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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

ばくばく。
この日曜から一週間、出張に行ってきます。帰ってくるのは来週の日曜。
今回はいろいろなトラブルや不安を抱えた出張なので、無事に帰国できるか凄まじく不安です・・・あああ。早く終わって、自宅に帰りたいですわ。こんな心配な出張、ひさびさだな。

辛気臭い日記ですみません。でもまあ、ぼくのサイト見てくださる人は、あんまりおられないでしょうし。たまにはこういうのもありということで。

今夜のBGM:Steve Wonder"Kiss lonely good-by"(1996)
 でもBGMのコーナーはきちんと書きましょうね。タイトルが意味深だけど・・・ってわけじゃないですよ。あるもんですか。あー、ほんと不安だな(笑)

 さて、これはスティーヴィーが"Conversation peace"(1995)のあとにリリースしたシングル。映画"ピノキオ"の主題歌らしい。
 "Conversation peace"は正直なところ、あまり馴染めなかった。曲よりもアレンジが古臭くって。分厚いシンセや野暮ったい打ち込みリズムでゴテゴテ飾られたサウンドは、80年代を連想させていまいち。聞き返してみたけど、やっぱり印象は変わらなかった。あっさりとアコースティックなほうが、映えると思う。要するにスティーヴィーの時代感覚のズレに、すごく違和感を覚えた。

 そのあとリリースされたこの曲。聴いてすぐさま気に入った。リズムは打ち込みだが、音が軽いのでくどくない。薄いキーボードにハーモニカをかぶせた素朴なアレンジが、粘っこく混ぜるスティーヴィー節にきちっとハマった。
 ともすればセンチメンタルに陥りそうな曲だが、ここでは演奏も歌声もばっちり。語りかけるような歌声も最高だ。さっきから何度も聴いている。
 ちょっと違和感あるとしたら、サビのあたり。"Maybe we can't but maybe〜"
 ここでいきなり、声がわずかにしゃがれる。ピッチもわずかに下がって聴こえる。実際のピッチは知らないが。かすかに声のタッチが違うため、歌をパンチインしたのでは。甘く語る声がこの部分だけざらつき、興が少々そがれてしまう。演出・・・じゃないよな、たぶん。

 スティーヴィーは今年、やっと新譜を出すようだ。10年ぶり?先行シングルの曲をネットで聴いた。やっぱりゴテゴテ分厚いアレンジっぽいんだよねぇ・・・飾らないスティーヴィーが聴きたいな。
 その曲はプリンスがギターで参加して、ファンキーなとこはかっこいいんだけど。

 それとスティーヴィーは70年代の代表作を、当時のアウトテイクたんまりな豪華版でリイシューして欲しいよ。曲は一杯あるはずだけど。
 モータウンの契約がらみだろうか。ただでさえモータウンは山のようにアウトテイクを持ってる会社だ。スティーヴィーのお宝も、ごっそりあると思うけどなあ。
2005年05月14日 01時29分36秒
ずり。
MUMUのサイトを覗いたら、驚き2連発。ひとつは新しいMP3がアップされてた。やったあ。もうひとつはHAYAKAWAが解散ってこと。そんなあ。

ラストライブは6/15にBuddyにて。平日ってのがつらいなあ。行きたい・・・。ちなみに植村昌弘のコメントに「またやってしまった。」とある。一体何があったんだ。んで、「また」ってなんだ。
なにはともあれ。平日か・・・聴きたいなあ。がんばろ。

さて、今朝、駅を出るときの話。
朝のせわしない時間。無造作に自動改札機へ定期券をつっこんだ。スイカって嫌いなんだ、ぼく。それはどうでもいい。

前の男が切符を差し込む。もうすかさず、後ろにつく。時間もったいないからね。素早く動かなくちゃ。間をおかず、すぱっと定期券をつっこんだ。
前を進んでた男が、無造作に定期券を抜き取る。

・・・おい、それは俺の定期だああ!

すかさず文句言ったら、すんなり返したからよかった。しかし確信犯だな、あれ。
だって自分の定期券がないのに、俺の定期券とったもん。自分のあれば、それが先に出るんだから。
間違えて人の定期券、脅し取ったかと思って、まじまじ定期を見る。やっぱ、俺のだよ。

その場は男を無視して去りましたが・・・あとで冷や汗。ややこしいトラブルにならなくて良かった。
いやはや物騒な世の中です。ラッシュのドサクサなら、かっぱらったまま逃げられてもおかしくない。

どうか事故を避けるためにスイカの導入を・・・。だから、あれ嫌いなんだってば。

今夜のBGM:sim"db23"(2005)

