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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

およ。
ご多分に漏れず、会社に新人が入ってきました。
喫煙部屋でタバコをすってたら、たまたま一人に遭遇。雑談してて、音楽話になりました。けっこうロックが好きみたい。

で、ふいに一言。
「エアチェックって・・・なんですか?」

がっくりきた。
しかもそいつ、カセットテープを使ったことないそう。
ジェネレーション・ギャップは、ここまで来たかい。

たしかに今年23歳なら、生まれは1982年かそこら。LPすらろくに知らなくたって、不思議じゃないんだよなあ。

今夜のBGM:武田和命"Soul train"(1989)

 アルバム"インフィニティ"に収録。アケタの店で1989年1月26日に行った、古澤良治郎3daysの最終日のライブを抜粋して収録された。

 この3daysは古澤良治郎によるトリオ演奏の企画。
 初日は川端民夫、残る二日は吉野弘志をベースにむかえて繰り広げられた。
 本岡一英(p)、広木光一(g)、武田和命(ts)それぞれを日替わりでソリストに立てたセッション、と当時のアケタのスケジュール・チラシにある。

 川端+武田+古澤での演奏ってのも面白そうだが・・・それは渋谷毅オケで楽しめ、ってことか。
 渋谷オケのアルバム"Live 1989"が、この顔ぶれ。こちらの録音は同年1月28日。"インフィニティ"のわずか二日後だ。
 そして同年8月、武田は他界してしまう。

 これはT・ダメロンの曲。本盤はすべてジャズのスタンダードを演奏している。バラードが多いかな。

 名演が多いが、特にこの曲が好き。ロマンティックなムードにしびれるんだ。
 古澤のドラミングはリズムキープしつつも、根本でデュオするように自由なフィルを入れる。
 ベースの吉野は控えめにウッドを弾く。二人によって足元がスペース一杯に固められて・・・たんまりとテナーが歌う。

 わずかにかすれる音すらもいとおしい。ライブを見たかったよ。
2005年06月15日 00時15分28秒
くろーす。
DJをやりたいなーと思うことがよくある。クラブで踊らせるDJも、ラジオで「次の曲はXXXです」ってDJのほうも。自分ひとりであれこれ聴きあさるのみならず、誰かに聞かせたくなる年頃なんでしょう。

確か岡田"オタキング"斗司夫が「オタクは30歳過ぎると評論方向へ向かう」趣旨のことを言ってたと思う。今、原文を特定できないので、記憶頼りです。間違ってたらごめんなさい。
要するにぼくもそういう年頃ってことでしょう。30歳なんてとっくに過ぎてますが。

自宅でもDJをやりたいと夢想もしばしば。
ミックステープみたいにクロスフェイドでね。CDを入れ替えるとき、音が途切れるのが悔しいときもあるんです。特に一曲ごとにとっかえひっかえ聴いてるときに。

で、今日は発見しました。PCでi-Tunesから音楽を流しながら、なにげなくwin-ampを立ち上げてみたら・・・同時に音が出るじゃん!
これ、あとはミキサーがあればDJを可能だなあ。
ほんとうはwin-ampのプラグインで、DJツールあれば一時に解決ですが。

自宅にCDプレイヤー2台買ったり、CD−Jを買うのは色々大変だ。
せめてPC上で簡単にできるのが欲しいよ。前にそれっぽいソフトを見つけたけど、PC換える時にファイルを消しちゃって・・・それから探しそびれてます。
スクラッチやBPMあわせまでは要らない。クロスフェイドできればいいのにな。

今夜のBGM:nyaaano"136239"(2005)
 speonic teroecaの解散を経て、今はソロで活動するnyaaanoの、ボイスブログ日記にアップされた音源。今はライブの予定がなく、ネットでの活動がメインみたい。
 URLはここ。http://www.voiceblog.jp/nyaaano/

 今のところ3曲アップされてるが、とりわけ気に入ったのがこれ。6/2の日記にアップされてます。発表ほやほやの新曲。
 穏やかなエレクトロ・ビートに乗って、ギターのアドリブがふわりふわりと続く。16分間の悦楽。
 テンポは一定なのに、ギターのフレーズによって聴いてるタイム感が上がったり下がったりする。それが気持ちいい。太いシンセのフレーズもいいなあ。今はPCで聴いてるけど、あとでCDに焼かなくちゃ。
2005年06月12日 00時54分19秒
ぷいぷい。
女性専用車両が導入されましたね。ぼくの通勤電車でもあります。あー、むかつくよぅ。ここんとこ日記で、仕事の愚痴を書くことが多かった。だから今日はこのネタでくだをまいてみましょうか。ういいっ。・・・いや、酔ってませんよ。酒はこのあと飲みます。

で、女性専用車両で何がムカつくかというと。すいてるんですね、比較的。それだけなら諦めもつきますが。普通の一般車両に、女性が乗ってくるのが納得いかんぞ。あっちいけ。

だって、女性専用車両の趣旨ってのは、「オヤジとくっつくのがイヤ」とか「痴漢がイヤ」とかそういう理由なんでしょ?
別に男だってオヤジ同士くっつきあうのはいやだから、お互い様なんですが。
まあ、痴漢のことは分かりますよ。でもさー、冷静に考えてくださいよ。

