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のんびりてきとー日記です。 ちなみに過去の日記はこっちです。

おっと。
ジョージー・フェイムが聴きたい。
買ったはいいが聴いてないCDが山積み。なのにCD屋へ行く。もはや病気か。仕事のストレス解消ということで、どうか見逃してください。・・・誰に言い訳してるんだろう。

なんだか無性にイギリスのオルガンを聴きたくなった。とすれば、まずジョージ・フェイムを聞かなくちゃね。持ってないのを聴きたくて、レコード屋へ行く。無理やりな理由付けだな。

で、成果はたんまり。ノルウェー・ジャズからフランス・ジャズ。ファンクも含めて面白そうな盤をいっぱい買えた。

ほくほくして帰りの電車に乗って気がついた。・・・ジョージー・フェイム、見るの忘れてたよ。

ネタじゃありません。だからこそ、この記憶力の無さが恨めしい。

今夜のBGM:Zerotonine"Nostromo"(2002 ?)

 ここでジョージー・フェイムをかければ首尾一貫するのでしょう。でも、レコ屋見てるうちに、ゴアトランスも聴きたくなって。棚から引っ張り出してきた。

 ドイツのゴアかな?Nova Tekkの2枚組コンピ"Tao Trance - A Trip to psychedelic and progressive trance"より。
 詳しいミュージシャン情報は何も持ってません。とにかくひたすら大音響で聴いてます。
 
 ちょっと高音が耳にきついけど。のぺっと低音が四つ打ちされ、ひたすらずぶずぶ頭へ電子音がしみこむ。
 押しっぱなしじゃなく、中盤ではリズムだけになるメリハリも。ときおり鳴らされる金属音もまた良しかな。
2005年01月30日 23時44分43秒
ぐごー。
また寝ちまった。転寝でほんの30分、仮眠ってのがなぜ出来んのか。

色々書きたいことはあるが、BGMのネタを書いてたら長くなったのは今日の日記は割愛します。ああ、本末転倒。

今夜のBGM:The Animals"We've gotta get out of this place"(1965)

 シングルA面で発売された。アルバムへも入ってると思いますが、調べてません。すみません。
 この時代はアルバムじゃなく、シングルで語るべきだよね!・・・と強引に言い訳するのはだめでしょうか。
 ビートルズの「サージェント〜」がリリースされたの、67年だし。それまでは「ヒット・レビュー中心の、シングルが主な時代だ」、って。
 どっちみち同時代を生きてないから、説得力ないな。

 昨年末にリイシューされたCCCD盤"シングル・EP・コレクション盤"で聴いている。この盤への文句はここで触れたから繰り返すまい。
 シングルでは主にブルーズやR&Bのカバーを、アニマルズはしてたみたい。

 アニマルズって代表曲しか知らなかった。"悲しき願い"と"朝日のあたる家"だけ。
 むしろウオーのほうが馴染み深い。・・・でも、エリック・バードンがいた時代を聴いてないや。
 まとめてシングルを聴いて、ストーンズやゼムに近しいセンスだったんだ、実感したよ。

 だからこそ、この曲の作曲者に違和感あった。マン&ウェイルだぜ。なんで唐突に、ティン・パン・アレーに行くわけ?
 カバーかと思ったが、彼らがオリジナルらしい。

 もとはライチャス・ブラザーズへ書いた曲という。
 アニマルズのプロデューサーだった、ミッキー・モストがそれをアニマルズへあてがったようだ。
 面白い挿話だが、モストは何を考えてたんだろうね。アメリカ市場を狙ったのかな。
 このあたり、じっくり知りたい。モストとバードンへのインタビューって、残ってないかな。

 アレンジはアニマルズ独特の、ドタバタした白人ブルーズ・ロックにアレンジされた。
 時代のためか大仰な編成でなく、オルガンが前面に出たつくり。今聴くとこじんまりさが心地よい。
 テンポが速めなのはアニマルズの意図かな。もうちょいスローなほうが、曲の魅力は増すと思う。