 おお、めずらしく日記とBGMに関連あるぞ。植村昌弘が参加するバンドの1st"sim"がリリースされた。ライブを聴きたいが、これまでタイミングが合わない・・・。
 轟音バンドってイメージあったが、聴いてみるとさほどでも。ほかのバンドと間違えてるかな。ミニマルな肌触りがまず印象に残る。

 偶発性たっぷりの音楽に聴こえるが、すべて作曲されてるらしい。リーダーの大島輝之の作曲を再現し、最終的な編集ののち作品にしたようだ。
 録音時のメンバーは三人。大島、植村にギターの大谷能生。この曲では比較的、ドラムが目立ってる。ギターはシンプルに刻み役をつとめた。

 クリックのような電子音が淡々と鳴り、ドラムのフレーズが次第に高まる。電子音は明確に刻むが、リズムは揺らぐ。ポリリズミックに震えるさまがかっこいい。
 なによりも冒頭部分。クリックへハイハットが、つかず離れずまとわりつく。硬質でロジカルなはずなのに、うっとりと美しい。聴いててわくわくした。

 世界の中心たるクリックは変動せず、淡々と時を刻む。だけどリズムはみるみる色合いを増し、情報量いっぱいにあおってゆく。穏やかな視点をたもったまま。
 ああ、ライブを聴きたいなあ。それと、譜面を見たいよ。どんな譜面だろう。
2005年05月11日 00時31分34秒
ほえほえ。
なんかもうストレスたまるし忙しいし。ライブ行きたいよー。時間欲しいよー。

昨日買った小説を、帰宅途中に読んでいた。「アフリカ・ゲーム・カートリッジ」(深見真:著)。面白いしさくさく読めるから、ストレス解消にいいんだけど。
読み始めて10分くらいはぜんぜん頭に入らない。仕事でぱーぱーにテンション上がった頭が、すんなり物語世界に滑り込めなくって。
なかなかもどかしいもんでした。だいたい1/3くらい読んだかな。明日かそこらに読み終われそうだけど・・・さて、どうなることやら。

今夜のBGM:The Differents"Secrets"(1994)
 菊地成孔の新譜聴いて癒され、思うことがあったけど。まだ頭がまとまらないので次に回します。
 出勤前にSimのアルバム聴いて好奇心が刺激されたけど・・・やっぱり頭がまとまらないので、そのうちに感想を書きます。

 で、すぱっと感想書ける一曲を。アルバム"Scratch"に収録。Shimmyのサブレーベル、Shimmy-bootからリリースされた。
 プロデューサーはむろんクレイマー。エンジニアはジェド・ローゼンバーグがつとめた。あんまりこの人、ピンと来ないな。ノイズ・ニュージャージの録音だから、クレイマーが名前だけ貸したわけじゃないはず。
 ただしマスタリングがコネチカット州なのが気にかかる。なんでわざわざ、そっちまでもっていくんだろ。

 The Differentsはデュオだが、ギターとドラムという変則的な編成のバンド。別にアヴァンギャルドじゃなく、サイケなシミー印のポップやロックを奏でるバンド。ちょっと軽めだけどね。
 バッキングはギターを何本か重ねて、あとはドラム。シンプルなのにそこそこ分厚い音像が出来るアレンジはたいしたもの。クレイマーは演奏には関与してないみたい。

 ぱーっと流して聴いてて、耳にとまったのがこれ。跳ねる感触が心地よいポップス。
 リズムはほんのりアップで、ギターのかき鳴らしとドラムのコンビネーションを基本とする。リバーブをまぶしたボーカルが浮かび上がる寸法だ。
 一歩ずれたらギャラクシー500なパターンだが、根本のあっけらかんさが音楽の重心を軽くした。
 でも、能天気なだけじゃない。どこか芯の強いとこをみせる。そこが、気に入ったんだ。
 ・・・ぱっと書いて終わるつもりだったのに。また長くなっちゃったなー。
2005年05月09日 23時47分26秒
ほよ。
なんか風邪気味。またかい。昼間はおとなしくして、夜に古本屋へ。来週の出張に備え、飛行機の中で読む本を買おうかなって。

読んだら飛行機の中に捨てて来るつもり。つまり荷物になるのがイヤなので、選別基準がきっちりある。
「あまり重たくないけれど、内容が充実して面白く、なおかつ一冊で最低二時間位楽しめる本」を読みたい。
・・・なかなか見つからないね。しかも100円均一本の棚にはさ。