女性専用車両の混み具合を見てると、今の倍くらいは詰め込めそう。ということは実質、車両編成が半両分減らされたってことでしょ。乗ってる人数は基本的に一緒なんだもの。
そしたら女性専用車両の開いてるスペース分だけ、他の車両に詰め込んでるって事でしょ。

となると男にとっては、人口密度が増えるだけ。
オヤジとくっつき具合がますます増えて、女性から痴漢扱いされるリスクも増えるわけでしょ?いいことないじゃん。
やっぱ女性は専用車両あるなら、そっち乗って欲しいな。あっちいけ。

ぎゅーぎゅーの満員電車に揺られながら、なんか納得行かない今日この頃です。
悪平等と分かっていつつも。こういう環境を是とするなら、いっそいろんな専用車両作らないかなあ。

男専用車両とか(むさくるしそう)。
タバコ専用車両とか(これ、ほしいなー)。
携帯・ヘッドホン無法地帯車両とか(うるさそう)。

そんなことを夢想する今日この頃です。

今夜のBGM:Miles Davis"It never entered my mind"(1956)

 アルバム"Workin'"に収録。プレスティッジとの契約解消のため、アルバム4枚分を2日間で録音した"マラソン・セッション"より。これは5/11の録音かな。

 改めて聴いたけど。いい曲だよー。実際にはベースもドラムもいるけれど。ピアノとペットのデュオに聴こえる。
 アルペジオをぱらぱら鳴らす、レッド・ガーランドのピアノがシックで心地よい。もちろんクールなマイルスのペットも素敵。
 上品な香りが漂う。もっとアグレッシブなイメージをマラソン・セッションに対して抱いてたよ。ちゃんと聴かなきゃダメ、ってことですな。
 
 ここではコルトレーンは吹いてない。ベースはいらないって言ったけど、最後のアレンジは別か。アルコで静かに弾くフレーズが、エンディングのさみしさをかきたてる。マレットで叩くドラムも渋いのう。
2005年06月08日 23時48分14秒
ふに。
あれこれのんびりな週末を過ごせた。昼寝もしたけどね。せっかくの休みだから活動的に〜!とも思うのに、ついのんびり横になり、そのまま寝てしまう。理不尽じゃ。
一週間の睡眠不足をここで帳尻合わせてるんだろうなあ。ああ、ナポレオンになりたい。睡眠時間はもっと少なくて平気になりたいなあ。

積極的にのんびりしてたため、逆に日記を書きそびれてしまった。ああ、本末転倒。

ちなみに行きたいイベント情報。そのまま忘れそうな気もするので、念のためにメモメモメモ。

http://boid.pobox.ne.jp/contents/oose03.htm

今夜のBGM:Mark Eric"Place for the summer"(1969?)

 ほんまもんのBGMです。詳しい経歴は知らず。西海岸のアメリカン・ポップスっぽいけど、英文ライナーを読む気力ないのです。ずぼらでごめん。これはRev-Oraから2002年に出たリイシュー盤"A midsummer's day dream"のボーナス・トラックでついていた。詳しいクレジットは見当たらず。英文ライナーの中に書いてあるのかなあ。

 ビーチ・ボーイズを下敷きにしたような曲が多い中、これだけSSWっぽくアコギとベースだけをベースにしっとり歌う。ハイトーンを甘くひねって歌うとこが、何だかリラックスできるんだ。本末転倒な楽しみ方な気もするが、今はこんな曲が聴きたい気分。
2005年06月05日 23時56分05秒
いえぃいえぃ。
で、まだまだ菊地成孔"東京大学のアルバート・アイラー"の影響は続いてます。ああ、ジャズ聴きたい。今はマイルスを聴きたいぞ。
ということで、先日はi-podへ手持ちのCDを片っ端から読ませてました。

ところが。朝はバタつくし夕方はくたびれてるし。せっかく吸い込ませたCDをかけらも聴かずに昨日は過ごしちゃった。
今日も朝からしこたま眠くって・・・でも「初志貫徹!」とばかり、むりやり耳にしてました。なんか趣旨が変わってる気がする。

音楽は面白いんだけど、いまいち頭にすんなり音が入らない。疲れてるんかなあ、おれ。

今夜のBGM:Miles Davis"Stuff"(1968)
 そうは言っても、この曲にぐっときた。"Miles in the sky"に収録。ハンコックの弾くエレピがシンプルで、トニーのあおるドラムがかっこよくて。とびっきりのファンクです。
 そのわりに重心が軽いのはなぜだろ。ドラミングのせい?ミックスかな?
 たぶん一発録りだと思うけど、妙に分離がいいステレオで寒々しさを感じてしまう。爆音で聴いたら違うかも。この時間は余り大きな音で聴けないのよ。ヘッドホンつけるのはしんどいし。

 マイルスの伝記を読んだら、ほんとにトニーをべた褒めしてた。このときって何歳くらいだろ。シャープにきちきち攻め込んでくる。
 右チャンネルでのんきなキーボードを弾いてるハンコックとの対比がいいな。
 ライナーを斜め読みすると、この曲は二つのテイクを切り貼りしたものらしい。気づかなかった。ショーターのサックスは一度をアンプを通し、スピーカーへマイクをあてて録音したとある。別にリバーブなどエフェクトかけて聴こえない・・・ああ、情けない。
 しかしこれ、朝聞いてると心が弾む。ちょっと元気出てきた。
2005年06月02日 23時53分00秒