 逆にロックンロールにするなら、スピード・アップ。いい曲だけど、どっちつかずのテンポがもどかしい。
 エリック・バードンのシャウトを、最優先で考えたアレンジかもね。シャウトやフレーズのひねりが艶っぽいもの。

 性急なシャウトが、とにかくかっこいい。曲の魅力は、すっかりアニマルズに食い尽くされた。
 サビの前後で転調(?)して、がらっと風景がかわるスリルがたまりません。

 それにつけても不満なのは録音・・・というより、ミックス。
 シンバルとベースがぶんぶん唸り、どうもドラムが遠い。タムのロール をさらに強調したら押しが強くなるよ、きっと。
 バスドラってどこ?ってミックスだもん。

 ボーカルをひたすら目立たせたのは、AMラジオを意識したミックスだろうなあ。
 高音がキンキン耳ざわりなのは、リマスター時の処理か。アナログだともうちょい、高音がマスクされてもおかしくない。

 オリジナル盤も、同じミックスなのかな。
 ふだんは録音そのものに、こだわらず聴くようにしてる。
 あまりこだわると、どんどんオーディオの方に嗜好が傾くし、それはぼくの本意じゃない。

 しかしこの盤は言いたいよ。曲によって録音やミックスの質感がばらばらなんだもん。
 マスターテープの劣化をしみじみ感じた。
 大ヒットして、何度もマスターをまわしたと思しき"悲しき願い"のドラムは、ぐんぐん奥へ行ってる。
 カーテンが何層にも被って、まるで安っぽいリズム・ボックスだ。

 この盤のリマスターは、がんばったと思うよ。低音をぐっと持ち上げて、迫力出してるからね。
 だけど全体の質感が、あまりにもしょぼい。
 耳へのインパクト追求で、アニマルズの泥臭さや不良っぽさを生かせてない。
 無残なマスターの劣化を感じるだけに、良質な盤起こしでの再発って手もありそうだ。

 録音は1965年。もう、40年前か。
 そろそろ「オリジナル・シングルの盤起こしによる迫力!当時のキッズの質感を追体験!」ってあおり文句の商売が、成立するかもしれませんね。
 あんまり空想を巡らしたくない方向性ではありますが。

 いずれにせよミントのオリジナル・シングルで聴きたいって欲求が起こるよ。茨の道だから、絶対に踏みとどまりますよ、ええ。
2005年01月29日 22時35分07秒
うっとおしー。
なんだか毎日、携帯にメールが来る。かなり手の込んだ詐欺っぽいメール。ああ、うっとおしい。着信拒否にしたいけど、そこまで携帯の使い方が分からない。

毎日、山のようなスパム・メールが飛んでくる。まあ、一目見たら分かるやつばかりだから、たいがいは読まずに捨ててるよ。
だけどHP持ってる人間宛に、「あなたのHP見ました」なんてタイトルでスパム・メール来たら怖くないです?

だって管理人としてはこのタイトルだと、見知らぬ人のメールでも、つい返信しちゃいそうじゃない。まあ、スパム・メールは不特定多数に送りつけるのが趣旨だから、このタイトルじゃあまりにも率が悪いかな。

でも、最近はいろんな日記掲示板やブログを持ってる人がいるからね。
「"はてな"見ました」とか、「ブログ、面白かったです」なんてタイトルだと、けっこうヒット率が高いかも。HPの管理人のメール名簿がもし存在したら。文章を工夫すれば、かなり返信率を上げられるよ。今日は文章例を考える元気ないし、別にそこまで詐欺に手を貸すいわれもないですが。・・・考えたら、気が滅入ってきた。寝よ。

今夜のBGM:Sun Ra"But not for me"(1969)

 アルバム"Holiday for soul dance"に収録。名義はサン・ラ&His Astro-Infinity Arkestraだ。ただし内容はしごくオーソドックス。ビッグバンドを踏まえたアレンジで、聴きやすいジャズを奏でる。