今夜のBGM:Billy Ward & his Dominos"When the swallows come back to Capistrano"(1952)
 ドミノスはドゥ・ワップ・ファンには有名なバンドだろうか。ビリー・ワードはピアノとアレンジを担当。
 ドリフターズのクライド・マクファターと、ソロシンガーで大ヒットしたジャッキー・ウィルソンを輩出したバンド・・・でいいんですよね。英文ライナーを斜め読みしてるので、いまいち内容に自信ない。
 ライノが1993年にリイシューしたベスト盤、"Sixty minute men"で聴いている。

 この曲のリリースに至る経緯を想像してたら面白くて。曲になにかヒントはないかなって繰り返し聴いている。
 録音は1952/1/28とある。クレジットを信用するならば、1952年のナンバー1ヒット曲、"Have mercy baby"と同じ日に録音された。
 
 しかしリリースは1952/3らしい。つまり2ヵ月後。チャート7位まで上がった"That's what you're doing to me"のカップリングとして世に出された。どっちがA面かは分かりません。ごめん。
 "That's what you're doing to me"が録音されたのは1951/5/14。つまり"That's〜"は一年近くおクラ入りだった。
 すると"When the swallows 〜"がヒットすると読んで、レコーディング直後にリリースへ踏み切ったのか。しかしヒットしたのはおクラ入りした"That's〜"のほうだ。

 しかも"When the swallows 〜"と同日録音された"Have mercy baby"は1952/4に発表された。録音のわずか一ヵ月後だぜ。なんでこんな急ピッチでリリースしたんだろ。
 商売なら、"That's〜"と"When the swallows 〜"のシングルをじっくり売って、予算回収してから"Have mercy baby"を売るべきだろ。

 さらに言うなら。もし"When the swallows 〜"が切っ掛けで"That's〜"をリリースなら、当時のプロデューサーはまったく聴く耳が無かったことになる。
 肝心の"When the swallows 〜"はヒットせず、お蔵入りの"That's〜"がヒット。なおかつ翌月に発売を回した"Have mercy baby"はナンバー1迄売れたんだ。
 極論すれば"That's〜"と"Have mercy baby"の両A面シングルなら、めちゃ売れたかもしれないじゃない。一ヵ月後にどたばたリリースするくらいならさ。

 ビジネスは音楽の質と、まったく関係ない。でも月曜から仕事だと思うと、なんだか頭が商売モードになっちゃって。
 ついクレジットを見ながら面白がって考えちゃった。いかんね。音楽はもっと素直に楽しまないと。

 で、"When the swallows 〜"。妙なアレンジだよ。冒頭からでかい鐘とオルガンが鳴り、ゴスペルっぽく始まる。ボーカルをリズムが追いかける演奏で、ワードのピアノも静かに曲を飾る。
 サビでハーモニーがかぶるとこはかっこいいし、低音がぐうっと語る部分もクールだ。悪くない。
 とはいえヒットするかなあ、これ・・・どういうきっかけでリリースに至ったんだろう。なんだか好奇心がうずく。
2005年05月08日 23時41分14秒
ぶひぃ。
やっと買ってきたぜ、カバンのストラップ。
こないだ吉祥寺と三鷹のデパートを7〜8軒回ったのに買えず。休日出勤のついでに、有楽町まで行ってきました。やれやれ。

ライブへ行こうと思ってたが、へとへとで行く気にならず。CDで音楽聴いてます。このところ最近買ったCDを聴く時間が多かったが、エディ・リーダーの音楽がえらくハマってね。
「知ってる音楽をしみじみ聴くと癒されるなあ」と、改めて考えてました。
新しいCDを聴くときは、つい「理解しよう」と構えちゃうから。

あとはプリファブ・スプラウトのライブ・ブート。こないだ買ったやつ。HPで感想書くため、あれこれネットで情報収集してた。肝心の情報が手に入らないなー。

消されちゃう情報も多いし、探すのも難しい。だけど過去5年くらいはネットに情報が溢れてる。この膨大さって、前世紀には考えられなかった。口コミを冷静に膨大に確認できるんだから。アップするひとが「記録なんだ」って意識してくれるといいのにな。
ちなみに、だからこそ肝心なことは、情報の見極め。もっと慎重にならなくちゃね。

今夜のBGM:Prefab Sprout"Life of surprise"(2000)

 オリジナルは"Protest songs"(1989)で発表された。このテイクは2000年の英国ツアー音源。"Paddy;the come back"なるタイトルのブートで聴いている。
 クレジットを信用するならば、2000/4/5にCambridge Corn Exchangeでの録音。BBCのラジオ番組を編集もの。途中でDJの喋りもちょろっとある。ライン録音の放送音源だから、音質はそこそこ。ノイズもない。なんだか痩せた音だなあ。

