分54秒
あうち。
ちょっとしたスリ傷や切り傷の痛みで、じわじわ悩ましいことありませんか?
さかむけをちょろっと剥がしちゃったり、深爪したり、紙の端で指を切っちゃったり。指の傷の例ばっかだな。

実は今、微妙なところを傷つけちゃって困ってます。月曜日あたりに、寝ぼけてがりっとひっかいたかなあ。
数箇所傷があるらしく、じわっと痛いんです。傷があるか良く見えなくって。

昨日はたまりかねてメンソレータムを塗って寝ました。すきーっとしたけど、治る様子はいまいち無し。
わざわざ医者へ行きたくない。ちょっとした切り傷に効く、いい市販薬はないでしょうか。

この時期、熱がこもるんですよ。変な話。
ゆるゆるのトランクスだとすれるし、ブリーフだと張り付くようで違和感あるし。
あー、早く直んないかなあ、ふぐりの引っかき傷。

今夜のBGM:Marcos Valle"Chup,chup,I got away"(1968)

 ボサノヴァに興味ある。ちょろちょろ聴いてるだけで、体系的に知らない。体系的な理解が唯一とは思わない。もっと乱雑に自由に聴くのも、楽しめるとも思う。体系的に聴く時間も予算も無いって、はなはだ現実的な理由もあるが。
 しかしこのとき、「自由に聴こう」と固定観念にとらわれた自分に気づく。どないせいっちゅうねん。

 ともあれマルコス・ヴァーリ。ボサノヴァ界では有名らしい。今はとにかく涼みたくって。クーラーも扇風機も嫌いなもんで。
 ボサノヴァ聴いてると、ちょっとは涼しいなあ。

 アルバム"Samba '68"に収録。彼の4thで、アメリカの音楽界では2ndに当たる。レココレ01年10月号の特集によると、とてもヒットしたアルバムのようだ。
 アメリカ市場を意識し、歌詞は英語を取り入れた。やはり歌声がどこか、ぎこちない。
 演奏も若干とろい。でも、メロディの持つ強烈な牽引力に惹かれ、何度も聴いてしまう。
 
 しかしこの曲、他のテイクも持ってる気がするなあ。どのCDで聴いたっけ。ああ、思い出せない。もどかしい〜。
 「自由に聴かなくちゃ。ややこしいことを考えず」
 でも、棚のどっかに埋まってる可能性があるんだよ・・・。
2005年08月03日 23時45分45秒
とりとり。
すっかり夏ですねー。もう暦の上では8月。当たり前ですな。家ではすっかり寛いだ格好してます。パンツいっちょにTシャツ一枚。クーラーないもんでね。蚊に刺される面積は増えるし、いいことないんだが。
ふと足を見ると痣が一つ。何でこんなとこに・・・しかも昨日見たより育ってる。何でじゃ。

電車に乗ってると色々ねたがあるんだけど・・・どうもにっこり笑って日記に書きづらいことばかり。どうも暑くなると殺気立ちますな。
今日は電車の中でずっと小説を読んでました。家で続きを読もうと思ったけど・・・暑いぃ〜!もっと気楽な漫画へ切り替える。BGMはグラハム・パーカー。
ほんとはメルツバウをじっくり聴きたいのに。暑くてそんな気になれず。いかんですなあ。

ここんとこバタついて、さっぱり日記がありませんでした。
これはいかんと、思いつくまま適当に書いてたけど・・・うーむ、ネタがない。いけませんな。出直してまいります。

今夜のBGM:Quiet Elegance"Do you love me"(1975)
 ソウルが聴きたくて、棚から適当に引っ張り出した一枚。サザン・ソウルのファンには有名なバンドなのかな。ノーザンが好きなぼくは、どうにも宝の持ち腐れな気がする。
 録音はハイ。シングルのB面(?)としてリリースされた。

 イントロは思い切りムーディ。ところが歌い始めるとサザン・ソウル。しかし根本はなんだか乾いてる。そんな三すくみなサウンドが面白くて。
 演奏はハイのスタジオ・ミュージシャンだと思うが・・・クールな演奏がいかしてるよ。
 誰が弾いてるか知らない。淡々と刻むハイハット。じわっと暖かいオルガン。この二つが特にいいな。
 曲としては盛りあがりにかける面は否めない。でも、暑い夜にこの歌が、じわっときてね。
2005年08月01日 23時26分49秒