 収録曲目も、全部スタンダードかな?ガーシュイン他の曲を弾いてる。アーケストラの主要メンバーがいるみたいだけどね。
 詳しい情報は割愛します。今日はそんな元気ないっす。ふっと棚から引っ張り出した一枚。スイングする空気が、切なくて良かった。
 テナーがときどき、軽くリードミスするのが辛いなあ。
2005年01月28日 00時27分15秒
だるぼー。
風邪気味です。またかい。またなんです。
一泊の出張から帰ってきた。昨夜から身体の節々が痛い。妙にだるい。"仕事したくない病"って気もすごくするが、とにかく風邪でしょう。

まいったのは帰りの飛行機の中。微熱ぽく、だるいったら。飛行機の椅子が、すごく狭く感じる。ただでさえぼくは、図体でかいのに。・・・縦にでかいか横にでかいかは、ご想像お任せします。

気がついたら羽田。もう、ずっと爆睡だった。
帰りにオレンジジュースをがぶ飲みして、カロリーを補給。これまではルルを即座に呑んでたが、先日の呑みすぎ(?)で凄まじい声枯れを経験して、なんだか薬飲むのをためらってる。

昨夜からの移動中は、ひさびさに本を読んだ。今回も重たいからi-podを持ってかなかったし。
新井素子「素子の読書あらかると」(中公文庫:2000年)、鈴木光司「らせん」(角川ホラー文庫:1995年)、夏樹静子「椅子が怖い」(文春文庫:2000年)を読み散らかす。あ、年代は単行本などの初版時です。

飛行機待ちの時間つぶしに新井素子「素子の読書あらかると」を手に取ったのが切っ掛け。
むしょうに「本読みてえ!」って欲求にかられたよ。

で、福岡についてから文庫本を探しに行った。夜遅くて本屋は閉まってるから、仕方無しにコンビニへ。しかしこういうときでも、翻訳モノに食指が動かない。なぜだろね。

しかし風邪気味やら何やらで滅入ってるときに、「椅子が怖い」を読まないほうがいい。

この本は、腰痛との闘病記。
ただでさえぼくは肩こりもち。首も凝ってる。さらに今は風邪気味で、身体の節々が痛い。
だから読んでて感情移入してしまい、自分の身体がさらに軋んでくるんだ。
「直れ〜。早く直れ〜」って念じながら、「椅子が怖い」を読んでたもん。

あれこれ読んでると、頭の中でいろんな感想が渦巻く。全てを文章化できたら、日記のネタ切れなんてなさそう。
ともあれ風邪気味なので・・・おとなしく寝ます。さっき、お風呂にゆっくり使ったら、ちょっと視界が晴れてきた。

今夜のBGM:Marvin Gaye"Mercy,Mercy,Me"(1969)

 リラックスできる音楽ないかなーって、風呂に使って考えてた。
 静かなテクノか。ピアノのジャズか。いっそザッパのギターがいいかも。やっぱ"Pet sounds"かなあ。
 部屋に戻って、棚を眺める。そうか、ぼくにはこの盤があったじゃん。

 "What's going on"に収録。
 この盤はかなり強いメッセージ性を持ってるのに。聴いてて凄まじく癒される。少なくとも、ぼくはね。
 アルバム全体が同じトーンでメドレーのように続く。
 ぼくがイメージするのは、薄汚れ、赤茶けた風景。コンクリートのビルの片隅。
 あまりポジティブなイメージじゃない。でも、癒される。志向が街方面なのかな。あまり田舎の風景には惹かれない。人ゴミが無いとイヤ。温泉へは「行きたいな〜」と思うけれど。

 曲は今まで何十回聴いたろう。全ての音がしっくり収まり、ストリングスが風のようにつつむ。
 ベースはボブ・バビット。彼について、だいぶ前の日記であれこれ書いたな。この曲に引っ掛けて。JJに負けてない。メロディアスに底を支える。
 