 CD一枚ものなので完全収録なわけない。でも、そうとうライブの間をつまんでる。最初は中盤から後半までの流れを収録したかと思ってた。
 とはいえブートCD聴いても、そうと気づきにくい編集だ。さすがプロ。 CDの収録曲はこんな感じ。カッコ内の数字がその日のコンサートで演奏されたと思われる曲順です。このツアーでは、どうやら一晩で30曲あまりを演奏したらしい。

1(1). I Remember that
2(3). The Sound of Crying
3(6). We Let the Stars Go
4(9). Jordan: The Comeback
5(10). Faron Young
6(14). A Life of Surprises
7(16). Cars and Girls
8(17). Cruel
9(21). Hey Manhattan
10(23). Swans
11(24). One of the Broken
12(25). When Love Breaks Down
13(26). Goodbye Lucille #1

 2000年ツアーのセットリストをいくつかネットで見比べたが、どうやらこのツアーでは、あまり曲順を変えなかったらしい。
 完全な裏を取ってるわけじゃないので、目安程度で見てください。瑣末な情報だけど、せっかく調べたからメモしときたくって。一体こんな情報、何人が興味持たれるやら。
 
 たぶん"Goodbye Lucille #1"からがアンコール。実際にはこのあと"Looking for Atlantis","Where the heart is","Prisoner of the past"の数曲が演奏されたらしい。

 で、前置き長いですが。"Life of surprise"。
 演奏はまあまあながら、声が時々ヨレるこのライブで、シャウトがきれいに決まってた。かっこいいなーって、さっきから繰り返し聴いている。
2005年05月07日 23時44分52秒
むおぉ。
明日は仕事だ。・・・・。

点々に万感の想いを込めてみました。印刷する文章のきまりでは、"・・・"と点が3つが標準らしいです。何かで読んだ記憶あり。で、あえて点を四つ。これが肝心です。

と、万感の想いを込めたところで、BGMネタを書きましょうかね。
いろいろ考えたことはあったんだけど、なんとも頭が一杯になっちゃったよ。いや、万感の想いがわきあがっちゃったよ。

今夜のBGM:Auschwitz"Journey through the night part2"(1991)

 思い返すと、時代の流れとおよそ無関係に音楽を聴いてきた。
 同世代的にはいろいろあったのに。テクノとかバンドブームとかグランジとかファンカラティーナとか。
 だからこの歳で、とことん同時代的な音楽が聴けるライブハウスに惹かれるのかもしれない。
 途中の論理展開をすっ飛ばして書いてるから、意味不明ですね。ごめんなさい。

 もちろんパンクも特にのめりこまず来てしまった。アウシュビッツも名前は知ってたが、じっくり聴いたことなし。
 先日入手したアルケミーの二十周年コンピ"アルケミズム"に入った曲を聴いて、ぐっときた。
 もともとは91年リリースの"Songs"に収録。

 アウシュヴィッツは林直人を中心に活動した、大阪のバンド。1980〜93年まで活動してたらしい。詳しい経歴はヒロシさんが詳しそう。
 パンクと書いてしまったが、実際はロック寄りの音。
 男4人のバンドらしいが・・・この曲は後ろで女性がしじゅう唸り続ける。だれだろう、彼女は。本コンピは細かいクレジットまで無く、詳細は不明。

 中盤でちょっとサイケに揺れるが、基本はファンク・ロック。ボーカリストの歌い方を聴いてて、江戸アケミの節回しが脳裏に浮かんだ。
 薄くしゃくりあげるエレキギターのリフが、曲を重たくせずにすんでいる。べつに裏で取ってるわけじゃないが、レゲエっぽいんだ。空気が。
 もし今アウシュヴィッツが活動してても、ライブへ行かないかも知れない。でも、この曲は気に入ったよ。さっきから繰り返し聴いている。
2005年05月05日 23時14分37秒
かちこち。
目の前にコップ半分の水。「あと半分もある」「もう半分しかない」
そんな心理学のテスト(?)があるらしい。ぼくは後者だろな。
3連休もあと一日半しかない。もう昼下がりだ〜、と。

やりたいことはいっぱい。徹夜してでもやり遂げたい。でも、つい夜になると酒飲んじゃうんだよねー。
さて、もうちょいしたらライブ行く時間だ。

今のBGM:林栄一+大友良英+豊住芳三郎"The plank"(2003)

 Studio Weeからの"The crushed pellet"に収録。
 意外だが三人が顔をあわせたのは、この盤が初めてだったそう。
 レコ発を同じメンバーでやったかもしれない。しかし今に至るまで三人のユニットに馴染んだイメージはない。結果として、一期一会になっている。

 告白する。発売当初はこの盤聴くの辛かった。張り詰めた空気が胸に迫って、集中力が押しつぶされそうだった。
 ひさびさに聴いたら、すんなり耳へ馴染んで驚いた。成長してるのか、感受性が怠惰になったか。はて、どっちだろ。

 今、まさにBGMでかかってるのがこれ。鈍い低音が大友のターンテーブルか。じわりと鈍痛に似た音が空気を埋め、太鼓が煙の奥でランダムに鳴る。

 豊住が演奏してるのはドラム・セット?響きが遠いのは、エフェクター加工だろうか。本盤は編集やオーバーダブをしてないそうだが。
 林のアルトは環境を振り捨て、淡々と軋ませる。メロディよりも金属質な音隗を搾る。ぎざぎざのリボンを振り回すように。

 演奏に辺り簡単な打ち合わせを行ったと言う。不穏で茫洋たる音楽世界へ立つために、どんなやりとりがあったのか。興味ある。
 音は次第に激しさを増す。ノーリズムで。
2005年05月04日 15時29分14秒
ほむ。
今日も一日、何だかあっというまにすぎちゃった。ライブはどれに行くか迷ったけど、のんびりライブを期待してレディージェーンを選んだ。
とことんリラックスしたライブでしたな。

またCDを買いたくなってきた。一番欲しいのは、山下達郎の新譜シングル。
あれだけメジャーなミュージシャンだから、売り切れってないと思うけど。たぶんシングルは、ある程度たったら廃盤じゃないかな。限定盤って文句をチラシで見たような気も。もしかしてイニシャルだけで終わりってやつ?

ふとアマゾンUSAを検索する。日本で買えないCDも入手可能になってるなあ。こんどはアマゾンUSAに注文してみようかな。例の輸入盤法(と、略しちまっていいのか?)に引っかかって、税関で取り上げられないといいんだが。

今夜のBGM:MUMU"1999/5/23#3"(2005)

 MUMUは植村昌弘:ds、中根信博:tb、坂本一孝;keyによるトリオ。無理やりジャンル分けするなら、プログレ・ポップ・・・だろうか?リーダーの植村がP.O.N.を解散させた後に結成。レパートリーは全て植村のペンによる。P.O.N.時代より曲がメロディアスになった気がする。
 複雑怪奇なリズムをポップなメロディに乗せ、タイトな演奏で軽々と弾きこなすのが魅力。とても好きなバンドの一つだ。

 ここ数年は毎月一回ライブをこなし、毎回新曲を発表する荒業を続けてる。ただし東京のライブハウスでのみ活動してるため、知られる機会が少ないのが、本当に残念なバンドのひとつ。
 レコーディングはマスタリングまですんだらしい。TZADIKあたりから出ないものか。

 オフィシャルHPの"Sound"コーナーでは、役人シリーズかなにかがずいぶん長くアップされたままで、見るのを怠ってた。
 ところが、数日前に見たら別ライブ音源がアップされてるじゃないか。「そのうち落とせばいいや」と気楽に構えてた。ナローバンドなので、そう簡単に落とせないんです。

 なのに。今日見たら、別音源に変わってる・・・もしかしたら、今後は月ごとに新しく変わるの?くー。前の落としそびれた。失敗したなあ。
 公式音源は一曲もリリースしてないバンドなので、音源はとっても貴重ですよ。ティポグラフィカやザッパのような変拍子好きには一度聴いて欲しい。

 この音源は先月、西荻窪のBinsparkで行われたライブ音源。今はPCのしょぼいスピーカーで聴いてるから、音質面は良く分からないが・・・かなり分離がいい。PAアウトかなあ?
 
 曲はかなり古くからのレパートリー。公式HPのライブ記録では、結成5回目のライブ、2000年3月27日のManda-la2で初演された。
 たぶんMUMU向に書き下ろした曲だと思う。
 番号のみのそっけない曲タイトルだが、これが植村流の命名方法。あまり凝ったタイトルつけるのが趣味じゃないんでしょう。

 初期の演奏はコンパクトな編成にふさわしいキュートさが目立った記憶ある。でもいつの間にか、ハードな側面も出てきた。
 テーマの末尾、キーボードらのグリサンドがかっこよくて好き。
 複雑な構成ながら、たぶんほとんどが書き譜。中盤のキーボードやトロンボーンは一部、アドリブかもしれないが。

 この曲、MP3のIDタグがきっちり書き込まれてる。ちなみに設定された"ジャンル"の欄には、"Easy Listening"と・・・。
2005年05月03日 00時58分18秒