 今日はサックスが染みたなあ。これ、テナーだよね?
 だとしたらウイリアム・ムーアが吹いてる。こしょこしょっと唸る風情が、染みるんだよ。
2005年01月26日 23時12分35秒
あーあ。
ここんとこ、ライブいってない。
平日は仕事が忙しくて諦めることが多々あった。それはしゃあない。
でも週末になっても行きそびれてる。たとえば今日。面白そうなのはあちこちでやってるのに。

「一年に100本行く!」と公言してるが、自分の中で矛盾はない。
なぜって、ライブへ行く行為そのものを目的にする気は、さらさらないから。

・・・こう書くと、いかにも高邁なポリシーを持ってるように聴こえるな。
表現を変えたら、「寒くて外に出たくないよう」ってだけなのに。

今日も今日とて、部屋でCDをとっかえひっかえしてた。聴き込んでないCDはいっぱいある。前に持ってるCDを聴き返したくもなる。
そうこうしてるうちに、居眠りしちゃうんだ。あああ、一日が早いなあ。

今夜のBGM:Dinasaur Jr"Blowing it"(1991)

 ダイナソー・ジュニアは好きなわりに、全ての音源を聴いてない。いや、タイトル言って、メロディ浮かぶ曲がほとんどない。
 でも、好きなんです。・・・こういう好きって、ダメでしょうか。
 
 ズボラかましたファンだと、ライブ行った時に困る。数年前にJ・マスシスのライブを聴いたとき、けっこうダイナソーの曲もやったはず。メロディに聴き覚えあったもの。
 ところがタイトルが分からない。セットリストが頭に浮かばない。あれは悔しかったなー。

 そこから心を入れ替えて、ダイナソーを聴き込んでいくならこの話は、ちょっぴり美談かもしれない。でも、いまだにいいかげんなファンのまんま。
 このエピソードも、ひさびさにダイナソーを聴き返した今回、思い出したもの。

 アルバム"Green Mind"(1991)に収録。うへ。もう十数年前かい。時の流れは早い。
 ダイナソーはもはやJのソロ・プロジェクトと化し、マーフが数曲でドラムを叩くのみ。
 あとはドン・フレミングを含む数人をゲストに招きつつ、Jが多重録音で仕上げてる。
 
 で、この曲。豪腕グランジってイメージ合ったのに。ひさびさに聴いたら、アコギも重要なアレンジの一要素だったんだ。
 気づかなかった。今まで何を聴いていたのやら。お恥ずかしい。
2005年01月23日 23時29分23秒
なんとまあ。
出張から帰ってきました。くーたびれたよー。

夜の福岡の街を歩いてるとき、アクセサリをじゃらじゃらぶら下げた、ミニスカの若い子が歩いてました。この寒いのに。
一緒にいたアメリカ人が「彼女はHookerか?」と苦笑して聴いてきた。

「彼女は普通の女の子だろ。Hookerなら、もっと派手なんじゃない?」とごまかしときました。
実際にはHookerって、どんなかっこしてるんでしょうね。
だってその子は日本人の目で見たら、単なる派手なねーちゃんだったもん。

話は変わって。ぼく、テレビ見ないので世間の流れに凄まじく疎いです。威張れませんが。
で、今日「ギター侍って知らない」と言ったら、バカにされました。有名なの?

今夜のBGM:The Four Freshmen"More"(1964)

 "More 4 Freshmen and 5 trombones"に収録。先日の達郎の新春放談でかかってたのが切っ掛けで、CDを注文してた。
 だってラジオから流れる彼らの歌声って、まるで大滝や達郎が参加してるように聴こえたから。もしかして悪戯で二人がダビングしたのかなって。

 改めて聴いたら、無茶無茶面白い。歌としてのスイング感もさることながら、低音部分の蓄膿っぽい歌声が、ほんと大滝みたいなんだよ。
 しかしなんかハーモニーが軽いね。初期のフォー・フレッシュメンのほうが和音が詰まって聴こえる。気のせいかなあ。
2005年01月19日 23時05分56秒